ソリオのフロアマット 型式で分かれる選び方と4製品

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ソリオのフロアマットは、2020年11月までの MA26S 系か、2020年12月以降の MA27S 系かで買うものが変わる。そこさえ決まれば候補は数点まで絞れる。あとは商品ページで枚数構成と固定方法の2つを見れば、届いてから足りない・ずれるという買い直しは避けられる。型式の並びが商品ごとに違って見えるのは、2020年12月の世代切り替えと2025年1月の型式変更が重なっているからだ。

目次

2020年12月の切り替えでマットの適合が分かれる

スズキの発売時のニュースリリースによると、ソリオの型式と年式は次のように並ぶ。

  • 2015年8月26日〜2020年11月24日:MA26S(ガソリン車のG)、MA36S(マイルドハイブリッド車)、MA46S(2016年11月に追加されたハイブリッド車)
  • 2020年12月4日〜:MA27S(ガソリン車のG)、MA37S(マイルドハイブリッド車)。2022年12月15日に追加されたソリオ HYBRID SZ とソリオ バンディット HYBRID SV が MA47S
  • 2025年1月16日〜:一部仕様変更で全車マイルドハイブリッドに一本化され、車両型式が MAD7S に変更

マットの適合が大きく分かれる境目は、2020年11月と2020年12月の間。ここから先の候補選びは、この1本の線で振り分けていく。

4製品の早見表

製品 販売元が示す適合型式 セット内容 固定方法 実売価格
クラッツィオ 立体ラバー MA26S・MA36S・MA46S・MA27S・MA37S・MAD7S 1列目4点+2列目1点 純正フックと専用固定フックの両対応 ¥10,251
Aviles(現行用) MA27S・MA37S・MA47S・MAD7S フロアマット3枚 金属製リング ¥9,405
KARLUX 3D立体 MA27S・MA37S・MA47S・MAD7S 運転席2枚・助手席1枚・後席1枚 記載なし ¥9,780
Aviles(旧型用) MA26S・MA36S・MA46S フロアマット3枚 金属製リング ¥7,700

適合とセット内容はいずれも販売元の表示。実売価格は2026年8月26日時点のAmazonで確認した金額で、価格は日々動く。

車検証の「型式」欄で自分の区分を確かめる

年式の記憶より、車検証の「型式」欄に印字された MA26S や MAD7S といった表記のほうが確実だ。中古で買った個体は登録年と発売時期がずれることもあるので、型式を先に押さえる。同じ欄は他のパーツを選ぶときにも使う。

2025年1月のMAD7Sは現行と同じ枠に入る

MAD7S への変更は、パワートレインをマイルドハイブリッドに一本化し、エンジンを1.2L直列4気筒から1.2L直列3気筒へ換装したことに伴うもので、MA27S・MA37S・MA47S と同じ世代の枠のなかの型式として扱われている。スズキの純正アクセサリー側でも、適応車両型式が MAD7S と書かれた現行カタログに旧型カタログと同じ品番のマットが継続して載っている。商品ページで「MA27S MA37S MA47S MAD7S」「2020年12月〜現行」とひとまとめに書かれるのはこのためだ。ただし継続掲載は品番が同じという事実までで、床の形が世代で完全に一致すると読み替えることはできない。

純正マットの中身が、社外品を測る物差しになる

スズキが出しているアクセサリーカタログでは、純正のフロアマット(ジュータン)は「フロント+センター+リヤ1台分セット」と明記されている。この文言は旧型向けのカタログにも現行向けのカタログにも同じように載る。つまり純正はフロント左右とリヤに加えて、前席の間の床にも1枚が用意されている。ソリオは前席の間を通り抜けできる造りで、センターの1枚はその床に対応する。社外品を見るときは、この範囲を基準に「どこまで覆えるか」を数えればいい。

現行カタログの3種と参考価格

2025年7月現在のカタログ(適応車両型式 MAD7S)に載るのは3種類。スタイリッシュグラデーション ブラックが品番75901-83S00で本体価格32,890円、スタウト ブラックが品番75901-81P00-T5Uで20,240円、プレインが品番75901-81P20-PU3で26,620円。参考取付費はいずれも1,100円で、いずれもカタログ発行時点の参考価格だ。カタログには価格を予告なく変更することがあり、本体価格と取付費は販売会社が独自に定めると但し書きがある。3種とも適用グレードは HYBRID MG・HYBRID MX・HYBRID MZ・BANDIT HYBRID MV の4つすべてで、バンディット専用の設定は現行には無い。

同じ品番が世代をまたいで載っている

スタウト ブラックとプレインは、適応車両型式が MA26S MA36S MA46S と書かれた2020年7月現在のカタログにも同じ品番で掲載されている。本体価格はスタウトが17,600円から20,240円へ、プレインが23,100円から26,620円へ、参考取付費は715円から1,100円へ改定された。旧型にあったアンジュレーションブラックとバンディット専用のミッドナイトブラックは現行カタログには無く、代わりにスタイリッシュグラデーション ブラックが加わっている。

商品ページで見るのは枚数構成・素材・固定方法の3つ

枚数構成を数えてから注文する

社外品の構成はばらつく。今回確認した範囲では、Aviles の2製品がいずれも「フロアマット(3枚)」、KARLUX が運転席2枚・助手席1枚・後席1枚の合計4枚、クラッツィオが1列目4点・2列目1点の5点だった。同じ「1列目2列目セット」という言い方でも、前席の間まで含むかどうかは商品で変わる。純正と同じ範囲を求めるなら点数の多い構成のほうが近く、3枚の構成はフロント左右とリヤという最小構成である可能性が高い。セット内容の欄を数えてから注文する。

ジュータン系か、ラバー・TPE系か

純正のジュータン系は抗菌・防臭・防ダニをうたうカーペットで、種類によってアレルゲン吸着や掃除のしやすさが売りにされる。社外の3D立体タイプについて販売元は、TPEを「ゴムとプラスチックの間の素材」「第3世代のゴム」と説明し、耐候性・耐熱性・耐疲労性に優れて丸洗いできるとしている。雪や泥、こぼした飲み物を床まで通したくないなら立体タイプ、質感と踏み心地ならカーペット系という分かれ方だ。ここに挙げた素材の性質は、どれも販売元やメーカーの表示にもとづく。

固定具が何で、どこに引っかかるのか

固定方法の表示は商品ごとに差が大きい。クラッツィオが「純正フックとClazzio専用固定フック両方の対応」、Aviles の2製品が「留具:金属製リング」と書く一方で、KARLUX は固定具に触れず「ネジや両面テープ不要で簡単装着」とだけ記している。記載が無い商品を選ぶなら、届いてから運転席のマットがずれないか自分で確かめる前提になる。

「専用設計」の表示だけで決めない

車種名と型式がタイトルに入っていても専用設計とは限らない。今回見た中には、タイトルにソリオの型式を並べながら、説明文では「この汎用車フロアマットは、お好みに合わせて自由にカットでき」としている汎用フリーカット品があった。しかもそのタイトルにはソリオに実在しない型式表記が混じっていて、車種側の情報が正確でないことがうかがえる。見分けるのはタイトルではなく、説明文の「専用設計」「フリーカット」「汎用」という語とセット内容の枚数だ。

重ね敷きと固定は、取説もカタログも行政も同じことを言う

ソリオの取扱説明書は「運転する前に」の章に「車にあったフロアマットを適切に使用する」という項目を置き、ペダル操作のさまたげになって思わぬ事故につながるおそれがあるとして、足元の形に合わないマットを使わないこと、重ねて敷かないこと、固定具などで確実に固定することの3点を挙げている。注記には「運転席側のフロア(カーペット下)には、スズキ純正フロアマットに付属する固定具を取り付ける穴があります」とある。車両側にフックが露出しているのではなく、マット側の固定具を穴に取り付ける造りだと説明されているわけで、固定方法の表示が商品ごとに違う背景はここにある。

アクセサリーカタログのフロアマット掲載ページにも、車の形状に合ったスズキ純正用品を薦めること、付属の固定具でずれないよう固定すること、複数のマットを重ねて使わないことの3つが並ぶ。国土交通省が出している注意喚起でも、固定せずに重ね敷きするなど不適切に使うとアクセルペダルが引っかかって急加速につながる不具合が起きることがあると説明し、固定して使うこと・重ね敷きをしないこと・運転前に固定されているか確かめることの3点を求めている。古い純正マットの上に新しいマットを重ねる使い方は、どの資料からも外れる。

2020年12月以降のソリオで選ぶなら

型式表記がそろっているジュータン系ならAviles

Aviles の「互換品 新型 ソリオ ソリオバンディット」は、販売元の説明で適合型式が MA27S・MA37S・MA47S・MAD7S、適合年式が「R02.12〜」、商品内容が「フロアマット(3枚)」、留具が「金属製リング」、備考が「全グレード対応」とされている。色は16色から選べる。現行世代の4型式が漏れなく並び、留具まで書かれている点で、商品ページの情報量としては見やすい部類だ。名前のとおり互換品で純正ではなく、3枚構成なので前席の間の1枚は付かない。そこは純正のスタウトやプレインとの差として受け止めたい。内装の色味をまとめて変えるなら、同時に見ておくと計画が立てやすい。

Aviles ソリオ/ソリオ バンディット MA27S・MA37S・MA47S・MAD7S 用 フロアマット(16色から選択)

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水や泥を床まで通したくないならKARLUXの3D立体

KARLUX の3D立体フロアマットは、販売元の説明で適合が「MA27S/ MA37S /MA47S/ MAD7S 年式 2020年12月~現行」、セット内容が運転席用2枚・助手席用1枚・後席用1枚の合計4枚とされている。素材は第3世代TPE、構造は縁が壁のように立ち上がって耐汚れ・防水性を実現、丸洗いもできるという説明だ。固定具の種類には触れていないので、前の節の判断軸で言えば固定は自分で確かめる側に入る。販売元も購入前に画像で形状・年式・モデルを確認するよう添えている。車中泊で床に水気を持ち込む使い方をするなら、この性格は噛み合う。

KARLUX ソリオ/ソリオ バンディット 2020年12月以降用 TPE 3D フロアマット(1〜2列目)

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固定を最優先するならクラッツィオの立体ラバー

クラッツィオの立体ラバータイプ(品番表記5EESB6280K)は、販売元の説明で「1列目2列目セット」、パーツ点数が1列目4点・2列目1点、固定方法が「純正フックとClazzio専用固定フック両方の対応」とされている。5点という構成は、今回の4製品の中では純正の1台分セットにいちばん近い。適合はソリオ・ソリオ バンディットが「H27(2015)/9〜」で、旧型と現行の両方が対象に入る。

ひとつ注意がある。型式欄はソリオについて MA26S・MA36S・MA46S・MA27S・MA37S・MAD7S となっていて、MA47S が入っていない。ところが同じページの適合形状欄には、2020年12月以降のソリオとして HYBRID SZ、バンディットとして HYBRID SV が挙がっていて、この2グレードが MA47S にあたる。型式の並びだけを見て合わないと判断すると読み違える。片方にしか自分の車が出てこないときは、注文前に販売元へ確認するのが早い。年式の起点が「H27(2015)/9〜」となっている点も、スズキの発売日である2015年8月26日とは1か月ずれている。

クラッツィオ 立体ラバータイプ フロアマット(ソリオ/ソリオ バンディット/デリカD:2 用)

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2020年11月までのソリオならAvilesの旧型用

Aviles の「互換品 ソリオ ソリオバンディット MA26S MA36S MA46S」は、販売元の説明で適合型式が MA26S・MA36S・MA46S、適合年式が「H27.08〜」、商品内容が「フロアマット(3枚)」、留具が「金属製リング」、備考が「ガソリン車 ハイブリッド車 対応」とされている。色は3色。「商品によって縦ストライプの場合と横ストライプの場合があります。ストライプの方向は選べません」という但し書きが付く。

旧型向けの社外品は、販売元の表示が食い違うことがある。同じ MA26S・MA36S・MA46S を対象にしながら、ハイブリッド車専用とタイトルに書く製品と、ガソリン車・ハイブリッド車の両対応と備考に書く製品が並んでいる。どちらが正しいかを外から確定させる材料は無い。旧型のマットを買うときは、自分の車がガソリン車かハイブリッド車かを車検証で確かめ、商品側の但し書きに自分の区分が含まれているかを見る。この製品は両対応が明記されている分、その確認で引っかかりにくい。

Aviles ソリオ/ソリオ バンディット MA26S・MA36S・MA46S 用 フロアマット(3色から選択)

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よくある質問

純正と社外品はどちらを選ぶべきか

取扱説明書もアクセサリーカタログも、この車専用のスズキ純正マットを薦める書き方をしている。純正はフロント・センター・リヤの1台分がそろい、固定具も付属する。一方で本体価格は現行カタログで20,240円から32,890円と幅があり、社外品はこれより安い価格帯に集まる。社外品を選ぶなら、純正が持っている「形が合っていて固定できる」という条件を、枚数構成と固定方法の記載を読んで自分で担保することになる。予算と手間のどちらを取るかの問題だと考えればいい。

ソリオ バンディットにソリオ用のマットは使えるか

現行の純正カタログでは、3種とも適用グレード欄に BANDIT HYBRID MV が並んでいて、バンディット専用の設定は無い。今回挙げた社外品も、商品名がソリオとソリオ バンディットの併記になっている。ただし旧型の純正にはバンディット専用のミッドナイトブラックがあったので、旧型で純正を探すときは品番まで見て選ぶ。

ハイブリッド車とガソリン車でマットは違うのか

純正側は分けていない。2020年7月現在のカタログでは、バンディット専用色を除く3種の適用グレード欄に、ガソリン車の G と HYBRID の各グレードがすべて並んでいる。分かれているのは社外品の表示のほうで、同じ型式を対象にしながらハイブリッド車専用とうたう製品と両対応とする製品が併存する。純正の扱いを社外品にそのまま当てはめず、商品ごとの但し書きを読む。

荷室まで敷きたいときはどうするか

同じシリーズで構成違いが売られていることがある。KARLUX には運転席2枚・助手席1枚・後席1枚にトランクマット1枚を足した7枚セット表記の製品や、後席用1枚だけの単品もあった。素材と色をそろえたいなら同シリーズで探すのが早い。なおソリオの荷室長は5名乗車時で、後席が一番後ろの状態で550mm、一番前の状態で715mmとスズキ公式サイトにある。後席のスライドで広さが変わるので、荷室まで足すかどうかはその前提で考える。

まとめ

まず車検証の型式欄を見て、MA26S 系か MA27S 系かを決める。そのうえで候補を1つに絞り、最後に販売元の適合表記とスズキのカタログで自分のグレードが含まれているかを確かめる、という順番で進めれば迷いにくい。

2020年12月以降で色と価格の折り合いを取るなら Aviles の現行用、水や泥を床まで通したくないなら KARLUX の3D立体、固定と点数を重く見るならクラッツィオ、2020年11月までのソリオなら Aviles の旧型用が向く。どれを選ぶ場合でも、商品ページで確認するのは枚数構成と固定方法の2つだ。前席の間まで覆えているか、固定具が何でどこに引っかかるのか。この2点を注文前に読むだけで、届いてからの後悔はかなり減る。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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