フレア MJ34S カスタムパーツおすすめ|型式と改良前後で選ぶ

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初代フレア(2012〜2017年)のカスタムは、同じ初代でも、型式が MJ34S か MJ44S か(部品によっては片方だけが対象のことがある)、外装部品なら標準のフレアかカスタムスタイルか、2014年8月の改良の前か後かを、販売ページの適合欄で確かめる。まず自分の車がどれに当たるかを確かめ、そのうえで元に戻せる内装から手を付けるのが近道だ。ここでは見分け方を先に示し、内装から電装まで部位ごとに選び方をまとめる。

目次

フレア MJ34S のカスタムを進める順番

何を付けるかより先に、どの順で進めるかを決めておく。目安は次の3段階だ。

順番 やること 確かめる所
1 自分の車を特定する 車検証の型式(MJ34S か MJ44S か)と年式、標準のフレアかカスタムスタイルか、グレード
2 元に戻せる内装の小物から始める フロアマット・シートカバー・内装のガーニッシュなど
3 ライト・窓のフィルム・タイヤとホイールに進む 車検対応の記載と、取り付けた後の状態

3番目を最後に回すのは、国土交通省が「不正改造車を排除する運動」の発表で挙げる不正改造の例に、「灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け」「歩行者、運転者等が見にくい窓ガラスへの着色フィルム等の貼付」「タイヤ及びホイールの車体外へのはみ出し」が入っているからだ(詳しくは車検・保安基準の節)。どの部位の部品でも、まず販売ページの適合欄で型式と年式を確かめる。

自分のフレアがどれかを見分ける

フレアはスズキ ワゴンRの OEM 車として販売されている(グーネットマガジンの純正オプションの解説による)。そのうえで初代の中にも型式・外観・装備の違いがあるので、部品を探す前に次の4つを押さえておく。

MJ34S と MJ44S の違い

グーネットマガジンの解説では、初代フレアは「MJ34S/MJ44S系(2012年~2017年)」で、型式の MJ44S は S-エネチャージ搭載グレードに使われる。部品によっては MJ34S と MJ44S の片方だけが対象のことがあるので、適合欄では型式まで見比べる。自分の車の型式は、車検証の型式の欄で確かめられる。

標準のフレアとカスタムスタイル

2012年10月25日の発売時のグレードは、フレアが XG・XS、フレア カスタムスタイルが XS・XT。エンジンは 660cc の DOHC VVT(XT は DOHC VVT ターボ)、駆動方式は 2WD(FF)とフルタイム4WD、変速機は CVT(XT は 7速マニュアルモード付 CVT)だ。

発売時の外観は、標準のフレアが縦型ヘッドランプとシンプルなメッキタイプのフロントグリル、カスタムスタイルがピアノブラック調を主体にしたグリルと丸目4灯イメージの横型ヘッドランプで、前から見た顔つきが違う。

2014年8月の改良で変わった所

2014年8月28日の改良で、ISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた「S-エネチャージ」を搭載するフレア「HS」と「カスタムスタイルHS」が新設定された。フレア「HS」はヘッドランプ・グリル・バンパーを刷新し、大型メッキグリルにブルーの LED イルミネーションを備える。フレア カスタムスタイルはフロントグリル・バンパーを刷新し、グリルは LED イルミネーションを装備したスケルトンタイプになった。外装部品を選ぶときは、改良の前の車か後の車かも見分けに入れる。

2017年発売の2代目との違い

2017年2月23日、マツダは全面改良した新型フレアを発表し、3月2日に発売した。2代目は「マイルドハイブリッド」を搭載し、グレードは HYBRID XG と HYBRID XS。同じ車名なので、部品を探すときは2代目用と取り違えないようにする。

内装のカスタムは内装色に合わせて選ぶ

内装色に合わせる

発売時の内装は、標準のフレアがグレーとベージュの2トーンカラーのインテリアパネル、カスタムスタイルが黒を基調にシルバー加飾やピアノブラック調パーツをあしらったもの。ガーニッシュやステアリングカバーは、この色に合わせて選ぶと浮きにくい。

グーネットマガジンの純正オプションの解説では、初代フレアの内装の品目として、本革ステアリングカバー(シルバー/ブラック)、革調シートカバー、レースハーフシートカバー、ウッド調のインパネガーニッシュ・センターロアガーニッシュ・ウインドゥスイッチガーニッシュ、グローブボックスイルミネーション、ドアハンドル照明、フロアイルミネーション、フットランプ、カーテン(左右リアドア+バックドア)、お買い物袋フック、トノカバーなどが挙がっている。社外品を探すときも、何を変えられるかの手がかりになる。窓の日よけは、カーテンより手軽なサンシェードという手もある。

シートカバーとシートヒーター

シートカバーは汚れたときに洗濯できる点が、同じ解説で紹介されている。選ぶときに確かめるのは2つだ。1つは、2014年8月の改良後の車は運転席シートヒーターが全車に標準装備なので、販売ページにシートヒーター付きの座席での使用についての記載があるか。もう1つは、助手席前倒し機構やリアシートワンタッチチルトダウン、フルフラットシートといったシートアレンジを使う人なら、カバーを付けたまま操作できるかだ。

LED ルームランプ

車種専用をうたう LED ルームランプは、対象の型式(MJ34S・MJ44S)と何か所分のセットかを販売ページで確かめ、取り付ける前に自分の車のルームランプの数と位置と見比べる。球だけを替える場合の確かめ方は、ライトまわりの節にまとめた。

フロアマットは専用品を選び、重ねずに固定する

フロアマットは、車種専用品の適合欄で MJ34S(または MJ44S)と年式を確かめて選ぶ。フロアマットとラゲッジマットは、当時の純正オプションの内装の品目にも挙がっている(グーネットマガジンの解説による)。色は内装色に合う物を選ぶとよい。

国土交通省は事故・火災情報のとりまとめの中で、フロアマットについて、固定して使うこと、重ね敷きをしないこと、運転前に正しく固定されているか確かめることを呼びかけている。替えるときは、もとのマットの上に重ねて敷かず、入れ替えて固定する。

外装のドレスアップは顔つきと改良の前後で選ぶ

顔つきの違いと適合

グリルやヘッドランプまわりのガーニッシュ、バンパーまわりの外装部品は、標準のフレアとカスタムスタイルで外観が違ううえ、2014年8月の改良でフレア「HS」とカスタムスタイルのグリル・バンパーが刷新されている。外装部品は、標準車かカスタムスタイルか、改良の前の車か後の車かが適合欄に書かれているかを確かめる。

純正オプションにあった外装の品目

グーネットマガジンの純正オプションの解説では、初代フレア(MJ34S/MJ44S系)の外装の品目として、ルーフエンドスポイラー、ドアミラーカバー(クロームメッキ)、ドアハンドルエスカッション(カーボン調)、フュエールリッドカバー、ヘッドライトガーニッシュ、リアランプガーニッシュ、マッドフラップセット、ナンバープレートホルダー、ワイドバイザー、オートライトシステムなどが挙がっている。ルーフエンドスポイラーやドアミラーカバーはスポーティな外観に、ヘッドライトガーニッシュなどはワンポイントのドレスアップに使う品目として紹介されている。

同じ解説は、純正オプションの注意として次の4つを挙げている。

  • メーカーオプションは、メーカーへの注文の後には後付けできない
  • 同じ部分に付くディーラーオプションは、同時に2つ以上は装着できない
  • 装着できるグレードや時期は商品によって違い、取り付けの工賃が要る商品もあるので販売店に相談する
  • 初代はすでに販売が終了している商品もある

ライトまわりは球の型と光の色を先に確かめる

2014年8月の改良後のフレア「HS」には、メーカーオプションで「ディスチャージヘッドランプ」が用意された。同じ初代でも、ヘッドランプの仕様はグレードやメーカーオプションで違うことがあるので、ヘッドランプのバルブを替える前に、自分の車のヘッドランプの仕様と、今付いている球の型を確かめる。

ポジションランプ・ナンバー灯・ルームランプを LED に替えるときも、今付いている球の型(口金)を、取扱説明書・バルブメーカーの車種別の適合・外した球の表記のどれかで先に確かめる。外から見えるライトは光の色が不適切にならない物を選び、販売ページの車検対応の記載を確かめる。

グーネットマガジンの純正オプションの解説では、灯火まわりのディーラーオプションとして、フロントフォグランプ(IPF製・白色、黄色)+フォグランプベゼル、スーパーホワイトビームヘッドライトバルブが挙がっている(外装の品目にはシルバーターンランプバルブもある)。同じ解説には、コーナーセンサー、コーナーポール(固定式&手動伸縮式)、メーカーオプションのレーダーブレーキサポートも並ぶ。

タイヤとホイールは純正の大きさを基準に選ぶ

マツダの発表資料には「最小回転半径4.4m(14インチタイヤ装着車)」の記載と、フレア カスタムスタイル XT の「専用デザインの15インチタイヤ&アルミホイール」の記載がある。タイヤの幅・偏平率の表記は、発表資料に無い。また、グーネットマガジンの純正オプションの解説によると、初代フレアのタイヤとホイールには純正のメーカーオプション・ディーラーオプションの設定が無く、社外品の例が挙げられている。

替えるときは、自分の車の純正のタイヤとホイールの大きさを確かめ、それを基準に、フェンダーの外にはみ出さないサイズかを販売店で確かめる。当時のディーラーオプションにはアルミホイール用ホイールロックナットやナンバープレートロックボルトもあった(同じ解説による)。

ナビ・オーディオと便利装備

グーネットマガジンの純正オプションの解説によると、初代フレアはオーディオレス設定で、ナビやオーディオはオプションから選ぶ形だった。挙がっているのは、メモリータイプの 7型 WVGA メモリーナビゲーションシステム(ケンウッド製・富士通テン製)と 6.2型 WVGA メモリーナビゲーションシステム(クラリオン製)、バックモニターシステム、ETC車載器、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(クラリオン製)など。中古で買った車なら、今何が付いているかを確かめてから替える物を決める。

発売時、アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシステムは XG を除く全車に装備されていた。スマートキーの車なら、キーケースも手軽に変えられる小物の1つだ。

フレアは低燃費技術として、減速エネルギー回生技術「エネチャージ」と、13km/h以下に減速するとエンジンが自動停止するアイドリングストップシステム、エコクールを採用している。アイドリングストップを毎回自分で切るのが手間な人向けに、作動を止める後付けの部品も売られている。考えるときは、対象の型式と年式が自分の車に合うか、取り付け方がカプラーオンか配線の加工が要るか、メーカー保証の扱いを販売店に確かめる。

車検・保安基準で気をつけること

国土交通省は「不正改造車を排除する運動」の発表で、不正改造の例として次の4つを挙げている。この運動は2025年の発表でも6月の強化月間として続いており、違反車両には整備命令が出される。

国土交通省が挙げる例 当たりやすいカスタム 確かめ方
歩行者、運転者等が見にくい窓ガラスへの着色フィルム等の貼付 窓のフィルム 貼る窓と使うフィルムが基準に合うかを施工店で確かめる
灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け LED バルブ・フォグランプ 光の色と車検対応の記載(ライトまわりの節)
タイヤ及びホイールの車体外へのはみ出し タイヤとホイールの交換 純正の大きさを基準に販売店で確かめる
騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し等 マフラーまわり 切断や取外しをしない

販売ページの車検対応の記載は確かめる手がかりの1つで、それだけで車検に通るとは言い切れない。取り付けた後の状態も見てから乗る。

関連する記事

フレア MJ34S の小物選びは、次の記事で詳しく扱っている。

ワゴンR MH34 のカスタムパーツの記事は、部品の種類を見比べる参考として置いた。ワゴンR用の部品がフレアに付くかどうかは、よくある質問に書いた確かめ方による。

よくある質問

ワゴンR用のカスタムパーツはフレアに付く?

そのまま付くとは限らない。グーネットマガジンの解説のとおりフレアはワゴンRの OEM 車だが、ワゴンR用と書かれた部品がフレアに付くかどうかは、その部品の適合欄にフレアの型式(MJ34S・MJ44S)が載っているかで確かめる。載っていない部品を、そのまま流用できると考えない。

MJ44S 用の部品は MJ34S に使える?

適合欄に MJ34S の記載が無ければ、使えると考えない。初代には MJ34S と MJ44S の2つの型式があり、部品によっては片方だけが対象のことがある。MJ34S に付けるなら、適合欄に MJ34S と自分の年式が載っている部品を選ぶ。

当時の純正アクセサリーは今も買える?

今も新品で注文できるとは限らない。グーネットマガジンの解説は、初代にはすでに販売が終了している商品もあると注意している。買えるかどうかと、自分の車のグレードや時期に付くかは販売店に確かめる。

LED に替えても車検に通る?

車検対応の記載があっても、必ず通ると言い切れるものではない。外から見えるライトは光の色が不適切にならない物を選び、車検対応の記載を確かめたうえで、取り付けた後の状態も見る。

まとめ

部品は、欲しい物の候補を1つに絞ってから、その部品の適合欄で最終確認して買う。進める順は、型式・グレード・改良の前後を確かめる、取り外せば元に戻せる内装の小物から始める、ライト・窓のフィルム・タイヤとホイールは保安基準を確かめてから進める、の3段階だ。

候補を比べるときは、次の5つを見る。

  • 適合欄に MJ34S(または MJ44S)と年式、標準車かカスタムスタイルかが書かれているか
  • 取り付け方が貼り付け・差し替え・カプラーオン・配線加工のどれか
  • 取り外して元に戻せるか
  • ライト・窓・タイヤまわりの部品なら、車検対応の記載があるか
  • 内装の小物なら、内装色(グレー×ベージュか黒基調か)に合うか
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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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