ミニキャブバン DS17V サンシェードおすすめ4選

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同じ DS17V でも、車種専用サンシェードの品番は2019年7月の一部改良の前後で分かれる。フロントガラスの上部に前方カメラが2つ並んでいるのか、それとも何も付いていないのか——ここを見ないまま注文すると、届いてから上端に隙間が残る。自車がどちら側かを先に確かめ、そのうえで覆う範囲をフロント1枚にするか全窓8枚にするかを決める、という順番で進めるのが早い。

目次

前方カメラと覆う範囲——DS17V の選び方はこの2点

DS17V のサンシェード選びで迷う原因は、だいたいこの2つに集約される。1つ目が前方カメラの有無で、車種専用品はこれによって形が変わる。2つ目が覆う範囲で、ハンドルとダッシュボードの熱さだけを何とかしたいのか、荷室での仮眠に目隠しが要るのかで、必要な枚数と価格帯が変わる。

カメラの確認を飛ばして「DS17V 用」とだけ書かれた製品を買うのが、いちばん多い失敗の形だ。まずは下の4製品を、方式と覆う範囲で見比べてほしい。

製品 取り付け方式 覆う範囲 実売価格
ねことあそぼ マルチサンシェード(銀) サンバイザーにクリップ フロント1枚 2,999円
趣味職人 14s-d004-fu マグネット フロント1枚 3,980円
FXXKOE 傘型 10本骨 傘型 フロント1枚 2,699円
趣味職人 シームレスライト 05s-d004-sa 簡易吸盤 全窓8枚 9,800円

価格はいずれも2026年8月27日に確認した Amazon の実売価格で、時期によって動く。

2019年7月の一部改良で前方カメラが2つになった

三菱自動車のニュースリリースによれば、2019年7月11日発売の一部改良で、ミニキャブ バンの衝突被害軽減ブレーキは従来のレーザーレーダーに代わって2つのフロントカメラを採用し、前方の歩行者を検知できるようになった。作動速度域も約5km/h〜約30km/hから約5km/h〜約100km/hへ広がっている。つまり同じ DS17V でも、2019年7月より前の車両にはこの2つのフロントカメラが付いていない

この違いがそのまま製品の適合に出る。趣味職人の DS17V 系対応品の製品ページには、2019年7月のマイナーチェンジ後のデュアルカメラ対応品である旨が明記されており、カメラ非装着車の場合は購入時に備考欄で連絡すれば専用品に変更してもらえる。連絡がなければデュアルカメラ装着車用が発送される。単眼カメラ装着車についてはうまく収まらず大きな隙間が出るうえ、返送交換ができないとも書かれている。

見分け方は難しくない。運転席に座ってフロントガラス上部、ルームミラーの付け根あたりを見上げ、カメラが2つ並んでいればデュアルカメラ装着車、何も付いていなければカメラ非装着車として注文する。迷ったら車検証の初度登録年月と実車のガラス上部の両方を確認し、注文時に販売者へそのまま伝えればいい。

DS17V と DS18V の線引き

ミニキャブ バンの8代目が DS17V で、発売は2015年3月。スズキからの OEM 供給車として登場した世代だ。

一方、メーカー公式サイトの主要諸元に載っている現行モデルの型式は2WD が3BD-DS18V、4WD が5BD-DS18V で、DS17V の記載はない。三菱自動車の発表では、2026年5月28日発売の一部改良で衝突被害軽減ブレーキがミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートIIに変わり、フロントバンパーやグリルの意匠も変更されている。ガラス上部に付くものが変わっているため、この記事で挙げる DS17V 系対応品を DS18V にそのまま流用できるとは考えないほうがいい。

なお、OEM 元や兄弟車と部品を共用したくなるところだが、今回確認した製品の適合表記はどれも車種名ごとに書かれており、兄弟車との互換を保証する資料は確認できていない。兄弟車の事情は別記事にまとめてある。

取り付け方式は4通り——毎日使うなら着脱の手数で選ぶ

サンシェードの固定方法は大きく4つに分かれる。サンバイザーにクリップで挟むタイプ、サンバイザーに磁石ベルトを付けてマグネットで留めるタイプ、傘のように開いてガラス内側へ立てかける傘型、そして簡易吸盤でガラスに貼るタイプだ。

配送の合間に何度も出し入れするなら、片手で扱えることと収納時の小ささが効いてくる。マグネット式は磁石ベルトを付けておけば当てるだけで留まり、巻き取って小さくまとまる。クリップ式はひと手間かかるが、収納ポーチにまとめて放り込める。傘型は事前の取り付けが要らず駐車後に開くだけで済む反面、柄と骨がある分だけ収納時の形が長くなる。吸盤式の全窓セットは枚数が多いので、毎日フルセットで着脱する使い方には向かない——仮眠のときだけ広げる道具と考えたい。

覆う範囲で選ぶ——フロント1枚か、全窓8枚か

判断の基準は用途で切れる。日常の駐車で困っているのがハンドルとダッシュボードの熱さだけなら、フロントガラス1枚のシェードで足りる。荷室で仮眠する、車中泊するなど外からの視線を遮りたいなら、フロントだけでは足りない。

DS17V の全窓セットは、製品ページの構成表記でフロントガラス1枚・サイドドアガラス2枚・スライドドアガラス2枚・クォーターガラス2枚・リアガラス1枚の計8枚。枚数が増えれば価格も収納スペースも増えるので、仮眠の頻度が週に何度あるかで決めるとよい

軽バンはフロントガラスが立ち気味で、運転席が前輪より前にあるキャブオーバー型のため、日差しはガラスからそのままダッシュボードとハンドルに落ちる。遮光率の表記そのものより、自車のガラス形状に合って端まで隙間なく覆えるかどうかを優先したい。隙間が空けば、そこから入った光が結局ダッシュボードを温める。

DS17V に使える4製品を方式別に見る

ここからは個別に見ていく。フロント1枚の3製品は方式が異なるだけで用途は同じなので、着脱の好みで選んで構わない。

ねことあそぼ マルチサンシェード(銀)——クリップ式で最初の1枚に

製品ページでは三菱 ミニキャブバン 8代目 DS17V型とタウンボックス DS17W型に適用と表記されたフロントガラス用の折り畳み式。取り付けはサンバイザーにクリップするだけで、黒い面を車内に向けて広げ、ダッシュボード前方に差し込む手順が案内されている。素材は高密度アルミニウム断熱パネルと4構造の銀メッキナイロン素材および遮光素材で、有害紫外線を99%遮断すると記載がある。収納ポーチが付く。方式にこだわりがなく、まず1枚試したい人はここから入るのが素直だ。

ねことあそぼ マルチサンシェード ミニキャブバン DS17V型 フロントガラス用(銀)

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趣味職人 14s-d004-fu——マグネット式、収納の小ささが利く

ミニキャブバン DS17V 系タイプ向けのマグネット式。製品ページには軽さ72g、使用時の約2%まで小さく収納できる日本一を UA 日本記録認定で達成、30D極細糸の日本縫製といった表記がある。サンバイザーに磁石ベルトを装着し、強力ネオジム磁石で留める方式だ。傘式と違って柄や骨がダッシュボードや内装に当たらないため傷の心配がない点、ドライブレコーダーに対応する点も明記されている。収納は形状記憶フレームを芯にして巻き取る。高密度遮光生地で紫外線と日差しを99%遮断するとされる。毎日着脱する人には、この巻き取り収納が一番効く。

趣味職人 サンシェード ミニキャブバン DS17V系 マグネット式 14s-d004-fu

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FXXKOE 傘型 10本骨——駐車してから開くだけ

製品ページでは汎用機種として三菱 ミニキャブ バン DS17V の2015年から2021年に適用と表記されている傘型。前面は繊維複合材料の10骨のリブで構成され、ミドルロッドはアルミ合金製、生地は7層でチタンシルバーのコーティングにより有害な紫外線を99%ブロックすると記載がある。革収納袋付き。事前の取り付けが不要で、駐車後に開くだけで使えるのが傘型の持ち味だ。

ただし同じ製品ページに、フロントガラスの曲面が異なるため取り付け後に上下左右へ隙間が生じる場合がある、という注記がある。端まできっちり覆いたいなら車種専用設計の2製品を選びたい。

FXXKOE 傘型サンシェード 10本骨 ミニキャブ バン DS17V 対応

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趣味職人 シームレスライト 05s-d004-sa——全窓8枚で仮眠に対応

ミニキャブ バン DS17V 系対応の全窓セット。前述の8枚構成で車内のガラス面をひととおり覆える。取り付けは簡易吸盤で、特殊生地で光をカットする点、シボ加工の採用で耐久力があり収納時のしわが目立ちにくい点が説明されている。

注文時にカメラ仕様の指定が要るのはこの製品で、既定はデュアルカメラ対応品、カメラ非装着車は備考欄での連絡が必要になる。単眼カメラ装着車には適合しない。

趣味職人 シームレスライト サンシェード ミニキャブ バン DS17V系 全8枚セット 05s-d004-sa

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どれくらい効くのか——公開されている実測値で期待値をそろえる

JAF が実施した真夏の車内温度のユーザーテストでは、気温35度・晴れの条件で正午から4時間駐車したときの最高温度が公開されている。対策なしの黒い車が車内57℃・ダッシュボード79℃だったのに対し、サンシェードを装着した場合は車内50℃・ダッシュボード52℃だった。

JAF は同じテストの総括で、サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり車内温度の上昇を防ぐことはできない、と述べている。公開値で対策なしの黒い車と比べると、車内最高温度の差は7℃、ダッシュボード最高温度の差は27℃と開きがある。サンシェードに期待できるのは車内の空気を涼しくすることではなく、直射日光が当たる面の温度上昇を抑えることだと考えて選んだほうが、買ったあとの落差がない。子どもやペットを車内に残さないという前提は、サンシェードの有無にかかわらず変わらない。

走行中の装着は不可——駐停車中だけの道具として使う

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第195条第3項第2号は、前面ガラスおよび側面ガラスについて、運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分における可視光線の透過率が70%以上であることを定めている。同条第5項は窓ガラスへの装着や貼り付けについて、貨物の運送の用に供する車両総重量3.5t以下の自動車を含む区分では第1号から第8号までおよび第10号に掲げるものに限る、と限定列挙している。その第7号は装着された状態で透明であるものだ。ミニキャブ バンはこの区分に入るため、光を遮ることを目的とするサンシェードは列挙に含まれない

富山県警察も、運転席等の窓ガラスをサンシェードやカーテン、タオルなどで覆った状態で運転する行為の取締りを行っていると公表しており、窓を覆うと運転者の視界が妨げられて右左折時に歩行者を巻き込むなど重大事故につながるおそれがあると説明している。

したがって、フロントガラスと運転者席より前方の側面ガラスに使うシェードは駐停車中だけに使い、走り出す前に必ず外す。吸盤式でもマグネット式でも傘型でも扱いは同じだ。全窓セットのうち後席側や荷室側に使う分も、走行中に後方の視界を妨げる使い方は避ける。外したシェードは足元やペダル周りに落ちない場所へ収める。

注文前に確認する3つのこと

順番はこのとおりでいい。

  1. フロントガラス上部のカメラを見る。前述のとおり2つ並んでいればデュアルカメラ装着車、なければカメラ非装着車として注文する。
  2. 後付けのドライブレコーダーやアンテナがガラス上部に付いているなら、その位置と大きさを控えておく。マグネット式のようにドライブレコーダー対応を明記した製品を選ぶ判断材料になる。
  3. 汎用品を選ぶなら、フロントガラスの縦と横を実際に測ってからサイズを決める。車種名が商品タイトルに書かれていても専用設計とは限らず、汎用品であると明記したものや、縦横を測って好みのサイズを選ぶよう購入者に委ねているものがある。

よくある質問

汎用サンシェードでも代用できますか

使えないわけではないが、ガラスの曲面に合わず端に隙間が残ることがある。採寸してサイズを選ぶ前提で買うなら選択肢に入る。

カメラが付いているかどうかは、どこを見れば分かりますか

運転席から見上げて、フロントガラス上部のルームミラーの付け根あたりを確認する。判断がつかないときは車検証の初度登録年月とあわせて販売者に伝えればいい。

走行中もつけたままにしていいですか

外す。透けて見えるかどうかにかかわらず、走り出す前に取り外して収納する。

サンシェードを使えば車内は涼しくなりますか

車内の空気温度はそれほど下がらない。触れる面の熱さを抑える道具として考えるのが実態に合う。

新型のミニキャブ バン用と書かれた製品は DS17V に使えますか

公式諸元の型式は DS18V に変わっており、前方センサーの方式も違う。DS17V 系対応と明記された製品を選ぶ。

まとめ

やることは2つだけだ。自車のフロントガラス上部を見て前方カメラの有無を確かめ、次に覆う範囲をフロント1枚にするか全窓8枚にするかを決める。初度登録年月がはっきりしないなら、車検証で型式と初度登録年月を確認するところから始めればいい。

日常の駐車でハンドルとダッシュボードの熱さを抑えたいだけなら、フロント1枚の3製品から着脱の好みで選ぶ。方式にこだわりがなければクリップ式のねことあそぼ、毎日出し入れするならマグネット式の趣味職人 14s-d004-fu、取り付けの手間を省きたいなら傘型の FXXKOE。荷室での仮眠や車中泊で目隠しまで欲しいなら、カメラ仕様を指定したうえで趣味職人 シームレスライト 05s-d004-sa の全窓8枚を選ぶ。走行前に外す、という一点だけは、どれを選んでも変わらない。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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