コペンのフロアマット LA400KとL880Kで選び分け

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屋根を開けて走る日が続くと、足元の砂や水滴は思っているより早くたまる。中古で買ったコペンにマットが付いてこなかった、という話も珍しくない。コペンの場合、買う前に決めておくのは世代とミッションの2つで、ここさえ合っていれば選択肢はそれほど多くない。1台分が何枚になるのかも、他の車とは数え方が違う。

目次

まず確認する3つと、世代別の候補

コペンのマット選びは、次の3点を先に確定させると迷わない。

確認すること コペンでの答え
何枚必要か 運転席用と助手席用の2枚。後席が無いので3枚目は存在しない
世代 L880K(2002年6月〜2012年9月)/LA400K(2014年6月〜)
ミッション LA400K は車種専用設計が CVT車用と5MT車用に分かれる

そのうえで、この記事で扱う候補の割り当ては次のとおり。LA400K なら価格を抑えたい人は WEIMALL の車種専用設計品、色柄を選びたい人は Aviles の16色シリーズ。L880K なら Aviles の L880K 用。上位にはダイハツ系ブランド D-SPORT の立体スポーツマットがある。

L880K と LA400K は前提から違う

同じコペンでも、初代と2代目は販売時期も変速機の設定も別物だ。車検証の型式を先に見ておく。

L880K(2002年6月〜2012年9月)

初代コペン L880K の販売期間は2002年6月から2012年9月。型式表記は初期が LA-L880K、後期が ABA-L880K。乗車定員は2名で、トランスミッションは5速マニュアルと4速オートマチックの2種類。グレードはアクティブトップ、ディタッチャブルトップ、レザーパッケージ、アルティメットエディションなどがある。

LA400K(2014年6月〜)

2代目 LA400K は2014年6月発売で、2026年8月時点も販売が続いている。型式表記は DBA-LA400K、2024年12月以降は 3BA-LA400K。定員は同じく2名、トランスミッションは5MT と7速スーパーアクティブシフト付CVT。グレードは COPEN Robe、COPEN Robe S、COPEN Cero、COPEN Cero S、COPEN GR SPORT で、いずれにも5MTとCVTの設定がある。

枚数の数え方と、ミッションによる分岐

コペンは両世代とも2シーターで後部座席が無い。だから1台分は運転席用と助手席用の2枚が基本構成になる。実際、コペン用の車種別マットの商品内容は「フロアマット(2枚)」「運転席マット×1/助手席マット×1」と書かれている。

さらに LA400K では、運転席足元の形状がミッションで異なるため、車種専用設計のマットが CVT車用と5MT車用に分けて設定されている。互換品側でも同じシリーズの中に「01:CVT車」「02:5MT車」という選択肢が並ぶ。注文画面でここを間違えると形が合わない。

固定方式は好みではなく安全の話

商品を見比べる前に、固定の話を済ませておきたい。国土交通省の注意喚起によると、フロアマットを固定せずに重ね敷きするなど不適切に使用すると、アクセルペダルがマットに引っかかり車の急加速につながる不具合が発生することがある。示されている注意事項は、マットを確実に固定して使う、重ね敷きをしない、運転前に正しく固定されているか確認する、の3点だ。

同じ注意喚起では、マットとアクセルペダルが干渉して加速した場合にブレーキ操作を繰り返し行うと、ブレーキ倍力装置の機能が大幅に低下し、ブレーキ操作に大きな踏力が必要になる、とも説明されている。止まれなくなる方向の話なので、固定方式は価格より先に見る軸だと考えていい。

固定は、車体フロア側のフックとマット側のリング(グロメット)の組み合わせで成立する。ここで注意したいのが、社外マットには留具の形式差があることだ。コペン LA400K 用の互換品は留具が「専用樹脂リング」で、商品ページに「樹脂リングの車体側フックは付属しません」と明記されている。一方 L880K 用の同シリーズは留具が「金属製リング」と記載される。中古車で車体側のフックが欠品していないかは、購入前に自分の目で確かめておく必要がある。

比べるときにそろえる軸

素材で決まる手入れのしやすさ

素材は大きく、毛足のあるカーペット系と、ラバー・樹脂系の防水タイプに分かれる。カーペット系は色柄の選択肢が広く内装との調和を作りやすい反面、砂や泥は掃除機での除去が中心になる。防水系は水や泥を受け止めて丸洗いしやすい。コペン用として流通している車種別マットにも、短毛足で水洗い可をうたうカーペット系と、防水ラバー製の両方がある。

コペンは電動開閉ルーフを持つオープンカーで、屋根を開けたまま過ごす時間が長い。開けている最中の急な降雨や、洗車の拭き上げで足元に落ちる水滴を織り込むなら、乾きにくいカーペット系より、拭き取りと丸洗いで戻せる防水寄りのほうが運用は楽になる。逆に屋根を閉めて通勤主体なら、質感優先でカーペット系を選ぶ判断も成り立つ。使い方の頻度から先に決めるとぶれない。

固定方式とヒールパッド

固定まわりで見るのは3つ。留具の形式(樹脂リングか金属製リングか)と、それが車体側フックに掛かるか。裏面のズレ止め加工の有無で、これは前後方向のずれを抑える二重の保険になる。運転席のかかと位置に当たるヒールパッドの有無で、摩耗による穴あきと、そこから起きる踏み外しを防ぐ。価格差は多くの場合この3点と素材の差に出る。

車種専用設計と汎用品の差

車種専用設計は、その型式のフロア形状に合わせて外周とペダル周りの逃げが作られている。敷いたときに端が浮きにくく、留具の位置も車体側フックに合う前提で作られる。汎用マットは、サイズが合わずに余った部分がペダル側へ寄る、留具が合わず固定できない、といった問題が起きやすい。定員2名でフロア形状が独特なコペンでは、専用設計を選ぶ意味が相対的に大きい。

LA400K 向けの2択

価格を抑えるなら WEIMALL

ウェイモールのコペン LA400K 用フロアマット MAT096 は、商品ページに「コペン LA400Kの標準仕様車 専用フロアマット」「車種専用設計でピッタリおさまる」と記載され、商品内容は運転席マット×1と助手席マット×1の2枚。厚さは5mmで、裏面にズレ防止のスパイク加工、運転席のかかと位置に摩耗を防ぐヒールパッドを装着、短めの毛足、水洗い可、燃えにくい素材を使用と説明されている。Amazon実売価格は確認時点で¥3,180(価格は変動する)。

注意書きも読んでおきたい。「特別仕様車や限定車、オプション付き車には適合しない場合があります。商品画像の形状とお乗りの車を比較されてからご購入ください」「こちらの商品はメーカー正規品ではなく互換品となります」と明記されている。なお商品タイトルには「後部座席 ラゲッジ」の語が入るが、商品内容の記載は運転席・助手席の2枚だけで、コペンには後席が無い。

WEIMALL コペン LA400K 専用フロアマット MAT096(運転席・助手席2点セット)

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色柄を選びたいなら Aviles

アヴィレスのコペン LA400K 用は、適合車種「コペン COPEN」、適合型式「LA400K」、適合年式「H26.06〜」、商品内容「フロアマット(2枚)」、留具「専用樹脂リング ※樹脂リングの車体側フックは付属しません」と記載されている。16色から柄・色を選べるシリーズで、選択肢に「01:CVT車」「02:5MT車」がある。Amazon実売価格は確認時点で¥6,840。こちらもメーカー正規品ではなく互換品として販売されている。

WEIMALL との差は、内装に合わせて柄を選べるかどうかと、注文時にミッションを指定できるかどうか。5MT に乗っていて専用形状で合わせたいなら、選択肢を持っているこちらになる。

Aviles コペン LA400K 用フロアマット 16色から選択(CVT車用)

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L880K 向けは留具が変わる

アヴィレスの L880K 用は、適合車種「コペン」、適合型式「L880K」、適合年式「H14.06〜H24.04」、商品内容「フロアマット(2枚)」、留具「金属製リング」と記載されている。同じ16色シリーズで、無地×ブラックやドット×ブラックなど柄違いが別々の商品として並ぶ。Amazon実売価格は確認時点で¥6,600。互換品としての販売である点は LA400K 用と同じ。

LA400K 用と L880K 用は留具の材質から違うので、世代をまたいだ流用は考えないほうがいい。年式表記が H24.04 までとなっているので、車検証の初度登録年月と突き合わせておく。

Aviles コペン L880K 用フロアマット 16色から選択(無地×ブラック)

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もう一段上の選択肢

D-SPORT の製品ページによると、ダイハツ系ブランド D-SPORT の「立体スポーツマット(コペン用)」は、適合が「コペン LA400K/A 14.06〜」で CVT車専用、「コペン L880K 02.06〜12.08」で MT/AT共通と設定されている。コペン専用に設計された立体構造の軽量スポーツマットで、赤の縁取り、足元の滑りを防ぐヒールパッド付き、運転席側にマットのずれを防ぐ専用固定フックが付く。品番はトリムカラー別に、レッドが 08210-E240(LA400K/A用)と 08210-E080(L880K用)、ベージュが 08210-E241 と 08210-E081。価格は18,150円(税抜16,500円)。

ここで目を引くのは、LA400K 側が CVT車専用で、L880K 側は MT/AT共通という点だ。世代によって作り分けの粒度そのものが違うので、LA400K の5MT に乗っているなら適合の範囲を先に確認したい。固定フックが付属する設計なので、車体側のフックに不安がある場合の候補にもなる。

届いてから走り出すまで

  1. 今敷いてあるマットを取り外す。新しいマットの下に古いマットを残さない。
  2. 運転席・助手席それぞれの車体側フックの位置と数を目視で確認する。
  3. マットのリング穴をフックに掛け、左右のずれがないよう外周をフロア形状に沿わせる。
  4. 運転席に座り、アクセル・ブレーキ・5MT車ならクラッチを全ストローク踏み込んで、マットが踏面や戻りに干渉しないことを確認する。
  5. 走行前にもう一度、マットが正しく固定されているかを確認する。

4の踏み込み確認を省かないこと。敷いた直後は問題なく見えても、ペダルを奥まで踏んだときだけ干渉する、という状態があり得る。

買う前の照合リスト

同じ LA400K でも、特別仕様車・限定車・オプション装着車ではフロア周りの形状が異なる場合がある。標準仕様車を前提とした製品が存在するので、商品画像の形状と実車の足元を見比べる手順は省かない。

もうひとつ、GR SPORT を含む現行コペンでは、用品側の適合表記が「LA400K/A」のように LA400K と LA400A を併記する形になっていることがある。車検証の型式と商品ページの表記が一字違いに見えても、併記されていれば同じ適合範囲を指す場合がある。判断に迷ったら販売元の適合情報に当たる。逆に併記が無い製品では、自分の型式が対象に含まれるかを明示的に確かめる。

よくある質問

コペンのフロアマットは何枚必要ですか

運転席用と助手席用の2枚。L880K・LA400K とも定員2名の2シーターで後部座席が無いため、コペン用として売られている車種別マットの商品内容も2枚組になっている。商品タイトルに「後部座席」「ラゲッジ」の語が入っていても、中身は2枚だけということがある。

CVT車用のマットを5MT車に使えますか

流用できると断定できる材料は無い。LA400K では運転席足元の形状がミッションで異なるため、車種専用設計は CVT車用と5MT車用に分けて設定されている。互換品も同じシリーズ内で「01:CVT車」「02:5MT車」と分かれている。注文時に自分のミッションに合う型番を選ぶのが前提だと考えたほうがいい。

マットは水洗いできますか

素材の表記に従う。コペン用の短毛足タイプには「水洗いOK」と明記された製品があり、その場合は砂を落としてから水洗いし、完全に乾かしてから車内へ戻す。生乾きのまま敷くとフロアの湿気とにおいの原因になる。防水ラバー系は水拭きや丸洗いで戻しやすい。洗ったあとは留具のリングが変形していないかも一緒に見ておくと、固定が甘くなる事態を避けられる。

汎用のフロアマットでも代用できますか

勧めない。汎用品はサイズが合わずに余った部分がペダル側へ寄る、留具が合わず固定できない、といったことが起きやすい。国土交通省が挙げている注意事項も、確実な固定と重ね敷きの回避が中心だ。フロア形状が独特なコペンでは、車種専用設計を選ぶ意味が相対的に大きい。

まとめ

候補を1つに絞ってから、販売元の適合情報で最終確認する。この順番で進めるのが早い。

LA400K で費用を抑えるなら WEIMALL の MAT096、色柄とミッション指定が要るなら Aviles の16色シリーズ。L880K なら Aviles の L880K 用が候補になる。いずれも1台分は2枚で、後席用は存在しない。

最後に残るのは固定の確認だ。古いマットの上に重ねない、リングをフックに掛ける、走り出す前にもう一度見る。この3つだけは、どのマットを選んでも省かないでほしい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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