更新日:2026年8月
※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。リンクを通じて購入された場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。
BRZの純正タイヤサイズは16/17/18インチの3パターン(16インチは初代ZC6と競技用モデル)
型式、年式、グレード、純正サイズ、商品ページの適合欄を照合し、最終判断は現車確認を前提にします。
BRZ ZC6/ZD8でタイヤ交換やインチアップ・ダウンを検討するオーナー向けに、主要グレードの純正サイズを年式の違いも含めて整理しました。理由は、グレードだけでなく年式でも純正サイズが分かれるためです。対象はBRZ ZC6/ZD8の主要グレードで、本記事の範囲は純正サイズ一覧・サイズ表記の読み方・インチアップ/ダウン時の外径計算です。
初代ZC6と2代目ZD8を通じて、PCD 5×100は共通です。ハブ径56mmはスバルが公表しているZD型の値で、ZC型は同じ一覧が公開されていないため現車のホイール刻印で確認してください。ZC型とZD型でホイールを入れ替える場合は、PCDだけでなくリム幅・インセット・ハブ径も一致するかを確認し、装着の可否は販売店で確かめてください。
主要グレードの純正サイズは次の一覧表にまとめました。インチアップ・ダウン時の対応サイズや外径差も解説します。交換前に自車のグレードと年式を確認してから読み進めてください。
BRZ 純正タイヤサイズ一覧表【ZC6・ZD8 主要グレード】
初代 ZC6(2012年3月〜2021年3月)
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | オフセット |
|---|---|---|---|
| RA / RAレーシング / Rカスタマイズパッケージ / R(2015年4月モデルまで) | 205/55R16 | 16×6.5J | +48(参考値) |
| R(2016年8月モデル以降)/ S / GT | 215/45R17 | 17×7J / 17×7.5J | +48 |
| tS | 225/40ZR18 | —(資料なし) | —(資料なし) |
| STI Sport | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
グレードと年式の対応は、株式会社SUBARUの公式中古車サイト「スグダス」のWEBカタログで発売モデル別に確認しました(2026年8月21日確認)。ホイールサイズはスバルの取扱説明書(ZC型)の仕様一覧に載る4種類です。17×7J・17×7.5J・18×7.5JのオフセットとPCDについては、STI公式のパーツページ(スバル純正採用のホイールセット)が+48・PCD100・5穴と表記しています(17×7Jは2026年8月22日確認、17×7.5J・18×7.5Jは2026年8月21日確認)。初代ZC6の16×6.5Jのオフセットは、スバルがタイヤ・ホイールの仕様情報を公開しているのがZD型のみで裏づけが取れないため、表では「+48(参考値)」としました。上表のオフセットはいずれも純正装着ホイールそのものの公表値ではないため、現車のホイール刻印で確かめるのが確実です。tSのホイールサイズとオフセットは、公表資料では確認できませんでした。tSの225/40ZR18も、取扱説明書(ZC型)の仕様一覧には載っていません。
16インチが標準になるのはRA・RAレーシング・Rカスタマイズパッケージと、2015年4月発売モデルまでのRです。Rは2016年8月発売モデルから215/45R17へ切り替わっているため、同じRでも年式でサイズが変わります。
17インチが標準になるのはS・GTと、2016年8月発売モデル以降のRです。タイヤ交換の際は215/45R17を選んでください。価格は銘柄によって大きく差が出るため、購入前に販売ページで確認してください。
18インチが標準になるのはtSとSTI Sportです。tSのタイヤは225/40ZR18で、STI Sportの215/40R18よりタイヤ幅が10mm広いサイズです。ブレンボキャリパーは一部のグレード・仕様に装着されており、ブレンボ搭載車は16インチ化の可否を個別に確かめる必要があるため、後述の注意点もあわせてご覧ください。
2代目 ZD8(2021年8月〜現行)
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | オフセット |
|---|---|---|---|
| R | 215/45R17 | 17×7.5J | +48 |
| S | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
| STI Sport | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
| 特別仕様車(PURPLE EDITION/YELLOW EDITION) | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
| STI Sport TYPE RA(特別仕様車) | 215/40R18 | STI製BBS 18×7.5J | +45(STI)/+48(車両仕様情報) |
| Cup Car Basic(競技用モデル・架装車両) | 205/55R16 | —(資料なし) | —(資料なし) |
表のR・S・STI Sport・特別仕様車(PURPLE EDITION/YELLOW EDITION)の各行のホイールサイズとオフセットは、スバルが公開している車両仕様情報(ZD型A〜Fタイプ)の記載値で、取扱説明書(ZD型・2025年7月発売のZD Type E・2026年8月22日確認)の仕様一覧も215/45R17を17×7 1/2J、215/40R18を18×7 1/2Jとし、いずれもPCDは100・インセット量は48mmと記載しています。表のTYPE RA欄は、STI公式のパーツページが記載する+45と、スバルの車両仕様情報(ZD型Eタイプ)が記載する+48を併記しました。値が分かれる事情は後述します。Cup Car Basicのホイールのリム幅とインセットは、Cup Car Basicの諸元表では確認できませんでした。この取扱説明書の仕様一覧には205/55R16(16×6 1/2J・PCD100・インセット量48mm)も並記されていますが、この一覧にグレード名の欄はありません。
2代目のカタロググレード(R・S・STI Sport・特別仕様車)に16インチの設定はありません。スバルが公開している車両仕様情報のZD型A〜Fタイプ6本は、いずれもタイヤが215/45R17と215/40R18のみです。カタロググレードはエントリーのRが17インチ、S以上が18インチの2サイズ構成です。
ただしZD8には競技用モデルのCup Car Basicがあり、こちらのタイヤは205/55R16です(スバル公式のCup Car Basic 主要装備・諸元表と、公式中古車サイト「スグダス」のWEBカタログ・2026年8月21日確認)。架装車両で持ち込み登録になるモデルのため、通常のグレードと同じようには扱えません。兄弟車のGR86(ZN8)はカタロググレードのRCに205/55R16タイヤと16×6½Jスチールホイールの設定があり(トヨタ公式のGR86 主要諸元表・装備一覧・2026年8月21日確認)、16インチがカタログに残っているかどうかが両車の違いです。
現行ラインアップ(スバルの車両仕様情報 ZD型Fタイプ・2026年7月発表〜)はR・S・STI Sportの3グレードで、PURPLE EDITION・YELLOW EDITION・STI Sport TYPE RAはいずれも過去の特別仕様車です。限定販売はTYPE RAが200台、TYPE RA with Rear Spoilerが100台の合計300台で、スバル公式は2025年11月30日をもって抽選受付を終了したと告知しています。
初代ZC6の17インチには、17×7Jと17×7.5Jの2種類の設定があります。スバルの取扱説明書(ZC型)の仕様一覧は、この2種類を「17 × 7J」「17 × 7 1/2J」と記載しています。同じ表では16インチが「16 × 6 1/2J」、18インチが「18 × 7 1/2J」で、0.5にあたる部分を分数で書くのがこの表の書き方です。分数の1/2は小数の0.5と同じ意味です。ZD8の17インチは7.5Jで、こちらはスバルの車両仕様情報(ZD型)が17×7.5Jと小数で記載しています。同じ215/45R17でもリム幅が異なる個体があるため、ホイールを流用する際は現車のホイール刻印で確認してください。
STI Sport TYPE RAは特別仕様車で、STI製BBSの鍛造アルミホイールが専用装備です。STIは「鍛造製法による大幅な軽量化も実現しており、操舵応答性の向上にも貢献します」と説明していますが、ホイール質量の数値は公表していません。このホイールのインセットは資料によって値が分かれます。STI公式のパーツページは、TYPE RAに標準装備されるSTI製BBSの鍛造アルミホイール(品番ST28100ZM000)と、TYPE RA with Rear Spoilerに標準装備される同型ホイール(品番ST28100ZM010)を、いずれも18×7.5J・インセット+45と明記しています。一方、スバルの車両仕様情報(ZD型Eタイプ)はTYPE RA欄も他グレードと同じ+48と記載したうえで、「TYPE RAは持ち込み登録のため、実測値が適用されます。そのため、記載の数値と異なる場合があります」と注記しています。ホイールを流用・交換する際は、現車のホイール刻印でインセットを確認してください。
足回りの基本仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| PCD(ピッチ円直径) | 100mm |
| 穴数 | 5穴 |
| ハブ径(センターボア) | 56mm(ZD型の公表値) |
| ナットサイズ | —(車検証を用意のうえスバルお客様センター・販売店で確認) |
BRZのPCDは初代ZC6・2代目ZD8を通じて5×100です。ホイール交換の際はPCD・穴数・ハブ径の3点が一致しているか確認してください。
スバルが公表しているZD型のハブ径は56mmです。社外ホイールはハブリング(56mm対応)が必要になるケースがあります。社外ホイールやハブリング側の内径表記は製品ごとに異なるため、購入前に各製品の表記を確認してください。ハブリングは、ホイールの中心を車体側のハブに合わせる部品で、単体でも購入できます。社外ホイールを装着する際は合わせて用意してください。
ホイールナットのサイズとピッチについて、スバル公式のよくあるご質問(No.462・No.466)は車種・年式・グレードによって異なるとし、車検証を用意のうえSUBARUお客様センターへ問い合わせるよう案内しています(2026年8月21日確認)。ナットを買い替える際は、現車のナットと販売店での確認を前提にしてください。なおナットの二面幅(レンチのサイズ)は、スバルがZD型について公表しているタイヤ・ホイールの仕様情報の項目(タイヤサイズ・空気圧・ホイールサイズ・ホイール重量・締付トルク・インセット・PCD・ハブ径・穴数)に含まれていません。工具をそろえる前に現車のナットで確認してください。
ホイール選びの詳細はBRZ ホイール おすすめで解説しています。サイズだけでなくデザインや重量の比較も掲載しています。
サイズ表記の読み方と外径計算
タイヤサイズ「215/45R17」を例に各数値の意味を整理します。
| 表記 | 意味 | 数値 |
|---|---|---|
| 215 | タイヤ幅(mm) | 215mm |
| 45 | 扁平率(%) | 高さ÷幅=45% |
| R | ラジアル構造 | ― |
| 17 | リム径(インチ) | 17インチ=431.8mm |
扁平率はタイヤの厚み(サイドウォール高さ)を表す数値です。数値が小さいほどタイヤが薄くなります。
外径の計算方法
外径はリム径とタイヤ高さから計算できます。タイヤ交換やサイズ変更の際に欠かせない知識です。
計算式: 外径 = リム径(mm) + タイヤ高さ × 2
タイヤ高さはタイヤ幅に扁平率を掛けた数値です。215/45R17の場合は以下のとおりです。
- タイヤ高さ = 215 × 0.45 = 96.75mm
- 外径 = 431.8 + 96.75 × 2 = 625.3mm
BRZ 各サイズの外径比較
| サイズ | 外径 | 基準との差 |
|---|---|---|
| 205/55R16 | 631.9mm | +6.6mm(+1.1%) |
| 215/45R17 | 625.3mm | 基準 |
| 215/40R18 | 629.2mm | +3.9mm(+0.6%) |
| 225/40ZR18 | 637.2mm | +11.9mm(+1.9%) |
205/55R16・215/45R17・215/40R18の3サイズは外径差が1.1%以内に収まります(215/45R17を基準)。初代ZC6のtSが標準とする225/40ZR18だけは+1.9%と差が大きくなります。
タイヤを社外サイズに変更する場合は外径計算が欠かせません。外径が変わればタイヤ1回転で進む距離が変わり、速度計の表示にも差が出ます。サイズ変更時は事前に計算しておいてください。
BRZとGR86のスペック差はGR86 vs BRZ 比較でまとめています。
インチアップ・インチダウンの対応サイズ
17インチ → 18インチへのインチアップ
| 項目 | 17インチ(純正) | 18インチ |
|---|---|---|
| タイヤ | 215/45R17 | 215/40R18 |
| ホイール | 17×7.0〜7.5J | 18×7.5J |
| オフセット | +48 | +45〜+48 |
| 外径差 | ― | +3.9mm(+0.6%) |
純正18インチと同じ215/40R18なら外径差は0.6%です。
225/40R18を選ぶと外径が637.2mmになり、17インチ純正の625.3mmより11.9mm大きくなります。初代ZC6のtSは225/40ZR18が標準でしたが、2代目ZD8を含む17インチ純正車では純正設定に無い組み合わせになるため、車高やフェンダーとのすき間は個体で異なります。装着の可否は販売店・タイヤ専門店で確認してください。
タイヤの価格はサイズと銘柄で幅が大きく、215/45R17と215/40R18では選べる銘柄も変わります。購入前にリンク先で価格を確認してください。
17インチ → 16インチへのインチダウン
| 項目 | 17インチ(純正) | 16インチ |
|---|---|---|
| タイヤ | 215/45R17 | 205/55R16 |
| ホイール | 17×7.0〜7.5J | 16×6.5J |
| 外径差 | ― | +6.6mm(+1.1%) |
16インチが標準になるのは初代ZC6のRA・RAレーシング・Rカスタマイズパッケージと、2015年4月発売モデルまでのR、2代目ZD8では競技用モデルのCup Car Basicです。ZD8のカタロググレードに16インチの設定はありませんが、純正設定が無いことと社外16インチを装着できるかどうかは別の話になるため、ZD8で16インチを検討する場合はブレーキとのクリアランスを販売店やタイヤ専門店で確認してください。スタッドレス用のインチダウンでは205/55R16が選択肢になります。実際の価格差は銘柄によって変わるため、購入前にリンク先で確認してください。
ブレンボ装着車の制限: ブレンボキャリパーは一部のグレード・仕様に装着されています。現行のZD8ではSTI Sportのメーカー装着オプションです(スバル公式のグレードページ・2026年8月21日確認)。初代ZC6では2016年11月発売のGTや限定車のtSに装備され、2代目ZD8のPURPLE EDITION・YELLOW EDITIONもブレンボ装着車です(いずれもスバル公式ニュースリリース・2026年8月20日確認)。STIの適応車種一覧でも、2023年9月以降のSTI Sportに「brembo装着OP」が併記されています。メーカーの公表資料には16インチの可否を明記した記述が見当たりません。確認できるのは、スバルがこのブレーキをフロント17インチ対向4ポット・リヤ17インチ対向2ポットと表記していること、STIがBRZ用に設定するホイールは初代(ZC)用・2代目(ZD)用とも17インチと18インチだけで、17インチ7.5Jと18インチ7.5Jの製品ページには「ブレンボ4POTキャリパー対応」と注記があることです。スバル自身も、標準装着以外のホイールは形状の違いにより同一スペックでも装着できない場合があると案内しています。16インチへのインチダウンは、適合が確認できた製品にかぎって検討してください。ブレンボが付いているかどうかはグレード名だけでは判断できないため、16インチが入るかどうかも含めて現車のキャリパーで確認してください。
Q1. GR86(旧86)とタイヤ・ホイールは共有できる?
共有できるかどうかは、PCD・穴数・ハブ径・ナットのネジ規格が一致するかで決まります。BRZ側はPCD 5×100・5穴で、ハブ径はスバルが公表している2代目ZD8の値が56mmです。トヨタ公式のGR86主要諸元表(2026年8月版)には、PCDもホイールナットのネジ規格も記載がありません(2026年8月21日確認)。GR86(ZN8)側の値は、現車のホイール刻印と製品の適合表で確認してください。ブレンボブレーキ装着車のようにグレードでブレーキ仕様が異なるため、キャリパーとのクリアランスも装着前に確認してください。
Q2. インチアップすると車検に通らない?
純正設定サイズ間の変更であれば、標準の仕様から大きく外れることはありません。タイヤやホイールのはみ出しについては、乗用車の場合、車軸中心を含む鉛直面から前方30°・後方50°の範囲で最外側がタイヤとなる部分の外側方向への突出量が10mm未満であれば「外側方向に突出していないもの」とみなされます(自動車技術総合機構の審査事務規程7-28・8-28〔最終改正:第72次〕、細目告示第22条第3項・第178条第2項関係。2026年8月21日確認)。ホイールのリムやスポークが最外側になる部分は、このみなしの対象ではありません。車検に通るかどうかは、事前に整備工場や販売店で確認してください。
Q3. スタッドレスタイヤのサイズはどれを選ぶ?
コストを抑えたい場合は16インチ(205/55R16)が候補ですが、16インチが標準なのは初代ZC6のRA・RAレーシング・Rカスタマイズパッケージと、2015年4月発売モデルまでのR、2代目ZD8では競技用モデルのCup Car Basicで、ZD8のカタロググレードには設定がありません。17インチのままなら215/45R17を選んでください。ブレンボキャリパー装着車は、スバルがフロント17インチ対向4ポット・リヤ17インチ対向2ポットと表記する大径ブレーキのため、16インチが装着できるとは限りません。装着の有無はグレード名だけで判断せず、現車のキャリパーとホイールの適合を確認したうえでサイズを決めてください。
まとめ
BRZの純正タイヤサイズは16・17・18インチの3パターンで、16インチが標準になるのは初代ZC6のグレードと2代目の競技用モデルです。PCD 5×100は全モデル共通で、ハブ径56mmはスバルが公表しているZD型の値です。
スタッドレス用のインチダウンなら205/55R16が外径差1.1%で適しています。ドレスアップ目的のインチアップなら215/40R18で外径差0.6%に収まります。
ホイール交換時はPCD・穴数・ハブ径の3点を確認してください。ナットのネジ規格は、現車のナットと販売店で確かめたうえで選んでください。タイヤ交換と同時にホイールやブレーキの見直しも検討してみてください。

コメント