X218 を屋外の駐車場に停めておくと、夏の昼はフロントガラスから入る日差しでダッシュボードとハンドルが熱くなる。通販で探すと、X218 用と書かれた物に汎用品や次の世代 C257 用の物が混ざって並ぶ。X218 用と書かれた販売中の前用は、MegaDefend の傘型2点と CENYANFF の折り畳み式1点で、ルームミラーの切れ目の記載を重視するなら MegaDefend の傘型、たたんだ形の薄さを重視するなら CENYANFF の折り畳み式を選ぶ。
商品名に X218 とある前用サンシェード3点と選び分け
3点とも、商品名に「X218」と「シューティングブレーク」の字があり、フロントガラス用(前用)のサンシェードとして売られている。
- MegaDefend 傘式サンシェード(2024昇級版): 10本骨の傘型。販売ページの商品説明では、柄を360°曲げてダッシュボードに触れないようにでき、面ファスナーとサンバイザーで固定するとしている
- MegaDefend 傘型サンシェード(10層断熱素材の版): 同じブランドの10本骨の傘型。柄の曲げと固定のしかたの記載は無い
- CENYANFF 折り畳み式: 傘型ではなく、薄く折りたたんでドアポケットやトランクにしまえると商品説明に書いている
ミラーの切れ目と固定のしかたまで商品説明に書かれた物を選ぶなら、MegaDefend の2024昇級版だ。同じ10本骨・切れ目付きの傘型で、柄の曲げや固定の説明が要らないなら10層断熱素材の版、収納したときの薄さを優先するなら CENYANFF の折り畳み式を選ぶ。価格は変動するので、商品リンクの先で確かめてほしい。
MegaDefend 傘式サンシェード CLSクラス X218 シューティングブレーク用(360°曲げられる柄・10本骨)
MegaDefend 傘型サンシェード CLSクラス 2代目 X218 シューティングブレーク用(10本骨)
CENYANFF 折りたたみ式フロントサンシェード CLS X218 シューティングブレーク 2012-2018用
3点の比較表
| 項目 | MegaDefend 2024昇級版 | MegaDefend 10層断熱素材の版 | CENYANFF 折り畳み式 |
|---|---|---|---|
| 形式 | 傘型(10本骨) | 傘型(10本骨) | 折り畳み式 |
| 商品名の年式表記 | 2011.2~2018.6 | 2011.2~2018.6 | 2012-2018 |
| ミラーの切れ目 | 有りと記載 | 有りと記載 | 記載なし |
| 固定のしかた | 面ファスナーとサンバイザーと記載 | 記載なし | 「吸着式またはクリップ式」とだけ記載 |
| 柄の曲げ | 360°曲げられると記載 | 記載なし | 傘型ではない |
| 収納 | 革製の収納バッグと記載 | 収納ポーチ付きと記載 | 収納袋の記載なし(薄く折りたためると記載) |
| 素材・数字の表記 | 商品名に「遮光遮熱」 | 外側チタンシルバーコーティング。層の数と紫外線カット率は記載が食い違う | 商品名に「遮熱」「光を通さない」。説明に UVA/UVB を遮ると記載 |
表の「記載」は、商品名と販売ページの商品説明の箇条書きにある出品者の記載だ。3点とも、商品名と商品説明のどちらにもメルセデス・ベンツ純正の記載は無い。ブランドは MegaDefend(2点)と CENYANFF(1点)。
X218 の販売時期と商品の年式表記
日本での発売と改良の時期
Car Watch の発売時の記事によると、2代目 CLS クラスのシューティングブレーク(X218)は日本で2012年10月12日に発売された。発売時のグレードは「CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」「CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」「CLS 63 AMG シューティングブレーク」で、特別仕様車「CLS 63 AMG シューティングブレーク Edition 1」もあった。乗車定員は5名だ。
2014年10月には一部改良を受けた。ウィキペディアの CLS クラスの記事では、2014年10月10日にクーペ・シューティングブレークともにマイナーチェンジとしている。carview! の新車カタログは、改良の中身を内外装のデザインの変更と、安全装備などの装備の見直しとしている。ウィキペディアの記事のグレード表では、CLS 550 4MATIC シューティングブレークの販売期間を2012年10月〜2018年6月としている。
商品の年式表記の読み方
MegaDefend の2点は「2011年2月-2018年6月」、CENYANFF は「2012-2018」と書き方が違うが、どちらも日本で X218 が売られた時期を含む。見るべきは年式の数字より、商品名に「X218」と「シューティングブレーク」の両方があるかだ。「CLS」とだけ書かれた商品は別に考える。
C257 用と書かれた商品は別の型式
ウィキペディアの CLS クラスの記事では、3代目 CLS クラス C257 はボディタイプが「4ドアクーペ」で、日本では2018年6月25日に発表・発売された次の世代の車だ。通販では「CLSクラス C257 車種専用設計」のように C257 用と書かれたサンシェードも同じ検索で出てくるが、X218 とは型式が違い、X218 用とは書かれていないので候補に入れていない。
サンシェードで変わること、変わらないこと
JAF のユーザーテスト(2012年8月22日・23日、気温35度、正午から4時間)では、ダッシュボードの最高温度は「対策なし(黒)」79℃・「対策なし(白)」74℃に対し、「サンシェード装着」は52℃だった。
一方、同じテストの車内の最高温度は「対策なし(黒)」57℃・「対策なし(白)」52℃に対し、「サンシェード装着」は50℃で、ダッシュボードほどの差は出なかった。「エアコン作動」は車内27℃・ダッシュボード61℃、「窓開け(3cm)」は車内45℃・ダッシュボード75℃だ。サンシェードは直射日光が当たる所の温度を抑える物で、車内の空気を冷やす物ではない。
Car Watch の発売時の記事によると、X218 は後席左右とテールゲートにプライバシーガラスを標準装備していた。日差しの対策は、まず日光をいちばん受けるフロントガラスから始め、横や後ろの窓の日よけは必要を感じてから足せばよい。
X218 用サンシェードの選び方
傘型か折り畳み式か
傘型は開いてフロントガラスに当てるだけで広げられ、閉じると細長くなる。折り畳み式は薄く折りたためるが、広げたときにフロントガラスの形に合わせて当てる手間がある。置き場所と、毎回の出し入れの手間のどちらを先に考えるかで決めればよい。
ミラー周りの切れ目
ドライブレコーダーを付けている車では、ルームミラーの所に切れ目(開き口)がある形のほうがフロントガラスに沿わせやすい。MegaDefend の2点は切れ目があると書き、CENYANFF は切れ目の記載が無い。
固定のしかた
サンバイザーで押さえる方式は工具も接着も要らない。MegaDefend の2024昇級版は面ファスナーとサンバイザーで固定すると書き、10層断熱素材の版は固定のしかたを書いていない。CENYANFF は「吸着式またはクリップ式」と書くが、どちらの方式かは書いていない。
収納のしかた
使わないときの置き場所も選ぶ基準になる。MegaDefend の2点は収納ポーチ(収納バッグ)付きと書き、2024昇級版は革製の収納バッグとしている。CENYANFF は薄く折りたたんでドアポケットやトランクに入れられると書くが、収納袋の記載は無い。
層の数や紫外線カット率の表記
層の数・紫外線カット率などの数字は出品者が書いた値で、第三者の測定ではない。同じ商品の中でも商品名と商品説明で数字が違う例がある(MegaDefend の10層断熱素材の版)。数字の大きさより、形式・切れ目・固定・収納の書き方がはっきりしているかで比べるほうが選びやすい。なお、3点とも商品名と商品説明の箇条書きに、サンシェードの寸法の数値(縦・横の長さ)の記載は無い。CENYANFF の商品名には「大きいサイズ」とあるが、数値は書かれていない。
MegaDefend の傘型2点の違い
360°曲げられる柄の2024昇級版
商品名は「メルセデスベンツCLSクラス X218 シューティングブレーク 2011.2~2018.6」に適用とし、商品説明の箇条書きでも「適用メルセデス・ベンツ・CLSクラス 2代目 X218 シューティングブレーク 2011年2月-2018年6月」と書いている(出品者の記載)。販売ページの商品説明では、柄を360°曲げて調整でき、柄がダッシュボードに触れないようにできるとし、上部中央の切れ目でバックミラーやドライブレコーダーに干渉しないと書く。取り付けは、フロントガラスに当て、ミラーの所の面ファスナー(マジックテープ)を調節し、サンバイザーで固定する。使わないときは付属の革製の収納バッグに入れ、ドアの収納ボックスやコンソールトレイに保管できるとしている。
MegaDefend 傘式サンシェード CLSクラス X218 シューティングブレーク用(360°曲げられる柄・10本骨)
10層・11層と書かれた版
商品名は「メルセデスベンツCLSクラス 2代目 X218 シューティングブレーク 2011.2~2018.6」に適用とし、商品説明の箇条書きでも「2011年2月-2018年6月」と書いている(出品者の記載)。販売ページの商品説明では、外側はチタンシルバーコーティングで、閉じると収納バッグに入れてドアのサイドポケットやグローブボックスに収納できるとしている。取り付けは「開くだけで使用でき」「傘をささげるだけで利用でき」と書くが、サンバイザーで押さえるかどうかの記載は商品名と箇条書きのどちらにも無い。
この版は数字が食い違う。層の数は商品名が「10層断熱素材」、商品説明の箇条書きが「11層素材」「11層のナノ高分子断熱材」。紫外線カット率は箇条書きの見出しが「99.9%UVカット」、同じ箇条書きの本文が「99.99%」だ。どちらが正しいかは決められないので、層の数と紫外線カット率は販売ページの記載として読むにとどめる。
MegaDefend 傘型サンシェード CLSクラス 2代目 X218 シューティングブレーク用(10本骨)
2点の違いとドライブレコーダー
2024昇級版は、柄を360°曲げられることと、面ファスナーとサンバイザーで固定する手順を商品説明に書いている。10層断熱素材の版は層の数と紫外線カット率を書いているが、柄を曲げられることとサンバイザーでの固定の記載は無い。どちらも10本骨・バックミラーの切れ目・収納ポーチ(収納バッグ)付きと書いている。
2点の商品説明は、どちらも駐車の際にドライブレコーダーは正常に撮影すると書いている。ただしこれは出品者の記載で、ドライブレコーダーの取り付け位置や大きさは車ごとに違うので、撮影に影響しないとは言い切れない。
CENYANFF の折り畳み式
商品名は「メルセデス・ベンツ CLS X218 シューティングブレーク ワゴン エステート 2012-2018用」と書いている(出品者の記載)。商品説明の箇条書きには車種・年式の記載は無い。商品名には「折りたたみ式サンバイザー」「大きいサイズ」「遮熱」「光を通さない」とあり、傘型ではない。販売ページの商品説明では、薄型で折りたためてドアポケットやトランクに収納しても場所を取らず、紫外線(UVA/UVB)を遮り、接着剤を使わない固定でフロントガラスやカーフィルムを傷つけないとしている。
一方で、固定のしかたは「吸着式またはクリップ式」とだけ書かれ、どちらの方式かは書いていない。ルームミラーの所の切れ目と収納袋の記載も、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。ドライブレコーダーを付けている車なら、買う前に販売ページの写真や問い合わせで切れ目の有無を確かめる。
CENYANFF 折りたたみ式フロントサンシェード CLS X218 シューティングブレーク 2012-2018用
傘型の取り付けと外し方
MegaDefend の2024昇級版の商品説明に沿うと、流れは次のとおりだ。
- 駐車してエンジンを止めたら、収納袋から出して傘を開く。
- 開いた傘をフロントガラスの内側に当て、上部中央の切れ目をルームミラーに合わせる。2024昇級版では、ミラーの所の面ファスナーを調節し、柄はダッシュボードに当たらない向きに曲げる。
- 左右のサンバイザーを下ろして傘を押さえる。外すときはサンバイザーを上げて傘を閉じ、収納袋に入れる。
フロントガラスのサンシェードは駐車中に使う物で、走り出す前に必ず外す。外した物は視界をふさがない所にしまい、運転席の足元に転がる置き方はしない。ルームミラーの周りにドライブレコーダーやETCのアンテナなど後から付けた機器がある車は、切れ目の大きさで当たらないか、初めて使うときに確かめる。当たる場合は無理に押し込まず、機器を避ける位置で使う。
よくある質問
CLS クラス C257 用は X218 に使える?
ウィキペディアの記事では、C257 は2018年6月に発売された次の世代の4ドアクーペで、X218 とは型式が違う。C257 用と書かれた商品は X218 用とは書かれていないので候補に入れず、商品名に「X218」と「シューティングブレーク」がある物から選ぶ。
4ドアクーペの C218 用は使える?
同じ2代目 CLS クラスの C218 用でも、集めた出典に X218 のフロントガラスに合うと書いた物は無い。C218 用と書かれた商品は、販売ページで X218 の適合の記載を確かめてから選ぶ。C218 のサンシェードは次の記事で比べている。
ドライブレコーダーの撮影に影響する?
MegaDefend の傘型2点は、販売ページの商品説明で干渉せず正常に撮影すると書くが、出品者の記載で、撮影に影響しないとは言い切れない。CENYANFF は切れ目の記載が無い。どれも初めて使うときに、機器に当たらないかを確かめる。
車内の空気の温度はどれくらい下がる?
JAF のテストでは、サンシェードを付けても車内の最高温度は対策なしとの差が小さかった。下がるのは主にダッシュボードなど日が当たる所の温度で、エアコンの代わりにはならない。
メルセデス・ベンツ純正のサンシェードは?
比べた3点は、どれも商品名と商品説明にメルセデス・ベンツ純正の記載は無い。純正品があるかは確かめられていないので、純正品を望むならメルセデス・ベンツの販売店で尋ねる。
近い車種のサンシェード記事
同じ世代の4ドアクーペ C218 と、ほかのシューティングブレーク・ステーションワゴンのサンシェードを比べた記事だ。どれも別の車種の記事で、そこで挙げた商品を X218 用として選ぶものではない。
買う前に確かめることのまとめ
まず実車で、ルームミラーの周りにドライブレコーダーやETCのアンテナが付いているかと、サンバイザーを下ろせるかを見ておく。そのうえで車検証の初度登録年月を見て、X218 の日本での販売が始まった2012年10月以降で、選ぶ商品の年式表記(MegaDefend の2点は「2011.2~2018.6」、CENYANFF は「2012-2018」)の範囲に入る車かを確かめる。
選び分けは、ミラーの切れ目と固定のしかたまで説明に書かれた物なら MegaDefend の2024昇級版、柄の曲げや固定の説明が要らない傘型なら10層断熱素材の版、たたんだ形の薄さを優先するなら CENYANFF の折り畳み式。3点とも商品名に「X218」と「シューティングブレーク」の字がある前用で、商品名の年式表記は MegaDefend の2点が「2011.2~2018.6」、CENYANFF が「2012-2018」だ。CENYANFF は固定の方式・ミラーの切れ目・収納袋の記載が無いので、そこを販売ページで確かめてから選ぶ。
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