BMWi4 G26 荷室収納|470Lを使い切る積載術

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スポーティな4ドアクーペとして選んだi4でも、週末のまとめ買いやゴルフ、キャンプ道具を積む段になると、荷物がうまく収まるか気になってきます。i4(G26型)の荷室は通常時で約470L、後席を前に倒せば最大およそ1,290Lまで広がり、トランクリッドではなくリアウインドウごと大きく開くリフトバックのハッチを備えるため、セダンよりも背の高い荷物を上から積みやすい構造です。電気自動車ならではの充電ケーブルの置き場所や、40:20:40分割シートの使い分けまで含め、限られたスペースを無駄なく使うコツを順番に整理しました。

目次

BMWi4 G26の荷室スペックと基本サイズ

積み方を工夫する前に、i4の荷室がどれだけの容量と形を持っているかを押さえておくと、手持ちの荷物が入るかどうかを見きわめやすくなります。まずは主要な数値と仕様を一覧で確認します。

項目 数値・仕様
通常時の荷室容量 約470L
後席格納時の最大容量 約1,290L
リアシート分割 40:20:40(中央スルーローディング対応)
ボディ形状 5ドア リフトバック(グランクーペ)
テールゲート 電動開閉を設定(グレード・仕様による)
フロント収納(フランク) 標準では非装備

通常470L・後席格納で最大1,290L

BMW i4(G26)の荷室容量は、後席を立てた通常の状態でおよそ470Lです。後席の背もたれを前へ倒すと荷室が車内側へ広がり、合計で最大およそ1,290Lまで拡大します。普段は470Lのハッチバックとして使い、荷物が多い日は後席を倒して1,290Lの箱型スペースへ切り替える、という二段構えで考えると使い勝手が読めてきます。

この容量は、同じG26型のガソリン版であるBMW 4シリーズ グランクーペと車体の骨格・荷室の形状を共有しており、駆動用バッテリーを床下へ薄く敷く設計のため、EVでも荷室容量が大きく削られていません。数字の上では、機内持ち込みサイズのスーツケースなら複数個、スーパーの買い物カゴに換算しておよそ数杯ぶんが目安です。日常の買い物や2人ぶんの旅行荷物なら通常の470Lで収まりますが、キャンプ用品やゴルフバッグを複数積む日は後席の活用が前提になります。

470Lを超える荷物を頻繁に運ぶ用途なら、最初から後席を片側だけ畳んだ状態を基本レイアウトにしてしまう手もあります。左右非対称に畳めるため、乗員1〜2名ぶんの座席を残しつつ、残りを恒常的な荷室として使うと、積み替えの手間なく大きめの荷物に対応できます。

トランクではなくリフトバックの大開口

i4はトランクリッドを持つ3ボックスのセダンではなく、リアウインドウごと大きく開くリフトバック構造です。開口部が広く高さもあるため、セダンの狭いトランクでは通しにくい背の高い箱や角張った荷物も、上から載せるように積み込めます

テールゲートは電動開閉を設定するグレードがあり、両手が荷物でふさがっていても開閉しやすくなっています。開いた状態ではハッチが頭上へ大きく持ち上がるので、立体駐車場や天井の低い車庫では、開けきる高さを事前に見込んでおくと安心です。荷室の床はリアバンパー上端から比較的低い位置にあり、重い箱をいったん開口部の縁に載せてから奥へ滑らせると、腰への負担を抑えて積み下ろしできます。

i4の荷室で押さえておきたい3つのクセ

i4の荷室は容量そのものより、電気自動車ならではの構造への慣れが積載効率を左右します。ここでつまずくと容量以前に置き場所で迷うため、先に3点を把握しておきます。

フロントに収納スペース(フランク)が無い

多くの電気自動車はボンネット下に「フランク」と呼ばれる前部収納を備えますが、i4のボンネット下には電気モーターや制御機器が収まっており、標準では荷物用の前部収納がありません。他のEVで前部に振り分けていた充電ケーブルなどの積載物も、i4では基本的にリアの荷室でやりくりする前提になります。

社外品として前部へ載せるフランクトレーも流通していますが、後輪駆動でアダプティブサスペンションを持たないグレードにしか収まらないなど装着条件が細かいため、まずは荷室内の定位置づくりで対応するのが現実的です。前部を当てにできないぶん、リアの荷室と床下スペースをどう配分するかが、i4の積載計画の出発点になります。

充電ケーブルの置き場所は床下トレー

EVならではの積載物が充電ケーブルです。i4の荷室は床下の左右に小さなトレー状のくぼみがあり、片側には付属の充電ケーブルをバッグごと収められ、牽引フックやホイールナットのロックキーもその周辺に収まります。反対側のくぼみには応急処置キットや取扱説明書が入ります。

充電ケーブルを床下トレーの定位置に収めておくと、470Lの荷室面を丸ごと荷物のために使えます。荷室に転がしておくと有効容量が削られるうえ、荷物の下敷きになって被覆を傷める心配も出るため、ケーブル類は床下へ、日常の荷物は床上へ、と高さで役割を分けると散らかりません。前部に収めきれない予備ケーブルやアダプタは、フタ付きの薄型ケースにまとめて荷室側面へ立てると転がりを防げます。

40:20:40分割シートとスルーローディング

i4のリアシートは40:20:40の3分割で前へ倒せます。中央の細い部分だけを倒すスルーローディングに対応するため、スキーや長い箱のような長尺物を中央から通しつつ、左右には大人が座れる、という積み分けができます。

左右どちらか広い側だけを倒せば、片方に乗員を残したまま、自転車や大きな箱ぶんの奥行きを引き出せます。3分割ゆえに「乗員2名+長尺物1本」「乗員1名+大きな荷物」といった組み合わせを細かく選べるのが、2分割シートに対する利点です。倒す前に後席のヘッドレストを下げ、シートベルトを挟み込まない位置へ逃がしておくと、背もたれがフラットに近い角度まで倒れます。

ゾーン別の収納アイデア

i4の車内には荷室以外にも荷物を分散できる場所があります。荷室・後席まわり・車内の小物スペースの3ゾーンに役割を振り分けると、470Lの荷室へ負荷を集中させずに済みます。

荷室(トランク)を仕切って使う

470Lの荷室は、仕切って前後・上下に分けると体感容量が上がります。折りたたみコンテナを縦に2つ並べ、片方を食品、片方を日用品と決めておけば、買い物のたびに荷崩れを直す手間が減ります。高さ方向にはトランク用のバー付き仕切りやネットを使い、上段へ軽い荷物を載せると、下の荷物を潰さずに積み増しできます。

コンテナは使わない日に畳んでおける折りたたみ式が扱いやすく、開いたときに荷室の高さいっぱいまで使えるものを選ぶと、縦のデッドスペースが減ります。細かい荷物が多い場合は、内側にポケットの付いたトランクオーガナイザーを据え、工具や洗車グッズといった積みっぱなしの常備品をまとめておくと、買い物の荷物と混ざりません。リフトバックは開口が広いぶん荷物が奥へ流れやすいので、床にすべり止めシートを敷くと発進・制動での横滑りを抑えられます

後席まわりを活用する

2人以下で乗ることが多いなら、後席の片側だけを倒す使い方が現実的です。40:20:40分割なので、広い側を倒して長尺物を通しつつ、反対側の座面は乗員用に残せます。倒さない側の足元やシート上には、シートバックポケットやフック付きの吊り下げ収納を足すと、細かい荷物を座面から浮かせて置けます。

乗員がいる日でも、後席の足元は買い物袋の一時置き場として無理なく使えます。座面の上に浅いトレーやボックスを固定しておくと、制動のたびに荷物が床へ落ちるのを防げます。傘や折りたたみ椅子のような細長い荷物は、座面とドアの隙間へ滑り込みやすいので、後席ではなく荷室側へまとめておくと出し入れで迷いません。

車内の小物スペース

車内側には、フロントのアームレスト下の小物入れ、フタ付きグローブボックス、センターコンソールのトレー、左右のカップホルダーなど、細かい収納が点在します。財布や充電器、サングラスといった小物をこれらへ割り振ると、荷室やシート上に小物が散らばらず、大きな荷物のためのスペースを空けておけます。

i4はセンターコンソールに小物置きとワイヤレス充電トレーを備えるグレードがあり、スマートフォンの定位置にすると運転中に探す手間が減ります。ドアポケットは細長く、飲み物のボトルや折りたたみ傘を立てて収められるため、荷室に持ち込む小物をあらかじめ車内側へ逃がしておくと、荷室の床を広く保てます。

積むものに合わせたシーン別の使い方

同じ470Lでも、積む中身によって最適な使い方は変わります。代表的な3つのシーンで、後席を倒すかどうかと仕切り方の目安を挙げます。

日常の買い物・通勤

食品のまとめ買い程度なら、後席は立てたままで足ります。エコバッグや保冷バッグを荷室の左右へ立てて置き、間に軽い荷物を挟むと、カーブでの横滑りを抑えられます。飲料の箱など重いものは、床のいちばん奥へ置くと重心が安定し、荷物同士がぶつかる音も減ります。

卵やパンのように潰れやすい物は、いちばん上か助手席側の足元に分けて載せると、走行中の荷崩れでも守れます。買い物が多い日は、自立するトートを荷室に常備しておき、袋のまま放り込むだけで倒れないようにしておくと、駐車場での積み込みが短時間で済みます。

ゴルフ・アウトドアの大きな荷物

キャンプ用品やスーツケース、ゴルフバッグを積む日は、後席を倒して奥行きを引き出します。重い箱を下・軽い箱を上に積み、荷物の間にできる隙間へシュラフやレジャーシートのような柔らかい荷物を挟むと、走行中のずれを抑えられます。

テントやクーラーボックスのように角張った大物は、いちばん奥へまず据え、その手前に小物を詰めていくと収まりが良くなります。積み下ろしの多いアウトドアでは、荷室に防水マットを敷いておくと、濡れたテントや泥の付いた道具をそのまま載せても内装が傷みません。リフトバックの広い開口は、クーラーボックスのような大きな箱を上から真下へ下ろせるため、セダンのトランクよりも積み下ろしが楽になります

長尺物はスルーローディングで

スキー板やカーテンレール、組み立て式家具の板のような長尺物は、中央の40:20:40スルーローディングを使うと、乗員を乗せたまま運べます。中央部を倒して荷室から車内へ通し、左右の座席は乗員用に残す積み方です。

長尺物を通すときは、シートの継ぎ目にできるわずかな段差の上へ薄いボードや毛布を一枚渡すと、荷物が奥へずり落ちず安定します。先端が前席の背もたれに当たる長さの荷物は、助手席を少し前へ出してから斜めに寝かせると、車内を傷めずに積めます。

荷室を傷めず安全に積むための注意点

積載量を追うほど、内装の傷みと走行安全への配慮が要ります。i4の構造をふまえた3つの注意点を押さえておきます。

積載重量と電費への影響

i4は駆動用バッテリーを積むぶん車両重量が重く、そこへ荷物を積み増すと、電費(電力消費率)や制動距離への影響が出ます。最大積載量や乗車定員は車検証と取扱説明書の記載が正確なので、重い荷物を日常的に積む前に一度確かめておくと安心です。

バッテリーを床下へ敷くレイアウト上、荷室の床は比較的低く安定していますが、極端な重量物を左右どちらかへ偏らせるより、均等に分けたほうが挙動が素直になります。飲料の箱や工具のような重い荷物は、リアタイヤの真上あたり、荷室の最も低く奥まった位置へ置くと、重心が下がって回頭が乱れにくくなります。

後方視界とルームミラー

後席を倒して天井近くまで積み上げると、ルームミラー越しの後方視界がふさがれます。積み上げは後席背面の高さまでにとどめ、それを超える荷物はサイドミラーとリアカメラで補える範囲に収めると、車線変更や駐車が安全に行えます。

背の高い荷物はできるだけ左右へ振り分け、ミラー中央の視界を残す積み方を心がけると、リフトバックの大きなリアガラス越しの見晴らしを活かせます。i4はデジタルルームミラーを設定するグレードがあり、荷物で後方がふさがれてもカメラ映像で後続車を確認できますが、標準ミラーの車両では物理的な視界の確保が前提になります。

濡れ・汚れ対策とラゲッジマット

アウトドア用品や園芸用品、濡れた傘を積むと、純正の荷室内張りは汚れや水気を吸いやすい素材です。防水のラゲッジマットやトレーを敷いておくと、泥や水が床へ染みるのを防ぎ、掃除も水拭きで済みます。

i4(G26)専用設計のマットは、開口部や床の形状に沿って端まで覆えるため、隙間から汚れが回り込みにくく、荷室の状態を保ちやすくなります。床下トレーの充電ケーブルを守る意味でも、上面のマットで水や砂の侵入を抑えると、いざ使うときにケーブルが汚れていない状態を保てます。

よくある質問

i4の荷室運用でよく挙がる疑問を、実際の容量とEVならではのクセをふまえてまとめました。

BMW i4の荷室にゴルフバッグは積めますか

9型のキャディバッグは、後席を立てた状態でも横向きに積める余地があります。2個以上を積むなら、後席の片側または中央を倒し、斜めに寝かせる前提になります。リフトバックの開口は広く、バッグの出し入れがしやすいため、シューズや小物は後席足元や車内の小物スペースへ分散させると、荷室をバッグ本体に使い切れます。

後席を倒すと完全に平らになりますか

背もたれを前へ倒すと荷室が前方へ広がり、長い荷物を積める平らに近い面ができます。多くのハッチバックと同様、背もたれの裏面と荷室床の継ぎ目にはわずかな段差が残るため、ずり落ちが気になる長尺物には薄いボードや毛布を一枚渡すと安定します。40:20:40の3分割なので、必要な席だけを倒して段差の範囲を最小限にできます。

充電ケーブルはどこにしまうのがよいですか

荷室の床下にある左右のトレー状のくぼみが、充電ケーブルの定位置に向いています。付属ケーブルをバッグごとここへ収めると荷室面を荷物に使い切れ、ケーブルが荷物の下敷きになる心配も減ります。予備ケーブルやアダプタはフタ付きの薄型ケースにまとめ、荷室側面へ立てて固定すると、走行中に転がって内装を傷つけません。

BMW i4にフランク(前部収納)はありますか

標準のi4には、ボンネット下の前部収納(フランク)はありません。前部には電気モーターと制御機器が収まっているためで、充電ケーブルなどはリアの荷室と床下トレーで管理する前提です。社外品の前部トレーも流通していますが、駆動方式やサスペンション仕様によって装着可否が分かれるため、購入前に自分のグレードへの適合を確かめておくと安心です。

まとめ

BMWi4 G26の荷室は、通常470L・後席格納で最大1,290Lという二段構えのスペースです。トランクリッドではなくリアウインドウごと開くリフトバック構造のため、背の高い荷物を上から積みやすく、セダンよりも積み下ろしが楽な点が持ち味です。標準では前部収納(フランク)が無いこと、充電ケーブルは床下トレーへ収めること、40:20:40分割のスルーローディングで長尺物と乗員を両立できることの3点を押さえておくと、EVならではの積載でも迷いません。荷室・後席まわり・車内の小物スペースの3ゾーンへ荷物を振り分け、防水マットで内装を守りながら、後方視界と積載重量へ気を配れば、i4の荷室を安全に使い切れます。

関連するおすすめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次