更新日:2026年3月
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この記事は新型RAV4 60系(6代目・2025年12月発売)とハリアー80系の比較記事です。50系RAV4との比較をお探しの場合は内容が異なりますのでご注意ください。
結論:新型RAV4 60系とハリアー80系は荷室と性格が決定的に違う
新型RAV4 60系とハリアー80系は同じTNGA-Kプラットフォームを共有しています。ホイールベースは2,690mmで共通です。共通点が多い兄弟車ですが、荷室容量に約340Lもの差があります。カスタムパーツの流通量にも差が出ています。この記事ではスペック数値を軸にどちらを選ぶべきか整理します。
ボディサイズ・室内空間のスペック比較
外寸の違いは全長と全高に集中しています。全幅とホイールベースは同じ数値です。そのため駐車場選びや取り回しの感覚は近いです。
| 項目 | 新型RAV4 60系(Z) | ハリアー80系(Z) | 差分 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,600mm | 4,740mm | ハリアー +140mm |
| 全幅 | 1,855mm | 1,855mm | 同一 |
| 全高 | 1,680mm | 1,660mm | RAV4 +20mm |
| ホイールベース | 2,690mm | 2,690mm | 同一 |
| 室内長 | 1,880mm | 1,880mm | 同一 |
| 室内幅 | 1,525mm | 1,520mm | RAV4 +5mm |
| 室内高 | 1,220mm | 1,215mm | RAV4 +5mm |
| 最低地上高 | 190mm | 195mm | ハリアー +5mm |
| 最小回転半径 | 5.7m | 5.7m | 同一 |
全長140mmの差はフロントオーバーハングの処理とリアデザインで生じます。ハリアーはクーペライクなルーフラインを採用しています。その分、全長が伸びる構造です。RAV4は垂直に近いリアゲートで荷室効率を優先しています。
室内幅はRAV4が5mm広く、室内高も5mmの差です。体感できる差ではないものの、数値上RAV4がわずかに広いです。
Adventure グレードは全長4,620mm、全幅1,880mmとやや大きくなります。オーバーフェンダーの張り出しが全幅に影響するためです。機械式立体駐車場の幅制限(1,850mm)を超えるため、事前確認が必要です。
一般的な平面駐車場であれば両車とも問題なく収まります。全幅1,855mmは普通車枠(2,500mm幅)に対して十分な余裕があります。
タイヤサイズの選定では、ホイールのPCDやオフセットの確認が欠かせません。RAV4 60系の純正サイズは新型RAV4 60系のタイヤサイズ一覧で確認できます。
荷室容量の違い:749L vs 409L
スペック比較で最も差が出るのが荷室です。RAV4 60系はデッキボード下段利用時に749Lを確保しています。ハリアー80系は409Lです。約1.8倍の差になります。
| 項目 | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| 荷室容量(5名乗車) | 705〜749L | 409L |
| ラゲージ奥行き | 最大961mm | 非公表 |
| ラゲージ幅 | 最大1,540mm | 非公表 |
| ラゲージ高さ(上段) | 最大847mm | 非公表 |
| ラゲージ高さ(下段) | 最大933mm | 非公表 |
| ゴルフバッグ | 4個(9.5インチ) | 3個 |
340Lの差は実用面に直結します。キャンプ用テントやベビーカーを常時積む場合、RAV4の方が余裕があります。ハリアーは傾斜したリアウインドウの影響で、高さのある荷物の積載に制約が出ます。
デッキボードを上段にセットした場合でも705Lです。ハリアーとの差は296Lあります。日常の買い物レベルでは両車とも不便を感じません。週末のまとめ買いやスポーツ用品の積載で差が出ます。
後席を倒した際のフロア面も違いがあります。RAV4はほぼフラットになる設計です。車中泊やDIYでの大型資材運搬にも対応しやすいです。ハリアーは傾斜が残るため、長い物を寝かせる場合に段差が気になる場合があります。
パーツ選びやカスタムの全体像はRAV4 カスタムパーツ完全ガイドにまとめています。
パワートレイン・燃費性能の比較
新型RAV4 60系ではガソリン車が廃止されました。HEVとPHEVのみのラインアップです。ハリアー80系は2.0Lガソリン車を含む3種類を展開しています。
| 項目 | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| ガソリン車 | 設定なし | 2.0L(M20A-FKS) |
| HEV | 2.5L HEV | 2.5L HEV |
| PHEV | あり(発売予定) | 2.5L PHEV |
| HEV燃費(WLTC) | 22.5〜22.9km/L | 21.6〜22.3km/L |
| HEVシステム出力 | 240ps | 218ps |
| 駆動方式 | E-Fourのみ | 2WD / E-Four |
| 車両重量(HEV) | 約1,720kg | 約1,700kg |
燃費の差は0.2〜1.3km/Lの範囲です。RAV4がわずかに上回るものの、実燃費は走行環境に左右されます。カタログ値だけでは大差とは言い切れません。
システム出力はRAV4が240psでハリアーの218psを22ps上回ります。新世代ハイブリッドシステムの搭載による向上です。車両重量は約20kg重いため、パワーウェイトレシオでの差は限定的です。
ガソリン車が必要な場合はハリアー一択です。ハリアーの2.0Lガソリン車は2WDで1,530kgと軽量で、車両価格も371万円からと手が届きやすい設定になっています。
価格帯とグレード構成の違い
エントリー価格に79万円の差があります。ハリアーは幅広い価格帯をカバーしています。
| グレード | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| エントリー | Adventure 450万円 | G(2WD)371万円 |
| 上級 | Z 490万円 | Z レザーPKG 505万円 |
| PHEV | 発売予定(未発表) | PHEV G 547万円 |
| PHEV上級 | 発売予定(未発表) | PHEV Z 626万円 |
| グレード数 | 2+GR SPORT予定 | 6以上 |
ハリアーはG(2WDガソリン)371万円から始まります。予算400万円以内でトヨタの上質なSUVを求めるなら、ハリアーの方が現実的な選択肢です。RAV4は全車E-Four(電動4WD)のため、2WDで安くという選び方ができません。
一方、RAV4のAdventure 450万円はE-Four標準装備です。4WD性能を前提とするなら、ハリアーのE-Fourモデル(約420万円〜)と比べて30万円程度の差に収まります。
GR SPORTグレードは2025年度中の発売が予告されています。価格は未公表ですが、500万円台後半との予想が多いです。
カスタムパーツの対応状況と費用感
パーツの充実度では、現時点でハリアー80系が大幅にリードしています。
ハリアー80系は2020年の発売から4年以上が経過しました。モデリスタ・TRD・シルクブレイズなどの大手メーカーが専用パーツを展開済みです。フルエアロキット、マフラー、ホイール、内装パーツまで幅広く選べます。
新型RAV4 60系は2025年12月発売です。専用パーツの展開はまだ始まったばかりの段階です。コンソールトレイやLEDフットランプといった小物系は流通し始めています。フルエアロキットやマフラーの選択肢は限られます。
| カスタム項目 | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| エアロパーツ | 少数(展開初期) | 多数 |
| マフラー | 少数 | 多数 |
| ホイール | 流用可能品あり | 専用品多数 |
| 内装パーツ | 小物中心 | 全般的に充実 |
| LEDバルブ類 | 一部流通あり | 充実 |
| 市場成熟度 | 発売から約3か月 | 発売から4年超 |
50系RAV4用パーツの一部は60系でも流用できる可能性があります。ただし形状変更があるため、適合確認は必須です。60系専用品が本格的に増えるのは発売半年〜1年後と予想されます。
RAV4 60系のエアロパーツは新型RAV4 60系 エアロパーツで最新の対応状況を確認できます。ハリアー80系のカスタム情報はハリアー80系 フロントグリルも参考になります。
安全装備・先進機能の比較
両車ともToyota Safety Senseを標準搭載しています。ただし世代が異なります。
新型RAV4 60系は最新版のToyota Safety Sense 3.0を搭載しています。交差点での右左折時の対向車・歩行者検知に対応しています。プロアクティブドライビングアシストの制御精度も向上しました。さらに、車載OS「Arene」を日本市場で初搭載しています。OTA(無線アップデート)で機能追加が可能です。
ハリアー80系のToyota Safety Senseも十分な性能です。ただし最新世代との比較では検知範囲にやや差があります。12.3インチのディスプレイオーディオは全車標準で、Apple CarPlay / Android Autoにも対応済みです。
駐車支援では、RAV4 60系にアドバンストパーク(自動駐車機能)が設定されています。ハリアー80系にもパノラミックビューモニターがZグレードで標準装備です。日常使いでの利便性は同等水準です。どちらも実用面で不足はありません。
使い分けシナリオ
スペック数値をもとに、用途別の選び方を整理します。
新型RAV4 60系が合うケース:
- キャンプ道具や大きな荷物を頻繁に積む。749Lの荷室が活きる場面です
- 雪道や未舗装路を走ることがある。全車E-Fourで対応できます
- 最新のコネクテッド機能(Arene OS)を使いたい
- 後席と荷室の広さを最優先にしたい
ハリアー80系が合うケース:
- 都市部が中心で、クーペSUVのデザインを重視する
- 初期費用を371万円台に抑えたい。2WDガソリン車が選べます
- カスタムパーツを幅広く探したい。4年分の蓄積があります
- PHEVをすぐに納車したい。RAV4のPHEVは未発売です
どちらもTNGA-Kベースのため、走行安定性の基礎性能は近い水準です。最終的な決め手は荷室容量とデザインの好みです。迷う場合は、普段の荷物量を基準に判断するのが合理的です。数値が客観的な判断材料になります。
乗り換え検討中でRAV4 60系のホイール選びを先に調べたい場合は、新型RAV4 60系 ホイール おすすめを参照してください。
Q1. RAV4 60系とハリアー80系はプラットフォームが同じですか?
はい。どちらもTNGA-Kを採用しています。ホイールベースは同じ2,690mmです。サスペンションの味付けやボディ剛性の設計は車種ごとに異なります。
Q2. 新型RAV4 60系にガソリン車の設定はありますか?
ありません。60系はHEVとPHEVのみです。ガソリンエンジン単体のモデルが必要な場合は、ハリアー80系の2.0Lガソリン車を検討してください。
Q3. どちらがリセールバリューが高い傾向ですか?
ハリアーは歴代モデルでリセールの高さに定評があります。60系RAV4は発売直後のため実績データが不足しています。50系RAV4もリセールは安定していた実績があります。現時点では断定できないため、残価設定ローンの残価率を個別に比較することを推奨します。
Q4. 50系RAV4のパーツは60系に流用できますか?
一部の小物パーツは流用できる可能性がありますが、外装パーツは形状が大きく変わっています。ボディライン・バンパー形状が異なるため、エアロ系パーツの互換性はほぼないと考えてください。購入前にメーカーの適合表で60系対応かどうか確認してください。
Q5. 維持費はどちらが安いですか?
HEV同士の比較では大きな差は出にくいです。自動車税は両車とも排気量2.5LのHEVで同額です。燃費差も0.2〜1.3km/L程度のため、年間の燃料費差は数千円程度です。ハリアーの2.0Lガソリン車は自動車税が安くなりますが、燃費は14.7〜15.4km/L(WLTC)とHEVより劣ります。
まとめ
新型RAV4 60系とハリアー80系の比較で最も大きな差は荷室容量です。749L対409Lで約1.8倍の差があります。パワートレインはRAV4がHEV/PHEVのみ、ハリアーはガソリン車も選べます。価格帯はハリアーが371万〜626万円と幅広く、RAV4は450万〜490万円に集中しています。カスタムパーツの充実度は発売4年超のハリアーが優位です。RAV4 60系は発売から日が浅いため、今後のパーツ拡充に期待です。購入を検討する際は、試乗で荷室の使い勝手を体感してから判断するのが確実です。

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