フォレスターの異音、原因は?音の種類別に発生箇所と修理費用を解説

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フォレスター 異音 原因

更新日:2026年3月

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目次

フォレスターの異音は「音の種類」と「発生タイミング」で原因を絞り込める

結論異音の8割は足回り・ハブベアリング・内装の3か所に集中する
修理費用の目安5,000〜80万円(税込・部位による)
対象世代SJ系(2012〜2018年)/ SK系(2018年〜)
注意点CVT異音は保証期間内なら無償修理の可能性あり

フォレスターで「何か変な音がする」と感じたら、音の種類と発生タイミングで原因をかなり絞り込めます。オーナー報告を集計すると、異音の悩みは足回り・ハブベアリング・内装パネルの3か所に集中しています。この記事では、音の種類ごとに原因と修理費用の目安を整理し、ディーラー相談前の予備知識として活用できる形にまとめました。

フォレスターで多い異音7パターンと原因

足回りの「カタカタ」「コトコト」音

段差を越えたときや荒れた路面で「カタカタ」「コトコト」と響く場合、足回り部品の劣化が疑われます。コンビニの駐車場入口のような小さな段差でもはっきり聞こえるケースが報告されています。

原因として多いのはロアアームのブッシュ(ゴム部品)が経年で劣化・断裂するパターンです。ボールジョイント部分にがたつきが生じると、走行中の振動がそのまま車内に伝わってきます。

スタビライザーリンクの劣化も原因になりやすく、コーナリング中に音が変わるなら可能性が高まります。作業時間は部品交換で1〜2時間程度。修理費用は部位にもよりますが、1〜5万円(税込)が相場です。

ハブベアリングの「ゴー」「ウォーン」音

40km/hを超えたあたりから「ゴー」「ウォーン」という低い唸りが聞こえ始め、速度を上げるほど大きくなります。ロードノイズとは明らかに異なる音質で、後方から聞こえることが多いです。

SJ5フォレスター(2016年式・走行80,000km)の実例では、サウンドスコープでリヤハブベアリングからの異常音が確認されました。SJ系はPCD100という設計制約で軸受径を大きくできず、8〜10万km前後で発生しやすい傾向があります。SK系以降はPCD114.3に変更され、軸受の寿命は改善されています。

修理費用は片側約2万円(税込)、両側交換で3.5〜4万円(税込・工賃1.4時間×8,000円+部品代12,000円×2)が目安です。ベアリング単体では交換できず、ハブAssy(組立品)ごとの交換になります。

足回りの異音と合わせてタイヤの状態も確認したいところです。タイヤの偏摩耗がハブベアリングの寿命を縮めることがあり、フォレスターのタイヤ選びガイドも参考にしてみてください。

エンジン周りの「キュルキュル」「キーキー」音

エンジン始動時や加速時、エアコンをONにした直後に「キュルキュル」と甲高い音がする場合、補機ベルトの劣化や張り不足が考えられます。

ベルト表面にひび割れや光沢が出ていれば交換時期です。放置するとベルト切れにつながり、パワステやオルタネーターが機能停止する恐れがあります。修理費用は5,000〜15,000円(税込)程度、作業時間は約30分〜1時間です。

CVTの「モォォ」「ウィーン」音

減速時や発進時に「モォォォ」という独特の異音が出る場合、CVT内部のベアリング異常摩耗が原因の可能性があります。

あるSK型フォレスターのオーナーは、当初は小さな音だったものが約1か月で明らかに大きくなったと報告しています。切り分けのコツは、シフトをDレンジのまま減速したときに音が出て、Nレンジに切り替えると消えるかどうかです。この違いがあればCVT由来の異音とほぼ確定できます。

保証期間内であれば無償修理の対象になるため、早めにディーラーへ相談してください。保証が切れている場合の修理費用は70〜80万円(税込)と高額です。CVT一式の交換でも作業自体は1泊2日で完了したという事例があります。

ステアリングの「カチカチ」「ガクガク」音

ハンドルを左右に切ったときに「カチカチ」と感じる、あるいは操作中にガクガクした手応えがある場合、ステアリングギアボックスのバックラッシュ(遊び)が原因です。

パワーステアリングベルトが損傷しているケースでは、操舵時に異音だけでなくハンドルの重さも変化します。注意したいのはドライブシャフトブーツの破れです。ブーツが切れてグリスが飛散すると、ハンドルを切るたびに「カリカリ」という音が加わります。修理費用は3〜10万円(税込)。ドライブシャフトブーツの交換だけなら1〜2万円(税込)で済むことが多いです。

ホイール交換を検討中なら、フォレスターのホイール選びガイドでPCDやオフセット値を確認しておくと安心です。

ブレーキの「ゴゴゴ」「キーキー」音

横Gがかかった状態でブレーキを踏むと「ゴゴゴ」と鳴る場合、ブレーキバックプレートとディスクローターの干渉が原因です。錆によってバックプレートが変形し、ローターと接触してしまうパターンが報告されています。

「キーキー」という高い音はブレーキパッドの摩耗サインです。パッドに内蔵されたインジケーター(金属片)がローターに当たることで警告音を発しています。この音が聞こえたら早めの交換を推奨します。修理費用は5,000〜30,000円(税込・パッド交換のみ〜ローター交換含む)です。

内装・車体の「ギシギシ」「カタカタ」音

ダッシュボードやメーターパネル付近からの「カタカタ」「ギシギシ」音は、樹脂部品のきしみや嵌合不良が原因です。

SK型(2018年モデル)では、メーターパネル上のフードを手で押さえると音が止まるという報告があります。奈良スバルの整備士によると、「音は回り込んで聞こえることが多く、後ろの右側と感じても実際は左側だった」というケースも珍しくありません。

DIYでの対処として、フロントガラスとダッシュボードの隙間に制振テープを貼る方法が定番です。ただし整備士いわく「調整しながら組み立てないと新たな音の発生源になる」とのことで、慎重な作業が求められます。

自分でできる異音の切り分け方法

ディーラーに持ち込む前に、以下の表で音の種類と発生タイミングを照合すると、原因の目星がつきやすくなります。

音の種類 発生タイミング 疑うべき箇所
カタカタ・コトコト 段差通過時 足回り(ロアアーム・スタビリンク)
ゴー・ウォーン 40km/h以上で速度に比例 ハブベアリング
キュルキュル 始動時・エアコンON時 補機ベルト
モォォ・ウィーン 減速・発進時 CVT
カチカチ・ガクガク ハンドル操作時 ステアリング系
ゴゴゴ・キーキー ブレーキ操作時 ブレーキ系
ギシギシ 常時・路面状況で変化 内装パネル

判断しにくいのが「速度依存か操作依存か」です。安全な場所で以下を試してみてください。

  • 速度を一定に保ったまま直進: 音が出ればハブベアリングや駆動系の可能性
  • Nレンジに入れて惰性走行: 音が消えればエンジン・CVT由来
  • ハンドルを左右に小さく振る: 音が変化すれば足回り・ステアリング系
  • 窓を開けて外の音を確認: 車内の内装音か外部の機械音かを切り分け

ディーラーに伝えるべき3つの情報

整備士がスムーズに原因を特定できるよう、以下の3点を事前に整理しておくと診断時間が短縮されます。

いつ発生するか — 走行中なのか停車中なのか、始動直後だけなのか。温まってから出るのか冷間時だけなのかも手がかりになります。

どこから聞こえるか — 前後左右のおおよその方向を伝えてください。ただし音は回り込んで聞こえることが多いため、「だいたいこの辺り」程度で構いません。

どんな音か — 擬音語で具体的に表現してください。「カタカタ」「ゴー」「キュルキュル」など、音の高さやリズムまで伝えられると理想です。スマートフォンで録音しておくのも有効な手段です。

Q1. 異音を放置すると危険ですか?

音の種類によります。ハブベアリングの異音はそのまま走り続けるとベアリングが焼き付き、最悪の場合タイヤがロックする危険があります。ブレーキの「キーキー」音もパッドの限界を示すサインです。一方、内装のきしみ音は走行に影響しませんが、気になる場合は早めに対処したほうが精神的な負担が軽くなります。

Q2. 異音修理は保証の対象になりますか?

メーカー保証(新車から3年または6万km)および延長保証の範囲内であれば、対象になる可能性があります。CVTの異音は保証期間内なら無償でCVT一式交換となった事例があります。保証書の内容を確認のうえ、ディーラーに相談してください。

Q3. 異音がするのにディーラーで再現できない場合はどうすればよいですか?

異音が発生する条件(速度・路面状況・気温)をできるだけ詳しくメモして伝えてください。スマートフォンでの録音も再現に役立ちます。奈良スバルの整備士によると、異音の原因調査では怪しい箇所の内装パネルを順番に外して特定するため、1日預けて確認してもらうのが確実です。

まとめ

フォレスターの異音は、発生場所と音の種類によって原因がある程度絞り込めます。

音の種類 主な原因 修理費目安
カタカタ 足回り部品の劣化 1〜5万円(税込)
ゴー・ウォーン ハブベアリング摩耗 2〜4万円(税込)
キュルキュル 補機ベルト劣化 0.5〜1.5万円(税込)
モォォ CVTベアリング異常 70〜80万円(税込)
カチカチ ステアリング系 3〜10万円(税込)
ゴゴゴ・キーキー ブレーキ系 0.5〜3万円(税込)
ギシギシ 内装パネルきしみ DIY対応可

異音は放置すると悪化するケースがほとんどです。とくにハブベアリングとCVTの異音は安全性や修理費用に直結するため、気になったら早めの点検を検討してください。

内装のきしみが気になるオーナー向けには、風切り音防止モールなどのDIYグッズも選択肢に入ります。

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風切り音防止モールや制振テープなど、DIYで対処できるアイテムを探せます。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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