CR-V RS5 ドラレコ取り付けと配線|電源の取り方

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CR-V RS5 にドラレコを付けるときは、販売店で純正を付けてもらうか、社外品を自分で付けるかで、やることが大きく変わる。純正なら位置も配線も販売店に任せられ、自分で付けるなら位置の決まり・電源・配線の通し方を1つずつ決めていくことになる。まず自分の車が CR-V RS5 かを確かめ、どちらの道を取るかを決めてから、必要な節を読んでほしい。

目次

CR-V RS5 のドラレコの位置と電源の要点

  • 純正(ホンダアクセスの CR-V 用 DRH-254SF)は販売店での取り付けで、フロント用は助手席側、前後2カメラセットの後方録画用はリアウインドウ上部中央に付く。
  • 国土交通省は、ドラレコを運転者の視界を妨げないよう、フロントガラス上部から20%以内の範囲など、保安基準で定められた位置に取り付けるよう呼びかけている。社外品を自分で付けるときも、まずこの範囲に収める。
  • 電源はシガーソケット、ヒューズボックス、オーディオのいずれかから取るのが一般的だと、グーネットマガジンは解説している。

対象の CR-V RS5 を確かめる

CR-V RS5 は、2026年2月から販売されている新型 CR-V の「e:HEV RS」の FF(前輪駆動)の型式(6AA-RS5)。エンジン型式は LFC2、乗車定員は5名、全長4,700mm・全幅1,865mm・全高1,680mm だ。同じ CR-V でも 4WD と e:HEV RS BLACK EDITION は型式 6AA-RS6 で、この記事は RS5 を対象にしている。

ホンダの公式サイトでは、CR-V のタイプは e:HEV RS と e:HEV RS BLACK EDITION で、Honda SENSING は全タイプ標準装備、Honda SENSING 360 は e:HEV RS BLACK EDITION に標準装備と記載されている。ドラレコの位置を決めるときは、運転支援システムが付いている前提で考える。

販売店で付ける純正ドラレコ DRH-254SF

2つの種類と機能

ホンダアクセスの CR-V 用純正アクセサリーのページでは、純正ドライブレコーダーは DRH-254SF で、次の2種類がある。

種類 品番 取付位置 標準取付時間の表記
前後2カメラセット 08E30-PX2-002B フロント用は助手席側、後方録画用はリアウインドウ上部中央 1.4H
フロント用 08E30-PX2-002 助手席側 0.5H

どちらもスマートフォン連動タイプ(無線LAN接続)・駐車時録画機能付・カメラ一体型で、メモリーは16GB(2カメラセットはフロント用・後方録画用の各16GB)、取付アタッチメントを含む。本体内蔵の GPS で自車位置を記録し、画像サイズは 1920×1080(標準)、画角は水平117°・垂直63°。

取付費と後方録画用の決まり

価格は取付費を含まないメーカー希望小売価格で、取り付けには別途取付費が要る。標準取付時間の表記は作業時間や工賃の確定値ではないので、費用は販売会社に問い合わせる。後方録画用だけを後から付けることはできないので、純正で後方も記録したいなら最初から前後2カメラセットを選ぶ。

純正でも出る注意

ホンダアクセスは純正品を、Honda SENSING などへの影響や安定した録画・保存に配慮した品質だと説明している。一方で同じページの注意書きには、純正でもケーブルやケーブルホルダーが露出する部分があること、ドアの開閉で衝撃を検知して記録する場合があること、熱線や車両部品が映像に映り込み、夜間のナビ画面や昼間に太陽光を反射したダッシュボードがガラスに映り込む場合があることが書かれている。記録した動画はナビで再生できず、micro SD カードは同梱の物を使う。アクセサリーによっては車体への加工が要る場合もあり、装着の条件や注意事項は販売会社に問い合わせる。

取付位置の決まりと、貼る前に確かめること

ガラス上部20%以内の決まり

エーモンの取り付け手順では、取付位置を「フロントガラス上縁からフロントガラス実長の20%以内の範囲、運転席側から見てルームミラーに隠れる範囲」としている。All About の解説は、この決まりの根拠を道路運送車両の保安基準第29条(窓ガラス)と細目告示第195条とし、ルームミラーの後ろなら前方視界を妨げにくいとしている。ケンウッドの取付手順では、本体を含めて上端から20%以内に収め、メジャーで窓ガラスの長さを測って、取付の下限にテープで印を付ける。

ブラケットを貼る前の確認

ケンウッドの取付手順が挙げる確認は次のとおり。

  • 20%以内に収まっているか
  • ワイパーの拭き取り範囲に入っているか
  • ルームミラーとサンバイザーの操作の妨げにならないか
  • 車検シールに重ならないか
  • 運転支援システムや他の車両装備の妨げにならないか
  • テレビアンテナや他の電装品から離れているか

ケンウッドが勧めるのは、助手席側のルームミラー周辺で、雨の日にワイパーで拭き取れる位置だ。

運転支援システムのカメラとの関係

CR-V RS5 の運転支援システム用のカメラなどの位置や、ドラレコを避けるべき範囲は、この調査で読めたホンダの資料では確かめられなかった。社外品を付けるなら、運転支援システムの妨げにならない位置かを確かめ、迷うときは純正のフロント用と同じ助手席側を目安にしつつ、貼る前に販売店に相談する。

電源の取り方:シガーソケットかヒューズボックスか

取り方ごとの違い

グーネットマガジンの解説では、ヒューズボックスやオーディオから取る方法は、誤った方法で付けるとリアカメラやほかの電装品が適切に動かなくなるおそれがあり、初心者にはシガーソケットからを勧めている。ベストカーWebの解説では、シガーソケットからなら手間は少ないが、電源コードが見えてしまう。初めてならシガーソケットから始め、コードを見せたくなったらヒューズボックスに移る、という順で考えるといい。

先に自車のソケットを確かめる

ホンダの CR-V のウェブカタログ(ユーティリティ)には、前席の USB ジャック/USB チャージャー(Type-C・急速充電対応・合計60W)と、後席用 USB チャージャー(Type-C/2個付)の記載がある。DC12V のアクセサリーソケット(シガーソケット)は同じページに記載が無く、この調査では有無と位置を確かめていない。シガープラグで給電するドラレコを選ぶ前に、自車のソケットの有無と位置を確かめる。

ヒューズボックスから電源を取る手順

エーモンの取り付け手順では、ドラレコの付属プラグの配線は切らず、電源ソケットを増設して、ヒューズボックスから ACC か IG の電源を取る。

  1. 検電テスターのクリップを車体の金属部分に挟んでアースする
  2. エンジンOFFの状態でヒューズ上部の端子に検電テスターを当て、反応しない箇所を調べる
  3. エンジンONの状態で反応するヒューズがイグニッション電源(対応するヒューズは5A〜20A)
  4. そのヒューズをラジオペンチで抜く
  5. 抜いた位置の両端の端子のうち、検電テスターが反応する方が電源側
  6. 抜いたヒューズをヒューズ電源にセットし、ヒューズ電源の電源側コードをヒューズボックスの電源側端子に差し込む
  7. ヒューズ電源の配線と電源ソケットのプラス側配線をつなぐ
  8. クワ型端子を車両の金属部分に固定してボディアースする

電源ソケットは隠しやすい箇所に置く。CR-V RS5 は e:HEV なので、手順の「エンジンOFF/ON」に当たる状態をパワースイッチでどう作るかは、取扱説明書で確かめてから作業する。

使うヒューズとアースの選び方

ベストカーWebの解説では、電源に使うヒューズは ACC のときだけ電気が来るもの・15A のものを選び、ECU やエアバッグの回路は避ける。車の塗装は電気を通さないので、アースはボディのボルトなどの金属部分に取る。DIY での電源取りが難しい車両もあり、作業は自己責任とされている。

CR-V RS5 のヒューズボックスの位置、電源に使えるヒューズの番号、ヒューズの形状は、この調査ではホンダの資料で確かめられなかった。エーモンは、ヒューズの形状は車種により異なるので自車に合うヒューズ電源を選ぶよう案内している。ヒューズの位置は車の取扱説明書で確かめ、使ってよいヒューズが分からなければ販売店に聞く。

フロントカメラの配線を隠す通し方

用意する物

ケンウッドの取付手順で別途用意する物は、メジャー、仮固定用のテープ(養生テープなど)、ガラスクリーナー、結束バンド、両面テープ付きの配線止め、厚さ1〜1.5mm のスポンジテープ。ヒューズから電源を取るなら、エーモンの手順のとおり検電テスター・ヒューズ電源・電源ソケット・ギボシ端子・クワ型端子・電工ペンチ・ラジオペンチも使う。

天井からピラー、足元への流れ

ケンウッドの取付手順での配線の流れは次のとおり。

  1. 取付ブラケットに電源コードを通し、5cmほど出しておく
  2. 天井の内張り(ルーフライニング)の中にコードを押し込んで隠す。落ちてくるときは、厚み1〜1.5mm程度のスポンジテープを途中に巻いて太くする
  3. 助手席側のピラーの中に入らない場合は、両面テープ付きのコードクリップをガラス面ではなくピラーに貼って固定する
  4. ドアの開閉で電源コードが挟まれないよう、配線止めなどで固定する
  5. 助手席のカーペットの下(奥)に余分なコードを隠し、アクセサリーソケットまで配線する。前後に動く助手席のレールに挟まれないよう注意し、余った配線は結束バンドで軽くまとめる

エアバッグのまわりに配線しない

ケンウッドの取付手順は、助手席エアバッグが動作する範囲に配線をしないよう注意し、サイドエアバッグ装備車は配線方法によって動作に影響するおそれがあるので販売店に相談するよう案内している。All About の解説は、ピラーのカバーを外して隙間にコードを収める手順で、無理に押し込まないよう注意している。CR-V RS5 のピラーの中の構造は今回の調査では確かめていないので、ピラーまわりで迷ったら手を止めて販売店に聞く。

仮止めから貼り付けまでの手順

ケンウッドの取付手順では、次の順で進める。

  1. 取付位置の仮決め:車を水平で安全な場所に置き、ブラケットの両端をテープで仮固定する(裏紙はまだはがさない)
  2. 電源を入れてブラケットの角度を調整する
  3. 配線する
  4. 両面テープで貼り付ける

仮取付の状態では走行しない。ブラケットの両面テープは非常に強力で、一度貼ると容易に貼り直しができず、貼り直すと接着力が落ちて運転中に外れるおそれがある。貼るときは、ガラスの外側に養生テープで位置を印し、ガラス面の汚れと油分をクリーナーで取り、ブラケットに本体を差し込んでから裏紙をはがして貼る。台座をガラス面に押し付けてからケーブルをつなぎ、最後に外側の養生テープをはがす。

All About の解説では、貼る部分をクリーナーで拭くときに手の油分が付かないよう注意し、空気が入らないようにぴったり貼り付け、カメラの視野が水平な地面と平行かを確かめるとしている。

後方カメラを付けるときの位置と配線

グーネットマガジンの解説では、後方カメラは通常リアガラス中央辺りの上部に付け、上部に付けると映像の歪みも防げる。純正の後方録画用もリアウインドウ上部中央だ。熱線に重ねると、熱で両面テープの粘着力が弱まり、取れてしまうおそれがある。ブラケットを両面テープで貼ってナットでカメラの向きを固定し、向きの調整は映像を確かめる人とカメラの向きを調整する人の2人で行うとよい。

電源と後方カメラをつなぐコードは、目立たないよう助手席と後部座席の足元を通し、内張りを外すのが不安ならフロアカーペットの下を通す。余ったコードにクッションテープを巻くと、走行中の振動で音が出にくくなる。

CR-V RS5 で後方カメラまで配線を通す具体的なルートや、荷室まわりの内張りの外し方は、この調査ではホンダの公開資料で確かめられなかった。純正でも前後2カメラセットの標準取付時間の表記はフロント用より長い。内張りを外す作業に不安があれば、後方は販売店や取付店に任せていい。

駐車中の録画を使うときの電源とバッテリー

ホンダアクセスのページでは、純正の駐車時録画はパワースイッチオフ後 約30分間の録画と衝撃検知で、パワースイッチオフの約30秒後(1分後/3分後に変更可)から録画を始める。バッテリー上がりを防ぐため、バッテリーの状態などに応じて正常に録画されない場合がある。

社外品には、駐車監視に別の電源ケーブルが要る物がある。次の節の Mangoal のドラレコも、商品説明にそう書かれている。また、ベストカーWebの解説のとおり、作業中に長時間アクセサリーモードにしておくとバッテリーが上がるので、電源を入れたままの調整は短く済ませる。

社外品の例:CR-V RS5 適合表記の Mangoal ドラレコ

Mangoal のドライブレコーダーは、商品名に「ホンダ CR-V ドラレコ RS5 RS6 2026(灰)に適合」「OEM外観」とある。販売ページの商品説明では、純正品のような見た目でバックミラーの後ろに取り付けられ、煩雑な配線の露出や複雑な再配線は必要ないと説明している。この適合は出品者の記載で、ホンダや販売店の資料では確かめていない。

販売ページの商品説明が挙げる中身は次のとおり。

  • フロントカメラは 4K(2160P/30fps)。f/1.8 のレンズと WDR で、明るい場所と暗い場所の露出を自動で調整する
  • WiFi を内蔵し、無料アプリでスマートフォンから映像を見たり保存したりできる
  • ループ録画(容量がいっぱいになると古い映像から上書き)と G センサー(衝突を検知した映像を別のフォルダーに保存して上書きを防ぐ)を持ち、LED 信号機に対応する
  • 付属の GPS モジュールで速度・位置・ルートを記録できる。商品名では 64GB のカードが付く

駐車監視には、OBD 用かヒューズボックス用のケーブルからの電源が必要と商品説明に書かれていて、そのケーブルは別の商品として示されている。商品名と商品説明にある「(灰)」が何の色を指すのかは、字からは読み取れない。

Mangoal CR-V RS5・RS6 2026 適合表記のドライブレコーダー(4K・GPS・64GBカード付き)

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純正と比べるときの観点

観点 純正 DRH-254SF Mangoal
取付位置 フロント用は助手席側 商品説明ではバックミラーの後ろ
後方の記録 後方録画用だけの後付けは不可 商品ページで確かめる
駐車中の録画 パワースイッチオフ後 約30分間の録画と衝撃検知 商品説明では OBD 用かヒューズボックス用のケーブルからの電源が必要
取り付け 販売店(別途取付費) 自分か取付店
適合の確かさ CR-V 用純正アクセサリー 出品者の記載

後方も記録したい、運転支援システムとの位置関係まで販売店に任せたいなら、純正の前後2カメラセットを選ぶ。バックミラーの後ろに収まる見た目を求めるなら Mangoal を候補にしてよいが、CR-V RS5 RS6 2026 への適合は出品者の記載でホンダの資料では確かめていないこと、駐車監視には別の商品として示されたケーブルが要ることを承知のうえで選ぶ。

自分で付けるか、販売店や取付店に任せるか

純正は販売店での取り付けで、別途取付費がかかる。グーネットマガジンの解説では、取り付け費用は購入する店舗やドラレコ、電源の取り方、依頼する業者によって変わり、自動車整備工場や出張取り付けサービスを使う場合は、ドラレコ本体を自分で買う必要がある。

自分で付けるなら、ソケットが使えてフロントカメラだけを付ける形から始めるのが無理がない。ヒューズボックスから電源を取る、後方カメラまで配線する、ピラーまわりを触る、のどれかが入るなら、店に任せる選択も最初から並べて比べたほうがいい。

よくある質問

純正の後方カメラだけを後から付けられる?

付けられない。純正で後方も残したいなら、最初の注文で前後2カメラセット(08E30-PX2-002B)を選ぶ。

駐車中の録画でバッテリーは上がらない?

純正の駐車時録画はパワースイッチオフ後 約30分間の録画と衝撃検知で、バッテリー上がりを防ぐため、バッテリーの状態などに応じて正常に録画されない場合もある。社外品は、駐車監視用の電源の取り方を商品ごとに確かめる。

CR-V RS5 のヒューズボックスはどこ?

この記事の調査では、ホンダの資料で位置を確かめられなかった。車の取扱説明書で確かめ、使ってよいヒューズが分からなければ販売店に聞く。

シガーソケットから電源を取れる?

ホンダのウェブカタログ(ユーティリティ)の同じページには DC12V のアクセサリーソケットの記載が無く、この調査では有無と位置を確かめていない。まず自車でソケットを探してから、給電の方法を決める。

自分で付けても車検に通る位置は?

国土交通省が呼びかける位置(フロントガラス上部から20%以内の範囲など)に収めるのが出発点になる。ただ、20%以内に収めれば必ず通るとまでは言えないので、不安なら貼る前に販売店で位置を見てもらう。

まとめ

最初にやることは、運転席に座って実車を見ることだ。フロントガラス上部とルームミラーまわりの空き、DC12V のソケットがあるかとその位置を確かめ、取扱説明書でヒューズボックスの場所を調べてヒューズの形を目で見る。そのうえで車検証の型式が 6AA-RS5 かを確かめる。

  • 位置は、国土交通省が呼びかけるフロントガラス上部から20%以内の範囲などに収める。純正のフロント用は助手席側
  • 電源は、自車のソケットの有無を確かめてから取り方を決める。CR-V RS5 のヒューズの位置・番号・形状はホンダの資料で確かめられなかったので、取扱説明書と販売店で確かめる
  • 後方カメラは熱線を避け、配線ルートに不安があれば店に任せる
  • 純正の駐車時録画は、バッテリーの状態などで正常に録画されない場合がある

同じ CR-V RS5 の手入れや装備の記事も参考にしてほしい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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