ボンゴトラック SK22L ワイパーは450mm|適合と選び方

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KG-SK22L のボンゴトラックは、年数がたった今も荷物を積んで現場を回る仕事の車として使われている個体が多い。ワイパーを替える段になると、量販店やメーカーの適合検索に型式が出てこないことがあり、何ミリを選ぶかで手が止まりやすい。ワイパーメーカーのボッシュが公開している車種別適合表では、SK22L のフロントは運転席・助手席とも450mm、取付は U クリップ(U字フック)だ。あとは雨用か雪用かを、使う地域と季節で決めればよい。

目次

SK22L のワイパーは運転席・助手席とも450mm

ワイパーメーカーのボッシュが公開している車種別適合表(雪用のスノーワイパーブレード)は、ボンゴ トラックの SK22L を型式名そのもので載せている。同じ行には SK22T・SK82L・SK82T・SKF2L・SKF2T・SKP2L・SKP2T が並び、年式は平成11年5月以降。運転席側・助手席側の適合品番はどちらも SG45 で、同社の品番一覧では SG45 は長さ450mm、「9×3 U クリップタイプ」用とされている。

項目 SK22L のフロントワイパー
運転席側の長さ 450mm
助手席側の長さ 450mm
取付形状 U クリップ(U字フック)
本数 運転席側・助手席側の2本
ボッシュ雪用の適合品番 SG45(運転席・助手席共通)

左右とも同じ450mmなので、同じ商品を2本用意すればフロントは全部替えられる。

気をつけたいのは世代の違いだ。ワイパーブランドが公開している車種別の適合表によると、ボンゴは世代ごとに長さが分かれている。

世代 時期 運転席 助手席
SS 系 1990年8月〜1999年5月 400mm(16インチ) 400mm(16インチ)
SK/SL 系(SK22L を含む) 1999年6月〜2020年8月 450mm(18インチ) 450mm(18インチ)

SK22L は1999年6月発売のモデルからあり、SK/SL 系に入る。商品名に「ボンゴ用」とあっても、前の SS 系向けなら長さが合わない。ボンゴ用という表記だけで選ばず、長さの数字まで見て買う。

適合表に SK22L が載っていないときの確かめ方

型式名で引けない適合表もある

別のワイパーメーカー(ソフト99)の車種別適合検索では、ボンゴ(平成11年6月〜令和2年8月)の対象型式に SK82V・SKF2V・SKP2V・SKP2M・SLP2L・SLP2T・SLP2M・SLP2V が並ぶが、SK22L と SK22T は入っていない。同じ検索の「ボンゴ トラック」の項目は令和2年9月以降の現行型だけを扱っているので、型式名で引いても SK22L は出てこない。

車種別のワイパーサイズをまとめた資料も、ボンゴ トラックを2007年以降の年式区分で載せており、SK22L・SK22T の記載はない。ただし同じ資料にある後年の SK 系・SL 系トラック(ABF-SK82T、ABF-SKP2T、DBF-SLP2T、DBF-SLP2L など)は、いずれもフロントの運転席側・助手席側が「Uタイプ 450mm」と記載されている。

適合検索に出てこないことは、付かないという判定ではない。 SK22L が載っているかどうかが、適合表によって違うだけだ。同じ世代のバンのワイパーも見ておきたいときは、次の記事が参考になる。

自分の車が KG-SK22L か確かめる

当時のカタログ諸元を収録した中古車カタログでは、型式 KG-SK22L のボンゴトラックは平成11年6月(1999年6月)発売モデルから平成14年8月(2002年8月)発売モデルまでが掲載されている。グレードは DX(5MT・4AT)と GL(5MT)だ。

項目 DX(5MT・1999年6月発売)
エンジン型式 R2
排気量 2184cc
駆動方式 パートタイム4WD
乗車定員 3名
全長×全幅×全高 4335×1690×1910mm
車両重量 1400kg

車検証の型式欄が KG-SK22L なら、この記事の対象になる。

注文前に今のワイパーを測る

ボッシュの品番一覧にも「ご購入の際は必ず現車のワイパーの長さと適合表をご確認ください」とある。商品ページでも出品者が、型式が記載されていても年式・仕様で適合しない場合があるとして、実車に付いている純正品番の確認を求めている。

注文の前に、今付いているワイパーを1本外して長さを測り、アームの先端が U 字に曲がった形(U クリップ)かを見ておく。長さと取付形状の両方を見るのが確実だ。 中古で手に入れた個体は前のオーナーが別の長さを付けている場合もあるので、測った値を適合表の450mmと突き合わせる。

雨用と雪用は使う地域と季節で選ぶ

一般的な雨用ワイパーは季節を問わず使えるが、雪や氷、凍結には弱い面がある。大手カー用品店の雪用ワイパー解説では、雪用(冬用)ワイパーはゴムカバーなどで覆われていて、低温でも雪が付きにくく凍結しにくい構造とされる。フレームには錆びにくいステンレスを使っているのが一般的だという。

選び方は単純で、降雪や凍結のある地域で冬も走らせるなら冬は雪用、そうでなければ雨用でよい。パートタイム4WD の SK22L を雪の降る地域で使っているなら、冬だけでも雪用にしておく価値がある。

SK22L の型式表記がある雪用ワイパー

商品名に SK22L の型式表記があり、調査時点で販売中を確認できたのは、CAPSOL のグラファイト仕様スノーワイパー1点だった。

CAPSOL グラファイト仕様 スノーワイパー 450mm 1本(ボンゴトラック SK22L 表記・U字フック)

Amazonで見る

商品ページの掲載内容では、商品名に「450mm 1本 ボンゴトラック SK22L マツダ用 互換品 マルチクリップ U字フック 18インチ」とあり、特徴欄にも「ボンゴトラック SK22L」「グラファイト仕様 スノーワイパー 450mm 1本」と書かれている。買う前に押さえておきたいのは次の3点だ。

  • 雪用ワイパーなので、使う時期は冬が中心になる
  • 純正品ではなく互換品
  • 1本入りなので、運転席・助手席の両方を替えるなら2本注文する

Amazon実売価格は確認時点で1本¥990だった。価格は変動するので、注文時に商品ページで確かめてほしい。出品者は純正品番の確認を求めているので、前の節の手順で今のワイパーを測ってから注文する。

ここでは、型式表記で適合の裏が取れない汎用ワイパーを数合わせで並べていない。雨用を探す場合は、450mm・U字フックという条件を満たすものを、この後のブレードの形とゴムの種類の基準で選んでほしい。

雪用ワイパーの付け替え時期と使い回し

大手カー用品店の雪用ワイパー解説では、雪用ワイパーはスタッドレスタイヤと同じタイミングで交換することが勧められている。冬の前に雪用へ替え、春に雨用へ戻す流れだ。タイヤ交換の日にワイパーも一緒に替えると決めておけば忘れにくい。

同じ解説によると、雪用の交換目安はブレードが1年ごと、ゴムが6か月ごと。半年使ったブレードでも、劣化や損傷がなければゴムを替えるだけで次のシーズンも使える。雪用はブレードを毎冬買い直すより、ゴム交換で次の冬に回すほうが無駄がない。

雨用を選ぶときはブレードの形を決める

450mm・U字フックという条件を満たす雨用を自分で選ぶなら、次に決めるのはブレードの形だ。形は主に3種類ある。

トーナメント型

多くの車種で採用されている一般的な形。拭き取り部が可動式で曲面を払いやすく、拭き取り能力も高い。ただし高速走行時は、ほかの形と比べて性能が落ちる場合がある。

フラット型

ブレードとゴムが一体になった形。均一な圧力でガラスに密着し、高速走行時に浮き上がりにくい。

デザイン型(エアロ型)

風の流れを考えたエアロ形状のワイパー。

下道の配達や現場の往復が中心ならトーナメント型、高速道路を走る距離が長いならフラット型という分け方で決めればよい。ほかの商用車のワイパー選びと見比べたいときは、次の記事も参考になる。

ゴムの種類は撥水剤を使うかどうかで決める

大手カー用品店やワイパー用品メーカーの解説をもとに整理すると、ワイパーゴムは大きく3種類ある。

種類 仕組み
撥水なし 天然ゴムなどを使った一般的な替えゴム
撥水 シリコン系ゴムに撥水コーティング剤などを含ませ、拭くだけで撥水被膜を作って雨をはじく
グラファイト 炭素結晶であるグラファイト(黒鉛)の微粒子をコーティングし、滑りをよくして摩擦抵抗を下げ、作動時のビビりを抑える

ワイパー用品メーカーの解説では、フロントガラスに撥水剤を使っている場合、スタンダードタイプのゴムでは相性がよくないことがあり、ビビりが出る可能性があるとしている。ガラスに撥水剤を塗っているなら、グラファイトタイプを選ぶ。 前の節で紹介した CAPSOL の雪用ワイパーもグラファイト仕様だ。

交換時期の目安と、早めに替えたい劣化サイン

大手カー用品店の解説では、ワイパーゴムは「少なくとも半年に1度」、ワイパーブレードは「1年に1度」の交換を勧めている。ワイパー用品メーカーの解説も、ゴムは半年ごと、ブレードは1年ごとを目安にしている。

ただし期間より先に傷むこともある。次のサインが出たら、目安の前でも交換を考える。

見る場所 劣化のサイン
外観 ガタつき、サビ、ひび割れ、裂け、変形
作動状況 ビビり音、拭きむら、にじみ、スジやモヤ

ゴムのほうが先に傷むので、ゴムだけ替えるかブレードごと替えるかは金属部分の状態で決める。ブレードの金属部分にサビやガタつき、変形があればブレードごと、なければゴムだけ替えて費用を抑える。ほかの車での交換の流れも見ておきたいときは、次の記事が参考になる。

ワイパーゴムを自分で替える手順

  1. ガラスの汚れを落とす
  2. アームを持ってワイパーを立てる
  3. アームは静かに扱い、作業中にアームが倒れてガラスを傷めないよう布で養生しておく
  4. ブレードから古いゴムを抜き、向きを間違えないように新しいゴムを取り付ける
  5. ワイパーを元の位置に戻す

ガラスを傷めないための布の養生は省かない。 ゴムを替えるときは1本ずつ作業し、向きを見比べながら進めると間違えにくい。

よくある質問

適合検索で SK22L が出てこないが、450mm を買ってよいか

出てこないのは、その適合検索が SK22L を掲載していないだけだ。ボッシュの雪用適合表には型式名で載っている。現車のワイパーを測って長さと取付形状が一致すれば、その条件で選んでよい。

1本入りのワイパーは何本買えばよいか

フロントは運転席側と助手席側の2本で、どちらも同じ長さだ。1本入りなら同じ商品を2本買う。

雪用ワイパーを一年中付けたままにしてよいか

確認した解説が勧めているのは、冬の前に雪用へ替えて春に雨用へ戻す使い方だ。春に外しておけば、雪用のブレードを次の冬にも回せる。

ブレードごと替えずに替えゴムだけで足りるか

ゴムはブレードより早く傷むので、交換の多くはゴムだけで済む。金属部分に傷みが出たときだけブレードごと替えればよい。

まとめ:SK22L は450mm・U字フックを2本

  • まず車検証で型式と初度登録年月を確認する。型式欄が KG-SK22L なら対象
  • フロントは運転席・助手席とも450mm、取付は U クリップ(U字フック)。注文前に今のワイパーを外して長さと形を見る
  • 雪や凍結のある地域で冬も使うなら冬は雪用、それ以外は雨用

ボンゴのほかの記事や、別の商用車のワイパー選びは次の記事にまとめている。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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