ハイゼットトラック S200P フロアマット 4型式対応4選

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畑と現場を行き来する軽トラックの足元には、泥と小石が毎日そのまま乗り込んでくる。中古で買ったS200P系にマットが無い、あるいは擦り切れた1枚を替えたいというとき、選択を分けるのは色でも価格でもなく、裏面のずれ止め加工と丸洗いできるかどうかだ。S200P・S210P・S201P・S211Pの4型式をまとめて適合に掲げる専用設計のフロント2枚組が、この車で現実的に選べる形になる。

目次

S200P系に合うフロアマットの早見表

軽トラックのキャビンは1列だけなので、フロアマットは運転席と助手席のフロント2枚で1セットになる。後席用は存在しない。荷台に敷く荷台ゴムマットは積荷の保護と滑り止めが目的の別カテゴリの商品で、用途もサイズも違う。検索すると両方が並ぶため、商品名に「荷台」と入っているものは最初に外しておく。

以下は今回取り上げる4製品を、商品ページに記載のある項目だけで並べたもの。記載が無い項目を推測で埋めていないので、空欄は「その製品に無い」ではなく「確認できていない」と読んでほしい。価格は2026年8月15日時点のAmazon実売価格で、変動する。

製品 価格 裏面のずれ止め ヒールパッド 丸洗い
UUJIM 専用設計 2枚組 ブラック 3,178円 記載なし 記載なし
UUJIM 専用設計 2枚組 グレー 3,489円 記載なし 記載なし
UUJIM 専用設計 2枚組 レッド 3,489円 記載なし 記載なし
Loop チェック柄 ブラック/グレー 4,719円 スパイク付き PP製 記載なし

ハイゼットトラック S200P系 専用設計 フロント フロアマット 2枚組 ブラック

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ハイゼットトラック S200P系 専用設計 チェック柄 フロアマット ブラック/グレー

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S200P・S210P・S201P・S211Pの違いと、車検証の読み方

4型式が分かれた理由はエンジンの変更

ハイゼットトラックは1999年1月6日のフルモデルチェンジで9代目になった。このときの型式は2WDがS200P、4WDがS210Pで、エンジンはEF-SE型およびEF-VE型(659cc)。2007年12月10日のマイナーチェンジで全車が新開発のKF-VE型ツインカムDVVT3気筒12バルブエンジン(658cc)に変わり、これに伴って型式が2WD=S201P、4WD=S211Pへ変更された。

つまりS200P系とS201P系を分けているのは、車体の世代交代ではなくエンジン変更に伴う表記の変更だ。末尾の数字で駆動方式が分かれ、S200PとS201Pが2WD、S210PとS211Pが4WDにあたる。9代目は2014年7月に次世代型販売のため注文受付を終了し、同年10月13日に各種特装車シリーズの販売を終えている。今回の4製品はいずれもこの4型式すべてを適合として商品ページに掲げているが、4型式でフロア形状が同一だと各社が明言しているわけではない。駆動方式やミッションによる形状差が気になるなら、購入前に販売元へ聞いておく。

車検証の型式と商品の表記が食い違って見えるとき

車検証の型式欄には、GD-S200P・LE-S200P・TE-S200Pのように識別記号が前に付く場合がある。商品側の適合表記にある「S200P」はこの記号を除いた車台記号の部分を指すので、車検証に「LE-S200P」と書かれていても、それは商品が言うS200Pのことだ。判断するときは記号を外した5文字(S200P・S210P・S201P・S211P)を見る。

年式表記のほうは当てにしないほうがいい。同じ商品でもタイトルの適合年式が「H10/12〜26/8」、商品仕様の箇条書きが「H11/1〜26/9」と食い違っている出品が実在する。9代目の発売は1999年1月、すなわち平成11年1月なので、平成10年12月という表記は実車の発売時期と合っていない。年式ではなく型式で合わせるのが確実だ。

軽トラックのマットが早く傷む理由と、ずれが招く危険

足元にたまった小石がペダルに絡む

ダイハツの公式案内では、フロアマットや床面をこまめに掃除し、小石やごみをためないよう呼びかけている。運転席足元にたまった小石やごみがペダル操作のさまたげになったり、最悪の場合は小石などとの摩擦でフロアマットに穴があき、アクセルペダルが引っかかるなど思わぬ事故につながるおそれがある、としている。

同じ案内の中で、宅配や農用用途など乗降頻度が多いと車内に小石やごみを持ち込みやすくなるとも書かれている。S200P系を仕事で使っている人は、そこで名指しされている条件にそのまま当てはまる。マットの買い替えは見た目の問題ではなく、安全側の整備として考えたい。

ずれの量は実測で最大62mm

国土交通省の調査報告によると、平成21年9月末時点の事故・火災情報831件のうち、フロアマットの使用方法に起因する事故情報が13件確認された。状態別に見ると未固定のフロアマットが二重敷きされていたものが11件で84パーセント、推定原因別では純正マットの上に社外品を敷いた二重敷きでアクセルペダルに干渉したものが9件で69パーセントを占める。

同じ報告の実車走行試験では、剛性の低いフラットマットの進行方向への移動量が直進で4mm、右旋回で62mm、左旋回で44mm、登坂で45mm、降坂で41mm。剛性の低いフランジ付きマットは直進2mm、登坂10mm、降坂20mmだった。カーブや坂で移動量が大きくなり、直進でも前方へずれていく。しかも同省の調査では、乗車前なら目視でずれを確認できるが、運転中の着座姿勢では状態を目で確かめるのは難しいことが確認されている。

固定装置の側も心もとない。同省が16店舗等から入手した社外品フロアマット51枚のうち、49枚には固定装置が備えられていなかった。残る2枚がクリップタイプの固定装置と滑り防止用の布を持つのみで、あとは裏面の滑り止め加工が頼りになる。

S200P系のマットを選ぶ4つの基準

1. 適合表記に自分の型式が書かれているか

汎用サイズではなく、車種専用設計をうたい、S200P・S210P・S201P・S211Pのいずれかが商品ページに明記されているものを選ぶ。専用設計ならフロア形状に沿って切られているぶん、隙間から泥が直接フロアに落ちる量も減る。

2. 裏面のずれ止め加工と、その範囲

社外マットの大半は車両に留める固定装置を持たないので、裏面のスパイク加工がずれ防止の主役になる。加工は全面に施された製品と一部だけの製品があり、商品ページに記載があるかを見る。記載が無い製品を選ぶなら、敷いたあとに位置がずれていないかをこまめに見る前提で買う。

形状の違いも頭に入れておきたい。縁が立ち上がって水や泥がたまるフランジ付きは、たて壁部が高いぶんアクセルペダル下端とフロアの間隔が狭くなり、ずれたときに端が引っかかりやすい。フラット形状は引っかかるとアクセルが全開近くで固定されるため、エンジン回転数が高い状態になる。加えて剛性の高いマットはアクセルペダルの反力に勝りやすく、ゴムや樹脂製は低温で硬くなって剛性が上がるぶん、寒い時期に不具合が出やすいとされている。

3. 丸洗いできるか

泥と小石を毎日持ち込む使い方では、洗えるかどうかがそのまま寿命の差になる。掃除機で吸うだけでは繊維の奥の砂が残り、その砂との摩擦が生地を痩せさせていく。商品ページに丸洗い可の記載があるかを確認する。

4. ヒールパッドの有無と素材

かかとが常に当たる運転席マットの一点は最も早く擦り切れる。そこに補強が入っているかで持ちが変わるし、素材まで明記されている製品はその部分にコストをかけていると読める。

4製品を基準に照らして比べる

UUJIM 専用設計 フロント2枚組(ブラック・グレー・レッド)

運転席と助手席のフロント2枚組で、ブラック・グレー・レッドの3色が同一設計の色違いとして用意されている。商品仕様には「車両専用設計だから安心のフィッティング」「汚れたら丸洗い可能」の記載があり、適合表記は「ハイゼットトラック S200P/S210P/S201P/S211P」。基準1と基準3を満たす一方、裏面加工とヒールパッドについては記載が無い。素材名・厚み・重量も商品情報に出ていないので、そこは分からないまま買うことになる。

3色の違いは色だけで、価格差はブラックとの色違い分。最も安いブラックが3,178円、グレーとレッドが3,489円(いずれも2026年8月15日時点のAmazon実売価格)。泥汚れの目立ちにくさで選ぶならブラック、荷室からの光の入り方で内装を明るくしたいならグレーという選び分けになる。

ハイゼットトラック S200P系 専用設計 フロント フロアマット 2枚組 ブラック

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ハイゼットトラック S200P系 専用設計 フロント フロアマット 2枚組 グレー

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ハイゼットトラック S200P系 専用設計 フロント フロアマット 2枚組 レッド

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Loop チェック柄 ブラック/グレー

適合車種を「平成11年1月から平成26年9月 S200P S210P S201P S211P」と明記している。商品仕様には「ズレ防止裏面スパイク付き」「ヒールパット素材:耐久性に優れたPP製を使用」「車種専用設計でフロア形状に合わせて製作しております」とあり、4製品のうち裏面のずれ止め加工とヒールパッドの素材を明示しているのはこの製品だけだ。基準1・2・4を満たす。丸洗いの可否は記載が無い。

価格は4,719円(2026年8月15日時点)で、4製品の中では最も高い。この差がスパイクとPP製ヒールパッドの分だと考えれば、毎日乗って毎日泥を持ち込む使い方では取り返しやすい差だと考えている。逆に週末の農作業だけといった使い方なら、洗える3色展開のほうが扱いやすい。

ハイゼットトラック S200P系 専用設計 チェック柄 フロアマット ブラック/グレー

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買う前に確認する3点

1つ目は車検証で型式を確かめること。識別記号を外した5文字を見れば足りる。

2つ目は、いま敷いてあるマットを必ず外して1枚だけにすること。国土交通省は利用者向けの注意喚起で、しっかりと固定して使うこと、重ね敷きを行わないこと、運転前に正しく固定されているか確認すること、そしてマットとアクセルペダルが干渉して加速した状態でブレーキ操作を繰り返すとブレーキ倍力装置の機能が大幅に低下し、大きな踏力が必要になることの4点を挙げている。マットが増えるほど固定されない層が増えて、ずれる余地が生まれる

3つ目は、S500P・S510P向けの商品を混同しないこと。ハイゼットトラックのフロアマットを検索すると3D立体タイプやTPE素材の防水マットも一緒に並ぶが、これらは2014年9月以降の10代目向けで、1999年から2014年までの9代目であるS200P系とは別世代にあたる。商品名や仕様にS500P・S510Pとだけ書かれているものは、S200P系への適合が確認されていないので候補から外す。

取り付け手順と、長持ちさせる手入れ

敷くときの4段階

1つ目、いま敷いてあるマットを完全に取り外して足元を空にする。2つ目、新しいマットを1枚だけ、フロア形状に沿って前端まで押し込んで敷く。3つ目、エンジンを止めた状態でアクセル・ブレーキ・クラッチの各ペダルを奥まで踏み込み、マットが干渉しないことを確かめる。4つ目、以後は運転前にマットの位置がずれていないかを目で確認する。座ってしまうと見えないので、乗り込む前の数秒でやる習慣にする。

手入れは乾かす時間まで込みで考える

マットは車外に出し、小石と泥を落としてから洗う。丸洗いに対応した製品は水洗いしたあと、完全に乾かしてから車内へ戻す。生乾きのまま戻すとフロアに水分が残り、鉄板側の腐食やにおいの原因になる。冬場や雨の続く時期は乾く時間を見込んで、晴れた日にまとめて洗うと回しやすい。ダイハツも、靴底についた小石や泥を乗車前に落として車内へ持ち込まないよう案内している。乗り降りのたびに足を軽く払うだけでも、マットに入る砂の量は変わる。

よくある質問

S200PとS201Pで同じマットが使えますか

今回の4製品はいずれもS200P・S210P・S201P・S211Pの4型式すべてを適合として商品ページに掲げている。ただし各社が4型式でフロア形状が同一だと明言しているわけではないため、心配なら販売元に確認してから買う。

2WDと4WDでフロアマットは違いますか

型式の末尾で駆動方式が分かれ、S200PとS201Pが2WD、S210PとS211Pが4WDにあたる。4製品はどちらも適合として掲げているが、駆動方式による形状差の有無は商品情報に記載が無い。

後席用のマットは付いてきますか

付いてこない。キャビンが1列だけの軽トラックなので、フロアマットは運転席と助手席のフロント2枚で1セットになる。

MT車とAT車で形状は違いますか

9代目には5MT・副変速機付5MT・3ATが設定されていたが、MTとATの別による形状差や適合の記載は商品情報にも公表資料にも無い。購入前に販売元へ確認してほしい。

いま敷いてある純正マットの上に重ねてもいいですか

重ねない。国土交通省が分析した事故13件のうち11件が未固定マットの二重敷き状態で、うち9件は純正マットの上に社外マットを重ねてアクセルペダルに干渉したものだった。古いマットは必ず外す。

S500P用と書かれた立体マットは使えますか

S500P・S510Pは2014年9月以降の10代目の型式で、S200P系とは別世代にあたる。S200P系への適合が確認されていないため対象から外す。

まとめ

S200P系のフロアマットは、年式表記ではなく車検証の型式で合わせる。そのうえで裏面のずれ止め加工と丸洗いの可否を見て候補を1つに絞り、最後に販売元の適合情報で自分の型式が挙がっているかを確かめてから注文する、という順番が失敗しにくい。新しいマットを敷くときに古い1枚を必ず外すことだけは、価格に関係なく守ってほしい。

毎日仕事で乗り、泥をそのまま持ち込むならLoopのチェック柄。スパイクとPP製ヒールパッドの記載がある分、擦れとずれの両方に効く。色を内装に合わせたい、あるいは洗って使い回したいならUUJIMの3色展開で、3色の価格差は色違いの分だけだ。とにかく安く1枚入れ替えたいだけなら、いちばん安いブラックから始めても選び直しの余地は残る。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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