2014年から2015年にかけて期間限定で販売された再販ランクル70、GRJ76K。年数を重ねた荷室の床を守ろうとラゲッジマットを探すと、出てくるのは2023年発売の現行GDJ76W用ばかりで、自分の車に合う1枚が意外と見つからない。AmazonでGRJ76Kへの適合を明記した専用マットは、2026年8月時点で実質2商品。その2枚を並べて、どう選ぶかまで決めていく。
GRJ76K対応ラゲッジマット2商品の比較表
先に全体を見てもらう。どちらも適合欄にGRJ76Kの5人乗りを明記したTPE素材の3D成形マットで、価格まで同じ。違いは適合表記の細かさと、うたっている機能の書き分けにある。
| 商品 | 価格(2026年8月時点) | 適合の表記 | 機能の表記 | Amazon在庫(同時点) |
|---|---|---|---|---|
| 3Dカーゴマット | 13,200円 | GRJ76K 5人乗り専用 | 3D成形・撥水・防汚 | 残り2点 |
| オールシーズンマット | 13,200円 | GRJ76K 5人乗り・MT車・4000cc | 3D成形・撥水・防水 | 残り1点 |
現行GDJ76W用なら5,000円台からあるのに比べると割高だが、GRJ76K用として売られている専用設計はこの2枚に絞られる。まず自分の車の型式を確かめ、そのうえで在庫のある方を押さえるのが今回の結論だ。
先に型式を確かめる|GRJ76Kと現行GDJ76Wは別物
同じ「ランクル70」の名前で世代の違う2つの型式が流通しているのが、この車のマット選びを面倒にしている。
GRJ76Kは2014〜2015年の再販バン
GRJ76Kは、70系の発売30周年に合わせて2014年8月25日から1年間の期間限定で国内販売された再販モデルのバンだ。エンジンは4.0L V6ガソリンの1GR-FEで、変速機は5速MTのみ。定員は5名。一方、2023年11月29日に発売された現行の再再販モデルは型式がGDJ76Wへ変わり、2.8Lディーゼルターボと6速ATの組み合わせになった。外観は近くても、車検証の型式欄を見れば世代は一目で区別できる。
「70系専用」の表記だけで買うと現行用が届く
Amazonの検索結果には、現行GDJ76W用と再販GRJ76K用が混ざって並ぶ。商品名の「70系専用」だけを見て注文すると、想定と違う世代向けのマットが届くことになりかねない。注文前に商品ページの適合欄がGRJ76KとGDJ76Wのどちらを指しているかを確かめ、車検証の型式欄と突き合わせる。ここさえ間違えなければ、あとの選択は難しくない。
3Dカーゴマット|撥水・防汚をうたう5人乗り専用設計
価格は13,200円(2026年8月時点)。商品ページにはGRJ76Kの5人乗り専用とあり、素材はTPE、撥水と防汚の記載がある。荷室の形に合わせた3D成形なので、平らな汎用マットを切って合わせる手間がない。
キャンプ道具や濡れた荷物を日常的に積むなら、こちらの防汚表記が判断材料になる。同時点の在庫表示は残り2点なので、注文前に販売ページの状況を見ておきたい。
ランクル70 GRJ76K 3Dカーゴマット
オールシーズンマット|MT車・4000ccまで明記した専用設計
価格は同じ13,200円(2026年8月時点)。適合表記が細かく、GRJ76Kの5人乗りに加えてMT車・4000ccまで商品名に書いている。再販ランクル70は全車4.0LガソリンのMTだから、この表記で自分の車が対象から外れる心配はない。素材は同じTPEで、撥水に加えて防水とオールシーズン対応をうたう。
同時点の在庫表示は残り1点。適合を細かく確かめてから買いたい人に向く1枚だ。
ランクル70 GRJ76K オールシーズンマット
2枚のどちらを選ぶか
正直なところ、素材・成形方式・価格はそろっていて、商品ページの書き分けもわずかだ。だから決め手は機能表記の好みと在庫になる。防汚の記載を取るならカーゴマット、防水とオールシーズンの記載を取るならオールシーズンマット。どちらも在庫が残り数点まで細っているので、こだわりがなければ買える方を選んで差し支えない。GRJ76K用の専用設計という土台は共通で、どちらを敷いても荷室の床を守るという目的は果たせる。
TPE素材のマットを長く使う手入れ
TPE(熱可塑性エラストマー)はゴムに近い弾力を持ちつつ、外して水洗いできる素材だ。泥や砂が溜まったら荷室から出して洗い、乾かしてから戻す。これだけで使い続けられる。
敷く前にひと手間だけかけたい。荷室の床に砂粒が残ったままマットを載せると、マットの裏と床の間で砂がこすれて塗装面に傷が付く。最初に敷くときは荷室を掃除してからにする。10年選手のGRJ76Kなら、この機会に床の状態を見ておくのもいい。
よくある質問
現行GDJ76W用のラゲッジマットをGRJ76Kに流用できる?
やめておいた方がいい。世代が違えば荷室まわりの内装形状も同じとは限らず、今回の2商品も現行用の商品群も、それぞれ自分の対象型式だけを適合に挙げている。GDJ76W用の商品ページにGRJ76Kへの適合記載がない以上、合う根拠がない。専用表記のある2商品から選ぶのが確実だ。
ピックアップのGRJ79Kにも使える?
対象外だ。今回の2商品はバンのGRJ76K・5人乗りの荷室に合わせた設計で、荷台がオープンデッキのピックアップとは形状がまったく違う。GRJ79Kに乗っているなら、荷台用のベッドマットを別途探すことになる。
純正のラゲッジマットはまだ手に入る?
販売終了から10年以上経っているので、純正用品の供給状況はここでは断定できない。トヨタの販売店で車台番号を伝えて品番照会するのが確実で、供給が終わっていた場合の受け皿が今回の2商品という位置付けになる。
リアシートを畳んだ部分まで覆える?
2商品とも荷室(ラゲッジ)部分用のマットだ。リアシート背面や折り畳んだ状態の床面までカバーするかは商品ページの写真と寸法図で確認してから注文する。掲載範囲を超える使い方は想定されていないと考えておく。
まとめ|「GRJ76K」の表記を見てから注文する
再販ランクル70のラゲッジマット選びは、型式の確認がすべての入口になる。GRJ76Kは2014〜2015年の期間限定販売で、2023年からの現行GDJ76Wとは別物。適合欄にGRJ76Kを明記した専用マットは2026年8月時点で2商品あり、ともに13,200円のTPE製3D成形マットだ。機能表記の書き分けはわずかだから、在庫のある方を選べばいい。台数の少ない再販車ゆえ専用品の流通も細い。車検証で型式を確かめたら、買える時に押さえておくのがこの車との付き合い方だ。
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