2代目レヴォーグ(VN5・VNH)のラゲッジマットは、販売店で頼むスバル純正の3種類から1つを選ぶか、通販で買える社外の2代目用マットにするかで決めればいい。どちらを選ぶにしても最後に効くのは適合の確認で、社外品は商品名に書かれた型式・年式・レイバックの扱いが商品ごとに違う。キャンプ道具やスノーボードを積む人も、床の傷を防ぎたいだけの人も、まず自分の型式とレイバックかどうかを手元で確かめてから選んでほしい。
純正3種と社外3点の早見表
純正は荷室の床を守る3種類で、互いに一緒に使えないので1つを選ぶ。社外品は2代目レヴォーグ用をうたう3点を取り上げた。
| 商品 | 手に入れ方 | 形・素材の記載 | 適合の書き方 | 後席背面 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純正 カーゴトレーマット | 販売店で注文 | 樹脂製トレー形状 | レヴォーグ用(レイバックにも同名品) | 覆う | 22,550円 |
| 純正 カーゴマット | 販売店で注文 | カーペット | レヴォーグ用(レイバックにも同名品) | 荷室の床の説明のみ | 22,000円 |
| 純正 オールウェザーカーゴカバー | 販売店で注文 | はっ水性ポリエステル | レヴォーグ用(レイバックにも同名品) | 覆う(側面・リヤバンパーまで) | 25,520円 |
| Aviles | 通販 | 記載なし | VN5 | 記載なし | 8,200円 |
| BIGKON | 通販 | 3D立体(素材の記載なし) | VN系・レイバック・2017年-2024年 | 記載なし | 3,990円 |
| RDRDN | 通販 | 3D・XPE レザー | 2代目 VN5/VNH型 | 記載なし | 4,089円 |
純正の価格は、スバルのレヴォーグ公式サイトのアクセサリーのページに載っている標準工賃(必要な場合)と消費税10%を含むメーカー希望小売価格で、2026年9月現在の掲載。社外品は2026年10月11日確認時点のAmazon価格で、変わることがある。
選び方の入口はこうだ。濡れた道具を積むことが多く予算が許すなら純正のカーゴトレーマットかオールウェザーカーゴカバー。社外品なら、型式が VNH の人は商品名に VNH とある RDRDN、レイバックの人は商品名にレイバックとある BIGKON から見るのが早い。VN5 で色を選びたいなら Aviles が候補になる。
2代目レヴォーグの荷室の作り
荷室は561L(床上492L+サブトランク69L)
スバルのレヴォーグ公式サイトによると、荷室容量は VDA 法(ドイツの自動車工業会による測定方式)で561L。内訳はカーゴフロアボード上部が492L、床下のサブトランクが69Lで、2020年10月の新型レヴォーグの発表でも同じ数値が示されている。サブトランク底面からルーフまでの高さは1105mm(荷室寸法はスバルの社内測定値)。公式サイトは「ゴルフバッグ4つを積み込める大容量・大開口」と説明しつつ、バッグや荷物の形・大きさによっては積めない場合があるので販売店で確かめるよう注記している。
ラゲッジマットはカーゴフロアボードの上に敷く。つまりサブトランクを開けるときは、マットごとボードを持ち上げることになる。
カーゴフロアボードを固定できるフック
公式サイトによると、カーゴフロアボードはリヤゲート上部にフックで引っかけて固定でき、ボードを持ち上げたまま両手で荷物を出し入れできる。このフックと純正マットの関係は、純正品の節で触れる。
中央席を独立して倒せるリヤシート
同じく公式サイトによると、リヤシートは中央席を独立して倒せるので、後席に2名が乗ったままスキー板などの長い荷物を積める。このとき倒した背もたれの裏も荷物に触れるので、背もたれ側まで守るかどうかもマット選びに関わってくる。
買う前に型式・年式・レイバックかを確かめる
型式は VN5 と VNH の2つ
2代目の型式は4BA-VN5と5BA-VNHの2つで、どちらも車名は「レヴォーグ」。2026年2月5日に届け出られたリコールの対象表にも、2025年12月に作られた両型式が載っている。スバルの新型レヴォーグの発表(2020年10月)によると、2代目の発表は2020年10月15日だ。
社外3点のうち商品名に「VNH」と書いているのは RDRDN だけで、Aviles は「VN5」だけ、BIGKON は「VN系」とだけ書いている。VNH の人は、Aviles と BIGKON が合うかを販売ページで確かめる。自分の型式は車検証の「型式」欄で分かり、迷ったら販売店に車台番号を伝えて確かめればいい。
初代(VM4・VMG)とは別の車
初代レヴォーグは型式 VM4・VMG で、2014年〜2020年に作られた別の世代の車だ。この記事の社外3点は商品名で「VN5」「VN系」「2代目 VN5/VNH型」と2代目向けを示しており、初代向けとは書いていない。初代と2代目で荷室の床の形がどう違うかは確かめられていないので、初代に乗っている人は「VM」や「初代」と書かれた商品を選ぶ。
レヴォーグ レイバックの場合
Car Watch のレイバック発表の記事によると、レヴォーグ レイバックは2023年10月25日に発表された。レイバック公式サイトによると荷室はレヴォーグと同じ561L(492L+69L)で、アクセサリーのページにも同じ名前・同じ価格のカーゴトレーマット・カーゴマット・オールウェザーカーゴカバーが載っている。ただし、純正品の品番がレヴォーグ用と同じかは公式ページから読み取れていない。
社外3点で商品名に「レイバック」とあるのは BIGKON だけで、Aviles と RDRDN には無い。レイバックの人は、販売ページの適合欄や質問欄で合うかを確かめてから選ぶ。
商品名の年式と型式が食い違うとき
BIGKON の商品名には「2017年-2024年」という年式と「レヴォーグ レイバック VN系」という型式が並んでいる。2代目(VN系)の発表は2020年10月なので、2017年〜2020年のレヴォーグは初代に当たり、年式と型式の表記が食い違っている。年式だけを見て初代の人が買わないよう、型式(VN系)のほうを基準にして販売ページの適合欄で確かめたい。年式の表記は2024年までなので、2025年以降の車に合うかも販売ページで確かめる。
スバル純正の荷室用マット3種類
スバルのレヴォーグ公式サイトのアクセサリーのページによると、荷室の床を守る純正品は次の3種類。価格は早見表と同じ条件のメーカー希望小売価格だ。
カーゴトレーマット(樹脂製トレー)
22,550円。カーゴフロアから後席背面までをカバーする樹脂製トレー形状のマットで、マジックテープで取り付けるので水洗いも簡単と説明されている。後席のシートアレンジにも対応し、公式は泥の付いたギアやスノーボードなど、ぬれた長い荷物を積む人に勧めている。
カーゴマット(カーペット)
22,000円。カーゴフロアにぴったり合う形で汚れを防ぐ、車内とそろえたデザインのカーペット。ぬれた物より、買い物や旅行の荷物が中心の人に向く。
オールウェザーカーゴカバー(はっ水)
25,520円。はっ水性ポリエステル素材で、荷室の側面や後席背面、リヤバンパーまでカバーし、シートアレンジにも対応する。はっ水効果は使い方や期間によって変わると注記されている。
注意したいのは、3つは互いに一緒に使えないこと(オールウェザーカーゴカバーはカーゴボックスとも一緒に使えない)。また、どれを付けても車両標準のフックでカーゴフロアボードを固定できなくなる。公式ページに品番の記載は無いので、注文のときは販売店で確かめる。
レヴォーグ用ラゲッジマットの選び方4つ
1. 適合の書き方を見る
商品名に自分の型式(VN5・VNH)、レイバックかどうか、年式がはっきり書かれているかを見る。書き方は3点で違い、BIGKON のように年式と型式が食い違う例もある。書かれていなければ、販売ページの適合欄で確かめてから選ぶ。
2. 素材の記載を見る
純正は樹脂製・カーペット・はっ水性ポリエステルと公式に書かれている。社外品で商品名に素材があるのは RDRDN の「XPE レザー」だけ。Aviles と BIGKON は販売ページの仕様欄で確かめる。
3. 立体の形か平らなマットか
純正のカーゴトレーマットは樹脂製トレー形状で、社外品では BIGKON が「3D立体」、RDRDN が「3D トランクマット」と書いている。Aviles の商品名に立体の記載は無く、縁の高さはどれも商品名からは分からない。ぬれた物や泥の付いた物をよく積むなら、汚れが床の外へ広がりにくいトレー形状や立体の形を選ぶ。
4. 背もたれ側まで守るか
長い物を積むと、倒した背もたれの裏も汚れやすい。純正のカーゴトレーマットは後席背面まで、オールウェザーカーゴカバーは荷室の側面・後席背面・リヤバンパーまで覆う。社外3点の商品名には背もたれ用のカバーの記載が無いので、必要なら販売ページの写真や付属品の欄を見る。
サブトランクをよく使うなら
サブトランクを開けるたびにマットも持ち上げるかどかすことになるので、重さや固定の仕方も見ておく。社外品を敷いたときにボードの固定がどうなるかは、商品名からは分からない。サブトランクの中の汚れが気になるなら、純正のサブトランクカバー(14,630円・2026年9月現在のメーカー希望小売価格)もある。ただしサブトランクボックスやスペアホイールキットとは一緒に使えない。
社外の2代目レヴォーグ用ラゲッジマット3点
販売ページの商品名の表記をもとに紹介する。「防水」「滑り防止」などは販売者の記載で、この記事で性能を確かめたものではない。
Aviles のラゲッジマット(VN5・16色)
販売ページの商品名の表記では「スバル 互換品 レヴォーグ VN5 ラゲッジマット」で、純正品ではなく互換品と明記している。16色から選べ、このリンクの色は「13:ドット×ブラック」。型式は VN5 だけで、年式・VNH・レイバック・素材・立体の形の記載は商品名に無い。VN5 に乗っていて、荷室の色合わせを選びたい人向けだ。価格は8,200円(2026年10月11日確認時点のAmazon価格)。
Aviles レヴォーグ VN5 ラゲッジマット(16色から選択・ドット×ブラック)
BIGKON の3D立体ラゲッジマット(VN系・レイバック)
商品名の表記は「スバル レヴォーグ専用」「レヴォーグ レイバック VN系」「車種専用設計」「3D立体」「ブラック」。3点の中で商品名にレイバックまで書いているのはこれだけだ。素材の記載は無く、「防水」「汚れ防止」「滑り防止」「傷防止」「取付簡単」は販売者の記載。商品名の「2017年-2024年」は型式の表記と食い違うので、先に書いたとおり型式で判断する。価格は3,990円(同時点)。
BIGKON レヴォーグ/レイバック VN系 3D立体ラゲッジマット(ブラック)
RDRDN の3Dトランクマット(VN5/VNH・XPE レザー)
商品名の表記は「スバル・レヴォーグ 2代目 Levorg VN5/VNH型に適用」「3D トランクマット」「XPE レザー(赤)」で、このリンクの色は赤。3点の中で VN5 と VNH の2つの型式を並べて書いているのはこれだけだ。年式とレイバックの記載は無く、「防水」「耐摩耗」「耐汚れ」は販売者の記載。価格は4,089円(同時点)。
RDRDN レヴォーグ 2代目 VN5/VNH 3Dトランクマット(XPE レザー・赤)
敷き方と、届いたら確かめること
社外3点は商品名から見て敷いて使うマットで、工具や配線を使う取り付けの記載は無い(純正のカーゴトレーマットはマジックテープで取り付ける)。敷くときの流れは次のとおり。
- 荷室の荷物をすべて出す
- 床の砂やほこりを取り除く
- マットの向き(後席側とリヤゲート側)を確かめて置く
- 端が浮いていないか、四隅が床の形に沿っているかを見る
- リヤゲートを閉めて挟まないか、後席を倒して起こすときに引っかからないか、サブトランクを開けるときに邪魔にならないかを確かめる
届いたら本格的に使う前に、まず荷室に仮に置いて形を確かめる。合わなかったときに備えて、販売ページの返品の条件は買う前に見ておく。また、スバルの公式サイトは荷物に合わせて適切な方法で積むよう注記している。マットは荷物の固定の代わりにならないので、重い物や転がる物は動かないように積む。
荷室まわりで合わせて見たい記事
荷室の床を守ったら、足元のマットや荷物の積み方もあわせて見直したい。後席を倒して長い物を積む人や、荷室で寝る使い方を考えている人は次の記事も参考になる。
よくある質問
初代レヴォーグ(VM4・VMG)にも使える?
この記事の社外3点は2代目向けの表記で、初代に合うとは書いていない。初代の人は「VM」や「初代」と書かれた商品を探してほしい。
レヴォーグ レイバックにも使える?
社外3点で商品名にレイバックとあるのは BIGKON だけで、ほかの2点は販売ページで確かめる必要がある。純正はレイバックにも同じ名前の品があるので、販売店でレイバック用として頼めばいい。
VN5 と VNH で選び方は変わる?
基準は変わらない。違うのは商品名に自分の型式があるかどうかで、VNH の人は「VNH」と書かれていない商品の適合を販売ページで確かめる。
純正のカーゴトレーマットとカーゴマットは一緒に使える?
使えない。スバルの注記では、オールウェザーカーゴカバーも含めた3種類は互いに一緒に使えないので、1つを選ぶ。
汚れたら洗える?
純正のカーゴトレーマットは、マジックテープで外せるので水洗いしやすいとスバルが説明している。社外品は、素材と販売ページの手入れの説明で確かめる。洗ったあとはよく乾かしてから敷き直すと、荷室の床に湿気を残しにくい。
マットを敷いてもサブトランクは使える?
使えるが、開けるときはマットごとカーゴフロアボードを持ち上げる手間が加わる。純正を付けている間は、標準のフックでボードを固定できない点も覚えておきたい。
まとめ
買う前に、次の5つを確かめておく。
- 純正にするなら3種類から1つだけ(一緒に使えない)。ぬれた道具が多いならカーゴトレーマットかオールウェザーカーゴカバー
- 社外品は、商品名に自分の型式(VN5・VNH)とレイバックかどうかが書かれているか
- BIGKON の「2017年-2024年」は年式ではなく型式(VN系)で判断する
- 初代(VM4・VMG)の人は2代目用を選ばない
- 届いたら仮に置いて、リヤゲート・後席・サブトランクとの当たりを見る
荷室以外のカスタムも考えているなら、次の記事で全体の選び方をまとめている。
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