ハイゼットカーゴ スピーカーおすすめ S700Vは16cm

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

ハイゼットカーゴのスピーカー選びは、製品を比べる前に自分の車がどの型に当たるかを確定させるところから始まる。フロントドアに純正スピーカーが付いている車なら16cm級への交換が本線、付いていない仕様なら話は増設から、後席・荷室側はそもそも純正の設定がないので足す方向になる。同じ車名でもこの3通りに分かれるため、先に実車を見ずに注文すると届いてから合わないことになる。

目次

ハイゼットカーゴのスピーカーは3通りに分かれる

カロッツェリアの車種別取付情報では、ハイゼットカーゴ「R3/12〜現在」(S700V系・S710V系)のスピーカー取付場所として「Fドア」「ルーフサイド」「荷室側面」の3か所が挙げられている。Fドアの欄は「純正SP付(16cm)」で、注記に「標準またはディーラーオプションの純正スピーカー(16cm)が装着されている車両の場合。」と条件が付く。同じ注記には「純正スピーカーなし車は未調査で、取付可否は不明です。」ともあり、さらに「荷室側面には純正スピーカーの設定はありません。」と書かれている。

つまり「全車に16cmが付いている」わけではなく、自分の車がどれかで打ち手が変わる。

自分の車の状態 打ち手 場所
フロントドアに純正スピーカーあり 16cm級への交換 Fドア
フロントドアに純正スピーカーなし 増設の検討から。取付可否はメーカー未調査 Fドア
後席・荷室で音が遠い 増設(純正の設定なし) ルーフサイド/荷室側面

この記事で取り上げる2製品は次の2枠に対応する。

製品 主な仕様 Amazon実売価格(確認時点)
Pcinener TN5762-TS650 フロントドアの交換 17cmセパレート、外寸163mm、奥行53mm、4Ω ¥9,800
CGP-7180 後ろへの増設 3インチ(75mm)、6Ω、定格10W、2個入り ¥5,480

価格は確認した時点のもので、在庫の状況とあわせて変わる。

買う前にやる自車確認

オーディオの窓口サイズで見分ける

同じ取付情報のヘッドユニット側の注記では、車両が4つの仕様に分けて扱われている。オーディオレス(ワイド2D窓口で純正ブラケットなし)、6.8インチのスマホ連携ディスプレイオーディオ付車、AM/FMラジオ付車、9インチのスマホ連携ディスプレイオーディオ付車の4つで、AM/FMラジオ付車は「取付スペースの縦方向が狭く」、9インチのディスプレイオーディオ付車は「取付スペースが異なるため取付不可」とされている。グレードごとの装備をまとめた解説記事では、スペシャルとデラックスの標準が1DINサイズのAM/FMラジオ、デラックスは6.8インチまたは9インチのディスプレイオーディオをオプションで選べ、クルーズとクルーズターボは2DINサイズ、と整理されている。窓口まわりの作りがグレードで分かれる車だと分かっていれば、スピーカー側も同じだけ分かれると想像がつく。

なお、ここで挙げたグレード別の装備は自動車メーカーの装備一覧表で裏を取ったものではなく、パーツメーカーの取付情報と解説メディアの記載にもとづく整理である。自分の車の仕様は車検証と実車で確かめてほしい。

ドアを見れば一番早い

確実なのは実車のフロントドアを見ることだ。内張りにスピーカーのグリルがあれば純正スピーカー付き、のっぺりした樹脂だけなら「純正スピーカーなし車」に当たる。後者は取付可否がメーカー側で未調査のままなので、既製の適合表に頼らず販売店に相談する道になる。

純正の中身と、16cmと16.5cmの違い

純正スピーカーの数値

実際にドアを分解した作業記録によると、純正スピーカーの品番は86160-B5050、本体表記は「15W 4Ω」、口径は約16cm。純正ブラケットのスピーカー穴の内径は約132mmで、ブラケットには傾斜がついており、厚みは上側が8.45mm、下側が26.45mmという。この132mmという穴の内径が、社外品を選ぶときの実質的な上限になる。

取付情報のフロントドアの注記は「車両の純正ブラケットをそのまま使用して取付けます。なお、取付ネジ穴位置が端寄りになるため、平座金を使用して取付けます。」という案内で、続けて「スピーカーのマグネットの上部が純正ブラケットの背面カバー部に当たる場合は、ブラケット側の当たる部分を切取って取付けてください」、機種によっては「純正ブラケットの中心に取付けるためには、ブラケットの切取加工が必要になります」とある。16cm級への交換は純正ブラケットを流用する前提で書かれており、別売のインナーバッフルを買う前提の案内にはなっていない。

16.5cm(6.5インチ)を選ぶと工程が増える

市販のカースピーカーには16cmクラスと16.5cm(6.5インチ)クラスがあり、この2つは別物として扱う。同じ作業記録では、16.5cmクラス(取付直径140mm・奥行54.5mm)を付ける際に純正ブラケットの穴の内径に収まらず、市販のMDF板でバッフルを自作してドアの鉄板へ直接ビス留めしている。16cm級ならブラケット流用で済むところが、16.5cm級を選ぶと板を用意して鉄板に穴を開ける工程が加わる。

インナーバッフルを別途買う場合、製品は車両メーカー別に品番が分かれる。カロッツェリアのインナーバッフルの製品情報によると、現行ラインアップはUD-K531が「トヨタ/スバル/AUDI車用」で希望小売価格4,400円(税込)、UD-K532が「日産/三菱/スズキ/マツダ車用」、UD-K534が「ホンダ/三菱/日産車用」、UD-K535が「スバル車用」、UD-K536が「スズキ/VW/日産/マツダ車用」といった区分で、対応口径はいずれも17cmと16cm。2026年8月時点の現行ラインアップの対応表記に「ダイハツ」の名前はなく、ダイハツの記載があるのは旧シリーズのUD-K521(トヨタ/ダイハツ/AUDI/VOLVO車用)だけである。ハイゼットカーゴ用として現行品を指名できる状態ではない、と読んでおくのが正確だ。

旧型(S320系・S330系)は純正10cm

同じ取付情報の旧型のページ(H16/12〜H27/4、H27/4〜H27/11。S320V系・S330V系・S321V系・S331V系)では、Fドアの欄が「純正SP付(10cm)」になっている。注記も「標準またはディーラーオプションの純正スピーカー(10cm)が装着されている車両の場合で、取付可否は未調査で不明です。」「純正スピーカーなし車の場合は、スピーカーの取付けは不可。」「荷室側面には純正スピーカーの設定はなし。」と、現行型とは別の条件が並ぶ。取付キット側にも「車両にリアスピーカー用の配線はなし」とある。世代が違えば口径も前提も変わるので、この記事の推奨はS700V/S710V向けと考えてほしい。

ルーフサイドへの汎用取付についても、旧型のページは「平板トリム車(デラックス、スペシャルクリーン、スペシャル、カーゴ2シーター)の場合のトリム表面からの汎用取付けの場合(クルーズターボとクルーズの成型フルトリム車、デッキバン系の場合は取付不可)。」と、グレードとボディ形状で可否を分けている。

なお、今回確認できた旧型の資料はH16/12〜H27/11までの2区分だけで、H27/11から現行型が出るR3/11までの期間に対応する資料は見つけられなかった。この期間の車両の口径と取付可否は今回確認できていない。

突き合わせる数値は5つ

寸法とインピーダンスと入力

製品ページを見るとき、照合するのは次の5点でいい。

  1. 取付直径と外寸 — 純正ブラケットの穴の内径は約132mm。これを超える取付直径ならブラケットには収まらない。
  2. 奥行 — ドア内部の窓ガラス昇降機構に当たらないか。取付情報にも場所によって「奥行有効寸法不足で取付不可」の注記が付く。
  3. インピーダンス — 純正スピーカーの表記は4Ω。
  4. 定格入力 — 純正は15W表記で、社外品はこれより大きいことが多い。
  5. コアキシャルかセパレートか — トゥイーターを別に置くかどうかで、作業量も音の出方も変わる。

インピーダンスの表記は製品によって違い、フロントドア用の車種別セットは4Ω表記、後ろへ足すサテライトには6Ω表記のものがある。数字が違うこと自体は仕様の差だが、既存の配線を置き換えるのか分岐して足すのかで扱いが変わる。この点は自分の接続方法とあわせて、購入前に確認しておきたい。

コアキシャルとセパレートのどちらにするか

カロッツェリアが公開しているスピーカーの選び方の解説では、セパレートタイプは「高音域を担当するトゥイーターが独立しているタイプ。遮蔽物が少ないダッシュボード上などに設置することで音像が上がります。」、コアキシャルタイプは「中低域を担当するウーファー部とトゥイーターが一体化しているので、ほぼ同軸から音が鳴り、一体感のある音楽を楽しめます。」「ドア部で取付けが完結することから取付性にも優れ」と説明され、指針は「鮮明な高音域が欲しいならセパレートスピーカー、コストや取付性を優先するならコアキシャルスピーカー。」と示されている。

同じ解説には口径と音域の関係も出てくる。高音域ほど振動板を素早く動かす必要があるため小さいサイズを、低音域ほど深く力強く動かす必要があるため大きいサイズを使うことが多く、ひとつの振動板で全音域を鳴らすと歪みが起きるので音域ごとに担当を分ける、という考え方だ。仕事で毎日乗る車で作業を軽くしたいならコアキシャル、ドアの中だけで完結させずに手を掛けられるならセパレート、と決めていい。

フロントドアを替える — 車種名で適合が書かれたセット

適合車種にハイゼットカーゴの型式が名指しで載っている数少ない製品が、Pcinener TN5762-TS650 だ。販売ページの商品説明によると、セット内容は「スピーカー本体 2個 スピーカーグリル 2個 スピーカーステー 2個 専用ツイーターパネル 2個 ツイーター 2個(パネルに組み込んだ状態でお届けします)」で、適合車種は「ダイハツ 新型ハイゼットカーゴ S700V/S710V(令和3年12月~)」「ダイハツ 新型アトレー S700V/S710V(令和3年12月~)」と明記されている。

同梱内容と仕様値

本体の仕様は定格出力55W・最大出力180W・再生周波数50Hz〜20kHz・出力音圧レベル90dB・インピーダンス4Ω・外寸163mm・奥行53mm(ホールサイズ145mm)・穴対角155mm。ツイーターは定格出力20W・最大出力130W・35Hz〜20kHz・4Ω・ボイスコイル13mm・埋め込みサイズ42mm(深さ16mm)・高さ27mm(外周50mm)で、付属配線にハイパスフィルターが付く。

固定は鉄板側になる

注意したいのは取り付け方で、商品説明は「スピーカーの取り付けは鉄板に直接をビスを電動ドリル等で打ち込んでください。窓ガラスへは干渉しません。」「鉄板への端子部分の干渉に注意してください。」という案内になっている。 外寸163mmは純正ブラケットの穴の内径(約132mm)を超えるので、ブラケット流用ではなく鉄板側で固定する組み方になる、と読める。専用ツイーターパネルが付くぶんセパレートの設置場所に悩まずに済む代わりに、ドアに穴を開ける作業は自分の手に入る。電動ドリルを持っていない人は、ここで一度立ち止まったほうがいい。

Pcinener 17cmセパレートスピーカー+専用ツイーターパネルセット TN5762-TS650(ハイゼットカーゴ S700V/S710V用)

Amazonで見る

後ろから音が来ない問題は増設で埋める

荷室側面に純正スピーカーの設定がない以上、後席や荷室で音が遠いのは車の作りどおりで、直すには足すしかない。取付情報のサテライトスピーカーの注記では「荷室上部にあるユースフルナットのネジ穴(M6)に、スピーカーに付属の取付金具(車両のネジ穴などへの取付用ステー)を使用して取付けます。」とされ、「デッキサイド部のユースフルナットにも取付け自体は可能ですが、リアサイドウインドー後方のユースフルナットは、バックドアのトーションバーに当たるため取付不可。」と続く。ルーフサイドは「平板トリム車の場合のトリム表面からの汎用取付け。」「リアピラー部にはトリムがないため取付不可。」と、場所ごとに可否が分かれる。

CGP-7180 の中身

既製品では CGP-7180 が手軽な側に入る。販売ページの商品説明によると「リヤスピーカーのない自動車」に向けた2個入りのサテライトスピーカーで、適合車種の表記は「アトレー、ハイゼットカーゴなどの軽ワゴン」。取り付けは「アシストグリップへの共締めでの固定です。」と説明され、「3インチ=約7.5cmの大口径でリヤのアシストグリップにつけるだけで、運転席まで満足な音量を確保できます。」とある。仕様はインピーダンス6Ω・定格出力10W・スピーカー口径3インチ(75mm)・ボディサイズ87mm×103mm・重量315g/片側で、付属品はクランクステーとねじ。商品説明には「中国製です。製造過程による細かい小傷、擦れが本体にあります。ご了承ください。」という注意書きも付く。

つなぐ前に確かめること

共締めという固定方法は商品説明の記載であって、自分のグレードの後席・荷室側に使えるグリップやネジ穴があるかは実車で確かめる必要がある。 6Ωという表記も純正の4Ωとは違うので、既存の配線をどう扱うかは接続前に整理しておきたい。

CGP リアサテライトスピーカー CGP-7180(3インチ・2個入り/アシストグリップ共締め)

Amazonで見る

取り付けの段取り

用意するもの

内張り留めのクリップを外す工具は要る。実際に作業した記録では「クリップがガッツリはまりこんでいます」として、クリップクランプツール(KTC AP203-10A)を使ったと書かれている。素手や薄いヘラでは歯が立たない場面がある、と考えておいたほうがいい。鉄板へ直付けする製品を選んだ場合は電動ドリルも必要になる。

作業の順序

  1. バッテリーのマイナス端子を外す。
  2. ドアの内張りを外す。
  3. 純正スピーカーを外し、純正ブラケットと配線カプラーの形を確認する。
  4. 新しいスピーカーを仮合わせして、マグネット上部がブラケットの背面カバー部に当たらないか、奥行が窓ガラス昇降機構に当たらないかを見る。当たるならブラケット側の当たる部分を切り取るか、鉄板への直付けに切り替える。
  5. 固定する。純正ブラケットを使うなら取付ネジ穴が端寄りになるので平座金を併用し、鉄板へ直付けするならビスを打つ位置と端子部分の干渉を見る。
  6. 配線をつなぐ。
  7. 内張りを戻す前に音を出して確認する。 復元してから鳴らないと分かると、もう一度全部外すことになる。
  8. 内張りを復元する。

内張りの外し方そのものは、同じ車の別作業でも同じ手順を踏む。

自分でやるか、店に頼むか

判断の分かれ目は、鉄板に穴を開ける作業を引き受けられるかどうかだと考えている。ブラケット流用で収まる16cm級なら、内張りを外せる人には手が届く範囲。鉄板直付けが前提の製品を選んだなら、部品だけ自分で買って取り付けを店に頼む形も現実的だ。仕事で使う車なら、週末に動かせなくなるリスクも計算に入れておきたい。

注文ボタンを押す前に

カロッツェリアの車種別スピーカーセレクトでハイゼットカーゴ(R3/12〜現在)を選ぶと、おすすめシステムプランの枠は3つ用意されているものの、中身は準備中の表示で具体的な機種の組み合わせが載っていない。ページには「ご購入前に詳細を販売店、もしくはJUST FIT取付情報にて必ずご確認ください。」という案内がある。同じページには「2025年10月現在の情報です。車両のグレードや仕様変更等により、取付可否や必要な部品等が異なる場合があります。また取付時に加工が必要な場合があります。あらかじめご了承ください。」とも書かれている。

メーカー自身が完成形の構成例を出していない車種だという前提で、適合表は出発点として読み、最後は実車と販売店で決める。 とくに純正スピーカーなし車は取付可否そのものが未調査のままなので、ここを飛ばして注文しないでほしい。

よくある質問

ハイゼットカーゴの純正スピーカーは何cmですか

カロッツェリアの車種別取付情報では、R3/12〜現在(S700V系・S710V系)のフロントドアが「純正SP付(16cm)」と記載されている。純正スピーカーが装着されている車両の場合という条件付きの記載で、付いていない仕様も存在する。

インナーバッフルは必ず要りますか

必須とは言えない。取付情報のフロントドアの案内は純正ブラケットをそのまま使う前提で書かれている。インナーバッフルが必要になるのは、純正ブラケットの穴に収まらない口径を選んだときだ。なお現行ラインアップの対応表記にダイハツの名前はないので、既製品を指名買いできる状況でもない。

後ろから音が聞こえないのは故障ですか

荷室側面には純正スピーカーの設定がない、と取付情報に明記されている。後ろにスピーカーが無い状態が初期状態なので、鳴らないのは故障ではない。荷室側の音の聞こえ方は内装の作りにも左右される。

旧型のハイゼットカーゴでも同じものが付きますか

この記事で挙げた製品の適合表記はS700V/S710V(令和3年12月〜)で、旧型は含まれない。旧型のFドアは純正10cmと記載されており、前提そのものが違う。

ドアにスピーカーが付いていない車はどうすればいいですか

取付情報では「純正スピーカーなし車は未調査で、取付可否は不明です。」とされている。適合表からは答えが出ないので、実車を見せて販売店や取り付け店に相談するのが確実な進め方になる。

まとめ

購入前に潰しておく項目を並べる。

  • フロントドアにスピーカーのグリルがあるか(無い車は取付可否が未調査)
  • 自分の車の型式と年式(S700V/S710Vか、旧型か)
  • 製品の取付直径と外寸が純正ブラケットの穴の内径(約132mm)に収まるか、鉄板直付けになるか
  • 奥行が窓ガラス昇降機構に当たらないか
  • インピーダンスと定格入力、そしてコアキシャルかセパレートか
  • 後ろへ足すなら、自分のグレードに使える固定点があるか

前を替える、付いていないなら増設から考える、後ろは足す。この3通りのどれに自分が当たるかさえ決まれば、あとは数値の照合だけになる。

関連するおすすめ記事

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次