BMW i4(G26)のセンターコンソールは、スマホやカード、コインを置くと定位置が決まらず動いてしまう構造で、走行中の音や散らかりが気になる場面が多いモデルです。i4は4シリーズ グランクーペと同じG26ボディを共有するため、コンソールボックス(収納トレイ)はガソリン版の4シリーズ用として売られている製品がそのまま流用できます。純正のアームレスト内やドリンクホルダー脇に「はめ込むだけ」で区画を足すタイプが主流で、価格は2,000円前後から。ここではi4に適合する製品を比較表にまとめ、右ハンドル対応の見分け方と失敗しない選び方を順に整理しました。
i4(G26)対応コンソールボックス比較早見表
Amazonで購入できるi4向けのコンソール収納を、タイプと価格で並べます。価格と在庫の表示は執筆時点のもので変動するため、注文前に商品ページで最新の状態を確かめてください。i4は4シリーズ グランクーペと同じG26のため、商品名にG22・G23・G26やi4が併記されていれば適合対象です。
| 商品 | タイプ | 素材 | 右ハンドル対応 | 価格(執筆時点) | 在庫表示 |
|---|---|---|---|---|---|
| KUNGKIC 収納ボックス(1・2・3・4シリーズ/i4対応) | アームレスト内 差し込み式 | ABS | RHD向け明記 | 2,699円 | 在庫あり |
| ユニークムビアス センターコンソール収納ボックス | センターコンソール 差し込み式 | ABS | RHD向け明記 | 1,980円 | 在庫あり |
| Mellbo コンソールボックス(はめ込むだけ) | 小物入れ はめ込み式 | 記載なし | 併記型番で判断 | 2,780円 | 残りわずか |
早見表の読み方と前提
3製品とも「純正コンソールの形状に合わせて差し込む」タイプで、工具を使う取り付けではありません。選ぶ順序としては、まず右ハンドル(RHD)対応の記載があるかを見て、次に置きたい物(スマホ・コイン・カード)が入る区画構成かを確認する流れが手戻りしません。価格差は主に区画の細かさと素材の仕上げで、収納量そのものは大きく変わりません。同じG26でも初期の内装パネル形状に個体差がある場合があるため、装着前に自車のコンソール形状と商品画像を照らし合わせておくと安心です。
価格帯を見ると、1,980円のユニークムビアスが最も手頃で、コンソール上に置くシンプルな収納として入門しやすい位置づけです。2,699円のKUNGKICはアームレスト内を細かく仕切る設計で、区画の数と仕上げに価格差が表れています。2,780円のMellboははめ込みの手軽さを優先した構成です。いずれも数千円の範囲に収まるため、金額よりも「どの位置に何を置きたいか」で選んだほうが満足度が高くなります。まず1つ導入して使い勝手を確かめ、必要なら位置違いの2つ目を足す買い方も無駄になりにくい価格帯です。
KUNGKIC BMW 1・2・3・4シリーズ/i4対応 コンソール収納ボックス(RHD向け)
i4と4シリーズが同じG26である理由
i4はBMWの型式コード(ボディコード)でG26に分類され、これはガソリン/ディーゼルの4シリーズ グランクーペと共通です。両者はプラットフォームとキャビン設計を共有し、違いはi4が電気自動車(EV)であるのに対し4シリーズが内燃機関車である点が中心です。センターコンソールやアームレスト、ドリンクホルダーの造形はほぼ共通のため、内装の収納アクセサリーは相互に流用できます。
コンソールボックスがこれほど車種専用で作られるのは、汎用品では純正の曲面や段差に合わず、走行中にズレたり隙間ができたりするためです。G26は前席の間に緩やかな傾斜とドリンクホルダーの窪みを持つ設計で、そこにぴたりとはまる形状の製品でないと使い勝手が出ません。だからこそ「G26に合わせて成形された製品か」を確認することが、i4のコンソール収納選びの出発点になります。逆に言えば、G26と明記された4シリーズ用製品はi4のコンソールに合わせて作られているため、車名がi4でなくても安心して選べます。
「4シリーズ用」表記でもi4に使える
Amazonのコンソールボックスは商品名に「1 2 3 4シリーズ F40 F44 G22 G23 G24 G26 X3 X4 X5 X6 X7 M3 M4 i4 i3」といった適合車種を長く列挙するものが多く、i4が明記されていなくてもG26が含まれていれば同じ内装形状として装着できます。ただしG20(3シリーズ)とG22系(4シリーズ)はコンソール寸法が近いものの完全同一ではないため、G26の記載があるかを優先して確認してください。
見落としやすい適合の落とし穴
G26の記載があっても、コンソールの世代(前期・後期)や右ハンドル・左ハンドルでトレイの向きが合わないことがあります。特にドリンクホルダー脇に置くトレイは、運転席側から手が届く向きが左右で逆になるため、RHD(右ハンドル)向けの明記がある製品を選ぶのが確実です。i4は国内正規流通のほぼ全数が右ハンドルのため、この点は必ず押さえておきたい部分です。
タイプ別に見るコンソールボックスの選び分け
コンソール収納は取り付け位置と目的で数タイプに分かれます。i4のキャビンで使う前提で、それぞれの向き不向きを整理します。
アームレスト内 差し込み式
純正アームレストを開けた収納スペースに差し込み、内部を区画化するタイプです。KUNGKICのように区画を細かく分け、コインやカード、ケーブルを分けて収める設計が中心になります。アームレスト内は外から見えないため、貴重品や充電ケーブルの定位置づくりに向いています。深さのある小物がまとまり、走行中に中で転がって音が出るのを抑えられるのが利点です。
純正のアームレスト内は容量こそあるものの、仕切りがなく底が広い一箱のため、小物を入れると底に溜まって取り出しにくくなりがちです。区画トレイを1枚入れるだけで、上段にはよく使う物、下段には予備の物という使い分けができ、深さを縦に活かせます。特にi4はキーレスや充電ケーブル、ETCカード予備などアームレスト内に常置したい物が多く、区画化の効果が出やすい車です。カード類を立てて収める仕切りがある製品なら、探す手間そのものが減ります。
センターコンソール上 差し込み式
ドリンクホルダーやシフト周りの空きスペースに差し込み、スマホやサングラス、鍵をすぐ取れる位置に置くタイプです。ユニークムビアスの製品がこの位置にあたり、乗降のたびに使う物を手前に集約できます。運転席から視認・操作しやすい反面、車内から見える位置のため貴重品の常置には向きません。「毎回触る物」を手元に集めたい人はこの位置、「隠しておきたい物」をまとめたい人はアームレスト内タイプ、と役割で分けるのが失敗しない考え方です。サングラスや高速のカード、駐車券など出し入れの多い物を1か所にまとめると、信号待ちのたびに探す動作が減り、視線を落とす時間も短くなります。
はめ込み式の小物入れ
Mellboのように工具不要で「はめ込むだけ」の簡易タイプは、取り付けの手軽さと原状回復のしやすさが魅力です。リース車やいずれ純正へ戻したい人、まず1つ試したい人に合います。固定はコンソール形状への嵌合に依存するため、装着後に一度手で押して浮きやガタつきがないかを確認しておくと安心です。接着を使わないぶん取り外しも一瞬で、洗車や車内清掃のときに外して丸洗いできるのも実用的な利点です。嵌合が緩く感じる場合は、前述の滑り止めシートを底面に一枚敷くと固定感が増し、走行中のカタつき音も抑えられます。
ユニークムビアス BMW 右ハンドル車専用 センターコンソール収納ボックス(G26・i4対応)
取り付け前に確認しておきたい4点
差し込み・はめ込み式は工具不要ですが、装着後の使い勝手を左右する確認事項があります。注文前と装着時に順に見ておくと失敗が減ります。
素材と匂い、耐久性
多くがABS樹脂製で、無臭・軽量で水濡れにも比較的強い素材です。到着直後に樹脂特有の匂いが残る個体もあるため、気になる場合は装着前に風通しのよい場所で数日置くと落ち着きます。硬質ABSは経年での割れが起きにくい反面、無理な力で押し込むと嵌合部が欠けることがあるため、装着は角から静かに落とし込みます。表面がマット仕上げの製品は指紋が目立ちにくく、光沢仕上げは質感が出る一方で細かな擦り傷が見えやすい傾向があります。i4の内装トーンに合わせて色味(ブラック基調が無難)を選ぶと、後付け感が出にくくまとまります。
ズレ・異音対策のマット有無
製品によっては滑り止めラバーマットが付属し、走行中に中の物や本体自体が動く音を抑えられます。マットが無い製品でも、市販の滑り止めシートを底面に敷けば同じ効果が得られます。カード・コインを多く入れる人は、走行時の擦れ音を抑えるためにマット付きか後付けマットの併用を優先すると快適です。
USBケーブルの取り回し
区画にケーブル用の切り欠きがある製品なら、コンソール内の充電ポートからスマホへケーブルを通したまま蓋を閉じられます。i4はセンターコンソールに充電端子を備えるため、ケーブルホールの有無は充電しながら小物を隠したい人には重要な差になります。切り欠きが無い製品でケーブルを挟むと蓋が浮いたり被覆を傷めたりするため、日常的にケーブル充電する人は購入前に商品画像でホールの位置を確かめておくと安心です。ワイヤレス充電トレイを併用する場合も、区画の高さがトレイと干渉しないかを見ておきます。
純正機能への干渉
アームレストの開閉、ドリンクホルダーの可動部、シフト・iDriveコントローラー周りに製品が干渉しないかを装着後に確認します。特にアームレスト内へ入れるタイプは、深さがありすぎると蓋が閉まりにくくなることがあるため、装着直後に一度フル開閉を試してください。i4はシフト操作やドライブモードの選択をコンソール上のスイッチ類で行うため、そこへ物理的に被さる形状の製品は避けます。ドリンクホルダーのスライドカバーがある個体では、トレイがカバーの動きを妨げないかも合わせて確認しておくと、装着後に付け直す手間を防げます。
よくある質問
i4に「4シリーズ グランクーペ用」と書かれたコンソールボックスは付きますか
付きます。i4と4シリーズ グランクーペはどちらもG26という同じボディコードで、センターコンソールの形状を共有しています。商品名にG26、または「i4」が含まれていれば同じ内装として装着できます。EV(i4)とガソリン車(4シリーズ)で室内の収納周りの造形は変わりません。
左ハンドル用と右ハンドル用で違いはありますか
ドリンクホルダー脇などに置くトレイ類は、運転席側から手が届く向きが左右で逆になるため、向きが合わないことがあります。国内のi4はほぼ全数が右ハンドルのため、「RHD向け」「右ハンドル車専用」と明記された製品を選ぶのが確実です。アームレスト内に完全に収まる差し込み式は左右の影響を受けにくい傾向です。
工具や両面テープは必要ですか
紹介した製品はいずれも差し込み・はめ込み式で、基本的に工具や接着は不要です。純正コンソールの形状に沿って落とし込むだけで固定されます。装着後に浮きやガタつきがある場合のみ、底面へ市販の滑り止めシートを追加すると安定します。原状回復もしやすく、純正へ戻す際も跡が残りにくい構造です。
収納量はどれくらい増えますか
区画を仕切って「置き場所を決める」ことが主目的のため、容積が劇的に増えるというより、スマホ・コイン・カード・鍵がそれぞれ定位置に収まり、散らからなくなる効果が中心です。走行中に小物が動いて音が出るのも抑えられます。大容量を求める場合は、アームレスト内を区画化するタイプを選ぶと収まりが良くなります。反対に、コンソール上に置く差し込み式は容量よりも「よく使う物をすぐ取れる」利便性に振った製品です。何を優先したいかで、アームレスト内タイプとコンソール上タイプを選び分けると期待とのズレが起きにくくなります。
まとめ
i4(G26)のコンソールボックスは、同じG26ボディの4シリーズ グランクーペ用として売られている差し込み・はめ込み式トレイがそのまま使えます。選ぶ際は、①商品名にG26またはi4の記載があること、②右ハンドル(RHD)対応が明記されていること、③置きたい物に合う区画構成かの3点を順に確認すれば失敗しにくくなります。アームレスト内で貴重品をまとめたいならKUNGKICのような差し込み式、運転席からすぐ使う物を手前に集めたいならセンターコンソール上に置くユニークムビアス、まず手軽に試すならはめ込み式のMellboが目安です。工具不要で原状回復もしやすいため、気になるタイプから1つ導入して使い勝手を試すのが現実的です。
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