X7(G07)の替えワイパーで起きやすい取り違えは、フロントの左右を同じ長さだと思って選んでしまうことだ。ワイパーブレードのメーカー OXIMO の車種別適合では、X7(G07)SUV(2019年3月以降・現行まで)のフロントは運転席側 650mm・助手席側 500mm と左右で長さが違い、リアは 400mm になっている。3本を分けて考え、長さと取り付け部の両方を商品の記載で確かめれば、選び間違いは防げる。
X7 G07 のワイパーサイズ一覧
OXIMO の車種別適合が示す、X7(G07)SUV(2019年3月以降・現行まで)の長さは次のとおりだ。
| 位置 | 長さ(mm) | インチ表記 |
|---|---|---|
| フロント運転席側 | 650mm | 26インチ |
| フロント助手席側 | 500mm | 20インチ |
| リア | 400mm | 16インチ |
フロントは左右で長さが違い、長い方が運転席側になる。 OXIMO の適合は対象を「2019年3月1日以降・現行まで」とひとまとめにしており、年式の途中で寸法を分けて書いていない。
英国の専門店の記載との照らし合わせ
英国のワイパーブレード専門の販売店の記載でも、2019年以降の X7(G07)は運転席側に 26インチ、助手席側に 20インチのブレードが要るとされ、リアスクリーン用の表示は 16インチ(400mm)だ。OXIMO の適合と同じ長さになっている。
取り付け部の呼び名は出典で違う
アームとブレードのつなぎ方の呼び名は出典によって違う。英国の販売店は「プッシュボタン式」の取り付けと書き、OXIMO は自社の分類で「C 型」の取り付けと書いている。アダプターの名前はメーカーごとの呼び方なので、名前で判断せず、商品の対応車種の記載で X7(G07)用かを確かめる。
買う前に確かめること
左右は「運転席側」「助手席側」で見る
OXIMO も英国の販売店も、フロントの長さを「運転席側」「助手席側」で書いており、右・左やハンドル位置では書いていない。商品を選ぶときも、650mm は運転席側、500mm は助手席側と覚えておけば迷わない。
グレードと年式の表記
OXIMO の適合のページは、グレードやエンジンごとに寸法を書き分けていない。グレードごとに確かめた出典は無い。
年式の書き方も出典や商品で揺れる。英国の販売店のページは、見出しが 2019〜2022年、本文が 2019年以降の G07 と、ページ内で表記が一致していない。年式の数字だけで判断せず、型式(G07)と今付いているブレードの長さで確かめる。
今付いているブレードを測る
ドイツの車の整備解説サイトでは、ワイパーブレードは長さと取り付け部(アダプター)の両方が車種に合っている必要があるとしている。買う前に、今付いているブレードを運転席側・助手席側・リアの 3 本とも測り、アームとの取り付け部の形を見ておくと、長さとアダプターの取り違えを防げる。
替えブレードの選び方
フロントは2本それぞれの長さを見る
フロント用は運転席側と助手席側で長さが違う。セット品なら 650mm と 500mm の組み合わせになっているかを、1本ずつ買うならそれぞれの長さを見る。
アダプターが G07 のアームに合うか
取り付けアダプターが X7(G07)のアームに合うかは、商品の対応車種の記載と、使うアダプターの名前の記載で見る。
2本セットか1本か
フロントは左右 2 本のセットか 1 本かを商品の記載で確かめる。本数の記載が無い商品は、注文の前に販売ページの記載を確かめる。
リアは別に選ぶ
リアはフロントと長さが違う(400mm)ので、フロント用とは別にリア用の商品を選ぶ。
X7 G07 用のフロントワイパー
フロント用は記載の中身が商品ごとに大きく違う。長さ・本数・対応年式の書き方を見比べて選ぶ。
スパルコ レーシング ワイパーブレード
販売ページの商品説明では、運転席側 650mm・助手席側 500mm の左右 2 本セットで、使用アダプターは S4。7 種類のアダプターが付属し、カーボン調のコーティングと、NANO コーティング技術を使ったゴムをうたっている。対応車種の記載は「BMW対応 M X7 (G07) SUV 2019.3-(R1.3-)」(出品者の記載)だ。
記載の長さは OXIMO の適合のフロントの長さと同じで、長さ・本数・アダプターを商品の記載で確かめてから買いたい人は、まずこれを見るとよい。
スパルコ レーシング ワイパーブレード(X7 G07 対応・運転席側650mm/助手席側500mm)
WOWTAC フロントワイパー
販売ページの商品説明では、素材は天然ゴムで、空力設計により抗力・騒音・風による浮き上がりを減らすとうたっている。対応の記載は「互換品 BMW X5 G05 X6 G06 X7 G07 X5M X6M 2020 2021 2022 2023」(出品者の記載)で、年式は 2020〜2023年の表記だ。2019年式と 2024年以降は書かれていない。
この商品は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、ブレードの長さと本数の記載が無い。 候補にするなら、注文の前に販売ページで長さと本数を確かめ、自分の車の年式が表記に入っているかも見ておく。
WOWTAC フロントワイパー(X5 G05・X6 G06・X7 G07 互換品)
X7 G07 用のリアワイパー
フェスコ MR-40
フェスコのリアワイパー MR-40 は、販売ページの商品説明では、輸入車用マルチリアワイパーブレードで、長さは 400mm、装着アダプタは S8。対応の記載は「BMW用 X7 [G07] 対応年式:2019.03〜」(出品者の記載)だ。
記載の長さ 400mm は、OXIMO の適合のリアの長さと同じ。 フロントを替えるときに、リアも一緒に見直しておくとよい。
フェスコ 輸入車用リアワイパー MR-40(X7 G07・400mm)
交換の目安と作業の注意
交換の目安
ドイツの車の整備解説サイトでは、ワイパーブレードの交換の目安を、およそ年 1 回、遅くとも拭き筋が出たときとしている。
作業の注意
フロントのワイパーをガラスから立てる操作(サービス位置)の手順は、車両の取扱説明書で確かめる。同じ整備解説サイトでは、リアワイパーの交換にはフロントのようなサービス位置の操作は要らないとしている。
交換中はワイパーアームを手で押さえておく。 跳ね戻るとガラスを傷めることがある。付け終えたら、ゴムがガラスにきちんと当たっているかを確かめる。
よくある質問
リアワイパーの長さは?
OXIMO の適合では、X7(G07)SUV(2019年3月以降・現行まで)のリアは 400mm(16インチ)だ。フロントとは長さが違うので、リア用を別に選ぶ。
年式で長さは変わる?
OXIMO の適合は、対象を「2019年3月1日以降・現行まで」とひとまとめにしており、年式の途中で寸法を分けて書いていない。商品の対応年式の表記は商品ごとに違うので、型式(G07)と今のブレードの長さで確かめる。
運転席側と助手席側のどちらが長い?
OXIMO の適合では、X7(G07)SUV(2019年3月以降・現行まで)は長い 650mm が運転席側、短い 500mm が助手席側だ。英国の販売店の記載も、長い 26インチが運転席側になっている。どちらも右・左やハンドル位置では書いていない。
純正品番はどう調べる?
BMW 純正のワイパーブレードの品番は確かめていない。純正品を選ぶときは、販売店で車台番号から照会してもらう。
まとめ
最初にやることは、今付いているブレードを運転席側・助手席側・リアの 3 本とも測り、取り付け部の形を見ることだ。そのうえで車検証の年式も見て、商品の対応年式の表記と照らし合わせる。
OXIMO の車種別適合では、X7(G07)SUV(2019年3月以降・現行まで)のフロントは運転席側 650mm・助手席側 500mm、リアは 400mm。測った長さがこれと合えば、あとは商品の記載で長さ・本数・アダプターを確かめて選べばよい。
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