カローラツーリング ルーフキャリアおすすめ レール有無で選ぶ

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カローラツーリングの屋根に荷物を積みたいとき、最初に決まるのは商品名ではなく、自分の車にルーフレールが付いているかどうかだ。カローラツーリングのルーフレールはオプション設定で、同じ車名でもレール付きの車とレールなしの車が市場に混在している。ここが分かれると、フットも取付ホルダーも品番が丸ごと入れ替わる。まず屋根を見て、自分がどちら側かを確かめるところから始めたい。

目次

レールの有無で買う物が丸ごと変わる

カローラツーリング向けのベースキャリアは、レール付き用とレールなし用で別系統の商品になっている。まずは代表的な構成を並べておく。数値はいずれもキャリアメーカーが構成ごとに公表している値だ。

自車の状態 代表的な構成 積載量の目安 装着時車高
レール付き エアロバー(EF104A+EB84A/AB+SR2) 75kg 155.6cm
レール付き 輸入ブランド(フット7106+バー選択) 最大60kg
レールなし スクエアバー(EF14BL+EB1+EH439) 50kg 154.1cm
レールなし エアロバー(EF100A+EB84A/AB+EH439) 50kg 154.1cm

先に誤解をひとつ潰しておく。トヨタの取扱書は、ルーフレールに直接荷物を置かないよう警告している(荷くずれから事故につながるおそれがあると明記されている)。レールは荷物を載せる台ではなく、キャリアを取り付けるための土台だ。レールが付いている車でも、屋根に積むならキャリアは別途要る。

自分の車にレールが付いているかを確かめる

トヨタが公表している装備一覧では、ルーフレールは標準装備ではなく有償オプションとして扱われている。2019年9月の主要装備一覧表ではダークグレーメタリック塗装・シルバーメタリック塗装の2色がいずれも33,000円(消費税抜き30,000円)と価格つきで載り、現行モデルのグレード/オプション一覧でも ACTIVE SPORT・W×B・G の各グレードで「オプション」と表記されている。つまり車名や年式では決まらないので、実車の屋根を見て判断する

呼び名にも注意がいる。同じレールを、あるメーカーは「ルーフレール付車」、輸入代理店は「ダイレクトルーフレール付き」、別のメーカーは「フラッシュレール」と書く。専門店の解説によれば、ダイレクトルーフレールは屋根との間にすき間がなく、ルーフより明らかに盛り上がった部分があるレール形状を指す。呼称で照合すると取り違えるので、有無だけを見て各社の適合表の区分に当てはめる。

もうひとつ、車検証の型式と初度登録年月も控えておきたい。キャリアメーカーの適用情報が対象にしている型式は NRE・ZRE・ZWE21# 系が中心で、これは1.2Lターボ(NRE210W)・1.8Lガソリン(ZRE212W)・ハイブリッド(ZWE211W/ZWE214W)に対応する表記だ。一方で取扱書には1.5Lガソリンの MZEA17W という型式も載っている。後年に加わった型式が適用情報に明記されているかは製品ごとに違うので、購入前に必ず突き合わせる。

ルーフレール付き車のおすすめ構成

積載量の目安を優先するならエアロバーの車種別セット

キャリアメーカーが公表するルーフレール付車向けの適用情報では、ベースフットEF104A+ベースバーEB84A/AB+取付ホルダーSR2 の構成で、装着時車高155.6cm・積載量目安75kg・最小バー下寸法72mm。レールなし向けの同社構成(50kg)より目安が25kg大きい。取付ホルダーがレール専用品のSR2になる点だけ間違えないようにしたい。Amazon実売価格は確認時点で¥27,946(変動する)。

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バー形状を後から選びたいなら輸入ブランド

輸入代理店が公表する車種別適合情報では、ダイレクトルーフレール付き(年式R1/9〜、型式 ZWE21#・ZRE21#・NRE21#)はフット7106に適合し、バーはスクエアバー7121・ウイングバーEVO 7111・スライドバー891・キャップロック611001から選ぶ。最大積載重量は60kg。確認時点のAmazon実売価格は¥62,645で、上のセットとは開きがある。重い物を載せる前提なら75kgの構成、バーの選択肢を広く取りたいならこちらが向く。

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ルーフレールなし車のおすすめ構成

フット・バー・取付ホルダーの3点で1組

レール無車向けの適用情報では、スクエアバー構成がベースフットEF14BL+ベースバーEB1+取付ホルダーセットEH439、エアロバー構成がベースフットEF100A+ベースバーEB84A/AB+EH439。どちらも装着時車高154.1cm・積載重量目安50kgで、違うのは最小バー下寸法(スクエア60mm/エアロ57mm)だ。初めて買うなら3点が組まれたセット品を選ぶと、部品の買い漏らしがない。確認時点のAmazon実売価格は¥17,780。

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取付フック単体を買っても屋根には何も載らない

車種別の取付フックは単品でも売られている。カーメイトのK769は、カローラツーリング(2019年9月以降/車体型式E21#W・EA12W/フラッシュレール無車)向けで、同社のシステムキャリア用ベース(INSUT、XS201、XS250 など)と組み合わせて使う部品だ。確認時点の実売価格は¥4,882と安いが、これだけではバーもフットもない。すでに同社のベースを持っている人の追加部品として考えるものだと押さえておく。

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なお、レールなしのカローラツーリングについては、輸入ブランドの正規輸入代理店の適合情報が確認時点で「未定」表記になっている。レールなし車で輸入ブランドを前提に検討するのは避け、適合が明示されている側から選ぶのが安全だ。

50kg・60kg・75kgが並ぶ理由

積載量の目安は、カローラツーリングという車に固有の値ではない。レールなし向けが50kg、レール付き向けが75kg、輸入ブランドのレール付き用が最大60kgと揃わないのは、いずれも選んだキャリアの構成ごとにメーカーが示している値だからだ。取扱書側にはルーフ積載質量の数値記載がなく、車の公表値として一つの数字で語ることはできない。

実務では、組んだ構成のうち最も小さい表示値を上限として扱うのが安全側の読み方になる。重さの勘定にはキャリア本体やルーフボックスの重量も含める。中身だけで50kgに収めても、器具を足すと超える。

バー形状と、上がったあとの車高

スクエアバーとエアロバーは、レールなし向けでは積載量目安も装着時車高も同じで、差は最小バー下寸法と価格帯に出る。エアロバーは断面が翼形で、メーカーは風切音の低減を狙った設計として位置づけている。スクエアバー構成のほうがベースフットの希望小売価格は低い。ルーフボックスやスキーキャリアを後から載せる予定があるなら、取付可否がバー形状に左右されるので先にバーを決めておく。

見落としやすいのが車高だ。公表値はレールなし構成で154.1cm、レール付き構成で155.6cm。アタッチメントを載せればさらに上がる。機械式立体駐車場・洗車機・自宅車庫の入口高さを、装着前に実測値と突き合わせておきたい

スキーやスノーボードを積む前提なら、専用キャリアもレール有無で分かれる。適用情報では、レール無車向けが専用キャリアSS102S+EH439で積載物とルーフの間が約120mm、レール付車向けがSS113SR+SR2で約140mm。レール付車向けにはルーフボックスの推奨モデル(オルカ380/品番EA380B)も示されている。

屋根に積んでよい荷物の大きさ

積載物の大きさは道路交通法施行令で決まっており、令和4年5月13日施行の改正で緩和された。警察が公表している解説では、長さは自動車の長さにその10分の2を加えたもの、幅は自動車の幅にその10分の2を加えたもの、高さは3.8メートルから積載場所の高さを引いた高さが上限。はみ出しは車体の前後それぞれ長さの10分の1まで、左右それぞれ幅の10分の1までとされている。改正で変わったのは幅の枠で、従来の「自動車の幅」から10分の2を加えた値へ広がった。

カローラツーリングの全長4,495mm・全幅1,745mm(この寸法は2019年9月の諸元表と現行のオプション一覧で一致している)を機械的に当てはめると、長さの上限5,394mm、幅の上限2,094mm、はみ出しは前後それぞれ449.5mm、左右それぞれ174.5mmという計算値になる。

ただしこれは法令上の枠を計算しただけの値で、推奨値ではない。取扱書はルーフキャリアへの積載について、車両の全長・全幅を超える荷物を積まないよう求めている。屋根に積むときは、法令の枠ではなく取扱書側の指示に合わせる。

取り付けと走行中に守ること

取扱書がルーフラゲージキャリアの積載時に挙げている事項は、そのまま手順として使える。

  1. 車両に荷重が均等になるように積む(不均等な積み方も、積み過ぎも避ける)
  2. 車両の大きさを超える荷物を積まない
  3. 走行前に、荷物が確実に固定されていることを確認する
  4. 荷物がバックドアやアンテナに当たらないことを確認する
  5. 重心が高くなるので、高速走行・急加速・急旋回・急ブレーキを避ける(横転のおそれがあると明記されている)
  6. 長距離走行や荒れた路面、高速走行のときは、時おり停まって荷物の位置を確かめる

5番は数値で示されない代わりに影響が大きい。屋根に重い物を載せた状態の車は、普段と同じ感覚で曲がれない。そしてレールに直接載せない、という禁止事項もここに重なる。

よくある質問

ルーフレールが付いていれば、キャリアなしで荷物を載せてもいい?

載せられない。取扱書はレールに直接荷物を置かないよう警告している。レール付き車でもベースキャリアは別に要る。

ルーフレールは後から追加できる?

トヨタの装備一覧ではルーフレールは価格つきのオプションとして載っており、新車で選ぶ装備として設定されている。後から追加できるかどうかは確認できていないので、販売店に自車の型式を伝えて聞くのが確実だ。

1.5Lガソリンなど後から加わった型式でも同じ品番が使える?

そう決めつけない。キャリアメーカーの適用情報が対象にしているのは NRE・ZRE・ZWE21# 系の表記で、MZEA系のような型式が含まれるかは製品ごとに違う。適用情報に自車の型式が載っていない場合、載っている型式と同じとみなして買わない。

キャリアを付けたまま機械式の立体駐車場に入れる?

高さ制限しだいで、入れないことがある。公表の装着時車高は154.1cm/155.6cmで、ここにアタッチメントの高さが乗る。制限のある場所へ入る前に、自分の構成の高さを実測しておく。

ルーフレールなしの車でも輸入ブランドのキャリアは選べる?

確認時点では判断材料がない。正規輸入代理店の適合情報がレールなしのカローラツーリングについて「未定」表記のままだからだ。適合表は改定されるので、買う時点で最新情報を見る。

まとめ

最初にやるのは、実車の屋根を見てルーフレールの有無を確かめること。書類の確認はその次で、車検証の型式と初度登録年月を候補メーカーの適合表に突き合わせる。ここまで済んでから、レール有無に対応する構成の中でバー形状と積載量の目安を選び、最後に装着後の車高が普段使う駐車場や車庫に収まるかを確かめる。

この順番を飛ばして商品名だけで選ぶと、取付ホルダーが合わない・部品が足りない・車庫に入らない、のどれかで止まる。積載量も車ではなく構成側で決まる値なので、組んだ構成の中で最も小さい表示値を自分の上限として持っておきたい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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