クロストレック 異音の原因7パターン|GU系の音別診断と正常音

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信号待ちからの再始動でガタッと鳴る、段差を越えるたびにコトコト響く、高速道路でゴーという唸りが以前より大きい。クロストレックで耳につく音は、どんな条件で出るのかを絞り込めば、疑うべき部品をかなり限定できる。GU系は水平対向エンジンとチェーン式CVT、駆動用モーターを組み合わせたe-BOXERを積んでおり、他社のSUVでは出ない作動音が構造上いくつも存在する。故障ではない作動音を先に候補から外し、そのうえで足回り・エンジン・駆動系のどこを疑うかを詰めていく順序になる。GU系の一部にはドライブシャフトのリコールとパワーステアリングのサービスキャンペーンが届出されているため、修理費を払う前に対象車かどうかを調べておきたい。

目次

異音7パターンの早見表|音の種類と発生条件で絞る

クロストレックで話題に上がる異音は、音の質と発生条件の組み合わせでおおむね7つに分類できる。同じコトコト音でも、段差でだけ出るのか常時出続けるのかで、疑う部品はまったく変わる。最初にやるべきは音を再現する条件を1つに固定することで、これができていないまま部品を交換すると外れを引く。

音の種類 出るタイミング 疑わしい箇所 緊急度
①コトコト・カタカタ 段差・低速走行 スタビライザーリンク、ブッシュ類
②ゴー・ウォーン 一定速度以上で連続、速度に比例 ハブベアリング、タイヤの偏摩耗 中〜高
③キーキー・キーッ ブレーキを踏んだとき ブレーキパッドの摩耗、鳴き
④キュルキュル 始動直後・エアコン作動時 補機ベルト、テンショナー、プーリー
⑤ガラガラ・カラカラ 冷間始動直後・特定の回転域 排気系の遮熱板、触媒周辺 低〜中
⑥ゴリゴリ・ガクガク ハンドルを切って発進するとき ドライブシャフト、等速ジョイント
⑦ギシギシ・ビビリ 段差・不整路で室内から 内装の建て付け、荷室の積載物

緊急度の見方

走行不能や制動力の低下に直結するのは、ハンドルを切ったときのゴリゴリ音(駆動系)、速度に比例して大きくなるゴー音(ハブベアリング)、金属が擦れるようなブレーキの異音の3つになる。いずれも放置すると部品の破損へ進む方向の音のため、早めに点検を入れたい。一方、段差でのコトコトや内装のギシギシは、走行性能そのものへの影響は小さく、時間ができたタイミングで対処すれば足りる。音の大きさではなく、どの部品に向かっている音かで優先順位を決めるほうが外さない。

故障ではない「正常な作動音」を先に外す

e-BOXERはエンジンとモーターが状況に応じて切り替わる構造で、切り替えに伴う音を故障と取り違える例が多い。次の3つは異音の候補から先に外しておくと、切り分けの手数が減る。

出る場面 正体
ウィーン・ヒューン 発進直後、減速時 駆動用モーターと回生の作動音
ガコン・ガタッ アイドリングストップからの再始動時 エンジン再始動時の機械音と振動
カチカチ・ジー 停車中やエンジン停止中 電動ファン、電動ポンプの作動音

アイドリングストップからの再始動音

e-BOXERはエンジンの停止と再始動を頻繁に行うため、復帰のたびに機械音と車体の揺れが出る。信号待ちのたびにガタッと鳴る現象そのものは、この構造から生まれる作動音の範囲に収まることが多い。判断の軸は再現性で、毎回同じ場面で同じ程度の音なら作動音、走行距離とともに大きくなるなら異音として扱う。再始動に失敗する、警告灯が点く、揺れが明らかに強くなったという変化を伴うなら、作動音の範囲を超えている。

モーターアシスト・回生時のウィーン音

発進の踏み出しと減速の初期に聞こえる高めの連続音は、駆動用モーターのアシストと回生ブレーキの作動音であることが多い。速度が上がってエンジン主体の走行に移ると消えるのが特徴で、アクセル操作にきれいに連動するなら故障を疑う根拠は薄い。逆に、変速のショックや発進時のもたつき、加速の息継ぎを伴う場合は、作動音ではなくトランスミッション内部の摩耗を見る段階になる。

低速で切り返したときの駆動系の突っ張り

AWD車で車庫入れの切り返しをしたとき、駆動系が突っ張るような感触や小さな唸りが出ることがある。前後の駆動力配分を電子制御する機構を持つ以上、低速で舵角を大きく取った状態は駆動系に無理がかかりやすい場面になる。ただし、ゴリゴリという明確な金属質の音や規則的な振動を伴う場合は正常な範囲を外れており、後述の等速ジョイントを疑う。

クロストレック(GU系)の構造を押さえると音の出どころが読める

GU系は先代SUBARU XV(GT系)を刷新したモデルで、2022年12月に日本市場へ投入された。型式は前輪駆動の5AA-GUDとAWDの5AA-GUEで、2024年12月にはストロングハイブリッドのS:HEVが加わっている。異音の切り分けでは、この車が持つ4つの機構を頭に入れておくと見当を外しにくい。

水平対向4気筒 FB20型とタイミングチェーン

e-BOXER(マイルドハイブリッド)が積むのは、排気量1,995ccの水平対向4気筒 FB20型。シリンダーが左右に寝ている配置のため直列エンジンとは音の伝わり方が異なり、エンジン由来の音は左右のフェンダー内側から聞こえやすい。動弁系の駆動はタイミングベルトではなくチェーンのため、キュルキュルというベルト鳴きが出るとすれば、その正体はタイミング系ではなく補機ベルト側と切り分けられる。

リニアトロニック(チェーン式CVT)

トランスミッションはリニアトロニックと呼ばれるチェーン式CVTのみで、段付きの変速を持たない。アクセルを踏み込むと回転が先に上がって速度が後から追いつく特性があり、この回転の張り付きをうなり音と受け取ることがある。回転上昇に素直に連動する音なら特性の範囲だが、変速ショックや発進時のもたつきが重なるなら内部の摩耗を疑う。

e-BOXERのモーターとアイドリングストップ

e-BOXERは、FB20型にMA1型の駆動用モーター(最高出力10kW/最大トルク65N・m)を組み合わせたマイルドハイブリッド。モーターはトランスミッション側に収まり、発進時のアシストと減速時の回生を担当する。この構造上、発進と減速のたびにモーター由来の高い作動音が出るのは仕様の範囲に入る。エンジンの停止と再始動が頻繁に起きる点も、音の発生源を増やす方向に働く。

アクティブトルクスプリットAWDとドライブシャフト

AWD車はアクティブトルクスプリットAWDを採用し、前後の駆動力配分を電子制御する。前輪へはドライブシャフトと等速ジョイントを介して駆動力が伝わるため、ハンドルを切った状態で駆動をかけたときの異音は、この経路を疑うのが筋になる。GU系ではフロントドライブシャフトのリコールが届出されており、該当ロットなら無償修理の対象になる

足回り・タイヤから出る異音

走行中の異音でもっとも件数が多いのが、足回りとタイヤ由来の音になる。クロストレックの純正タイヤはグレードで異なり、Touringが225/60R17、Limitedが225/55R18を履く。外径と扁平率が違えば同じ路面でも音の出方が変わるため、まず自分の車の純正タイヤサイズを確認しておく。

コトコト・カタカタ(段差・低速)

段差を越えた瞬間だけコトコトと鳴るなら、スタビライザーリンクのボールジョイントや各部ブッシュのがたつきが定番になる。ゴム部品の劣化が進むほど音は大きくなり、走行距離が伸びた個体で出やすい。同乗者を乗せて低速で段差をゆっくり越え、左右どちらから鳴るかを特定できれば診断は一気に進む。音の左右が割れない段階で部品を替えると、費用だけかかって症状が残る。

ジャッキアップして揺すって切り分ける

タイヤを浮かせた状態で手を掛け、揺すってガタを探る方法は自宅でも試せる。タイヤの上下(12時と6時の位置)を持って揺すったときのガタは、ハブベアリングやボールジョイント側を示す。左右(3時と9時の位置)を持って揺すったときのガタは、タイロッドエンドなどステアリング系を示す。どちらの方向にガタが出るかで見る場所が変わるため、揺する向きを分けて確認する。ジャッキとリジッドラックの併用を前提とし、車体の下に潜る作業は避ける。

ゴー・ウォーン(速度に比例)

速度を上げるほど大きくなり、アクセルを戻しても鳴り続けるゴー音は、ハブベアリングの摩耗が第一候補になる。ゆるいカーブで車体を左右に傾けたとき音量が変わるのが典型で、右に曲がって大きくなるなら左側のベアリングを疑う。タイヤの偏摩耗でも似た音は出るため、トレッド面を手で撫でて段減りの有無を触診しておく。ベアリングは進行すると異常発熱やロックに至る経路を持つため、早めに点検へ回したい。

キーキー(ブレーキ)

ブレーキを踏んだときだけ鳴るキーキー音は、パッドの摩耗限界を知らせるウェアインジケーターがローターに接触している可能性が高い。金属板をわざと当てて音で知らせる仕組みで、これが鳴った時点で残量は少ない。一方、朝一番や雨上がりの数回だけ鳴って収まる音は、ローター表面の薄いサビが削れる際の音のため、対処は要らない。鳴る場面が毎回なのか、走り出しだけなのかで扱いが分かれる。

エンジンルームから出る異音

ボンネットを開けた状態でアイドリングさせ、音がどのあたりから出ているかを聞き分けると絞り込みやすい。回転を上げたときに音程が連動して変わるかどうかも、切り分けの手がかりになる。

キュルキュル(補機ベルト・プーリー)

始動直後やエアコンのコンプレッサーが入った瞬間にキュルキュルと鳴るのは、補機ベルトの滑りが典型になる。ベルトの劣化やテンショナーの張力低下が原因で、ベルト表面にひび割れが出ていれば交換の時期に入っている。FB20型はタイミングチェーンを採用しているため、この種のベルト鳴きはタイミング系ではなく補機側と判断してよい。プーリーのベアリングが傷んでいる場合は、ベルトを外してもシャーという回転音が残るため、切り分けができる。

ガラガラ・カラカラ(排気系の遮熱板)

冷間始動の直後や特定の回転域でだけガラガラと共鳴するなら、排気系の遮熱板の緩みやサビによる共振が候補になる。エンジンを止めた状態でマフラーやその周辺を軽く叩き、同じ質の音が返ってくるかで見当がつく。金属板の共振であれば走行への影響は小さいが、触媒内部の破損でも似た音が出る。音がエンジン回転に強く連動する場合は、共振では説明しにくいため点検に回す。

カリカリ(ノッキング)

加速時や登坂時にカリカリと軽い金属音が出る場合はノッキングを疑う。燃料の品質低下、点火系の不調、燃焼室のカーボン堆積などが引き金になり、負荷の高い場面で出やすい。単発ではなく継続して出るならエンジン内部への負担が大きく、点検が要る。

ハンドルを切ると出る音と駆動系

ハンドルを切った状態で駆動をかけたときにだけ出る音は、ステアリング系と駆動系のどちらが原因かで対処がまったく変わる。切っただけで鳴るのか、切って踏んだときに鳴るのかを分けて観察する。

ゴリゴリ・ガクガク(等速ジョイント)

ハンドルを大きく切って発進・旋回したときに、ゴリゴリという規則的な音や車体を揺するような振動が出るなら、ドライブシャフトの等速ジョイントを疑う。ジョイント内部のグリスが抜けると金属同士が擦れ、舵角が大きいほど症状が強く出るのが特徴になる。ドライブシャフトブーツが破れてグリスが飛び散っていないかは、タイヤハウス内を覗けば目視で分かる。この症状が出ているなら、修理費を払う前にフロントドライブシャフトのリコール対象車かどうかを確認する

ステアリング操作時のうなり

据え切りや低速の切り返しでウーンという低いうなりが出る場合、電動パワーステアリングのモーター作動音であることが多い。路面抵抗が大きいほどモーターの負荷が上がるため、砂利やアスファルトの上で据え切りをすると出やすくなる。ただしステアリング警告灯の点灯を伴うなら作動音の話では済まず、後述のサービスキャンペーンの対象を含めて点検が必要になる。

室内・内装から出るきしみ、ビビリ音

走行系に問題がなくても、室内から出る音は耳につきやすい。クロストレックはSUVとして車高があり、不整路で車体に入る捻れが内装へ伝わりやすい構造を持つ。気温が低い季節は樹脂が収縮して隙間が広がるため、冬だけ鳴き出す例もある。

内装のきしみ(ギシギシ)

段差や捻れの入る路面でギシギシと鳴るのは、ダッシュボードやドアトリム、ピラー内張りの合わせ目が擦れる音が大半になる。同乗者に怪しい箇所を手で押さえてもらい、音が止まればそこが発生源と特定できる。内装の擦れ音は走行性能に影響しないため、緊急度は低いものとして扱ってよい。合わせ目にフェルトテープを挟む対処が定番で、部品交換まで踏み込まずに収まることが多い。

荷室・ラゲッジからのビビリ

荷室に積んだ工具やジャッキ、トノカバーの遊びが振動でビビる例も多い。荷室を空にして同じ路面を走り、音が消えるかを試せば切り分けられる。空にしても音が残るなら、リアゲートのダンパーやラッチのがたつき、内張りクリップの緩みを見る番になる。

GU系のリコール・サービスキャンペーン(無償修理の確認)

異音を自費で直す前に確認しておきたいのが、メーカーから届出済みの無償修理になる。GU系は生産開始から日が浅く対象範囲は限定的だが、該当すれば費用はかからない。

フロントドライブシャフトのリコール(2023年12月届出)

SUBARUは2023年12月14日、クロストレックを含む5車種についてリコールを届出している(届出番号5424)。SUBARU公式のリコール情報によれば、不具合の内容は「フロントドライブシャフトにおいて、製造工程における熱処理が不適切なため、アウターレースの表面に亀裂が発生し、強度が不足しているものがある。そのため、使用過程で亀裂が進展するとアウターレースが破損し動力伝達不良となり、最悪の場合、トランスファクラッチが損傷し、走行不能に至る」とされている。

対象となるクロストレックは型式5AA-GUEで、対象台数は5車種あわせて135台、製造期間は令和5年9月4日から9月16日まで。改善措置は左右のフロントドライブシャフトを点検し、対象の製造ロット品を良品に交換する内容になる。台数は限られるが、ハンドルを切ったときのゴリゴリ音を感じているなら、対象かどうかの確認が修理見積もりより先に来る

電動パワーステアリングのサービスキャンペーン(2023年2月届出)

2023年2月22日には、クロストレック向けのサービスキャンペーンが届出されている。内容は「電動パワーステアリングのコントロールユニットにおいて、制御プログラムの初期診断が不適切なため、始動時にステアリング警告灯が点灯することがある。そのため、パワーステアリングのアシスト機能が停止するおそれがある」というもの。

対象は型式5AA-GUEが94台、5AA-GUDが77台の計171台で、製造期間は令和5年1月17日から1月24日まで。改善措置は電動パワーステアリングの制御プログラムを対策プログラムへ書き換える内容になる。ステアリング操作時の異音に警告灯の点灯が重なるなら、この対象かどうかを調べる価値がある。

自分の車が対象か確認する手順

対象かどうかは症状ではなく車台番号で決まる。手順は次のとおり。

  1. 車検証を用意し、記載されている車台番号を控える
  2. SUBARU公式サイトのリコール・改善対策の情報ページを開く
  3. 車台番号による検索フォームに入力し、対象の有無を確認する
  4. 対象であればSUBARU販売店へ連絡し、無償修理を予約する

国土交通省の自動車不具合情報ホットラインでも、届出済みのリコール情報を車種から検索できる。対象外と分かれば、通常の有償整備として見積もりを取る流れに切り替える。

自分でできる切り分け手順

販売店に持ち込む前に情報を揃えておくと、再現待ちで車を預ける日数が短くなる。異音は再現しないと診断できないため、条件の記録が効いてくる。

手順1 再現条件を1つに固定する

速度、路面、ハンドルの舵角、ブレーキの有無、エンジンの冷間と温間、エアコンの入り切り。この6つのうち、音が出るときに共通している条件を書き出す。「段差を越えたときだけ」「一定速度を超えると」のように条件を絞り込めた時点で、候補は数点まで減る。逆に、どんな場面でも出ると答えるしかない段階では、整備士も再現できず診断が止まる。

手順2 音の性質を分類する

金属質の音か、樹脂やゴムが当たる音か。連続した音か、周期のある音か。周期音であれば、その周期がタイヤの回転、エンジンの回転、車速のどれと連動しているかを見る。タイヤ回転に連動するならハブやブレーキ、エンジン回転に連動するなら補機やエンジン内部という切り分けになり、車速にだけ連動するなら駆動系を疑う番になる。

手順3 記録して販売店に渡す

スマートフォンで走行中の音を録音し、そのときの速度と路面の状況を口頭で吹き込んでおくと、整備士が再現条件を掴みやすい。いつ、どこで、どんな条件で、どんな音が出たのかをメモにまとめて渡せば、預ける日数を減らせる。走行距離と直近の整備履歴も添えると、消耗品の摩耗を前提にした診断が進めやすくなる。

よくある質問

走行中にゴーという音が続きます。すぐに修理が必要ですか?

速度に比例して大きくなり、カーブで音量が変わるゴー音は、ハブベアリングの摩耗が有力な候補になる。ベアリングは進行すると異常発熱やロックにつながる経路を持つため、早めに点検を受けたい。タイヤの偏摩耗でも似た音が出るので、まずトレッド面の段減りを手で触って確認し、タイヤ由来かどうかを切り分ける。

アイドリングストップからの再始動時に出る音は故障ですか?

e-BOXERはエンジンの停止と再始動を頻繁に行う構造のため、復帰のたびに機械音と振動が出る。毎回同じ場面で同じ程度の音であれば、作動音の範囲に収まっている可能性が高い。音が回を追って大きくなる、再始動に失敗することがある、警告灯が点灯するといった変化を伴う場合は、点検の対象になる。

CVTからウィーンという音がします。壊れる前兆ですか?

発進と減速のたびに出る高い音は、e-BOXERの駆動用モーターと回生の作動音である可能性が高い。一方、変速ショックや発進時のもたつき、加速の息継ぎを伴うなら、リニアトロニック内部の摩耗を疑う段階に入る。単独の音なのか、走りの症状と重なっているのかが分かれ目になる。

異音があればリコールの無償修理を受けられますか?

無償修理の対象は車台番号が届出範囲に含まれるかどうかで決まり、症状の有無では決まらない。GU系ではフロントドライブシャフトのリコールと電動パワーステアリングのサービスキャンペーンが届出されているため、まず車台番号で対象を確認する。対象外であれば、通常の有償整備として扱われる。

まとめ

クロストレックの異音は、GU系が持つ4つの機構(水平対向のFB20型、チェーン式CVTのリニアトロニック、モーターを備えるe-BOXER、アクティブトルクスプリットAWD)を前提に切り分けると精度が上がる。発進と減速のウィーン音、アイドリングストップ復帰時のガコン音は作動音の範囲に入ることが多く、まずここを候補から外す。そのうえで、速度に比例するゴー音はハブベアリング、段差でのコトコトは足回りのブッシュ類、ハンドルを切ったときのゴリゴリは駆動系という順に当たっていくと、無駄な部品交換を避けられる。費用の出る修理へ進む前に、フロントドライブシャフトのリコールと電動パワーステアリングのサービスキャンペーンの対象かどうかを車台番号で確認する手順が、遠回りに見えて最短になる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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