アクア ラゲッジマットおすすめ4選 NHP10とMXPK系

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アクアの荷室に土のついた園芸用品や濡れた傘を載せると、内張りのカーペットは一度汚れると元に戻しにくい。ラゲッジマットで防ぐとき、決め手になるのは値段や素材より先に、自分のアクアが初代NHP10か2代目MXPK系か、そして2代目なら荷室の床板がどうなっているかの2点だ。商品名に並ぶ型式の羅列だけでは、この2点目は判断できない。

目次

世代と床面、絞り込みはこの2点で足りる

当サイトで検証済みのアクアの車種データによると、アクアは型式NHP10の初代(2011年12月〜2021年7月)と、MXPK系の2代目(2021年7月〜現行)に分かれる。ラゲッジマットは世代をまたいで使い回す前提の商品ではない。まず世代を確定し、2代目ならそのうえで荷室の床板の状態を確かめる——順序はこれで固定していい。

2代目にもう一段の確認が要るのは、床面が動くからだ。純正のアジャスタブルデッキボードは上段と下段で約120mmの差があり、2WDは2段式、E-Fourは1段式と分かれる。社外品の商品名にこの段位置の区別は書かれていない。

今回、販売中と確認できた4製品は次のとおり。価格はAmazonの実売価格(確認時点)で、変動するため最終的な金額は販売ページで確かめてほしい。

商品 対応世代 商品名の型式表記 素材 価格(確認時点)
ZTIUR 3Dトランクマット 2代目 MXPK11/MXPK10/MXPK15/MXPK16型 レザー素材 2,879円
BIGKON MXP系専用 2代目 MXP系専用 2021年7月~現行 TPE 3,220円
BIGKON NHP10系専用 初代 NHP10系専用 2014年-2020年 TPE 3,399円
BLUESEATEC 10系 初代 NHP10/NHP10H H23.12-R3.7 記載なし 4,229円

車検証の型式欄をどう読むか

2代目のMXPK10/11/15/16はグレードで分かれる

トヨタが公式サイトで公開しているアクアの主要諸元表によると、2WDはZ・G・X・GR SPORTがMXPK11、BグレードがMXPK10。E-FourはZ・G・XがMXPK16、BグレードがMXPK15。つまりMXPK10とMXPK11はどちらも2WD、MXPK15とMXPK16はどちらもE-Fourで、型式の数字の近さから駆動方式は読めない。2024年4月時点の諸元表ではBグレードの記載がなくなり、2WD専用のGR SPORTが加わっている。

初代NHP10は型式が1つだけ

初代の主要諸元表では全グレードがNHP10で、駆動方式による枝分かれがない。全長4,050mm・全幅1,695mm・全高1,455mm、ホイールベース2,550mm、エンジンは1NZ-FXE。型式で見分ける必要がないぶん、初代向け商品は対応年式の表記がそのまま適合情報になる。純正タイヤサイズが2017年6月を境に175/65R15 84Hから185/60R15 84Hへ変わっており、同じNHP10でも仕様変更の節目はある。

2代目の荷室は床が動く

上段と下段の差は約120mm

トヨタの純正用品カタログに記載された内容では、アジャスタブルデッキボード(2段デッキ)は14,300円(消費税抜き13,000円)で、荷室の床面を上段と下段の2段階に切り替える。カタログの図では上段位置と下段位置の差が約120mmと示されている。上段にしてリヤシートを倒せばフラットな空間ができ、背の高い荷物は下段。工具なしで脱着でき、設定は2WD車、GRラゲージマット付車は対象外。下段に装着する場合は純正ラゲージトレイと併用できない。価格はカタログ表記時点の参考価格で、販売店が独自に定めている。

同じ2代目でも床面は一通りではない

トヨタの車両カタログに載っている主要装備一覧表を見ると、デッキボードは2WD車が2段式、E-Four車が1段式と書き分けられている。さらに「スペアタイヤを選択した場合……デッキアンダートレイの形状が変更となり、販売店装着オプションのアジャスタブルデッキボードは1段式となります」という注記もある。トヨタの取扱説明書には、荷室床面が「デッキボード装着車」と「デッキマット装着車」に分けて書かれ、ラゲージアンダートレイを使う手順も板を持ち上げる場合と敷物を持ち上げる場合で別々だ。さらにタイプA・タイプB・タイプCの区分があり、デッキボード自体にも「グレード、オプションなどにより、装備の有無があります」と注記されている。メーカーの説明書の段階で床面が複数通り想定されていると考えたほうがいい。

純正用品が引いている線を基準にする

トヨタの純正用品カタログでは、樹脂(軟質オレフィン)製のラゲージトレイが14,300円で「完全防水のトレイ。汚れた荷物を気にせずに積めます」と説明される一方、ポリエステルとポリウレタンのラゲージソフトトレイ(ラゲージ部)は17,600円で「防水性に優れた素材ですが、構造上、完全防水ではありません」「三角表示板の固定バンド使用時には、防水効果はありません」と注記されている。メーカー自身が樹脂と布系で防水の書き方を変えているわけで、この線引きはそのまま社外品を見る目盛りになる。

適合条件の切り方も細かい。ラゲージトレイはE-Four車では上段での使用になり下段では使えず、下段に装着するならデッキボードと併用できない。GR SPORT向けのGRラゲージマットは20,350円でデッキボード付車が対象外、デッキボード側にも「除く GRラゲージマット付車」と条件が付く。荷室上部を覆うトノカバーは16,500円(バックドアダンパー5,500円を含む)で、カバーの上にものを載せない注記がある。いずれもカタログ表記時点の参考価格で取付費は含まない。純正がここまで条件を切っていること自体が、床面が一様でないことの裏づけになる。

素材で使い勝手が変わる

水と泥を第一に考えるならTPEなどの樹脂系だ。汚れたら外して洗い流せるので、園芸用品・キャンプ道具・濡れた傘・ペットを載せる使い方はこちらに寄せたい。レザー調は拭き取りやすさと見た目の両立を狙う素材で、布やカーペット系は内装になじむ代わりに、しみ込んだ汚れが落としにくい。純正で「完全防水」と書かれているのが樹脂製トレイだけである以上、布系や合成皮革系に完全な防水を期待しないのが安全側の判断になる。

今回の候補ではBIGKONのMXP系専用とNHP10系専用がTPE、ZTIURの2代目用がレザー素材。社外の荷室単品はおおよそ2,700円台から1万2千円台に広がり、3千円前後が最も多い。純正のラゲージトレイ14,300円やソフトトレイ17,600円と比べると、社外品の中心価格帯は4分の1から5分の1に収まる。

商品名で分かること、分からないこと

販売ページに記載された商品名と適合表記を確認すると、2代目向けだけでも「MXP系専用 2021年7月~現行」「2代目 MXPK11/MXPK10/MXPK15/MXPK16型」「MXPK10 MXPK11 2021年」「MXPK10/11/15/16型」「MXPK10 系」の5通りが同時に流通している。4型式をすべて併記する商品と、MXPK10とMXPK11しか書かない商品が混ざっており、後者がE-Fourを含む意図かどうかは商品名からは判断できない。E-Fourに乗っているなら4型式併記の商品を選ぶか、販売ページの適合情報で確認する

初代向けも「2014年-2020年」と書く商品と「H23.12-R3.7」と書く商品があり、対応年式の幅がそろっていない。「NHP10/NHP10H」のようにHの付く綴りが現れることもあるが、公式の主要諸元表で確認できる初代の型式はNHP10だけで、H付きが何を指すかは確認できていない。そしてどの商品名にも、デッキボードの段位置も装着の有無もスペアタイヤの有無も書かれていない。型式と年式が合っていても、床面の状態しだいで収まりや浮きが変わりうる。

アクアのラゲッジマットおすすめ4選

2代目向け2点と初代向け2点。世代が決まっていれば、見るべきなのは2点だけになる。

E-Fourまで明記した2代目向け — ZTIUR 3Dトランクマット

商品名で「2代目 AQUA MXPK11/MXPK10/MXPK15/MXPK16型」と4つの型式をすべて列挙している。今回確認した候補で4型式を明示しているのはこれだけで、E-Four(MXPK15・MXPK16)に乗っている読者が商品名の段階で対象内だと確認できる数少ない選択肢になる。素材はレザー素材で、防水・防塵・全天候対応・滑り止めをうたう。2,879円と価格も低いが、確認時点では在庫が残りわずかの表示だったので、購入時の在庫は販売ページで確かめてほしい。

ZTIUR アクア 2代目 MXPK11/MXPK10/MXPK15/MXPK16型 3D トランクマット レザー素材

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洗える樹脂系の2代目向け — BIGKON MXP系専用

3D立体構造のTPE素材で、防水・耐汚れ・全天候仕様、色はブラック。3,220円。水や泥を洗い流せる素材を優先するならこちらだが、対応の書き方が「MXP系専用 2021年7月~現行」と世代でまとめた表記で、E-Fourを含むかどうかは商品名からは読み取れない。2WDなら素直に候補、E-Fourなら販売ページの適合情報を先に見る、という使い分けになる。

BIGKON トランクマット アクア MXP系専用 2021年7月~現行 3D立体構造 TPE素材

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初代の2014年〜2020年式向け — BIGKON NHP10系専用

「NHP10系専用 2014年-2020年」と対応年式を区切った3D防水カーゴマット。TPE素材で車種専用設計、耐摩擦・耐汚れ・滑り止め、ブラック。3,399円。初代の生産期間は2011年12月からなので、2011年から2013年式と2021年式に乗っているなら、この表記のままでは対象外と読める。年式が中央に収まっている車なら第一候補にしていい。

BIGKON トランクマット アクア NHP10系専用 2014年-2020年 3D防水カーゴマット TPE素材

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初代の生産期間全体を示した表記 — BLUESEATEC 10系

商品名が「アクア 10系 NHP10/NHP10H」「Aqua H23.12-R3.7」で、2011年12月から2021年7月までという初代の全期間に相当する年式範囲を示している。年式の端に当たる車に乗っているなら、対応範囲の広さがそのまま選ぶ理由になる。4,229円で、確認時点では在庫が残りわずかの表示。商品名のNHP10Hという綴りは公式の諸元表では確認できないため、車検証の型式欄と突き合わせてから注文したい。

BLUESEATEC アクア 10系 NHP10/NHP10H ラゲッジマット H23.12-R3.7

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買う前の3点と、敷いたあとの確認

注文前に確かめる3点

1つ目は車検証の「型式」欄の文字列で、NHP10なら初代、MXPKで始まるなら2代目。2つ目は荷室の床面が持ち上がる板(デッキボード)なのか敷物(デッキマット)なのかで、取扱説明書もこの2通りで手順を分けている。3つ目はスペアタイヤの有無だ。この3点が分かれば、商品名の型式表記と自分の車を突き合わせられる。判断がつかないときは、型式と装備を販売店に確認するのが早い。

デッキボードは工具なしで外せる。取扱説明書の手順では、折りたたんで車両前方へずらし、斜めにして取り出す。戻すときは折りたたんだまま斜めに入れ、後方へずらして元の状態に戻す。買う前に一度外して床面の実物を見ておけば、自分の車がどの構成か分かる。

敷いたあとに見ておくところ

ラゲージルームには停止表示板の収納スペースがあり、取扱説明書には「停止表示板のケースの大きさや形状によっては、収納できない場合があります」との注記がある。マットが収納スペースやラゲージアンダートレイの出し入れを塞いでいないか、敷いた直後に確かめておきたい。すでに敷いてあるものの上に重ねる使い方も避ける。トヨタは純正フロアマットについて他のマット類と重ねて使わないよう注記しており、ずれや浮きが起きるという考え方は荷室でも同じだ。

積み方そのものにも取扱説明書の警告がある。燃料の入った容器やスプレー缶は引火のおそれがあるため積まない、シート背もたれより高いものを積まない、後席を倒して長い荷物を積むときは前席背もたれの真うしろを避ける、荷重を偏らせない。荷重の偏りはハンドル操作性やブレーキ制御の低下を招き、事故につながるおそれがあるとされている。

よくある質問

MXPK10とMXPK11はどちらが2WDでどちらがE-Fourなのか

どちらも2WDだ。主要諸元表ではBグレードがMXPK10、Z・G・X・GR SPORTがMXPK11という割り当てで、E-FourはMXPK15とMXPK16の側になる。数字の並びから駆動方式を推測すると逆の結論になりやすいので、車検証の文字列で照合してほしい。

初代アクア用のラゲッジマットを2代目に敷けるのか

同じものとして扱わないほうがいい。初代と2代目はホイールベースが2,550mmと2,600mmで異なり、床面の設計も別物になっている。世代をまたいだ互換を裏づける資料は確認できていない。

デッキボードを上段と下段のどちらにしてもマットは同じで良いのか

社外品の商品名には段位置の指定がないため、商品情報だけでは判断できない。上段と下段では床面の高さが約120mm変わるので、実際に敷いてみて縁の立ち上がりが浮かないかを見るしかない。純正側もラゲージトレイを下段でデッキボードと併用できないと条件を切っている。

純正のラゲージトレイと社外品では何が違うのか

条件の書かれ方が違う。純正は駆動方式と装着オプションで使える位置まで指定したうえで完全防水と明記しているのに対し、社外品は型式と年式の表記だけで、床面の状態には触れていない。価格差はおよそ4倍から5倍あるので、条件の細かさに支払う価値があるかどうかで選ぶ。

後席を倒して長い荷物を積むときマットはどうするのか

リヤシートは初代・2代目とも6:4分割可倒式なので、片側だけ倒して乗員と長物を同時に載せられる。今回の4製品はいずれも荷室部を覆う商品で、倒したシートバックの面は含まない。背もたれ側も覆いたいなら、純正でも荷室部とリヤシート部が別商品になっているように、もう1枚を別途用意する形になる。

まとめ

候補は1つに絞ってから、メーカーの適合情報で最後の確認をする。順番は、車検証の型式でNHP10かMXPK系かを決め、2代目なら床面がデッキボードかデッキマットかとスペアタイヤの有無を見て、そのうえで素材と価格で選ぶ、という流れになる。

E-Fourに乗っているなら、商品名で4型式を明示しているZTIURの2代目用が確認の手間を一番減らせる。2WDで水濡れ対策を優先するならBIGKONのMXP系専用。初代なら、年式が2014年から2020年に収まるならBIGKONのNHP10系専用、2011年から2013年式や2021年式ならBLUESEATECの表記のほうが自分の年式を含んでいる。どれを選んでも、注文前に荷室の床板を一度持ち上げて実物を見ておくのが確実だ。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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