ソリオのバルブ型番一覧|MA34S〜MAD7S世代別早見表

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夜の帰り道でヘッドライトの片側が暗いことに気づき、その場で交換用のバルブを調べ始めると、ソリオは同じ型式でもハロゲン・HID・純正LEDが混在していて手が止まる。ソリオのバルブはヘッドライトまわりだけがグレードで割れ、ウインカーやナンバー灯といった小さな灯火は世代をまたいでほぼ共通、という構造になっている。本ページは小糸製作所(KOITO)の車種別電球適合表をもとに、初代MA34Sから現行MAD7Sまでの全灯火の型番を世代別の表に落とし込んだ。まず自分の型式の表を見て、そのうえで現車のバルブを目視で照合する流れが最短になる。

目次

世代・型式別のバルブ適合早見表

ソリオは2005年の初代MA34S以降、5つの世代に分かれる。灯火の構成は世代が進むほど純正LED化が進み、交換できる箇所が減っていく。自分の型式は車検証の「車台番号」欄の左側に記載された型式で確認できる

現行 MAD7S(2025年1月〜)と4代目 MA27S / MA37S(2020年12月〜)

この2世代は灯火構成がほぼ同一で、標準の「ソリオ」はヘッドライトがハロゲン(H4)と純正LEDのグレード混在、フォグランプは全車が純正LEDになっている。

灯火 バルブ型番
ヘッドライト ロービーム H4(12V60/55W)または純正LED
ヘッドライト ハイビーム H4に一体、または純正LED
フォグランプ 純正LED
ポジション(車幅灯) T10(12V5W)または純正LED
フロントウインカー T20ピンチ部違い(12V21Wアンバー)
リアウインカー T20ピンチ部違い(12V21Wアンバー)
テール&ストップ 純正LED
ハイマウントストップ 純正LED
バックランプ T16(12V16W/18W)
ナンバー灯 T10(12V5W)
ルームランプ フロント T10(12V8W)
ルームランプ 中央 T10×31(12V10W)
ラゲッジランプ T10(12V5W)

「ソリオ バンディット」は同じ型式でも中身が違い、ヘッドライトのロー/ハイ、フォグランプ、ポジション、サイドウインカーまで純正LEDになる。バンディットで社外バルブに交換できるのは、前後ウインカー(T20ピンチ部違い)・バックランプ(T16)・ナンバー灯(T10)・室内灯(T10/T10×31)に限られる。

3代目 MA26S / MA36S / MA46S(2015年8月〜2020年12月)

MA26Sがガソリン車、MA36Sがマイルドハイブリッド、MA46Sが5AGSのハイブリッドという区分になる。灯火では、この世代の標準ソリオだけHIDのバルブ規格がD4Rで、しかもHID仕様に限りハイビームが独立してH9になる点が他世代と大きく違う。

灯火 バルブ型番
ヘッドライト ロービーム H4(12V60/55W)または HID D4R(42V35W)
ヘッドライト ハイビーム H4に一体(ハロゲン車)/H9(12V65W・HID仕様車)
フォグランプ H11(12V55W)
ポジション(車幅灯) T10(12V5W)または純正LED
フロントウインカー T20ピンチ部違い(12V21Wアンバー)
リアウインカー T20ピンチ部違い(12V21Wアンバー)
テール T10(12V5W)
ストップ 純正LED
ハイマウントストップ 純正LED
バックランプ T16(12V16W/18W)
ナンバー灯 T10(12V5W)
ルームランプ フロント T10(12V8W)
ルームランプ 中央 T10×31(12V10W)
ルームランプ リア T10(12V5W)

3代目のバンディット(MA36S)はヘッドライトとポジションが純正LEDだが、フォグランプだけはH11のハロゲンが残っているため、バンディットでも唯一フォグは社外バルブに交換できる

2代目 MA15S(2011年1月〜2015年8月)

2代目はマイナーチェンジの前後で後方の灯火が変わる。前期(2011年1月〜2013年10月)はテール&ストップがT20ダブルのハロゲン球、後期(2013年11月〜)は純正LEDに置き換わった。

灯火 前期(H23.1〜H25.10) 後期(H25.11〜H27.9)
ロービーム H4(12V60/55W)または HID D2S(85V35W) H4 または HID D2S
フォグランプ H11(12V55W) H11(12V55W)
ポジション T10(12V5W) T10(12V5W)
フロントウインカー S25ピン角違い(12V21Wアンバー) S25ピン角違い
リアウインカー S25ピン角違い(12V21Wアンバー) S25ピン角違い
テール&ストップ T20ダブル(12V21/5W) 純正LED
ハイマウントストップ 純正LED 純正LED
バックランプ T16(12V16W/18W) T16(12V16W/18W)
ナンバー灯 T10(12V5W) T10(12V5W)
ルームランプ フロント T10(12V8W) T10(12V8W)
ルームランプ 中央・リア T10×31(12V10W) T10×31(12V10W)

2代目のバンディット(2013年11月〜2015年8月)はロービームがHID D4S(42V35W)で、同じMA15Sでも標準車のD2Sとは互換性がない。ポジションは純正LED、フロントウインカーはT20ピンチ部違い、リアウインカーはS25ピン角違いという前後で異なる組み合わせになる。

初代 MA34S(2005年8月〜2010年12月)

初代はテールランプの形状(標準/丸型テール)とヘッドライト仕様(ハロゲン/HID)で、後方の灯火が3通りに分かれる。中古で手に入れた個体では、現車を見ないと判別できないことが多い。

灯火 ハロゲン仕様 HID仕様
ロービーム H4(12V60/55W) HID D2S(85V35W)
ハイビーム H4に一体 HB3/9005(12V65W)
フォグランプ H3a(12V35W) H3(12V55W)
ポジション T10(12V5W) T10(12V5W)
フロントウインカー T20ピンチ部違い S25ピン角違い
リアウインカー S25ピン角違い T20ピンチ部違い
テール&ストップ S25ダブル(12V21/5W) T20ダブル(12V21/5W)
ハイマウントストップ S25シングル(12V21W) S25シングル(12V21W)
バックランプ T16(12V16W/18W) T20シングル(12V21W)
ナンバー灯 T10(12V5W) T10(12V5W)
ルームランプ フロント T10(12V8W) T10(12V8W)
ルームランプ 中央 T10(12V5W) T10(12V5W)

なお、初代のハロゲン仕様でも「丸型テール」の個体はリアウインカーがT20ピンチ部違い、テール&ストップがT20ダブル、バックランプがT20シングルに変わる。初代の後方だけは表の値をそのまま信じず、レンズを外して現物を見たほうが早い。

世代をまたいで変わらないバルブ

適合表を全世代分並べると、20年間まったく変わっていない箇所がいくつかある。買い置きや、複数世代のソリオを乗り継いだ場合の使い回しはこの4か所が候補になる。

  • ナンバー灯のT10(12V5W)は、初代MA34Sから現行MAD7Sまで全世代・全グレードで共通。ソリオのバルブで唯一、型式を調べずに買える箇所になる。
  • ルームランプのフロントもT10(12V8W)で全世代共通。ただし中央・リア側は世代で変わる。
  • バックランプは2代目MA15S以降がすべてT16(12V16W/18W)。初代だけ仕様によりT16とT20シングルに割れる。
  • ウインカーは3代目MA26S/MA36S以降、前後ともT20ピンチ部違い(12V21Wアンバー)で統一されている。

逆にいえば、ヘッドライト・フォグ・テールまわりは世代とグレードで細かく割れる。ここを型式だけで決め打ちすると外れる。

ヘッドライトは型式ではなくグレードで決まる

ソリオのバルブ選びで最も事故が起きるのがヘッドライトになる。MA36SやMA37Sといった型式が分かっても、その型式の中にハロゲン車とHID車、純正LED車が同居しているため、型式だけでは規格が確定しない。

ハロゲン仕様のH4は全世代で不変

ハロゲンのヘッドライトを積むソリオは、初代から現行MAD7Sまで一貫してH4(12V60/55W)を使う。H4はハイビームとロービームが1本のバルブに収まる2フィラメント構造で、交換時にハイ/ロー別々に買う必要はない。ヘッドライトが黄色っぽいハロゲン色で、ハイビームにしても同じレンズが光るならH4と判断してよい

HIDはD2S・D4S・D4Rの3種類に割れる

HID仕様を選ぶと、世代ごとにバーナーの規格が変わる。

  • 初代MA34S HID仕様 … D2S(85V35W)、ハイビームは別体でHB3/9005(12V65W)
  • 2代目MA15S 標準 … D2S(85V35W)
  • 2代目MA15S バンディット(後期) … D4S(42V35W)
  • 3代目MA26S/MA36S HID仕様 … D4R(42V35W)、ハイビームは別体でH9(12V65W)

D2SとD4Sは口金形状が似ているが、D2系はバラストが外付けで85V、D4系はイグナイター一体の42Vで、互換性がない。とくに2代目は標準車とバンディットでD2SとD4Sに分かれるため、「MA15S用」とだけ書かれた商品を選ぶと外す。

純正LEDはバルブ単体で交換できない

3代目以降のバンディット、および4代目・MAD7Sの一部グレードのヘッドライトは純正LEDで、発光部がユニットに組み込まれている。ここはバルブを差し替える構造になっておらず、暗くなった場合はヘッドライトユニットごとの交換になる。社外のH4型LEDバルブは装着できない。

「T20ピンチ部違い」と「S25ピン角違い」の意味

ソリオの適合表に頻出するこの2語は、市販バルブを買うときの落とし穴になる。単に「T20」「S25」と書かれた商品を買うと、ソケットに刺さらない、あるいは刺さっても向きがずれて光軸が出ない。

T20ピンチ部違いは爪の位置が非対称

T20バルブは口金の左右に爪(ピンチ部)があり、標準品はこの爪が左右対称に付いている。ピンチ部違いは片側の爪の位置がずらしてあり、逆向きに刺さらないようになっている。ソリオでは3代目以降の前後ウインカーがすべてこの形状で、購入時は「T20ピンチ部違い対応」または「T20 ピンチ部違い」と明記された品を選ぶ。多くの社外LEDウインカーは両対応の口金を採用しているが、明記のない安価品は要確認になる。

S25ピン角違いは初代・2代目のウインカー

S25はBAY15d/BA15sなど複数の口金がある規格で、ピン角違いは口金側面の2本のピンが上下にずれているタイプを指す。ソリオでは初代のリアウインカーと2代目の前後ウインカーがこれにあたる。180度回しても入らない構造で、極性を間違えないための仕組みになっている。ここも「S25 ピン角違い アンバー」で探すのが確実な手順になる。

フォグランプはH3a→H11→LEDと変遷している

フォグランプは世代ごとにきれいに規格が切り替わっており、ソリオのバルブの中で最も世代差が大きい。

  • 初代MA34S ハロゲン仕様 … H3a(12V35W)
  • 初代MA34S HID仕様 … H3(12V55W)
  • 2代目MA15S・3代目MA26S/MA36S … H11(12V55W)
  • 4代目MA27S/MA37S・MAD7S … 純正LED

H3aとH3は形状が近いが口金の向きが異なり、そのままでは互換しない。2代目から3代目にかけての約10年間はH11で固定されているため、この年式帯のソリオがフォグLED化では最も選択肢が多い。3代目バンディット(MA36S)もフォグだけはH11ハロゲンで、ヘッドライトが純正LEDでもフォグは社外品に替えられる。4代目以降のフォグは純正LEDのため、色を変えたい場合はレンズユニットごとの交換になる。

室内灯はT10とT10×31の2種類

ソリオの室内灯は、フロント(マップランプ)と中央(ルーム)で口金が違う。フロントは全世代でT10(12V8W)のウェッジ球、中央は2代目後期以降がT10×31(12V10W)のフェストン球(両端が金属の筒状バルブ)になる。

初代と2代目前期は中央もT10で、フェストン球ではない。T10×31は「31mm」の長さが合わないと固定できないため、31mmと明記された品を選ぶ。ラゲッジランプは4代目以降がT10(12V5W)で、フロントの8Wとはワット数だけが異なる。室内灯のLED化は車検に影響しない箇所なので、光量や色温度を自由に選べる。

交換前に押さえる確認点

型式から当たりをつけたあと、実際に発注する前に見ておく箇所を挙げる。

現車のバルブを目視で照合する

適合表は年式・型式・タイプが一致していても、特別仕様車やメーカーオプションの都合で実車と異なる場合がある。小糸製作所の適合表自体にもその旨の注意書きがある。ヘッドライトはボンネットを開けてバルブ後端のゴムキャップを外せば、バルブ本体に「H4」「D4R」といった刻印が入っている。ここを見るのが最も速い。

車検基準に合う色と明るさを選ぶ

ヘッドライトの色は白色(一部年式は淡黄色も可)に限られ、青みの強い高ケルビン品は車検で不合格になる。ウインカーは橙色、バックランプは白色、ナンバー灯は白色と決まっている。アンバー系ウインカーをクリアバルブに替える場合、レンズがクリアなら発光色そのものが橙色でなければ通らない

LED化で起きるハイフラと球切れ警告

ハロゲンのウインカーをLEDに替えると消費電力が下がり、球切れと誤検出されてウインカーの点滅が速くなる(ハイフラ)。ソリオでは抵抗内蔵タイプのLEDバルブ、またはハイフラ防止抵抗の追加で対処する。ポジションやナンバー灯をLED化した際に警告灯が点く車両もあるため、警告灯キャンセラー内蔵品を選ぶと手戻りが少ない。

よくある質問

ソリオのヘッドライトバルブはH4で合っていますか

ハロゲン仕様であれば、初代MA34Sから現行MAD7Sまで全世代でH4(12V60/55W)が正解になる。ただしHID仕様はD2S・D4S・D4Rのいずれか、純正LED仕様はバルブ交換そのものができない。型式だけではこの3種を判別できないため、ボンネットを開けてバルブの刻印を見る手順が要る。

バンディットでもバルブ交換できる場所はありますか

3代目以降のバンディットはヘッドライト・ポジションが純正LEDだが、前後ウインカー(T20ピンチ部違い)・バックランプ(T16)・ナンバー灯(T10)・室内灯(T10/T10×31)は交換できる。加えて3代目バンディット(MA36S)はフォグランプがH11のハロゲンなので、フォグのLED化やイエロー化も可能になる。4代目以降のバンディットはフォグも純正LEDになるため、この箇所は使えない。

T20ピンチ部違いは普通のT20バルブでも付きますか

口金の爪の位置が違うため、標準のT20をそのまま挿すと入らないか、入っても向きが定まらない。市販のLEDウインカーバルブは「ピンチ部違い対応」を明記した両対応品が主流なので、その表記があるものを選べば問題ない。表記がない場合は形状写真で爪の位置を確認したい。

純正LEDのヘッドライトが暗くなったら交換できますか

純正LEDヘッドライトは発光素子がユニットに一体化されており、バルブだけを抜き差しする構造になっていない。光量が落ちた場合はヘッドライトユニットの交換になり、ディーラーや整備工場での作業になる。社外のH4型LEDバルブへの置き換えはできない。

3代目のハイビームだけH9になるのはなぜですか

3代目MA26S/MA36SのHID仕様は、ロービームがHIDバーナー(D4R)でハイビームがハロゲン球という別体構造を採るためで、そのハイビーム側がH9(12V65W)になる。H4のようにハイとローが1本にまとまっていないので、ハイビームだけが切れることがある。ハロゲン仕様のMA26S/MA36SはH4一体なので、この区別は生じない。

まとめ|型式で当たりをつけ、現車の刻印で確定する

ソリオのバルブは、ナンバー灯のT10(12V5W)とフロント室内灯のT10(12V8W)が全世代共通、ウインカーは3代目以降がT20ピンチ部違い、バックランプは2代目以降がT16でほぼ固定されている。世代差が出るのはヘッドライト(H4/D2S/D4S/D4R/純正LED)とフォグランプ(H3a/H3/H11/純正LED)、そして初代・2代目のテールまわりに集中する。

型式で候補を2〜3個に絞り、ボンネットやレンズを開けてバルブの刻印を確認すれば、間違いは起きない。とくにバンディットは世代が新しいほど純正LED化が進み、手を入れられる箇所が減っていく点を先に把握しておくと、届いてから合わないという事態を避けられる。本ページの数値は小糸製作所の車種別電球適合表に基づいており、特別仕様車では異なる場合がある。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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