ピクシスバン S700M サンシェード おすすめ4選

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真夏の駐車場に数時間置いたピクシス バンへ戻ると、ハンドルもダッシュボードも触れないほど熱くなっている。荷室で着替えたり仮眠したりする使い方なら、外からの視線も切りたくなる。この車のサンシェード選びで判断が割れるのは、覆う範囲をどこまでにするかと、車検証の初度登録年月が2026年6月より前か後かの2点だ。

目次

覆う範囲を決めてから、車検証の初度登録年月を見る

まず覆う範囲を決める。内装の日焼け対策なら前面1枚、車内で着替えるなら前席の左右まで、荷室で横になるなら全窓。枚数が1枚と8枚では覆う面積が違うので、金額だけを横に並べても比較にはならない

製品 覆う範囲 固定方式 表示価格 改良型への注記
趣味職人 マグネット式フロント フロントガラス1枚 サンバイザーに磁石ベルト ¥3,980 なし
趣味職人 サイドシェード 運転席・助手席の2枚 吸盤2個 ¥3,280 なし
趣味職人 プライバシー サンシェード 前席まわり3枚 簡易吸盤 ¥14,500 対応しておりません
趣味職人 シームレスライト 全窓8枚+凹みカバー2枚 簡易吸盤 ¥9,800 対応しておりません

表示価格はいずれもAmazonで確認した時点のもので、日々変わる。下の2製品には出品者自身が付けた対応年月の但し書きがあり、ここが最初の分岐になる。

ピクシス バン S700M / S710M はどんな車か

2021年12月に2代目へ、いまも現行

トヨタの公式ニュースリリースによると、ピクシス バンがフルモデルチェンジして発売されたのは2021年12月20日で、以後も現行モデルとして販売が続いている。先代のS321M / S331Mは2011年12月からの世代で外形が別物なので、対応車種欄に「ピクシスバン」とだけ書かれた商品は年式まで見ないと判断できない。

ベース車はダイハツ ハイゼット カーゴ

同じ公式リリースの注記には、ハイゼット カーゴのOEM車であることが明記されている。用品売り場でハイゼット カーゴ向けの商品がピクシス バンの適合欄に並ぶのはこのためだ。

型式はS700M(2WD)とS710M(4WD)

公式の主要諸元表では車両型式が「3BD-S700M」「5BD-S710M」のように、先頭へ排出ガス規制の識別記号が付いた形で載る。サンシェード選びで見るのはハイフンより後ろだけで、駆動方式の違いはガラスの形に影響しない。車体寸法は全長3,395mm・全幅1,475mm・全高1,890mm。全高の行は1つしかなく、現行の諸元表にハイルーフと標準ルーフの区別は出てこない。

なお同じ諸元表には電気自動車の別表があり、こちらの型式は「ZAB-S781M」で荷室長も1,920mmと違う。商品の適合欄がS700M / S710Mまでしか書いていなければ、電気自動車での可否は書かれていないことになる。

2026年6月の一部改良で選べる製品が変わる

公式が挙げた改良内容

トヨタの公式ニュースリリースによると、2026年6月4日にガソリン車が一部改良された。挙げられているのは衝突警報機能と被害軽減ブレーキアシストの検知範囲拡大、右折時の対向車検知、右左折時の横断歩行者検知、LEDヘッドランプ、LEDフォグランプ、アダプティブドライビングビーム、サイドビューランプ。フロントガラスまわりの部品形状がどう変わったかは、この公式リリースには書かれていない。

出品者が書いている「対応しておりません」

商品説明によると、趣味職人のフロントセットと全窓セットには適合欄に「※2026年6月 改良型モデルには対応しておりません。」という一文がある。理由は書かれていない。影響を受けるのは、初度登録年月が2026年6月以降の個体だ。新車で買ったばかりの人、あるいはその時期以降に登録された中古車を買った人は、注文前に自車の初度登録年月を伝えて出品者へ確認するのが安全側になる。マグネット式フロントとサイドシェードの説明には、この注記が無い。

スマートインナーミラーは選んだ人にだけ付く

ベース車ハイゼット カーゴのダイハツ公式サイトでは、視界補助パック(スマートインナーミラー/バックカメラ)はパックオプションで、クルーズターボ、クルーズ(CVT)、デラックス(CVT)、デッキバンGにメーカーオプションと書かれている。注文時に指定する装備なので、設定のあるグレードでも選んでいなければ付いていない。グレード名で判断せず、ルームミラーの付け根とリアハッチガラスの上部を実際に見て確かめる。

商品名だけでは覆う範囲が分からない

商品名の語と中身が食い違う例

表示価格¥3,280の商品は、名前に「フロント」「傘 に最適」「フロントガラス」と並ぶ。ところが商品説明の内訳は運転席ガラス面1枚・助手席ガラス面1枚・吸盤2個で、出品者自身が傘式シェードは含まれないと書いている。前席サイド専用で、フロントガラス用は入っていない。同じ検索で出てくる別ブランドの「1台分」フルセット(表示価格9,480円)も、枚数もどの窓が入るかも公開されていない。この記事で内訳の書いてある製品を優先したのはそのためだ。

遮光99%、断熱、燃費向上効果といった表記も、出品者やメーカーが自分の説明に書いた言葉で、測定条件は公開されていない。数字を製品同士の優劣の根拠にせず、内訳と固定方式で比べる。

フロント用は3か所を測ってから買う

フロントガラスの内側から、上辺の横幅・下辺の横幅・中央部の高さの3つを巻き尺で測っておく。今回のフロント用は、1枚ものが広げたときの寸法を公開しておらず、フロントセットは専用設計と書くだけだ。手元に3つの数字があれば、届いてから足りないと気づく事態を減らせる。

全窓セットは窓を数えて内訳と突き合わせる

見るのは、スライドドアが片側だけか両側か、後席側面の小窓が何枚あるか、リアハッチのガラス上部にカメラのカバーがあるかの3点。内訳が公開されている製品なら、この照合は机の上で終わる。

期待していいのはダッシュボードの温度差

テストの条件

JAF(日本自動車連盟)のユーザーテストによると、真夏の車内温度の計測は2012年8月22日と23日、埼玉県戸田市の駐車場で行われた。晴れ・気温35度、正午から4時間、室温を25℃に揃えたミニバン5台での測定だ。供試車がミニバンなので、この数値を軽バンの値としては読めない。

公表された数値

対策なし(黒)は車内最高57℃・平均51℃・ダッシュボード最高79℃、対策なし(白)は52℃・47℃・74℃、サンシェード装着は50℃・45℃・52℃、窓開け3cmは45℃・42℃・75℃、エアコン作動は27℃・26℃・61℃。車内の空気はサンシェードを付けても高いまま、ダッシュボードの面だけが大きく違う。JAF自身も、サンシェードや窓開けの対策では温度抑制効果は低く車内温度の上昇は防げないと結論づけている。内装の焼けを抑える道具であって、涼しくする道具ではない。

紫外線と、貼るフィルムとの線引き

JAFの別のユーザーテストでは、フロントガラスの紫外線強度はオープンカー以外すべて1桁以下だった。約30年前にフィルムを挟んだ合わせガラスが義務化され、そのフィルムに紫外線を抑える機能があるためと説明されている。側面はガラスの種類で差が大きく、UVカット機能のないクリアガラスでは1,000マイクロワット毎平方センチメートルを超えた一方、スーパーUVカットガラスは4か所すべて1以下だった。

JAFの解説では、フロントガラスと運転席・助手席の窓に指定品以外を貼ることは原則禁止で、後部座席の側面窓とリアウインドウには貼れるとされている。これは貼り付けるフィルムの話で、置いたり吸盤で留めたりするサンシェードは対象が違う。ただし視界をふさいだまま走ることはできないので、前席側は発進前に外す。

ピクシス バン S700M / S710M で選べるサンシェード4選

フロント1枚で足りる人へ

商品説明によると、趣味職人のマグネット式は72g、使用時の約2%まで小さく収納できると書かれている。固定はサンバイザーへ磁石ベルトを付けてネオジム磁石で留める方式で、傘式と違って柄や骨がダッシュボードに当たらないこと、ドライブレコーダーにも対応することが説明されている。覆うのはフロントガラス1枚のみ。毎日乗り降りして着脱回数が多い人には、この方式が一番速い。

趣味職人 マグネット式フロントサンシェード(ピクシス バン S700M/S710M)

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前席の左右だけ足したい人へ

内訳は前席サイド2枚と吸盤2個。取り扱いの注意として、必ずアルミ面を外側にすること、黒い面を外に向けると黒フィルムが溶けて剥離すると出品者が明記している。フロント用を別に持っている人の追加分として使う製品で、これ1つでは前面が空く。

趣味職人 サイドシェード 運転席・助手席2枚(ピクシス バン S700M/S710M)

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前席まわりをまとめて覆いたい人へ

商品説明はフロントガラス1枚とサイドドアガラス2枚で、フルセットではなくフロントセットだと明記している。スライドドアやリアガラスは含まれない。固定は簡易吸盤。専用設計により隙間なくフィットするという表現は出品者の説明であって、第三者が確かめた結果ではない。2026年6月の改良型には対応しないと書かれている側なので、初度登録年月の確認が先になる。

趣味職人 プライバシー サンシェード フロントセット(ピクシス バン S700M/S710M)

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荷室で過ごす人へ

内訳はフロントガラス1枚、サイドドアガラス2枚、リアドアガラス2枚と凹みカバー2枚、クォーターガラス2枚、リアガラス1枚。スライドドアは凹みカバーで隙間に対応すると説明されている。生地はシボ加工で、収納時のしわが目立ちにくいという説明。視界補助パックを付けた個体はリアハッチガラス上部にカメラがあるため、室内側のカメラカバーとガラスのわずかな隙間へ左右に動かしながら挟み込む、という注意書きが付く。装着できないという意味ではなく、リア側の1枚だけ入れ方が違う。この製品も改良型には対応しないと書かれている。

趣味職人 シームレスライト サンシェード 全窓セット(ピクシス バン S700M/S710M)

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取り付けで引っかかる3か所

吸盤式はガラス内側の汚れで密着力が落ちるので、装着前に軽く拭く。サイドシェードはアルミ面を外に向ける指定を守る。全窓セットは前から後ろへ順に進め、リアハッチにカメラカバーがある個体だけ最後に時間を取る。フロントと前席サイドは発進前に必ず外す。荷室側を覆ったまま動かすかどうかは、後方の見え方を自分で確かめてから決める。

よくある質問

S700MとS710Mで商品は変わりますか

変わらない。違いは駆動方式で、ガラスの形には関わらない。今回の4製品はいずれも適合欄に両方の型式が並んでいる。

ハイゼット カーゴ向けの商品はそのまま使えますか

ピクシス バンはハイゼット カーゴのOEM車なので、適合欄にハイゼット カーゴだけが書かれた商品も候補にはなる。ただし適合を保証するのは出品者なので、ピクシス バンの記載が無ければ問い合わせて確かめる。

2026年6月以降に登録された車ではどうすればいいですか

フロントセットと全窓セットは出品者が対応外と書いているので、注文前に初度登録年月を伝えて確認する。注記の無いマグネット式フロントとサイドシェードから選ぶ手もある。

電気自動車のピクシス バンでも同じ商品でいいですか

型式が別なので、適合欄がS700M / S710Mまでしか書いていない商品は可否が不明のままだ。車検証の型式欄を先に見て、ZAB-S781Mなら出品者へ確認する。

サンシェードを付ければ車内は涼しくなりますか

JAFのテストの結論はそうなっていない。空気の温度は下がらず、直射日光の当たる面の温度が変わる道具として考えたほうがよい。

まとめ

最初にやることは、車のところへ行ってフロントガラスを3か所測り、窓の数とリアハッチ上部のカメラの有無を見ることだ。そのうえで車検証を開き、型式と初度登録年月を控える。

覆う範囲が決まれば製品は絞れる。着脱の速さを取るならマグネット式フロント1枚、荷室で過ごすなら全窓セット、前席の左右だけ足したいならサイドシェード。初度登録が2026年6月以降なら、対応外と書かれた2製品は問い合わせを挟んでから注文する。

趣味職人 マグネット式フロントサンシェード(ピクシス バン S700M/S710M)

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趣味職人 シームレスライト サンシェード 全窓セット(ピクシス バン S700M/S710M)

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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