更新日:2026年3月
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この記事は新型RAV4(60系・2025年12月〜)向けの内容です。先代50系RAV4をお探しの場合はRAV4 50系 ホイールおすすめをご覧ください。型式・年式をご確認ください。
結論:PCD114.3・5穴を前提にインセット35〜48mmで選ぶ
新型RAV4(60系)は2025年12月に国内で発売されました。先代50系からプラットフォームを刷新しています。全長4,600mmのSUVらしいサイズ感は維持されました。ホイールの基本規格はPCD114.3・5穴・ハブ径60mmです。先代と同じ規格のため、社外ホイールの選択肢は豊富に揃います。
本記事ではAmazonで購入できる製品の中から5つを厳選しました。17〜19インチの3サイズにわたり、スペック比較と数値根拠を交えて紹介します。
新型RAV4 60系の純正ホイールサイズ一覧
ホイール交換の第一歩は純正サイズの把握です。60系RAV4はグレードによって3種類の純正サイズが設定されています。
| グレード | タイヤ | ホイール | インセット | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| X(ガソリン/HV) | 225/65R17 | 17×7.0J | +35 | 外径724mm |
| G(ガソリン/HV) | 225/60R18 | 18×7.0J | +35 | 外径727mm |
| Adventure / Z | 235/55R19 | 19×7.5J | +40 | 外径741mm |
共通仕様は以下のとおりです。
- PCD:114.3mm(ボルト穴の中心円直径)
- 穴数:5穴
- ハブ径:60mm(60φ)
- ナットサイズ:M12×P1.5(21HEX)
- 1台あたりナット数:20個
Xグレードの17インチからZ/Adventureの19インチまで、外径差は最大17mmに収まります。この範囲であれば車検への影響はありません。社外ホイールを選ぶ際のチェックポイントは2つです。PCD114.3・5穴が合致しているか。インセットが35〜48mm程度に収まっているか。この2点で大半の適合問題はクリアできます。
Adventureグレードの注意点
Adventureグレードには専用の大型ホイールアーチモールが装着されています。このモールの影響でフェンダー内の空間が他グレードと異なります。Zグレードと同じ19インチでも、インセットの選択肢に若干の差が生まれます。Adventureオーナーがインセット+35以下のホイールを検討する場合は、実車でのフィッティング確認を推奨します。
インチアップ時のサイズ早見表
インチアップ・インチダウンを検討する際の参考データです。
| サイズ | タイヤ | 外径 | 17インチ基準との差 | 推奨リム幅 |
|---|---|---|---|---|
| 17インチ | 225/65R17 | 724mm | 基準 | 7.0J |
| 18インチ | 225/60R18 | 727mm | +3mm | 7.0〜7.5J |
| 19インチ | 235/55R19 | 741mm | +17mm | 7.5〜8.5J |
| 20インチ | 245/45R20 | 728mm | +4mm | 8.0〜8.5J |
外径差が±3%(約22mm)を超えるとスピードメーター誤差の懸念が生じます。17→19インチの+17mmは許容内です。ただし19インチに265/50R19のような太幅タイヤを組むと外径が拡大します。タイヤサイズの選定は慎重に行ってください。
選び方ガイド:ホイール選定で見落としやすい数値
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- PCD114.3・5穴でRAV4 60系に装着可能(17〜19インチ、リム幅7.0〜8.5J)
- Amazonで購入可能で在庫を確認済み(2026年3月時点)
- 税込14,000〜56,000円の価格帯(1本あたり)
- 国内ホイールメーカー品を優先(WEDS・ENKEI・MID・ニューレイトンなど)
- JWL・VIA規格適合で車検対応可能な製品
1. インセット(オフセット)の差
インセットが小さいほどホイールがフェンダー側に出ます。純正のインセットは+35〜+40です。社外品で+30のホイールを装着した場合、純正比で5〜10mm外側にずれます。フェンダーからのはみ出しに要注意です。逆に+48のような大きいインセットは内側に寄ります。フェンダーとの距離が広がり、干渉リスクは下がります。
2. ハブ径とハブリングの関係
RAV4 60系のハブ径は60mmです。社外ホイールのハブ穴が67mmや73mmの場合は、ハブリング(アダプター)で隙間を埋めます。ハブリングなしで走行すると、高速域で振動が出る原因になります。購入時に「60mm対応」か「ハブリング付属」かを確認してください。
3. ナットの座面形状
トヨタ純正ナットはテーパー角60度です。社外ホイールも同じ60度テーパーナットが標準的です。ただし一部の輸入ホイールは球面座(ボールナット)を指定する場合があります。座面形状の不一致はホイール脱落につながる重大リスクです。
4. リム幅とタイヤの適合関係
リム幅7.0Jのホイールには215〜235mm幅のタイヤが装着できます。7.5Jでは225〜245mmが適合範囲です。8.5Jになると235〜265mmまで対応します。RAV4 60系の場合、225/60R18が7.0Jに、235/55R19が7.5〜8.5Jに適合するのが標準的な組み合わせです。
RAV4のタイヤ交換も同時に検討しているなら、RAV4のタイヤおすすめ記事でサイズ別の選び方を解説しています。
デザイン系統別の選び方
RAV4 60系はSUVのため、ホイールのデザイン選びが車全体の印象を左右します。大きく分けて3つの系統があります。
オフロード系(ワイルド・タフ)
太めのスポークで武骨な印象を出すデザインです。MUDVANCEやブラッドレーなどがこの系統に該当します。RAV4 60系のAdventureグレードとの相性が良いデザインです。17インチのインチダウン+オールテレーンタイヤとの組み合わせが定番になっています。サイドウォールの厚みが増えるため、ラフロードでのリム打ちリスクを低減できます。
スポーツ系(スポーティー・シャープ)
5本スポークや細身のマルチスポークが特徴です。WEDS SA20RやENKEI PF05がこの系統です。軽量設計のモデルが多く、走行性能を重視するオーナーに向いています。18インチが最もバランスの取れるサイズ帯です。19インチのスポーツ系ホイールは重量が増えやすいため、MAT鋳造や鍛造を選ぶのが理想的です。
シンプル系(街乗り・万能)
10本スポークやディッシュ系の落ち着いたデザインです。MID StaGがこの系統の代表格になります。どのグレードのRAV4にも合わせやすく、価格帯も抑えめです。カスタム初心者や「まず雰囲気を変えたい」という場合に適しています。飽きの来ないデザインのため、長期間使用しても違和感が少ないのが利点です。
おすすめ5製品スペック比較
| 製品名 | インチ | リム幅 | インセット | 重量目安 | 1本価格(税込) | デザイン | 在庫状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MID StaG | 18 | 7.0J | +48 | 約9.5kg | 14,100円 | 10本スポーク | 残りわずか |
| WEDS MUDVANCE X TYPE F | 17 | 7.0J | +38 | 約9.8kg | 28,678円 | オフロードメッシュ | 取り寄せ |
| BLEST バーンズテック V-05 | 19 | 8.5J | +45 | 約11.2kg | 29,555円 | クロススポーク | 残りわずか |
| WEDS SA20R | 18 | 7.5J | +45 | 約8.9kg | 29,641円 | スポーツ5本スポーク | 在庫あり |
| ENKEI PF05 | 18 | 7.5J | +48 | 約8.4kg | 38,000円 | コンケイブ5スポーク | 取り寄せ |
5製品で最も軽いのはENKEI PF05の約8.4kgです。最も重いBLEST バーンズテック V-05は約11.2kgです。差は2.8kg/本で、4本合計では11.2kgの差が生まれます。バネ下重量の軽減を重視するならENKEI PF05が数値上は有利です。
価格面ではMID StaGの14,100円/本が圧倒的です。4本セットで56,400円に収まります。
1. MID StaG 18×7.0J +48|4本56,400円のコスパ番長
MID StaGは「まず見た目を変えたいが予算は抑えたい」という場合に向いた製品です。18インチ×7.0Jのリム幅は純正18インチと同一になります。インセット+48は純正+35より13mm内側に入る計算です。フェンダー干渉のリスクが低い設計です。
スペック詳細
- サイズ:18×7.0J 5H PCD114.3 +48
- カラー:ストロングガンメタ
- 重量:約9.5kg(1本)
- 素材:アルミ合金(鋳造1ピース)
- 規格:JWL・VIA適合
ストロングガンメタのカラーは純正とは異なる質感です。足元の印象を変えつつ、派手になりすぎません。10本スポークはデザインとしてはオーソドックスです。ブレーキダストの清掃がしやすいのが実用上の利点になります。スポーク間の隙間が均等に配置されているため、ウエスが奥まで届きやすい構造です。
4本セットで56,400円です。この金額は他社の18インチホイール1本分に近い水準です。コスト面では頭一つ抜けた存在と言えます。重量は約9.5kgで、鍛造品に比べると重めです。軽さを優先するならENKEI PF05を検討してください。
推奨タイヤサイズは225/60R18(外径727mm)です。純正Gグレードと同じ組み合わせで、メーター誤差は+0.4%程度に収まります。225/55R18を選ぶと外径715mmとなり、純正17インチより小さくなるため注意が要ります。
MIDはマルカサービス株式会社のホイールブランドです。愛知県名古屋市に本社があります。StaGシリーズは同社のエントリーモデルに位置づけられています。価格を抑えながらもJWL・VIA規格に適合している点が評価されています。SUVだけでなくセダンやミニバンにも幅広く装着されているモデルです。
インセット+48は「純正ホイールから社外品に変えたいが、フェンダーとの干渉が心配」というオーナーに向きます。純正より内側に入るため、タイヤショップでの加工やスペーサーが不要です。初めてのホイール交換では安全マージンの大きいインセットを選ぶのが定石です。
2. WEDS ADVENTURE MUDVANCE X TYPE F 17×7.0J +38|オフ系の有力候補
MUDVANCEシリーズはWEDSがSUV向けに開発した専用ラインです。TYPE Fはメッシュ寄りのスポーク配置です。オフロードテイストを持たせつつ、街乗りでも浮かないバランスに仕上がっています。
スペック詳細
- サイズ:17×7.0J 5H PCD114.3 +38
- カラー:フリントブロンズ(FLINT BRONZE)
- 重量:約9.8kg(1本)
- 素材:アルミ合金(鋳造1ピース)
- 規格:JWL・VIA適合
17インチ×7.0J、インセット+38は純正17インチ(+35)に近い数値です。225/65R17タイヤとの組み合わせで外径724mmをそのまま維持できます。インチダウンで乗り心地を重視するオーナーにも適した選択です。
フリントブロンズのカラーはアウトドア系のカスタムで人気が高い色味です。RAV4 60系のAdventureグレード専用カラーであるオリーブ系との組み合わせで統一感が出ます。ブロンズとオリーブの配色はアウトドア系カスタムの定番になっています。
17インチのメリットはタイヤの扁平率が高い点です。段差やラフロードでのリム打ちリスクが低くなります。外径を変えずにデザインだけ変更できるのも魅力です。タイヤ単価も18〜19インチより3,000〜5,000円程度安く済みます。TOYO OPEN COUNTRY A/T IIIのようなオールテレーンタイヤとの組み合わせが人気の定番パターンです。
WEDSは愛知県大府市に本社を置く国内ホイールメーカーです。ADVENTURE MUDVANCEシリーズはWEDSがSUV市場の拡大を見据えて2023年に投入したラインナップです。TYPE Fの「F」はフィールド(Field)を意味しています。TYPE Mのメッシュとは異なり、TYPE Fはクロスオーバー寄りのデザインでオンロードとの両立を意識した設計です。フリントブロンズのカラーはWEDS独自の塗装技術で、石を打ち出したようなマットな質感が特徴です。
RAV4 60系のリフトアップを考えているオーナーはRAV4 リフトアップと車検の関係も参考にしてください。リフトアップ+17インチホイール+オールテレーンタイヤの組み合わせはRAV4カスタムの王道パターンです。
3. BLEST バーンズテック V-05 19×8.5J +45|19インチの迫力
純正19インチ(Z/Adventure)が19×7.5J +40であるのに対し、バーンズテック V-05は8.5J +45です。リム幅が1インチ広い分、タイヤの接地面が広がります。インセット+45は純正+40より5mm内側です。フェンダーとの距離に余裕がある設計になっています。
スペック詳細
- サイズ:19×8.5J 5H PCD114.3 +45
- カラー:セミグロスブラックミーリング
- 重量:約11.2kg(1本)
- 素材:アルミ合金(鋳造1ピース)
- 規格:JWL・VIA適合
セミグロスブラックミーリングは切削加工ラインがアクセントです。単色ブラックとは異なる立体感があります。光の角度でスポークの表情が変わります。235/55R19タイヤとの組み合わせで外径741mmです。純正19インチと同等のため、メーター誤差の心配は不要です。
重量は約11.2kgで今回5製品中の最大値です。ENKEI PF05(約8.4kg)との差は1本2.8kgです。4本合計で11.2kgの差は加速やブレーキングに影響する可能性があります。大径で迫力を優先するか、軽さで走りを優先するかが判断の分かれ目です。
8.5Jのワイドリムは235幅だけでなく、245/50R19や255/50R19も装着できます。タイヤ幅を広げるとグリップ力は上がりますが、燃費が悪化する傾向にあります。RAV4 60系のHVモデルでは燃費への影響が体感レベルで出る可能性があるため、タイヤ幅の選択は慎重に行ってください。
BLESTはニューレイトン株式会社が展開するホイールブランドです。「バーンズテック」シリーズは同社のミドルレンジに位置する製品群で、V-05は5本のクロススポークが特徴のモデルです。ニューレイトンはAmazon.co.jpが直接販売する正規ルートが確立されており、並行輸入品のリスクがない点も安心材料です。19インチの8.5Jというサイズは一般的な量販店の在庫には含まれないケースが多いため、Amazon経由での入手は選択肢として合理的です。
インセット+45を選んだ理由は、純正19インチの+40と比較して5mm内側に寄る程度の差だからです。見た目の変化は小さいですが、フェンダークリアランスには余裕が生まれます。ツライチ寄せを狙うなら別途+36のバリエーションも存在します。ただし+36はフェンダー干渉の確認が前提になるため、実車フィッティングを推奨します。
RAV4のPCDやインセットの詳しい解説はRAV4 ホイールPCD・オフセット解説を参照してください。
4. WEDS SA20R 18×7.5J +45|走り重視のオーナー向け
SA20RはWEDSのスポーツラインに属する軽量モデルです。18インチ×7.5Jで重量約8.9kgは鋳造としては軽い部類です。
スペック詳細
- サイズ:18×7.5J 5H PCD114.3 +45
- カラー:WBC(ウェッズブラッククリアー)
- 重量:約8.9kg(1本)
- 素材:アルミ合金(鋳造1ピース)
- 規格:JWL・VIA適合
MID StaG(約9.5kg)との差は1本あたり約600gです。4本では2.4kgの軽量化になります。インセット+45は純正18インチ(+35)より10mm内側に入ります。フェンダーとのクリアランスに余裕がある設計です。
WBCカラーはブレーキダストが目立ちにくい仕上げです。洗車頻度を抑えたいオーナーには実用的な選択肢です。5本スポークのデザインはスポーク間の開口部が大きく設計されています。ブレーキキャリパーへの冷却効率で有利です。ワインディング走行を楽しむRAV4オーナーにはこの点もメリットになります。
推奨タイヤサイズは225/60R18または235/55R18です。225/60R18なら外径727mmで純正Gグレードと同等です。7.5Jのリム幅は225mm幅タイヤがジャストフィットするサイズです。235mm幅も装着可能ですが、タイヤがやや引っ張り気味になる点を考慮してください。
SA20Rの「SA」はSport Aluminumの略です。WEDSのスポーツ系ラインナップは他にもSA-10RやSA-15Rなどがあります。SA20Rは開口部が大きい5本スポークが特徴で、スポークの付け根に応力集中が起こりにくいデザイン処理が施されています。この構造がスポーツ走行時の耐久性に貢献しています。
5. ENKEI PF05 18×7.5J +48|鋳造最軽量クラスの約8.4kg
ENKEIのPerformance Lineは独自のMAT鋳造技術を採用しています。MATはMost Advanced Technologyの略称です。通常の鋳造品と比べて剛性と軽量性を高次元で両立しています。18×7.5Jで約8.4kgという重量は同サイズの鋳造ホイールで突出した数値です。
スペック詳細
- サイズ:18×7.5J 5H PCD114.3 +48
- カラー:SBK(スーパーブラック)
- 重量:約8.4kg(1本)
- 素材:アルミ合金(MAT鋳造1ピース)
- 規格:JWL・VIA適合
コンケイブ形状の5スポークは正面から見たときに奥行き感があります。SBK(スーパーブラック)はRAV4 60系の「アティチュードブラックマイカ」と組み合わせると統一感が生まれます。
インセット+48は今回の5製品で最も内側に寄る値です。フェンダーからの飛び出しリスクが低い一方、ツラ面とは離れます。ツライチを狙う場合は+35〜+40程度のインセットを検討してください。
バネ下重量の軽量化は乗り心地と燃費の両方に影響します。BLEST バーンズテック V-05からの乗り換えなら1本あたり2.8kgの軽量化です。この差はサスペンションの追従性に反映されます。段差通過時の突き上げ感や高速巡航時の安定感で違いが出やすいポイントです。
ENKEIは浜松市に本社を置く国内ホイールメーカーです。1950年創業で70年以上の歴史を持ちます。F1やWRC、スーパーGT向けのホイール供給実績があります。PF05はそのレーシング技術をストリート向けに転用した製品です。レース由来の技術が裏付けとなっている点は品質面の安心材料です。同社のMAT鋳造は金型鋳造後にフローフォーミング加工を施す方式で、リム部分の肉厚を薄くしつつ強度を高める技術です。この工程が約8.4kgという軽さの根拠になっています。
ホイール重量が走行に与える影響
ホイールは「バネ下重量」に分類される部品です。バネ下重量はサスペンション(バネ)より下に位置する部品の合計重量を指します。ホイール、タイヤ、ブレーキディスクなどが該当します。
バネ下1kgの軽量化はバネ上3kgに相当する
自動車工学の経験則として「バネ下1kgの軽量化はバネ上3kgの軽量化に匹敵する」と言われています。これは路面追従性の観点からの数値です。ホイール1本が1kg軽くなると、4本で4kgの軽量化です。バネ上換算で12kg分の効果が見込めます。
5製品の重量差を数値で比較
今回の5製品で最軽量のENKEI PF05(約8.4kg)と最重量のBLESTバーンズテック V-05(約11.2kg)の差は1本あたり2.8kgです。4本合計で11.2kgの差になります。バネ上換算では約33.6kg分に相当します。この差は以下の場面で体感しやすい値です。
- 加速時: 発進から60km/hまでの到達で0.3〜0.5秒程度の差が出る場合があります
- ブレーキング: 制動距離に1〜2%程度の差が生まれます
- 乗り心地: 路面の凹凸に対する追従性が向上し、突き上げ感が減ります
- 燃費: WLTCモードで0.1〜0.3km/L程度の改善が見込めます
ただし上記はあくまで理論値です。実際の体感はタイヤの種類や空気圧、路面状況にも左右されます。18インチ同士の比較(MID StaG 9.5kg vs ENKEI PF05 8.4kg)では1本あたり1.1kgの差です。この程度の差は日常走行では気付きにくいレベルです。ワインディングやサーキット走行で差が出る領域です。
鋳造・鍛造・フローフォーミングの違い
ホイールの製造方法は大きく3つに分かれます。
| 製法 | 重量 | 価格帯(18インチ/本) | 強度 | 代表ブランド |
|---|---|---|---|---|
| 鋳造(キャスト) | 重い | 14,000〜40,000円 | 標準 | MID、WEDS等 |
| フローフォーミング | 中間 | 30,000〜60,000円 | 高い | ENKEI MAT等 |
| 鍛造(フォージド) | 軽い | 60,000〜150,000円 | 最高 | RAYS、BBS等 |
今回紹介した5製品はすべて鋳造またはMAT鋳造です。鍛造ホイールは1本6万円以上が相場のため、予算を抑えつつ軽さを求めるならENKEI PF05のMAT鋳造が現実的な選択肢です。
ホイール交換の手順と工具
RAV4 60系のホイール交換はDIYで対応できます。工具を事前に揃えれば1本あたり15分程度で完了します。
用意する工具
| 工具 | サイズ・仕様 | 用途 |
|---|---|---|
| フロアジャッキ | 2.5t以上推奨 | 車体の持ち上げ |
| クロスレンチ | 21mm | ナットの脱着 |
| トルクレンチ | 103N・m設定 | 規定トルクでの締め付け |
| ハブリング | 60mm対応 | 社外ホイール装着時 |
| 輪止め | 2個 | 車両の安定確保 |
交換手順
- 車両を平坦な場所に停車してパーキングブレーキを掛ける
- 交換するタイヤの対角にあるタイヤに輪止めを設置する
- ナットを仮緩め(90度程度)してからジャッキアップする
- ナットを外してホイールを取り外す
- ハブ面の汚れをウエスで拭き取る
- ハブリングを装着し、新しいホイールを取り付ける
- ナットを手で回せるところまで締め、対角順に仮締めする
- ジャッキを降ろしてトルクレンチで103N・mに本締めする
- 走行100km後に増し締め確認を実施する
トルクレンチを使わない締め付けは禁物です。締めすぎでボルト破損やナットのかじりが発生します。締め不足ではホイール脱落のリスクがあります。
取り付け後の確認ポイント
交換直後は以下の3点を確認してください。
- ホイールとフェンダーの隙間(指1本分以上が目安)
- ハンドルを左右に全切りした状態での干渉の有無
- 低速走行時の異音や振動の有無
問題がなければ通常走行に移行します。100km走行後の増し締め確認は安全上の基本手順です。
RAV4のカスタム全般の費用感はRAV4 カスタム費用ガイドで紹介しています。
取り外した純正ホイールの保管方法
社外ホイールに交換した後、純正ホイールは適切に保管してください。将来の車検対応や売却時に純正ホイールが必要になるケースがあります。
保管手順
- ホイールとタイヤを洗浄し、ブレーキダストや砂を落とす
- 完全に乾燥させてからビニール袋やホイールカバーで覆う
- 直射日光が当たらない屋内で保管する
- タイヤ付きの場合は横積み(タイヤを重ねて置く)が基本
- ホイールのみの場合は縦置きで保管する
保管時の注意点
タイヤ付きで保管する場合、空気圧を通常の半分程度(1.0〜1.2kgf/cm2)に下げておきます。高圧のまま長期保管するとタイヤの変形リスクがあるためです。保管場所の温度は5〜35度が理想的です。ガレージや屋内物置が適しています。
屋外保管は紫外線によるタイヤの劣化やホイールの腐食を招きます。やむを得ず屋外で保管する場合は遮光性の高いカバーを使い、地面から浮かせた状態(パレットやすのこの上)に置いてください。
RAV4の純正17インチホイールは中古市場で1本5,000〜10,000円程度の価値があります。純正19インチ(Z/Adventure)はデザイン性が高いため1本15,000〜25,000円で取引されるケースもあります。保管状態が良ければ売却時の査定にプラスになります。
失敗しやすいポイント
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事の製品が適さない可能性があります。
- ツライチを追求したい方 — インセット+35以下のホイールはフェンダーから出る可能性が高いです。車検不適合になるケースもあります。ローダウン+キャンバー調整が前提です。カスタムショップへ相談してください。
- PHEV(プラグインHV)モデルのオーナー — RAV4 PHEVは約1,900kgとガソリン車より200kg以上重い車両です。ホイールの耐荷重を販売店に確認してください。
- 20インチ以上を検討中の方 — 外径差が大きくなりメーター誤差が拡大します。扁平率が下がるため段差でのリム打ちリスクも上昇します。予算があっても19インチまでが実用的です。
- ナットの流用を考えている方 — 社外ホイールにナットが付属しない場合はM12×P1.5・21HEXの社外ナットを20個準備してください。ホイールメーカー指定品が確実です。
Amazonでホイールを購入する際のポイント
ホイールをAmazonで購入する場合、いくつかの確認事項があります。
販売元の確認
Amazon.co.jpが直接販売する製品と、マーケットプレイス出品者が販売する製品があります。Amazon.co.jp直販の場合は返品・交換がスムーズです。マーケットプレイス出品者の場合は出品者ごとに返品ポリシーが異なります。購入前に「販売元」の欄を確認してください。
今回紹介した5製品のうち、WEDS MUDVANCE X TYPE F・BLEST バーンズテック V-05・WEDS SA20Rの3製品はAmazon.co.jpが販売元です。MID StaGはタイヤ・ホイール専門店SFD、ENKEI PF05はTIRE SHOP 4Uが販売元になっています。
1本売りと4本セットの違い
Amazon上ではホイールは1本単位で販売されている場合が多いです。4本セットの場合は商品タイトルや説明文に「4本セット」と記載されています。価格が「1本あたり」なのか「4本セット」なのかを確認してください。本記事に記載した価格はすべて1本あたりの税込価格です。
配送と受け取り
ホイールは1本あたり10〜12kgの重量があります。4本で40〜50kgです。配送時の梱包を含めるとさらに重くなります。受け取り時に持ち運べる場所を確保しておきましょう。マンション等の集合住宅の場合は宅配ボックスに入らないサイズのため、対面受け取りが前提です。
まとめ:5製品を目的別に整理
PCD114.3・5穴・ハブ径60mmが共通規格です。インセット35〜48mmの範囲なら多くの社外ホイールが装着できます。
今回紹介した5製品を目的別に整理しました。
- 予算を抑えたい → MID StaG(14,100円/本)で18インチ化
- オフロード系デザインが好み → WEDS MUDVANCE X TYPE F(28,678円/本)
- 19インチの迫力がほしい → BLEST バーンズテック V-05(29,555円/本)
- スポーツ走行を視野に入れる → WEDS SA20R(29,641円/本)
- 軽さを最優先する → ENKEI PF05(38,000円/本)
ホイール交換はRAV4のカスタムで視覚的インパクトが大きい変更です。インセットの差が見た目と車検適合の両方に影響します。数値を確認したうえで選んでください。
ホイールを4本交換した場合の費用感を整理します。ホイール4本+タイヤ4本+交換工賃が総額です。ホイール4本はMID StaGなら56,400円、ENKEI PF05なら152,000円です。タイヤ(225/60R18)は1本12,000〜20,000円が相場で、4本で48,000〜80,000円です。タイヤショップでの組み替え・バランス調整工賃は1本2,500〜4,000円が目安で、4本で10,000〜16,000円です。
合計すると、最も安い組み合わせ(MID StaG+国産スタンダードタイヤ)で約115,000円前後です。性能重視の組み合わせ(ENKEI PF05+プレミアムタイヤ)では約250,000円程度になります。DIYで交換すれば工賃分の約10,000〜16,000円を節約できます。ホイール交換と同時にタイヤも新品にする場合は、タイヤショップで組み替え済みの状態で納品してもらうと手間が省けます。
Q1. RAV4 60系のPCDは114.3で合っていますか?
はい。新型RAV4 60系はPCD114.3・5穴・ハブ径60mmです。先代50系と同一規格のため、50系対応ホイールが基本的に装着できます。インセットとリム幅はグレード別に異なるため購入前に確認してください。
Q2. 17インチから19インチにすると車検は通りますか?
225/65R17(外径724mm)から235/55R19(外径741mm)への変更は外径差+17mmです。車検の許容範囲(上+6%、下-4%)内です。フェンダーからはみ出さなければ車検への影響は軽微です。
Q3. ホイール交換時にナットは買い替えが要りますか?
多くの社外ホイールはテーパー60度ナットを使用します。純正ナットが使えるケースもあります。ホイールメーカーの適合情報を確認してください。指定ナットがある場合はM12×P1.5・21HEXを20個準備します。
Q4. ハブリングは取り付けた方がよいですか?
RAV4 60系のハブ径は60mmです。社外ホイールのハブ穴が67mmや73mmの場合はハブリングで隙間を埋めてください。ハブリングがないと高速域で微振動が発生する原因になります。
Q5. WEDSとENKEIではどちらが品質は上ですか?
両社とも国内の大手ホイールメーカーです。WEDSは愛知県大府市、ENKEIは浜松市に本社があります。品質面での優劣はつけにくいです。WEDSはデザインバリエーションの豊富さが強みです。ENKEIはMAT鋳造技術による軽量性が特徴です。用途と好みに合わせて選んでください。

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