更新日:2026年2月
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結論:S660におすすめのエアクリーナー3選
S660のエアクリーナー選びで迷っている方には、純正交換タイプを選んで間違いありません。剥き出しタイプはパワーアップ効果がありますが、S660のエンジンフード構造上、水を吸い込むリスクがあるため現実的ではありません。
S660のターボエンジン(S07A型)は、吸気効率がパフォーマンスに直結します。純正エアクリーナーは1年または15,000kmで交換が推奨されますが、社外品の純正交換タイプなら洗浄して繰り返し使用できるため、ランニングコストも抑えられます。純正フィルターは使い捨てで交換のたびに2,000円程度かかりますが、洗浄可能な社外品なら3〜5年使えるため、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。
剥き出しタイプは吸気音とパワーアップを楽しめますが、S660はエンジンフード構造上、雨天走行時に水を吸い込むリスクがあります。また、エアフロメーターのズレやオイル汚れの進行など、メンテナンスの手間も増えるため、初心者には純正交換タイプが適しています。
本記事では、S660オーナーに人気の純正交換タイプエアクリーナー3製品を比較し、選び方のポイントと取り付け方法を解説します。
S660のエアクリーナーの基礎知識
エアクリーナーは、エンジンに送られる空気から砂や鉄粉などの異物を除去し、エンジン内部を保護する重要なパーツです。フィルターが目詰まりすると吸気抵抗が増え、エンジン出力の低下や燃費悪化につながります。
S660に搭載されるS07A型エンジンは、658ccの直列3気筒DOHCターボで最高出力64ps/6,000rpm、最大トルク104Nm/2,600rpmを発生します。ターボエンジンは自然吸気エンジンよりも大量の空気を吸入するため、エアクリーナーの性能がパフォーマンスに直結します。
純正エアクリーナーは、エアクリーナーボックスに収められたペーパー製フィルターで、吸気温度の上昇を抑える構造になっています。ホンダの推奨交換時期は通常1年または15,000kmごとですが、粉じんの多い環境で使用する場合は早めの交換が必要です。
社外品エアクリーナーには、純正と同形状の「純正交換タイプ」と、エアクリーナーボックスを取り外して直接装着する「剥き出しタイプ(キノコ型)」の2種類があります。S660では構造上の理由から純正交換タイプが主流です。
適合確認と純正品番
S660のエアクリーナーを交換する際は、純正品番を確認して適合する製品を選びましょう。
S660の純正エアクリーナーの品番は「17220-5JA-003」です。この品番は2015年4月の発売開始から現行モデルまで、全グレード(α、β、Modulo X)で共通です。社外品エアクリーナーのパッケージや商品ページには、対応する純正品番が記載されているため、購入前に確認すれば適合ミスを防げます。
年式による違いはありませんが、マイナーチェンジでエンジンルームのレイアウトが変更されたモデルでも、エアクリーナー本体の形状と取り付け位置は変わっていません。リアを開けて運転席側にフィルタBOXが配置されており、アクセスは容易です。
車検対応については、純正交換タイプなら基本的に問題ありません。純正と同形状・同サイズで、エアクリーナーボックス内に収まるため、保安基準に抵触しません。剥き出しタイプの場合は、取り付け位置や吸気音によって車検に通らない可能性があるため注意が必要です。
S660以外のホンダ軽スポーツカーでは、N-ONEやビートなど、同じS07A型エンジンを搭載する車種でも品番が異なる場合があります。他車種からの流用を考えている方は、品番の違いに注意しましょう。
純正交換タイプ vs 剥き出しタイプ
エアクリーナーの選択肢として、純正交換タイプと剥き出しタイプがありますが、それぞれ特性が大きく異なります。
純正交換タイプのメリット・デメリット
純正交換タイプは、純正と同じサイズ・形状の社外製フィルターで、エアクリーナーボックス内に取り付けます。交換は純正フィルターを取り外して新品を装着するだけで、特別な工具は不要です。価格は3,000〜5,000円程度と手頃で、HKSやBLITZ、SPOONなどのメーカーから洗浄して繰り返し使える製品が販売されています。
吸気温度の上昇を抑えられるため、エンジンルーム内の熱気を吸い込むリスクが低く、安定したパフォーマンスを発揮します。一方、性能向上は控えめで、体感できるほどのパワーアップは期待できません。吸気音の変化も小さく、スポーティな吸気サウンドを求める方には物足りないでしょう。
剥き出しタイプのメリット・デメリット
剥き出しタイプは、エアクリーナーボックスを取り外してフィルター単体をエンジンに直接装着する方式で、「キノコ型」や「毒キノコ」とも呼ばれます。吸気抵抗が少なく、フィルター面積も大きく取れるため吸入効率が向上します。ターボ車では空気流量の増加によってパワーアップ効果が大きく、サクションパイプの径を太くすることで7ps程度の向上が期待できるケースもあります。
また、アクセルを踏み込んだときのスポーティな吸気音を楽しめる点も魅力です。しかし、エンジンルームの熱気を直接吸い込むため吸気温度が上昇し、高回転域でのパワーダウンを招く場合があります。フィルターの目が粗いため、細かい鉄粉や砂を吸い込みやすく、エンジンオイルが3,000km程度で真黒になる事例も報告されています。
さらに、エアフロメーターから検出される吸入空気量がズレるため、ECUデータの書き換えが必要になる場合があります。車検非対応のリスクもあり、吸気音が大きすぎると騒音規制に抵触する可能性があります。
S660特有の課題
S660では、エンジンフード構造上、剥き出しタイプを装着すると雨天走行時に水を吸い込むリスクがあるため、多くのオーナーが避けています。実際に、みんカラなどのレビューサイトでも「水を吸いそうで怖い」という声が多く、純正交換タイプが主流です。
比較表
| 項目 | 純正交換タイプ | 剥き出しタイプ |
|---|---|---|
| 交換難易度 | 初級(工具不要) | 中級〜上級(加工必要な場合あり) |
| 価格 | 3,000〜5,000円 | 8,000〜15,000円 |
| 性能向上 | 控えめ | 大きい(ターボ車で効果大) |
| メンテナンス頻度 | 1年or洗浄 | 3,000km〜半年ごと |
| 車検適合 | 問題なし | リスクあり |
S660におすすめのエアクリーナー3選
HKS スーパーエアフィルター
HKS スーパーエアフィルター(品番:70017-AH117)は、S660の純正品番17220-5JA-003に対応する純正交換タイプです。新開発の乾式不織布フィルターを採用し、密度勾配型構造によって多様な大きさのダストを段階的に捕獲します。
フィルター素材は、外層が粗い目で大きなゴミを捉え、内層が細かい目で微細な粉塵まで除去する多層構造になっており、高い集塵性能と通気性を両立しています。洗浄して繰り返し使用できるため、ランニングコストも抑えられます。HKS製エアフィルターは、S660以外にも軽自動車やコンパクトカーに幅広く対応しており、信頼性の高さで定評があります。
価格帯は4,000〜5,000円(税込)で、純正交換タイプの中ではやや高価ですが、性能と耐久性を考えればコストパフォーマンスは優秀です。口コミでは「吸気音が少し大きくなった」「アクセルレスポンスが向上した気がする」といった評価が見られます。
デメリットは、価格が他の製品よりやや高いことと、性能向上が体感しにくい点です。劇的なパワーアップを期待する方には物足りないかもしれませんが、エンジン保護と長寿命を重視する方には適しています。
BLITZ SUS POWER AIR FILTER LM
BLITZ SUS POWER AIR FILTER LM(品番:WH-700B)は、純正品番17220-5JA-003に対応するステンレスメッシュ製のエアクリーナーです。ステンレス製のため耐久性が高く、洗浄して繰り返し使用できます。
フィルター素材は金属メッシュと不織布の2層構造で、吸気抵抗を抑えながら十分な集塵性能を確保しています。専用のクリーナー液で洗浄すれば何度でも使えるため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
価格帯は3,500〜4,500円(税込)で、HKSよりも安価でありながら性能は遜色ありません。口コミでは「コスパが良い」「メンテナンスが簡単」といった評価が多く、実用性を重視する方に支持されています。
BLITZは、マフラーやサスペンションなどのチューニングパーツでも定評があるメーカーで、S660向けにはマフラーやインテークパイプなども展開しています。トータルでチューニングを考えている方にとって、メーカー統一による相性の良さもメリットです。
デメリットは、吸気音の変化が控えめで、スポーティな吸気サウンドを期待する方には物足りない点です。また、洗浄時には専用クリーナーが必要で、水洗いだけでは汚れが落ちにくい場合があります。
SPOON 純正交換タイプ
SPOON 純正交換タイプは、ポリエステルファイバーを使用したS660専用の純正交換エアクリーナーです。吸入量の確保とダストの除去を両立した設計で、コストパフォーマンスに優れています。
最大の特徴は、汚れたらエアブローで吹けば何度も使用できる点です。専用クリーナーや水洗いが不要で、エアコンプレッサーやガソリンスタンドのエアガンで汚れを吹き飛ばすだけでメンテナンスが完了します。手間がかからないため、初心者でも扱いやすいと評判です。
価格帯は3,000〜4,000円(税込)で、今回紹介する3製品の中でもっとも安価です。みんカラなどのレビューサイトでは「お財布にも優しい」「コスパ最高」といった評価が多く、S660オーナーに人気があります。
SPOONは、ホンダ車のチューニングパーツで有名な老舗ブランドで、S660のマフラーやサスペンションなど、幅広いパーツを手がけています。他のパーツと組み合わせてトータルチューニングを検討している方にも適しています。
デメリットは、性能向上が控えめで、パワーアップや吸気音の変化を期待する方には物足りない点です。あくまで純正の代替品として、コストを抑えながら長く使いたい方に適しています。
エアクリーナー選びのポイント
S660のエアクリーナー選びでは、用途と予算に応じて製品を選びましょう。
純正交換 vs 剥き出しの選び方
街乗りメインで、手軽に交換したい方は純正交換タイプが適しています。車検対応で、吸気温度の上昇リスクも低く、メンテナンスの手間も少ないためです。一方、サーキット走行やチューニングを楽しみたい上級者は、剥き出しタイプを選ぶケースもありますが、S660の構造上、水吸いリスクや吸気温度管理の課題があるため慎重に検討しましょう。
メンテナンス頻度と洗浄可否
洗浄して繰り返し使えるタイプを選べば、ランニングコストを抑えられます。HKSやBLITZは専用クリーナーが必要ですが、SPOONはエアブローだけで済むため手間がかかりません。メンテナンスの頻度は、街乗りなら1年ごと、スポーツ走行が多い方は半年ごとを目安にしましょう。
価格とコストパフォーマンス
初期費用を抑えたい方はSPOON、性能重視ならHKS、バランスを取るならBLITZがおすすめです。純正フィルターは使い捨てで交換のたびに2,000円程度かかりますが、洗浄可能な社外品なら3〜5年使えるため、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。
吸気音の好み
純正交換タイプでも、HKSやBLITZは吸気音がやや大きくなります。SPOONは純正に近い静かさを保つため、吸気音を抑えたい方に適しています。剥き出しタイプはスポーティな吸気サウンドが魅力ですが、車検や騒音規制に抵触するリスクがあります。
車検対応の確認
純正交換タイプなら基本的に車検に問題ありませんが、剥き出しタイプは取り付け位置や吸気音によって不適合となる場合があります。車検対応を重視する方は、純正交換タイプを選びましょう。
メンテナンスと洗浄方法
社外品エアクリーナーの多くは洗浄して繰り返し使用できます。正しいメンテナンス方法を知っておけば、長期間にわたって性能を維持できます。
洗浄可能なタイプの特徴
HKS、BLITZ、K&Nなどのエアフィルターは、専用クリーナーで洗浄して繰り返し使えます。洗浄回数の目安は、街乗りメインなら年1回、スポーツ走行が多い方は半年ごとです。フィルターが目詰まりすると吸気抵抗が増え、エンジン出力の低下や燃費悪化につながるため、定期的な点検が重要です。
洗浄手順(HKS・BLITZの場合)
- エアクリーナーを車両から取り外す
- 専用クリーナー液をフィルター全体に吹きかけ、10分程度放置する
- 水道水で汚れを洗い流す(内側から外側に向かって流す)
- 日陰で完全に乾燥させる(24時間程度)
- 乾燥後、再装着する
洗浄時の注意点は、乾燥不足のまま装着するとエンジン不調を招く可能性があることです。また、高圧洗浄機でフィルターを傷める事例もあるため、水道水の流水で優しく洗いましょう。
エアブロー方式(SPOONの場合)
SPOONのエアクリーナーは、エアブローだけでメンテナンスが完了します。エアコンプレッサーやガソリンスタンドのエアガンで、フィルター表面の汚れを吹き飛ばすだけです。専用クリーナーや水洗いが不要なため、手軽さで人気があります。
K&Nの湿式オイルフィルター
K&Nのエアフィルターは洗浄後、専用オイルを塗布する必要があります。オイルを塗布することでフィルター性能を維持し、微細なダストまで捕獲できます。ただし、オイルの塗りすぎはエアフロメーターの誤作動を招くため、適量を守りましょう。
交換時期の目安
洗浄可能なフィルターでも、洗浄回数が増えるとフィルター素材が劣化します。目安としては、3〜5年で新品に交換するのが適切です。フィルターに破れやほつれが見られる場合は、すぐに交換してください。
失敗しないための注意点
エアクリーナー交換で失敗しないために、以下の点に注意しましょう。
剥き出しタイプの水吸いリスク
S660はエンジンフード構造上、剥き出しタイプを装着すると雨天走行時に水を吸い込むリスクがあります。水がエンジン内部に入るとウォーターハンマー(水撃)を起こし、エンジンが破損する可能性があります。みんカラなどのレビューサイトでも、S660オーナーの多くが「水を吸いそうで怖い」と指摘しており、剥き出しタイプは現実的ではありません。
エアフロメーターのズレとECU調整の必要性
剥き出しタイプに交換すると、吸入空気量が増えてエアフロメーターから検出される値がズレる場合があります。その結果、燃料噴射量が最適化されず、エンジン不調やノッキングを引き起こすことがあります。ECUデータの書き換えやサブコンの導入が必要になるケースもあり、初心者には難易度が高いため注意が必要です。
オイル汚れの進行
剥き出しタイプはフィルターの目が粗いため、細かい鉄粉や砂を吸い込みやすく、エンジンオイルが汚れやすくなります。実際に、3,000km程度でオイルが真黒になる事例も報告されています。オイル交換の頻度を上げる必要があり、メンテナンスコストが増加します。
安価な粗悪品の回避
安価なノーブランド品の中には、フィルター性能が低く、エンジン内部にダストが入り込むリスクがある製品も存在します。購入時には、HKS、BLITZ、SPOONなどの信頼できるメーカー製品を選び、Eマーク(欧州基準適合マーク)やメーカー保証の有無を確認しましょう。また、レビュー評価が極端に低い製品は避けるべきです。
エアクリーナー交換後の体感変化
純正交換タイプのエアクリーナーに交換した後、実際にどの程度の変化を感じられるのかは多くの方が気になるポイントです。
吸気音の変化
純正交換タイプでも、HKSやBLITZは吸気音がやや大きくなります。アクセルを踏み込んだときに「シュー」という吸気サウンドが聞こえるようになり、スポーティな雰囲気を楽しめます。ただし、SPOONは純正に近い静かさを保つため、吸気音の変化は控えめです。
アクセルレスポンスの向上
純正フィルターが目詰まりしている状態から新品に交換すると、アクセルレスポンスが改善される場合があります。特に、1年以上交換していなかったフィルターを新品に交換すると、吸気抵抗が減って軽快な加速感を感じられることがあります。ただし、パワーメーターで測定できるほどの出力向上は期待できません。
燃費への影響
エアクリーナー交換による燃費改善は、理論上は可能ですが体感レベルでは変化を感じにくいでしょう。極度に目詰まりしたフィルターから新品に交換すれば、1〜2%程度の燃費改善が見込める場合もありますが、運転の仕方による影響のほうが大きいため、燃費向上を目的とした交換はおすすめしません。
剥き出しタイプの場合
剥き出しタイプに交換すると、吸気音が大幅に大きくなり、スポーティな吸気サウンドを楽しめます。また、ターボ車では空気流量の増加によってパワーアップ効果が期待できますが、S660の場合、エアクリーナー交換だけで体感できるほどのパワーアップは難しいでしょう。サクションパイプの径を太くするなど、複数のパーツを組み合わせたチューニングが必要です。
みんカラでの評価
みんカラなどのレビューサイトでは、「吸気音が少し大きくなった」「アクセルレスポンスが向上した気がする」といった評価が多く見られます。一方、「劇的な変化はない」「気分的なもの」といった意見もあり、体感には個人差があります。
チューニングとの組み合わせ
エアクリーナー交換単体では大きなパワーアップは期待できませんが、他のチューニングと組み合わせることで相乗効果が生まれます。例えば、マフラー交換やインタークーラー強化、ECUチューニングと併用すれば、吸気・排気・燃調のバランスが取れ、エンジン全体のパフォーマンスが向上します。
S660のターボエンジンは、吸気効率を高めると過給圧が上がり、出力向上につながります。ただし、過給圧の上昇はエンジンへの負担も増やすため、オイル冷却やインタークーラーの強化も検討しましょう。バランスの取れたチューニングを行えば、S660のポテンシャルを最大限に引き出せます。
取り付け方法と交換手順
S660のエアクリーナー交換は、初心者でも簡単に行えます。
必要工具
特別な工具は不要です。クリップを外すだけで作業が完了するため、素手でも可能ですが、クリップリムーバーがあると作業がスムーズです。
作業時間
慣れれば10〜15分程度で完了します。初めての方でも30分あれば十分でしょう。
交換手順
- リアを開ける: S660のリアフードを開け、エンジンルームにアクセスします。
- フィルタBOXの位置確認: 運転席側にエアクリーナーBOXがあります。黒いプラスチック製のカバーが目印です。
- クリップを外す: エアクリーナーBOXの上蓋を固定している4ヶ所のクリップを外します。クリップは手で引き抜けますが、硬い場合はクリップリムーバーを使いましょう。
- 上蓋をずらす: クリップを外したら、上蓋を手前にスライドさせて取り外します。
- 純正フィルタを取り外す: ボックス内に収められている純正フィルターを手で持ち上げて取り出します。
- 新しいフィルタを装着: 新品のフィルターを同じ向きで装着します。フィルターには「UP」や「→」などの向きマークが印字されているため、確認しましょう。
- 蓋を戻す: 上蓋をスライドさせて元の位置に戻し、4ヶ所のクリップを押し込んで固定します。
- 動作確認: エンジンを始動し、異音がないか確認します。吸気音が変わっていれば、正しく装着されています。
注意点
フィルターの向きを間違えると、集塵性能が低下します。向きマークを確認してから装着しましょう。また、クリップを無理に引き抜くと破損するため、硬い場合はクリップリムーバーを使用してください。
FAQ
Q1. S660のエアクリーナー交換時期は?
ホンダの推奨交換時期は1年または15,000kmごとです。粉じんの多い環境で使用する場合は、半年ごとの点検をおすすめします。社外品の洗浄可能なフィルターなら、汚れたら洗浄して繰り返し使えるため、ランニングコストを抑えられます。ただし、洗浄回数が増えるとフィルター性能が低下するため、3〜5年で新品に交換しましょう。
Q2. 剥き出しタイプにすると馬力は上がりますか?
剥き出しタイプは吸気抵抗が少なく、フィルター面積も大きいため吸入効率が向上します。ターボ車では空気流量の増加によってパワーアップ効果が期待できますが、S660の場合、エアクリーナー交換だけで体感できるほどのパワーアップは難しいでしょう。サクションパイプの径を太くするなど、複数のパーツを組み合わせたチューニングが必要です。また、S660は構造上、水吸いリスクがあるため剥き出しタイプは推奨されません。
Q3. 純正交換タイプで体感できる変化はありますか?
純正交換タイプは、性能向上が控えめで、劇的なパワーアップは期待できません。ただし、吸気音がやや大きくなる製品(HKSやBLITZ)では、アクセルを踏み込んだときのスポーティな音を楽しめます。また、純正フィルターが目詰まりしている状態から新品に交換すれば、アクセルレスポンスが改善される場合があります。
Q4. S660に剥き出しタイプは危険ですか?
S660はエンジンフード構造上、剥き出しタイプを装着すると雨天走行時に水を吸い込むリスクがあります。水がエンジン内部に入るとウォーターハンマーを起こし、エンジンが破損する恐れがあります。また、剥き出しタイプはエアフロメーターのズレやオイル汚れの進行など、メンテナンスの課題も多いため、上級者向けです。初心者は純正交換タイプを試してみてください。
Q5. K&Nエアフィルターは洗浄できますか?
K&Nエアフィルターは洗浄して繰り返し使用できます。専用のクリーナーキットを使って洗浄し、専用オイルを塗布することで、フィルター性能を維持できます。ただし、洗浄後は完全に乾燥させる必要があり、乾燥不足のまま装着するとエンジン不調を招く可能性があります。洗浄のたびにオイル塗布が必要なため、メンテナンスの手間はやや多めです。
Q6. エアクリーナー交換で燃費は良くなりますか?
新品のエアクリーナーに交換すると、吸気抵抗が減るため理論上は燃費が改善しますが、体感できるほどの変化は期待できません。純正フィルターが極度に目詰まりしている状態から新品に交換すれば、1〜2%程度の燃費改善が見込める場合もありますが、運転の仕方による影響のほうが大きいため、燃費向上を目的とした交換はおすすめしません。
Q7. 社外品エアクリーナーは車検に通りますか?
純正交換タイプなら基本的に車検に問題ありません。純正と同形状・同サイズで、エアクリーナーボックス内に収まるため、保安基準に抵触しません。剥き出しタイプの場合は、吸気音が大きすぎると騒音規制に抵触する可能性があります。また、取り付け位置によっては車検不適合となる場合があるため、車検対応を重視する方は純正交換タイプを選びましょう。
車検の騒音規制は、定常走行騒音が96dB以下と定められています。剥き出しタイプを装着した場合、吸気音が大きくなり、この基準を超える可能性があります。車検前には、陸運支局や民間車検場で騒音測定を受け、基準内であることを確認してください。また、車検時にエアクリーナーを純正に戻す方法もありますが、毎回の交換は手間がかかるため、初めから車検対応品を選ぶのが現実的です。
まとめ:S660のエアクリーナー選びは用途次第
S660のエアクリーナー選びでは、純正交換タイプが現実的な選択肢です。S660はエンジンフード構造上、剥き出しタイプは水吸いリスクがあるため、多くのオーナーが純正交換タイプを選んでいます。
コストパフォーマンスを重視するならSPOON、性能と耐久性を重視するならHKS、バランスを取るならBLITZがおすすめです。いずれも洗浄して繰り返し使えるため、長期的にはランニングコストを抑えられます。製品選びで迷ったら、まずは価格と洗浄方法で比較してみましょう。
剥き出しタイプはパワーアップ効果と吸気サウンドが魅力ですが、ECU調整やオイル管理、水対策が必要になるため上級者向けです。初心者や街乗りメインの方は、手軽に交換できて車検にも対応する純正交換タイプを選びましょう。
エアクリーナーは消耗品ですが、定期的にメンテナンスすればエンジンを長持ちさせられます。汚れたら早めに洗浄または交換し、S660のターボエンジンを快適に保ちましょう。
エアクリーナー交換後は、エンジンオイルの選び方にも気を配ると、さらにエンジンのパフォーマンスを引き出せます。また、吸気系をチューニングした後は、マフラー交換で排気効率を高めることで、バランスの取れたチューニングが実現します。S660のチューニングに興味がある方は、軽スポーツカーのチューニング基礎も参考にしてください。

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