レヴォーグのブレーキパッドおすすめ|VN5・VM4型式別の選び方

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レヴォーグのブレーキパッド選びで起きやすいのは、商品名に「レヴォーグ」とあるだけでフロント用を買ってしまう間違いだ。パッドメーカー DIXCEL の適合表では、初代(VM4・VMG)と2代目(VN5・VNH)でフロントのパッドの品番が違う。片方の世代向けの商品がもう片方に付く根拠も無い。まず型式で世代を分け、次にフロントかリアかを決め、最後に実車の純正品番か車体番号で照合する。この順で確かめれば、選び間違いはかなり減らせる。

目次

レヴォーグの型式別おすすめ早見表

ブレーキパッドメーカー DIXCEL の適合表では、フロントのパッドの品番が初代(VM4・VMG)は 361075、2代目(VN5・VNH)は 361162 と分かれている。フロントのパッドは、まず初代か2代目かで選び分ける。この記事で紹介する商品も、世代ごとに分けて選んだ。

型式 DIXCEL の品番(フロント/リア) おすすめのフロント用 おすすめのリア用
VN5・VNH(2代目) 361162/365091 エムズ部品 B149 エムズ部品 B150
VMG(初代) 361075/365091(2.0GT・2.0GT-S・STI Sport) HAPAD 左右セット 26696AL000 の左右セット
VM4(初代・アイサイト付き) 361075/365091 HAPAD 左右セット 26696AL000 の左右セット
VM4 の 1.6GT(アイサイトなし) 361075/365089 HAPAD 左右セット 商品の紹介なし(後述)

DIXCEL の品番は同社の商品の番号で、世代やグレードの区切りを知る目安として載せている。どの商品も、買う前に実車の純正品番か車体番号で照合する(やり方は選び方の節で書く)。

自分のレヴォーグの型式を確かめる

型式は車検証の型式の欄で確かめられる。スバルのカタログでも DBA-VM4・DBA-VMG・4BA-VN5・5BA-VNH のように前に記号が付くので、ハイフンの後ろの VM4・VMG・VN5・VNH の部分を見ればよい。

初代 VM4・VMG(2014〜2020年)

スバルのカタログの諸元によると、初代の発売期間は 2014年6月〜2020年10月。VM4 は総排気量 1599cc・エンジン型式 FB16 の水平対向4気筒ターボで、カタログの表記は DBA-VM4。VMG は総排気量 1998cc・エンジン型式 FA20 で、2.0GT アイサイト、2.0GT-S アイサイト、2.0STI スポーツ アイサイトなどのグレードがある。表記は DBA-VMG だ。

2代目 VN5・VNH(2020年〜)

2代目の VN5 は 2020年10月発売で、総排気量 1795cc・エンジン型式 CB18。カタログでは 4BA-VN5 と書く。VNH は 2021年11月発売の STI スポーツR で、総排気量 2387cc・エンジン型式 FA24 の水平対向4気筒ターボ。表記は 5BA-VNH だ。

レヴォーグ レイバックとの見分け

DIXCEL の適合表は、レヴォーグ レイバックをレヴォーグとは別の車名の行で載せていて、その型式にも VN5 がある。型式が VN5 というだけで決めず、車名がレヴォーグかレヴォーグ レイバックかも確かめる。この記事で2代目向けに紹介するエムズ部品の2商品は、商品名にも商品説明の箇条書きにもレイバックの記載が無い。

失敗しないブレーキパッドの選び方

型式で世代を分ける

1つ目は世代だ。早見表のとおり DIXCEL の適合表ではフロントの品番が世代で違い、この記事の商品も世代ごとに分かれる。ブレーキの形式も見ておくと、スバルのカタログでは VM4 の 1.6GT-S アイサイト、VMG の 2.0GT-S アイサイト、VN5 の GT-H EX、VNH の STI スポーツR は前後ともベンチレーテッドディスク。これに対して VM4 の 1.6GT(アイサイトなし)は、フロントがベンチレーテッドディスクでリアがディスクと、リアの形式が違う。

フロント用かリア用か

2つ目はフロント用かリア用か。紹介する4商品はどれも片方だけなので、前後とも替えるなら2つ買う。2代目向けはエムズ部品の B149 がフロント用・B150 がリア用、初代向けは HAPAD の商品がフロント用・26696AL000 の商品がリア用だ。HAPAD と 26696AL000 の商品は商品名に左右セットとあるが、エムズ部品の2商品は商品名にも商品説明の箇条書きにも何枚入りかの記載が無い。気になるなら注文前に販売店へ聞いておく。

純正品番か車体番号で照合する

3つ目がいちばん大事だ。4商品の商品説明は、どれも、型式が合っても年式・グレード・仕様などで適合しない場合があると書き、純正品番を確かめるか、注文前に車体番号などを販売店へ伝えて確かめるよう案内している。型式が合っていても、純正品番か車体番号で照合してから注文する。HAPAD と 26696AL000 の商品は照合用の純正品番を載せているので、実車の品番と突き合わせやすい。エムズ部品の2商品は純正品番を載せていないので、照合は販売店への問い合わせが頼りになる。

返品の条件を見る

エムズ部品の2商品の商品説明は、注文前に問い合わせずに適合しなかった場合は、原則として返品を受けないと書いている。適合に自信がないときは、注文前に問い合わせておく。

VN5・VNH(2代目)におすすめのブレーキパッド

DIXCEL の適合表では、VN5 と VNH はフロント・リアとも同じ品番で、グレードによる分け書きも無い。ただし、これは DIXCEL の商品の話で、ほかの会社の商品がどのグレード・年式にも付く根拠にはならない。2代目向けには、商品名に VN5・VNH を書いているエムズ部品のフロント用とリア用を選んだ。

フロント用

エムズ部品のフロント用ブレーキパッドで、商品名の末尾の記号は B149。販売ページの商品説明では、適合車種・型式をレヴォーグ VN5・VNH とレガシィアウトバック BT5 と書いている。同じ説明で、同じ車種・型式でも年式やグレードなどで適合する商品が違う場合があるとして、純正品番を確かめてから注文し、確かめられないときは注文前に問い合わせるよう求めている。

エムズ部品 フロント ブレーキパッド B149(レヴォーグ VN5・VNH)

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リア用

同じエムズ部品のリア用で、末尾の記号は B150。対象の型式と照合の求め、返品の条件は、フロント用と同じ書き方だ。フロント用と同じく純正品番の記載は無いので、型式だけで決めず、注文前に販売店へ問い合わせるのが確実だ。レイバックの記載が無い点もフロント用と同じ。

エムズ部品 リア ブレーキパッド B150(レヴォーグ VN5・VNH)

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VM4・VMG(初代)におすすめのブレーキパッド

DIXCEL の適合表では、初代のフロントは VM4 の全グレードと VMG の 2.0GT・2.0GT-S・STI Sport で共通。リアは VM4 の 1.6GT(アイサイトなし)が、VM4 のアイサイト付きの各グレードや VMG の 2.0GT・2.0GT-S・STI Sport と別の品番になる。初代向けには、フロント用に HAPAD、リア用に 26696AL000 の番号が付いた左右セットを選んだ。どちらも照合用の純正品番を載せている。

フロント用

HAPAD ブランドのフロント用の左右セットで、商品名に「スバル用 互換品」とある。販売ページの商品説明では、インプレッサ・フォレスター・レガシィなどと並べてレヴォーグ VM4・VMG を挙げ、純正品番 26296AG000・26296AG030・26296AG050・26296AG051・26296XA000・26296XA010・26296AJ010・26296SG000・26296VA000 のいずれかが付いた車両に限ると書いている。実車の純正品番がこの中にあるかを確かめてから注文する。分からなければ、注文前に車体番号を伝えれば店で調べるとも書いている。

HAPAD フロント ブレーキパッド 左右セット(レヴォーグ VM4・VMG)

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リア用

ノーブランド品のリア用の左右セットで、商品名の末尾と商品説明に 26696AL000 の番号がある。販売ページの商品説明では、対象をレヴォーグ VMG と、レヴォーグ VM4 のアイサイト装備車とし、ほかにフォレスターやインプレッサなどのスバル車も挙げている。26696AL000 が付いた車両に限るとしていて、実車の純正品番を確かめる求めと、車体番号を伝えれば店で調べるという案内は HAPAD と同じだ。

リア ブレーキパッド 左右セット 26696AL000(レヴォーグ VMG・VM4 アイサイト装備車)

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VM4 の 1.6GT(アイサイトなし)はリアのパッドが別

初代 VM4 のうち 1.6GT(アイサイトなし)は、リアのブレーキの形式がほかのグレードと違う。スバルのカタログではリアが「ディスク」、DIXCEL の適合表の表記では「Rear Solid DISC」だ。DIXCEL の適合表では、この 1.6GT だけリアのパッドの品番が 365089 で、アイサイト付きの各グレードと STI Sport は 365091 になっている。

前の節のリア用(26696AL000)は、販売ページの商品説明が VM4 を「アイサイト装備車」に限っていて、DIXCEL の表で 1.6GT だけ品番が違うことと向きが合う。VM4 の 1.6GT(アイサイトなし)は、この商品の記載上の対象に入らない。

VM4 でリアのパッドを買う前に、アイサイトの有無とグレードを確かめる。スバルの中古車カタログの一覧で 1.6GT が載っているのは、2014年6月発売の区分だけだ。1.6GT のリアは、純正品番か車体番号で 1.6GT への適合を確かめられる商品を選ぶ。

交換時期の目安と残量の見方

残量の目安

JAF の解説によると、ブレーキパッドの残量が 2mm 程度まで減ったら交換の目安で、そのまま使うと制動力が落ち、事故につながるおそれがある。走行距離や年数ではなく、残量で判断する。

残量の見方

JAF の解説による見方は、ホイールを外し、ブレーキキャリパーの中央付近にある点検用の窓から、パッドの厚みを目で見て確かめるというもの。フロントはハンドルを左右に切ると作業しやすい。ホイールの外し方とジャッキを掛ける位置は、次の記事にまとめてある。

減ったときのサイン

JAF の解説では、多くの国産車に、パッドが減ると「キーキー」という音で知らせる部品(パッドウェアインジケーター)が付いている。また、パッドの減りでブレーキ液の量が下限を下回ると、ブレーキ警告灯がつくことがある。こうした症状が出たら、早めに整備工場で点検・交換を受けるよう案内している。レヴォーグにこの部品が付いているかは確かめていないので、音だけに頼らず残量も見ておく。

ブレーキパッドは止まる力に直結する部品だ。残量が減っていたら、交換は整備工場に任せるのが確実で、その場合は部品代のほかに工賃がかかる。

よくある質問

VN5 と VNH のパッドは同じ?

DIXCEL の適合表では、フロント・リアとも同じ品番だ。この記事のエムズ部品の2商品も、商品名に VN5・VNH の両方を書いている。ただし出品者自身が年式・グレードで適合が違う場合があると書いているので、どちらの型式でも照合は要る。

初代のパッドを2代目に使える?

フロントは使えない前提で選ぶ。DIXCEL の表で初代は 361075、2代目は 361162 と品番が違う。リアは DIXCEL の表で同じ品番の区分があるものの、この記事の商品が世代をまたいで付く根拠にはならない。商品は世代に合わせて選ぶ。

残量は何mmで交換する?

JAF の目安は 2mm 程度だ。距離や年数での目安は確かめた出典が無いので、点検のたびに残量を見てもらうのが確実だ。

自分で交換してもいい?

整備に慣れていないなら、整備工場に任せたほうがいい。部品を自分で選んで買う場合も、照合を済ませてから頼むと話が早い。

レヴォーグ レイバックにも付く?

この記事の商品は、レイバックへの適合を確かめていない。レイバックに乗っているなら、レイバックを対象に書いた商品を選ぶか、注文前に販売店へ問い合わせる。

まとめ

最初にやることは、いま付いているパッドの純正品番を実車で確かめることだ。分からなければ車体番号を控え、販売店に調べてもらう。そのうえで車検証の型式の欄を見て、初代(VM4・VMG)か2代目(VN5・VNH)かを確かめる。世代を分け、フロント用かリア用かを決め、照合してから注文する。この流れなら、付かないパッドを買う選び間違いを防げる。VM4 の場合は、リアを買う前にアイサイトの有無も見ておく。

ブレーキ以外の整備やカスタムは、次の記事も参考にしてほしい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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