コペンのバルブ型番一覧|L880K・LA400K早見表

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

夜道で対向車にパッシングされて、初めてロービームの片側が消えていると気づく。交換球を買おうとした瞬間、コペンは手が止まる車種だ。初代L880Kと2代目LA400Kではロービームの規格がまるごと変わり、LA400Kに至ってはロービームが純正LEDのため球だけの交換ができない。世代・グレード別の早見表を先に置き、そのうえで自分の車に付いている球を確定させる手順をたどる。

目次

型式・グレード別バルブ早見表

コペンは初代L880Kと2代目LA400Kの2世代しかないが、灯火の構成は世代をまたいでほぼ別物になっている。車検証の「型式」と「初度登録年月」が分かれば、下の3つのどれかに当てはまる。

初代 L880K(2002年6月〜2014年5月)

ヘッドライトからナンバー灯まで、すべてが交換できる電球で構成された世代。ロービームだけがハロゲン仕様とHID仕様に分かれる。

箇所 バルブ形状 ワット数
ロービーム H1(ハロゲン仕様)/ D2S(HID仕様) 12V55W / 85V35W
ハイビーム HB3(9005) 12V65W
フォグランプ HB4(9006) 12V55W
ポジション(車幅灯) T10 12V5W
フロントウインカー S25 ピン角違い(アンバー) 12V21W
サイドウインカー T10 12V5W
テール/ストップ S25 ダブル 12V21/5W
リアウインカー T20 ピンチ部違い(アンバー) 12V21W
バックランプ T20 シングル 12V21W
ナンバー灯 T10 12V5W
ルームランプ T10×31 12V8W

L880Kはロー・ハイが別々の2灯構成で、ロービーム用とハイビーム用を1本ずつ買う必要がある。H4のような1本兼用ではない点が、他の軽自動車から乗り換えた人がまず引っかかるところだ。

2代目 LA400K ローブ/エクスプレイ(2014年6月〜)

ロービームが純正LEDになった世代。ハイビームとフォグだけがハロゲン球として残っている。

箇所 バルブ形状 ワット数
ロービーム LED(純正・バルブ交換不可)
ハイビーム H9 12V65W
フォグランプ H8 12V35W
ポジション(車幅灯) LED(純正)
フロントウインカー T20 ピンチ部違い(アンバー) 12V21W
リアウインカー T20 ピンチ部違い(アンバー) 12V21W
テール/ストップ LED(純正)
ハイマウントストップ LED(純正)
バックランプ T16 12V16W
ナンバー灯 T10 12V5W
ルームランプ T10×31 12V8W

LA400Kのロービームは灯体一体の純正LEDで、球だけを買って挿し替えることはできない。暗くなった・片側が消えたという場合は、ユニット単位の修理か中古灯体の載せ替えになる。

セロ/GRスポーツ(LEDが増える仕様)

同じLA400Kでも、セロとGRスポーツはヘッドランプユニットの中身が違う。適合表上でも扱いが分かれる。

グレード ロー ハイ フォグ
ローブ/エクスプレイ 純正LED H9 H8
セロ 純正LED 適合表に設定なし H8(LED化不可とする適合表あり)
GRスポーツ(2019年10月〜) 純正LED 純正LED 純正LED

セロはフォグについて「セロは取付不可」と注記する適合表があり、ハイビームも交換球の設定を持たない表が多い。GRスポーツに至ってはヘッドライトからテール・ストップまで純正LEDで固められており、交換できる電球は前後ウインカーのT20、バックランプのT16、ナンバー灯のT10だけになる。

ロービームは世代で「電球」と「LED」に分かれる

コペンでバルブ選びを間違える最大の分岐点がここにある。L880Kのロービームは交換できる電球(H1またはD2S)だが、LA400Kのロービームは全グレードで純正LEDだ。つまり「コペンのロービームのバルブ型番」という問い自体が、LA400Kでは成立しない。

中古で買った個体の世代が分からないときは、車検証の型式欄を見る。L880Kなら「L880K」、2代目なら「LA400K」と記載されている。LA400Kでロービームが暗い・点かないという症状は、球切れではなくLEDユニットや点灯回路の不具合を疑う話になる。交換球を探しても解決しないため、早い段階で整備工場に持ち込む判断に切り替えたほうが遠回りにならない。

L880Kはハロゲン仕様とHID仕様でロービームが違う

L880Kには、ロービームがハロゲン球の個体と、純正ディスチャージ(HID)の個体がある。ハイビームのHB3とフォグのHB4はどちらの仕様でも共通なので、迷うのはロービームだけだ。

ハロゲン仕様は H1

ハロゲン仕様のロービームはH1、12V55Wの単線バルブ。H1は爪が1つだけの細い円筒形で、フォグランプ用としてもよく使われる形状にあたる。

HID仕様は D2S

純正HID装着車のロービームはD2S、85V35Wのバーナーになる。D2Sは電球ではなく放電管で、根元に金属製のシールドが付いた独特の形をしている。H1のつもりでD2S車に電球を買っても物理的に入らないため、注文前にロービームの光色と球の形を目で見て確かめる。点灯直後に青白く立ち上がってから安定するならHID、最初から黄色っぽく点くならハロゲンと見分けられる。

LA400Kで交換できる球は6か所だけ

LA400K(ローブ/エクスプレイ)で自分で交換できるのは、ハイビーム・フォグ・前後ウインカー・バックランプ・ナンバー灯・ルームランプに限られる。ポジション、テール、ストップ、ハイマウントはすべて純正LEDだ。

ハイビーム(H9)

ハイビームはH9、12V65Wのハロゲン球。H9はH11と外見が近いが爪の形状が異なり、そのままでは互換しない。LED化の対象としては、ロービームがLEDのぶんハイビームだけハロゲンの色温度が浮いて見えるため、色を揃える目的で交換する人が多い箇所になる。

フォグランプ(H8)

フォグはH8、12V35W。H8・H9・H11は同じH系の口金グループだが、H8は35Wと消費電力が低く設定されている。セロについてはフォグのLED化を不可とする適合表があるため、グレードをまたいで製品を流用しない。

ウインカー・バックランプ・ナンバー灯

前後のウインカーはT20の「ピンチ部違い」というアンバー球で、一般的なT20とは爪の位置がずれている。バックランプはT16、ナンバー灯はT10、ルームランプはT10×31。バックランプがL880KのT20からLA400KのT16に変わっている点は見落としやすい。室内側の作業を含めて灯火をまとめて触るなら、ドラレコ取り付けの配線取り回しと同じタイミングでやると内張りを外す回数を減らせる。

自分のコペンのバルブを確定させる手順

適合表は「型式+年式+仕様」の3点が揃って初めて引ける。順番に潰していく。

車検証で型式と初度登録年月を見る

型式欄がL880KかLA400Kかで、参照する表が決まる。同じLA400Kでも初度登録が2019年10月以降のGRスポーツは灯火構成が別なので、年月まで控えておく。

実際に付いている球を目視で確認する

型式が分かっても、ロービームがハロゲンかHIDか、グレードがセロかどうかで結論が変わる。ボンネットを開けてヘッドライト裏のカバーを外し、いま刺さっている球の刻印を読むのが最も速い。バッテリーのマイナス端子を外してから作業すると、ショートの心配なく手を入れられる。端子の外し方はバッテリー交換の手順と共通だ。

適合表と照合してから買う

刻印で読み取った形状を、バルブメーカーの車種別適合表に当てて答え合わせをする。適合表どうしで表記が割れる箇所もある。たとえばL880Kのテール/ストップは、S25ダブルと記す表とT20ダブルと記す表の両方が存在する。割れているときこそ現車の刻印が正になる。

交換前に押さえておきたい注意点

球の形が合っていても、色や明るさで車検に落ちる組み合わせがある。

車検に通る色

ヘッドライトは白色、ウインカーは橙色、テール・ストップは赤色、バックランプは白色と決まっている。ヘッドライトの色温度は6000K前後までが無難で、青みの強い8000K超は光量不足で不合格になりやすい。フォグは白色または淡黄色まで認められる。

LED化で起こりやすいこと

ウインカーをLEDに替えると消費電力が下がり、球切れと誤検知されて点滅が速くなるハイフラッシャー現象が起きる。抵抗の追加かICリレーへの交換で対処する。ヘッドライトのLED化では放熱ファンの厚みでライト裏の防水カバーが閉まらないことがあるため、寸法も見ておきたい。

バルブ形状の表記を読み解く

適合表に並ぶ「T20ピンチ部違い」「S25ピン角違い」といった表記は、通販の商品名にもそのまま出てくる。意味が分かれば選び間違いは激減する。

T型番とS型番の違い

Tはガラス管がまっすぐな筒状(ウェッジ球)、Sは口金に金属のソケットが付く形(バヨネット式)を指す。続く数字は直径をミリで表しており、T10なら直径10mm、T20なら20mm、S25なら25mm。T10は差し込むだけ、S25は押し込んで回してはめる。

ピンチ部違い・ピン角違いとは

T20の「ピンチ部違い」は、ガラスを封じた台座(ピンチ部)の向きが標準品とずれている仕様のこと。形は同じでもソケットに入らないため、コペンのウインカーには必ずピンチ部違いを選ぶ。S25の「ピン角違い」は、ソケットに引っかける2本のピンの高さが左右で非対称になっているタイプを指す。どちらも「無理に押し込めば入る」ものではないので、表記を読み飛ばさないことがそのまま失敗の回避になる。

よくある質問

L880KとLA400Kでバルブ型番は同じですか

ほぼすべての箇所で異なります。ロービームはL880KがH1またはD2S、LA400Kは純正LEDで交換不可。ハイビームはHB3からH9へ、フォグはHB4からH8へ、バックランプはT20からT16へ変わっています。共通なのはナンバー灯のT10とルームランプのT10×31程度です。

LA400Kのロービームだけ交換できますか

できません。LA400Kのロービームは灯体と一体化した純正LEDで、バルブ単体の設定がありません。点灯不良の場合はヘッドランプユニットの交換または修理になります。

コペンのハイビームが切れました。どのバルブを買えばよいですか

L880KならHB3(9005)、LA400Kのローブ/エクスプレイならH9です。GRスポーツはハイビームも純正LEDのため交換球はありません。型式と年式を車検証で確認してから注文してください。

ウインカーをLEDにするとどうなりますか

消費電力が下がるため車両が球切れと誤認し、ハイフラッシャー現象で点滅が速くなります。抵抗内蔵タイプのLEDを選ぶか、ICウインカーリレーに交換すると純正どおりの点滅速度に戻ります。バルブ形状は前後ともT20のピンチ部違いです。

まとめ

コペンのバルブ選びは、世代の切り分けがそのまま答えになる。L880Kはロービームこそハロゲン(H1)とHID(D2S)に分かれるものの、灯火はすべて交換できる電球で構成されている。対してLA400Kはロービーム・ポジション・テール・ストップが純正LEDで、手を入れられるのはハイビームのH9、フォグのH8、前後ウインカーのT20ピンチ部違い、バックランプのT16、ナンバー灯のT10に絞られる。GRスポーツはさらにLED化が進み、ウインカーとバックランプ、ナンバー灯しか残っていない。車検証で型式と初度登録年月を押さえ、現車の刻印を目で読んでから注文すれば、届いた球が入らないという事故は起きない。

関連するおすすめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次