Cクラス ステーションワゴン S205のサンシェード3点比較

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Cクラスのサンシェード選びで起きやすいのは、「Cクラス用」の字だけを見て、セダンの型式しか書かれていない商品を選んでしまうことだ。ステーションワゴンは S205 という別の型式なので、まず商品名と商品説明に S205 かワゴンの字があるかを確かめる。そのうえで、前のガラス用か横窓用かを決めれば、選ぶ物は自然に絞れる。

目次

Cクラス ステーションワゴン S205 に合うサンシェード3点

比べるのは販売中の3点だ。前のガラス用は、商品名に S205 とワゴンの字がある純正表記の2点(B079HV1RJS・B074139HQM)、横窓用は商品名に「ステーションワゴン S205 対応」とある磁石式の1点(B0GVNBNC2T)という構成だ。適合はどれも販売ページの出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。

駐車中のダッシュボードの熱を抑えたいなら前のガラス用の2点から選び、停車中の横からの日差しや人目をさえぎりたいなら横窓用を足す。前用の2点はどちらも商品名に S205 とワゴンの字があるので、しまい方で決めてよい。

3点の早見表

商品 使う窓 商品名の適合の字 取り付け方 しまい方
B079HV1RJS 前のガラス W205 S205・セダン ワゴン 固定のしかたの記載なし 折りたたみ式
B074139HQM 前のガラス セダン/ワゴン (S205 / W205) 固定のしかたの記載なし 収納袋付き
B0GVNBNC2T 横窓 ステーションワゴン S205 対応 磁石式・工具不要 記載なし

表の字は、どれも商品名と販売ページの商品説明に書かれている字だけを並べた。価格は変わるので、それぞれの商品リンクの先で確かめてほしい。

S205 がどの車かを確かめる

S205 は、2014年に出た4代目の Cクラス(W205 系)のうち、ステーションワゴン(エステート)の型式だ。同じ世代でも、セダンは W205、クーペは C205、カブリオレは A205 と型式が分かれている。

W205 系の生産は2014年2月から2021年6月までで、2018年に改良型(2019年モデル)が出ている。日本では、2014年10月の MONOist の報道によると、メルセデス・ベンツ日本が2014年10月1日に新型の Cクラス ステーションワゴンを発表した。後継は、2021年6月のくるまのニュースの報道によると、メルセデス・ベンツ日本が2021年6月29日に発表した次の世代の新型 Cクラスで、ステーションワゴンの配車開始は2022年第1四半期の予定とされた。2018年の改良の前と後で、ここで挙げる3点の合い方が変わるかどうかは確かめられていない。

セダンに乗っている人は、

を見たほうが早い。

サンシェードで下がるのは主にダッシュボードの温度

JAF が行った真夏の車内温度のテストでは、2012年8月、晴れ・気温35度の日にミニバン5台を正午から4時間炎天下に置いた。対策なし(黒)の車はダッシュボードの最高温度が79℃、車内の最高温度が57℃だったのに対し、サンシェードを付けた車はダッシュボードの最高温度が52℃、車内の最高温度が50℃だった。テストの車はミニバンで、Cクラス ステーションワゴン S205 で測った値ではない。

JAF は、フロントガラスをサンシェードで覆うと直射日光は遮れるが、車内の温度は15時の時点で約50℃に達し、温度を抑える効果は限られるとしている。同じテストで、窓を3cm開けた車の車内の最高温度は45℃、エアコンを動かした車は27℃だった。

JAF の解説では、直射日光の当たるダッシュボードの上に置いたスマートフォンが「高温注意」の警告を出して一部の機能を除き使えなくなり、使い捨てライターは2〜3時間でケースに亀裂が入ってガスが抜けた。サンシェードは車内全体を冷やす物ではなく、主にダッシュボードの熱を抑える物と考えておくと、期待とのずれが出にくい。

選び方は4つの基準で決める

前のガラス用か横窓用か

まず使う窓で選ぶ。前のガラス用は駐車中のダッシュボードの熱を抑える目的、横窓用は停車中の横からの日差しや人目をさえぎる目的に向く。運転席・助手席の窓に付ける物は、走る前に外す前提で選ぶ。

商品名と商品説明に S205・ワゴンの字があるか

商品名や商品説明に、S205 またはステーションワゴン(ワゴン)の字があるかを確かめる。Cクラスは同じ世代でも型式が分かれるので、型式の字の無い汎用品や、別の型式だけを書いた商品は避ける。

取り付け方

横窓用の B0GVNBNC2T は、磁石で付けて工具が要らないと書かれている。前のガラス用の2点は、吸盤か、サンバイザーで押さえるかなど、どう固定するかが商品名にも商品説明にも書かれていない。

しまい方

使わないときのしまい方も比べておく。商品説明では、B079HV1RJS は折りたたみ式で保管しやすいと書き、B074139HQM は収納袋付きで袋に入れるとコンパクトになると書いている。3点のうち収納袋付きと書いているのは B074139HQM だけで、横窓用の B0GVNBNC2T はしまい方が商品名にも商品説明にも書かれていない。

前のガラス用の純正表記2点を比べる

B079HV1RJS(折りたたみ式)

商品名には「ベンツ W205 S205 Cクラス」「フロントスクリーン」「セダン ワゴン」とあり、セダン(W205)とワゴン(S205)の両方の型式と、前のガラス用であることが書かれている。販売ページの商品説明では、W205 Cクラス用の純正品のサンシェードで、簡単な取り付けで日光をさえぎり、場所を取らずに保管しやすい折りたたみ式、専用設計の純正品、と書かれている。商品のブランドは Mercedes-Benz と表示されている。

商品説明の箇条書きには「対応車種 年式」という行があるが、その中身(型式や年式の範囲)は書かれていない。適合は出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。

ベンツ W205 S205 Cクラス サンシェード 純正品 フロントスクリーン セダン ワゴン

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B074139HQM(収納袋付き)

商品名は「純正 フロントサンシェード Cクラス セダン/ワゴン (S205 / W205)」。販売ページの商品説明では、メルセデス・ベンツの純正アクセサリーで、フロント・ウインドーに簡単に取り付けられ、収納袋付きで袋に入れるとコンパクトになり場所をとらない、と書かれている。

気をつけたいのは適合の欄の書き方だ。商品説明の箇条書きの適合車種の行は「Cクラス セダン S205/Cクラス ワゴン W205」で、一般の型式の区分(セダン = W205、ステーションワゴン = S205)と型式の当て方が逆になっている。どちらの書き方でも、S205 とワゴンの字は入っている。箇条書きには「必ず適合車種をご確認下さい」「写真の取付車両は実際と異なる場合があります」とも書かれている。適合は出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。

メルセデス・ベンツ 純正 フロントサンシェード Cクラス セダン/ワゴン(S205/W205)

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2点に共通して書かれていない事柄

前のガラス用の2点は、どちらも「簡単な取付」「簡単に取り付けが可能」とだけ書かれていて、固定のしかたと寸法は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない。また、セダン(W205)とワゴン(S205)のフロントガラスが同じ形・大きさかは確かめられていない。注文の前に、販売ページの適合の欄と自分の車の型式を見比べておきたい。

横窓用の磁石式 B0GVNBNC2T を見る

B0GVNBNC2T(ブランド表示は ZURGI)の商品名には「メルセデスベンツCクラス ステーションワゴン S205 対応」「と互換性のある」「サイドガラス用」とあり、純正品ではない。一方で、商品説明の箇条書きには「乗用車・SUV対応」とも書かれている。何枚入りか、どの窓(運転席・助手席・後席・荷室の横)に付ける物かは、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない。適合は出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。

販売ページの商品説明では、10個の強力な磁石を使うマグネット式で、工具が要らず1秒で付け外しできると書かれている。ほかに、紫外線をさえぎって日焼けを防ぐ、厚みのある断熱で太陽の熱をさえぎる、磁石の吸着力を損なわずに窓を上げ下げできる、通気性があり人目をさえぎる二層のつくり、とも書かれている。紫外線や断熱の数値の記載は無い。

商品説明には「走行不脱落」とも書かれているが、これは外れにくさについての出品者の記載で、運転席・助手席の窓に付けたまま走ってよいという意味にはならない。その窓に付けるのは停車中だけにし、走る前に外す。

ZURGI Cクラス ステーションワゴン S205 対応 サイドガラス用 磁石式サンシェード

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付けたまま走ってはいけない窓

JAF Mate の交通ルールの解説によると、運転席や助手席の窓ガラスにサンシェードを付けたまま走ると違反で、反則金と違反点数1点が科される。運転者の視界を妨げるからだ。根拠は、運転者の視野を妨げる状態での運転を禁じる道路交通法第55条第2項と、前面ガラスと側面ガラスが運転者の視野を妨げないことを求める道路運送車両の保安基準第29条。国土交通省の案内では、前面ガラスと運転席・助手席の側面ガラスに可視光線の透過率70%未満の着色フィルムなどを貼ることを禁じ、前面ガラスと、運転者席より後ろの部分を除く側面ガラスに装飾板を付けることも禁じている。

前のガラス用のサンシェードは、駐車中に日差しを遮るための物として使い、走り出す前に必ず外す。前のガラスをふさいだままでは運転者の視野が妨げられる。

後部座席の窓ガラスには、サンシェードやカーフィルムを付けることは禁止されていない。ただし JAF Mate は、後ろを確かめるときの視界を一部遮るおそれがあるので、同乗者のいない後席でも運転中は外しておくのが望ましいとしている。JAF の窓ガラスのフィルムについての解説では、後部座席の横の窓とリアウインドウには、透過率70%の決まりは当てはまらない。

日焼け対策としての横窓用の使いどころ

JAF が行った車内の紫外線のテストでは(2018年4月)、フロントガラスはオープンカー以外のどの車も紫外線の数値が一桁以下と低かった。フィルムを挟んだ合わせガラスのフィルムに、紫外線を減らす働きがあるからだ。一方、横のガラスとリアのガラスはガラスの種類で差が出て、UVカット機能の無いクリアガラスの車は前席の横のガラスとリアガラスで高い数値になった。テストの車は Cクラス ステーションワゴン S205 ではなく、S205 の横のガラスやリアガラスの種類は確かめられていない。

横窓用は、停車中に横から差す日差しをさえぎる物として使うのがよい。

暑い日の車内で気をつけること

サンシェードを付けても、車内は高い温度になる。JAF の解説では、スプレー缶やライターを車内に置きっぱなしにしないこと、炎天下の車に乗る前に窓やドアを開けて換気すること、熱くなったハンドルでのやけどに気をつけることを勧めている。

エアコンを動かしていてもエンジンが止まればエアコンも止まり、停止から5分で約5℃上がったので、JAF は子どもを車内に残すのは危険としている。サンシェードを付けていても、子どもを車内に残さない。

ほかの Cクラスのサンシェード記事

Cクラスは型式ごとに記事を分けている。車検証の型式を確かめてから、自分の車の記事を開いてほしい。

よくある質問

セダン(W205)と書かれた前用はワゴン(S205)に使える?

W205 だけを書いた商品は避ける。セダンとワゴンのフロントガラスが同じ形・大きさかは確かめられていない。B079HV1RJS と B074139HQM は商品名に W205 と S205 の両方とワゴンの字があり、B074139HQM は箇条書きの適合車種の行で型式の当て方が逆になっている(どちらも出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない)。

横窓用の磁石式は付けたまま走ってもいい?

運転席・助手席の窓に付けたまま走るのは違反になる、と JAF Mate は解説している。B0GVNBNC2T の「走行不脱落」は外れにくさについての記載で、その窓に付けるのは停車中だけにする。後席の窓は禁止されていないが、運転中は外しておくのが望ましい。

サンシェードで車内はどれくらい涼しくなる?

JAF のミニバンでのテストでは、大きく下がったのはダッシュボードの最高温度で、車内の温度を抑える効果は限られるとされた。数値は上の「サンシェードで下がるのは主にダッシュボードの温度」の節にまとめてある。S205 で測った値ではない。

まとめ

まず車検証で型式と初度登録年月を確認する。型式が S205 なら、前のガラス用は商品名に S205 とワゴンの字がある純正表記の2点から選ぶ(適合は出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない)。折りたたみ式と書かれた B079HV1RJS か、収納袋付きと書かれた B074139HQM かは、しまう場所で決めればよい。

横窓用の B0GVNBNC2T は、停車中の横からの日差しや人目をさえぎる物として使う。運転席・助手席の窓に付けた物と前のガラス用は、走る前に外す。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、車種ごとの記事と、車種を横断した早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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