キャンプ道具や泥の付いた長靴をランドクルーザー300の荷室へ積む前に、床を守るラゲッジマットを敷いておきたい。ディーゼルのFJA300Wは全車5人乗りなので、マットは5人乗り用を選べば床の形が合う。通販の検索結果には7人乗り専用設計をうたう商品が同じ型式名で並ぶが、7人乗りが設定されているのはガソリン車のVJA300Wだけだ。この違いさえ押さえれば、FJA300Wのマット選びで迷う要素はほとんどない。
FJA300W対応をうたう4商品の早見表
Amazonでランドクルーザー300用のラゲッジマットを探すと、5人乗り用と7人乗り用が同じ検索結果に混ざって出てくる。FJA300Wに7人乗りの設定はないので、まず対応定員で2つに割って考える。
| 商品 | 対応の記載 | 素材の記載 | 価格(2026年8月時点) | FJA300Wへの判定 |
|---|---|---|---|---|
| 5人乗り用 全天候タイプ | 5人乗り・2021年8月〜2023年 | 記載なし(防水トレイ形状) | 8,000円 | 合う。第1候補 |
| レザー調タイプ | FJA300W対応・2021年〜現行 | 合成レザー・防水 | 8,399円 | 合う。新しい年式向き |
| 7人乗り専用 XPEタイプ | 7人乗り専用設計 | XPE | 7,999円 | 選ばない |
| 7人乗り専用 防水タイプ(FXXKOE) | 7人乗り専用設計 | XPE・防水 | 7,999円 | 選ばない |
この判定の根拠を、次の章から順に説明する。
前提の確認: FJA300Wはディーゼルで全車5人乗り
FJA300Wはランドクルーザー300のディーゼル車で、3.3L V6ツインターボディーゼルを積む。グレードはZXとGR SPORTの2つ。トヨタ販売店の公式グレード表では、ディーゼルはZXもGR SPORTも5人乗りのみで、7人乗りが用意されているのはガソリン車VJA300WのAX・VX・ZX・GR SPORTだ。2021年8月の発売から現在まで、型式別のカタログ情報を見てもディーゼルに7人乗りが加わった記録はない。
車検証で型式と定員を見る
注文前に車検証を1回開いておく。型式欄にFJA300Wを含む型式が書かれていて、乗車定員欄が5人なら、この記事の対象車だ。乗車定員が7人ならその車はガソリンのVJA300Wなので、選ぶマットも7人乗り用に変わる。
5人乗り用と7人乗り用で床の形が違う
7人乗りには3列目シートがあり、荷室の床はその分だけ形も長さも別物になる。車種専用マットは床の形に合わせて型を起こすから、定員が違えば別商品だ。7人乗り専用設計の商品名にFJA300Wが併記されている例があるが、前述のとおりFJA300Wに7人乗りは存在しない。商品名の型式表記より、対応定員の記載を信用するのがこの車種でのマット選びの原則だ。
FJA300Wで選ぶ2商品と、見送る2商品
5人乗り用 全天候タイプ|2023年までの車の第1候補
商品ページの記載は5人乗り用・対応年式2021年8月〜2023年。縁が立ち上がったトレイ形状で、防水・防滑・耐汚をうたう。価格は8,000円(2026年8月時点)。泥物や水物を積む使い方なら、こぼれた水が縁の内側にとどまるトレイ形状を選ぶ理由は大きい。対応年式の記載が2023年までなので、2024年式以降の車は注文前に出品者へ適合を確認してから買う。
ランクル300 5人乗り用ラゲッジマット(全天候タイプ)
レザー調タイプ|対応年式が2021年〜現行まである
合成レザー表面の車種専用設計で、防水・防汚・ズレ防止の記載がある。バリエーションからFJA300W対応を選ぶ販売形式で、対応年式は2021年〜現行。価格は8,399円(2026年8月時点)。ランドクルーザー300には2025年3月に一部改良が入っているから、新しい年式の車は、対応年式を現行まで明記しているこちらが選びやすい。表面がレザー調の分、泥を水で豪快に流したい人には全天候タイプの方が向く。
ランクル300 FJA300W対応ラゲッジマット(レザー調)
7人乗り専用 XPEタイプ|VJA300Wの7人乗り向け
XPE素材の3D形状トレイで7,999円(2026年8月時点)。商品名にFJA300Wの文字はあるが、7人乗り専用設計と明記されている。FJA300Wに7人乗りはないので、この記事の読者が選ぶ商品ではない。家族のガソリン車、つまりVJA300Wの7人乗り用に探しているなら候補に入る。
7人乗り専用 防水タイプ(FXXKOE)|同じ理由で見送り
こちらも7人乗り専用設計・XPE素材・防水仕様の記載で7,999円(2026年8月時点)。判断は上と同じで、FJA300Wには合わせない。5人乗り用の2商品との価格差はほとんどないから、定員違いを妥協してまで選ぶ場面もない。
選び方の基準は3つ
縁の立ち上がりがあるか
平らな1枚物より、縁が立ち上がったトレイ形状の方が、こぼれた液体や砂が縁の内側にとどまって床まで届かない。今回の4商品はいずれもトレイ形状の記載で、この基準は全商品が満たしている。
素材と手入れの相性
樹脂系(XPEなど)は水に強く、外して水洗いする使い方に向く。レザー調は見た目が内装に近い分、汚れは拭き取りが基本になる。犬を乗せる、海や川へ行くなら樹脂系、買い物と旅行が中心ならレザー調でいい。
対応年式の表記を自分の車と突き合わせる
同じFJA300Wでも、商品側の対応年式は2021年8月〜2023年、2021年〜現行と幅が分かれている。2025年3月には一部改良も入っているので、車検証の初度登録年月と商品ページの対応年式を突き合わせ、範囲から外れる場合は出品者に確認してから注文する。改良で荷室の形が変わったかどうかまでは商品ページから読み取れないから、ここだけは横着しない。
敷く前と敷いた後にやること
届いたらまず荷室の床を掃除してから仮置きする。砂粒を挟んだまま使うと床側のカーペットが傷む。仮置きで四隅や縁が浮くなら定員違い・年式違いの可能性が高いので、無理に押し込まず返品・交換の手続きに回す。使い始めてからは、重い荷物の出し入れでマットがずれないかを最初の数回だけ気にしておけば、あとは汚れたら洗うだけだ。
よくある質問
FJA300Wに7人乗り用のラゲッジマットを流用できるか
できない前提で考える。7人乗り用は3列目シートがある床の形に合わせた型で、FJA300Wの荷室とは形が合わない。縁が浮いたまま使うと、隙間から砂や水が床に入ってマットを敷く意味がなくなる。5人乗り用と明記された商品だけを候補にする。
自分の車がFJA300Wかどうかはどこで確認できるか
車検証の型式欄で確認する。FJA300Wを含む型式ならディーゼル、VJA300Wならガソリンだ。乗車定員5人はディーゼル全車とガソリンのGXに共通するので、定員だけでは型式を判別できない。型式欄を見るのが確実で早い。
ガソリン車と共通のマットを使えるか
5人乗り用の商品は、商品名にFJA300WとVJA300Wを併記して共通として売られている例が多い。定員が同じ5人乗りなら共通扱いというのが出品側の整理だ。ただし最終的な適合は、商品ページの適合表と対応年式で確認する。
価格はどのくらい見ておけばいいか
今回の4商品は7,999〜8,399円(2026年8月時点)に収まっている。車格の割に高くない部品なので、価格差で悩むより、対応定員と対応年式の確認に時間を使った方がいい。
まとめ: 定員の確認だけ外さなければ失敗しない
FJA300Wはディーゼルで全車5人乗り。ZXでもGR SPORTでも、ラゲッジマットは5人乗り用を選べば床の形が合う。7人乗り専用設計はガソリン車VJA300W向けなので、商品名に型式が併記されていても候補から外す。2023年までの車は全天候タイプ、それより新しい車は対応年式を現行まで明記したレザー調タイプから当たり、注文前に車検証の型式・定員と商品ページの対応年式を突き合わせる。ここまでやれば、届いたマットが合わないという失敗はまず起きない。
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