G70のサンシェード選びで起きやすい見落としは、窓の数だけそろえようとして、後席の窓用まで先に買ってしまうことだ。G70は後席の窓にシェードを備える仕様が紹介されているが、日本で売られたG70の全グレード・全年式に標準で付くのか、オプションなのかは、ここで使った資料では確かめられていない。フロントガラスと前席の横の窓は、自分でふさぐ必要がある。商品名に「G70」と書かれた3商品を、どの窓用か・取り付け方・商品名と商品説明の食い違いで比べ、選ぶ順番まで示す。
G70のサンシェードはフロントガラス用から選ぶ
サンシェードは、駐車中に日差しが入る窓ごとに考える。次の順番で選ぶとむだが少ない。
- まずフロントガラスをふさぐ物を選ぶ
- 前席の横の窓は、必要に応じて足す
- 後席の窓は、自分の車にシェードが付いているかを確かめてから、買い足すかを決める
3商品をどの窓用かで分けると、次のようになる。
| 商品 | どの窓用か | 取り付け方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| KOKATO | フロントガラス用 | サンバイザーで挟む | 前をふさぐ最初の1枚がほしい人 |
| GFKACAR | 商品名は「フロントウィンドウ1枚」 | サンバイザーで押さえる | 不透明の生地で目隠しも兼ねたい人 |
| ZURGI | 前席の横の窓用(前席1対) | マグネット | 前席の横の窓を足したい人 |
2026年の改良後の7シリーズとi7でなければ、迷ったらKOKATOから選べばいい。商品名と商品説明のどちらもフロント用・G70用で書き方がそろっていて、届く物を読み違えにくい。改良後の車とi7に合うかは、3商品とも商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていないので、その車に乗る人は買う前に出品者に確かめる。GFKACARは商品名と商品説明で届く物の書き方が食い違うので、販売ページで確かめられる人向け。ZURGIはフロントの後に足す横の窓用だ。
G70の窓まわりで知っておくこと
2022年7月の発売を伝えたレスポンスの記事では、7代目の新型7シリーズは日本で2022年7月1日に発売され、車種はi7・740i・740dの3車種、それぞれにMスポーツとエクセレンスの2グレードがあり、計6モデルだった。同じ記事によると、先代に比べてガラスの面積を約40%増やしたパノラマガラスサンルーフを標準で備え、スカイルーフをオプションで選べる。フロントガラス用や横の窓用のサンシェードは、この屋根のガラスはふさがない。
後席の窓のシェード
同じレスポンスの記事は、BMWシアタースクリーンをオンにすると後部座席のシェードが自動で閉じる仕組みを紹介している。BMW グループが2026年4月に出した新型7シリーズの資料(ドイツ向けの仕様が基準)も、サイド・ウィンドウとリア・ウィンドウ用のサンブラインドを備え、BMWシアター・スクリーンをオンにすると自動で閉じると書いている。
ただ、このシェードが日本で売られたG70の全グレード・全年式に標準で付くのか、オプションなのかは、ここで使った資料では確かめられていない。後席の窓用を買う前に、自分の車の後席の窓にシェードがあるかを先に確かめる。
2026年の改良後の車
BMW グループが2026年4月に出した新型7シリーズの資料では、大きく改良した7シリーズ セダンを2026年4月の北京モーターショーで初公開し、2026年7月に生産と市場への投入を始めるとしている。改良後の車は、フロントガラスの下の部分全体に情報を映すBMWパノラミック・ビジョンを備え、その上にBMW 3Dヘッドアップ・ディスプレイを置く。資料の仕様はドイツ国内向け(2026年4月時点)が基準で、ほかの市場では仕様や装備が違う場合があると断っており、日本への導入時期は書かれていない。フロントガラスの下側に新しい表示を持つ車なので、サンシェードの適合は改良前の車と分けて考えたい。
G70のサンシェードの選び方
どの窓用か
フロントガラス用・前席の横の窓用・後席の窓用で商品が分かれる。まとめて買う前に、ふさぎたい窓を決め、届く枚数とどの窓の分かを商品名とサイズの表記で確かめる。
車種専用品か汎用品か
車種専用品は商品名に車種と年式の範囲が書かれ、窓の形に合わせて作られているとうたう。汎用品はサイズの選択肢から自分で選ぶので、窓の寸法を測る手間がかかる。専用とうたう商品でも、適合は出品者の記載で、BMWが確かめたものではない。
取り付け方と収納
サンバイザーで挟んで押さえる方式、窓の隙間に差し込む方式、マグネットで付ける方式がある。毎回の付け外しの手間と、外した後の置き場所で選ぶ。折り畳めるか、収納袋が付くかで、使わないときに車内のどこに置けるかが変わる。
商品名の年式の範囲
商品名の年式の範囲が自分の車の年式を含むかを見る。範囲の書き方は商品ごとに違い、今回の3商品でも「2022年4月~現行」と「令和5年 対応」に分かれる。
紫外線カット率などの数値の読み方
紫外線カット率や遮熱の効果などの数値・言葉は出品者の記載で、同じ条件で測って比べたものではない。数値の大小だけで優劣を決めず、どの窓用か・取り付け方・適合の書き方と合わせて選ぶ。
3商品の違いを一覧で比べる
| 比べる点 | KOKATO | GFKACAR | ZURGI |
|---|---|---|---|
| どの窓用か | フロントガラス用(ルームミラーの後ろに合わせて付ける) | 商品名は「フロントウィンドウ1枚」。商品説明には「窓全体」「セット」の記載も | 前席の横の窓用(前席1対) |
| 取り付け方 | サンバイザーで挟む | サンバイザーで押さえる。窓の隙間に差し込むとの記載も | マグネット |
| 収納 | 折り畳み式・収納ポーチ付き | 折り畳み式 | 確かめた記載に無し |
| 商品名の適合の書き方 | 7シリーズ G70 2022年4月~現行 | 7シリーズ 7代目 G70 2022年4月~現行 | G70 7シリーズ 令和5年 対応 |
| 買う前に確かめること | 改良後の車・i7に合うか | 届く枚数と、どの窓の分か。改良後の車・i7に合うか | 年式と、前席のどちらの窓の分か。改良後の車・i7に合うか |
3商品とも商品名に「G70」の字はあるが、「i7」の記載はどれにも無い。
KOKATOのG70用フロントサンシェード
商品名は「BMW 7シリーズ G70 2022年4月~現行 車種専用設計」で、商品説明の箇条書きにも「BMW 7シリーズ G70に適合します」「完全専用設計」とある(いずれも出品者の記載)。
販売ページの商品説明では、高密度の生地に多層のチタンシルバーコーティングを施し、紫外線カット率は99.9%以上とうたい、ハンドルの熱さやダッシュボードの変色・ひび割れを防ぐとしている。取り付けはサンバイザーで挟み込むだけで、ルームミラーの後ろに合わせて付ける。使わないときは折り畳んで収納ポーチに入れる。
どの窓用か・どの車用かの書き方が商品名と商品説明でそろっているので、最初の1枚に向く(改良後の車とi7は、出品者に合うかを確かめてから)。
KOKATO BMW 7シリーズ G70用 フロントサンシェード(折り畳み式・収納ポーチ付き)
GFKACARのG70用サンシェード(フロントウィンドウ1枚の表記)
商品名と商品説明の箇条書きは、適用車種を「BMW・7シリーズ 7代目 G70 2022年4月~現行」とし、商品名に「車種専用設計」「不透明」「折り畳み式」とある。販売ページの商品説明では、駐車中の車内温度の上昇を抑え、遮光・UVカットで内装の日焼けやひび割れを防ぐとし、冬は窓からの冷気の入り込みを防いで車中泊にも使え、車中泊や休憩のときの目隠しにもなるとうたう。
取り付けは、サンバイザーで挟み込むように押さえる方式と書く一方、「窓の隙間に挿入するだけで、数秒で取り付けられます」ともあり、どの窓をどの方式で付けるかの区別は書かれていない。
商品名と商品説明の食い違い
商品名のサイズ表記は「フロントウィンドウ1枚」なのに、商品説明の箇条書きには「車の窓全体のサンシェード」「サンシェードセット」「360°のシェーディング」とある。届く枚数とどの窓の分かが、商品名と商品説明で食い違う。同じ出品者の同じ商品説明で、サイズ表記が「フロントウィンドウ2枚」の出品もある。買う前に販売ページのサイズの選び方と画像で、届く物を確かめる。
確かめる手間をかけられて、冬の冷気よけや目隠しも考える人に向く。
GFKACAR BMW 7シリーズ G70用 サンシェード(サイズ表記:フロントウィンドウ1枚)
ZURGIの前席サイドガラス用マグネットサンシェード
商品名は「BMW G70 7シリーズ 令和5年 対応」「サイドガラス用」「前席1対,対応7シリーズ G70」だ。ところが商品説明の箇条書きは「軽自動車から普通車まで幅広く対応する汎用的な車用サンシェード」とし、「サイド、後窓、リアドアに対応」とも書いていて、商品名と食い違う。G70の窓の形に合わせた専用品とは受け取らないほうがいい。商品名の年式は令和5年だけで、2022年の車が入るかも書かれていないので、買う前に出品者に、自分の車の年式と、前席のどちらの窓の分かを確かめる。
販売ページの商品説明では、強力なマグネットで付ける方式で工具は要らないとし、遮熱で車内の温度上昇を抑え、紫外線をカットしてシートや内装の劣化を防ぎ、外からの視線を遮るとうたう。耐久性の高い素材を使うとも書いている。マグネットがG70のドアのどこに付くかは、商品名と商品説明のどちらにも書かれていない。
前席の横の窓に付ける物なので、走り出す前に外して使う。
ZURGI BMW G70 7シリーズ対応 サイドガラス用マグネットサンシェード(前席1対)
買う前と使うときの注意
改良後の車とi7は出品者に確かめる
3商品の商品名の適合の書き方は「2022年4月~現行」(KOKATO・GFKACAR)と「令和5年 対応」(ZURGI)で、2026年に発表された改良後の7シリーズに合うかどうかは、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない。i7は2022年の発売時の7シリーズの車種構成に入っているが、3商品とも「i7」の記載は無い。改良後の車やi7に乗る人は、買う前に出品者に合うかを確かめる。
フロントガラスと前席の横の窓は走り出す前に外す
フロントガラスと運転席・助手席の横の窓に付けるサンシェードは、駐車中に使う物として扱い、走り出す前に外す。前と左右の見え方をさえぎるからだ。後席の窓用を考えるのは、自分の車の後席の窓にシェードがあるかを見てからでいい。
よくある質問
後席の窓にもサンシェードは要る?
後席の窓にシェードがある車なら、フロントガラスと前席の横の窓を先にそろえ、後席はそのシェードで足りるかを見てから決めればいい。今回の3商品には、商品名で後席の窓用とうたう物は無い。
i7にも使える?
3商品とも商品名・商品説明の箇条書きに「i7」の記載が無いので、使えるとは言えない。出品者に確かめてから買う。i7のほかのパーツ選びは次の記事にまとめている。
2026年の改良後の7シリーズにも合う?
「2022年4月~現行」の「現行」が改良後の車を含むのかは、商品の記載からは読み取れない。合うと決めつけず、出品者の答えを待ってから買う。
前席の横の窓に付けたまま走ってもいい?
付けたまま走らない。商品説明にある「走行中もずれにくい」「運転の安全性を確保しながら使用できます」のような書き方を、前席の窓に付けたまま走ってよいという意味に取らない。
汎用のサンシェードでもいい?
選んでもいいが、自分の車のフロントガラスの幅と高さを測り、商品の対応サイズと比べてから買う。ルームミラーの付け根まわりに合わせる切り欠きの形も商品で違う。商品名にG70と年式の範囲を書いた物でも、ZURGIのように商品説明が汎用品と書く例がある。車種専用品を選ぶなら、窓の形に合わせて作ったとうたうかを商品説明まで見る(専用とうたう物でも適合は出品者の記載)。
まとめ:買う前に確かめること
- ふさぐ窓を決めた(まずフロントガラス、前席の横の窓は必要なら、後席は自分の車のシェードを見てから)
- 届く枚数とどの窓の分かが、商品名と商品説明で合っている
- 商品名の年式の範囲に自分の車が入る
- 改良後の車・i7なら、出品者に合うかを聞いた
最初の1枚は、フロント用のKOKATOでいい(改良後の車・i7なら、出品者に合うかを確かめてから)。
KOKATO BMW 7シリーズ G70用 フロントサンシェード(折り畳み式・収納ポーチ付き)
ほかのBMWのサンシェード選びは、次の記事も参考になる。
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