6シリーズのフロアマットを探すと、4ドアのグランクーペ用と書かれた品がクーペ用と同じ並びに出てくる。クーペ(F13)に乗っているなら、まずここで取り違えないことが大事だ。F13向けには、商品名にF13の4人乗り専用と明記されたLacacaの3Dフロアマットがこの記事を書いた時点で販売されている。ただし販売ページに書かれていない点があるので、注文前に確かめる順番まで案内する。
F13の4人乗り専用と書かれたマットと、買う前に確かめること
この記事で取り上げるのは、Lacacaの「BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り 専用 3Dフロアマット」だ。販売ページの商品説明(出品者の記載)では、適用車種を「BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り」とし、備考に「全グレード対応」とある。どれも出品者の記載で、BMWの適合表で確かめた値ではない。販売ページは3つあり、3つとも同じ記載だ。
一方で、セットの枚数、対応するハンドル位置(右ハンドル・左ハンドル)、固定の方式は、3つの販売ページとも記載が無い。素材の記載の食い違いと合わせて、注文前に確かめる点は後の節で詳しく書く。
| 項目 | 販売ページの記載(3ページとも同じ) |
|---|---|
| 商品名にある対象 | BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り 専用 |
| 適用車種(商品説明) | BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り・全グレード対応(出品者の記載) |
| 素材 | 商品名は「PUレザー素材」、箇条書きは「本革素材」で食い違う |
| 手入れ | 濡れたタオルで表面を拭く |
| セットの枚数 | 記載が無い |
| ハンドル位置 | 記載が無い |
| 固定の方式 | 記載が無い |
Lacaca BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り専用 3Dフロアマット(販売ページ1)
Lacaca BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り専用 3Dフロアマット(販売ページ2)
Lacaca BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り専用 3Dフロアマット(販売ページ3)
6シリーズ クーペ(F13)とグランクーペを見分ける
F13の発表とグレード
発表当時の報道によると、BMWの日本法人は2011年8月5日に6シリーズ クーペを発表し、同日に受注を始めた。納車は10月末からの予定とされ、グレードは640iクーペと650iクーペだった。
同じ報道のオプション一覧には「Mフットレスト(左ハンドル車のみ)」とあり、6シリーズ クーペには左ハンドル車がある前提の記載がある(同じ記事に右ハンドルの語は無い)。マット選びでハンドル位置を確かめる必要があるのはこのためだ。先代のクーペについては次の記事で扱っている。
グランクーペ用のマットとの違い
グランクーペの発表を伝えた報道によると、6シリーズ グランクーペは6シリーズ初の4ドアモデルとして2012年2月に発表された別のボディだ。6シリーズの名前で探すとグランクーペ用と書かれたフロアマットも出てくるが、グランクーペ用と書かれたマットは、クーペ(F13)用とは書かれていない別の車向けの品として扱い、F13に合うとは考えない。
F13のフロアマットを選ぶ4つの基準
国民生活センターの調査結果を伝えた報道によると、固定する構造の市販マットは車両の形状に合ったものを選び、ペダルに干渉しないことを十分に確かめて使うよう助言されている。販売店のポスターにも「クルマに合ったものを選ぶ」と書かれていたという。この考え方に沿って、F13では次の4つで比べる。
車種専用と書かれているか
「6シリーズ クーペ F13」と型式まで書かれた品を選び、グランクーペ用や別の車種用、サイズの合わない汎用品は避ける。車の形に合わないマットはずれやすく、ペダルに干渉するおそれがある。F13では、まずこの基準で候補を絞る。
ハンドル位置(右・左)
前の節のとおり、6シリーズ クーペには左ハンドル車がある前提の記載が発表時の報道にある。自分の車が右ハンドルか左ハンドルかを確かめ、マットがそのハンドル位置に対応しているかを販売ページや出品者に確かめる。
固定の方式
車の固定フックや留め具に合う穴・留め具があるか、裏に滑り止めがあるかを確かめる。固定できないマットはずれてペダルに干渉するおそれがある。4つの中で妥協しないでほしいのが、この固定だ。
素材と手入れ
素材によって汚れの落とし方や手入れの手間が違う。雨の日の泥や砂の持ち込みが多いか、見た目を重視するかで選ぶとよい。素材の記載が販売ページ内で食い違う品は、注文前に出品者へ確かめる。
Lacacaの3Dフロアマットで分かること・分からないこと
出品者の記載にある適用車種
販売ページの商品説明では、適用車種を「BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り」とし、適用の期間を2011年8月〜2019年1月と書き、備考に「全グレード対応」とある。この期間は出品者が適用車種に添えた記載だ。
デザインについては、色を選べ、ダイヤモンド柄のデザインと縫製で内装の見た目を引き上げるとされている。商品名には「3Dフロアマット」「傷防止」「防水」とある。
素材の記載の食い違い
素材は、商品名では「PUレザー素材」、商品説明の箇条書きでは「無臭で厚みのある本革素材」と書かれていて、記載が食い違っている。3つの販売ページとも同じ食い違いがある。どちらが正しいかは決められないので、素材にこだわる人は注文前に出品者へ確かめる。
手入れの方法
販売ページの商品説明では、防水性・滑り止め・耐摩耗性があり、防水・防じん性に優れるため、濡れたタオルで表面を拭くだけで手入れができるとされている。使う前にマットが乾いていることを確かめるよう書かれている。泥や砂を持ち込みやすい人には、拭いて済む手入れは選ぶ理由になる。
記載の無い点
3つの販売ページとも、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、セットの枚数、対応するハンドル位置(右ハンドル・左ハンドル)、固定の方式(車の留め具に合わせる穴や留め具の有無など)の記載が無い。商品名に「取り付け簡単」とあるが、取り付けの方法の説明も箇条書きに無い。商品説明の滑り止めの記載も、固定の方式の説明ではない。
注文前に販売ページの画像を見るか、出品者に次の4点を問い合わせて確かめる。
- 何枚のセットか(後席の分を含むか)
- 右ハンドル用か左ハンドル用か
- 車の固定フックや留め具に合う穴・留め具があるか
- 素材は本革かPUレザーか
3つの販売ページの違いと選び方
Lacacaの「BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り 専用 3Dフロアマット」は販売ページが3つあり、3つとも商品名と商品説明の箇条書きが同じだ。3つの違いは、商品名と箇条書きからは読み取れない。箇条書きには色を選べる旨がある。
選ぶときは、冒頭の3つのリンクから各販売ページを開き、画像や選べる項目で色や中身を確かめる。気に入ったページが決まったら、そのページの出品者に前の節の4点を問い合わせてから注文する流れがよい。
社外マットを安全に使うための注意
国土交通省の注意喚起
国土交通省の注意喚起では、フロアマットを固定せずに重ね敷きするなど不適切に使うと、アクセルペダルがフロアマットに引っかかり、車の急加速につながる不具合が起きることがあるとして、フロアマットを固定して使うよう呼びかけている。あわせて、フロアマットの重ね敷きは行わないこと、運転前にフロアマットが正しく固定されているかを確かめることも呼びかけている。
国民生活センターの調査
国民生活センターの調査結果を伝えた報道によると、2010年3月に公表された調査では、固定していない純正マットや市販マットがずれた場合に、アクセルペダルがマットに干渉することがあった。市販マットでは、ずれるとアクセルペダルが戻りにくくなったり、意図せずに押し込まれたりすることがあったと報じられた。同じ報道では、純正マットは固定フックが外れてずれていないか十分に確かめることも助言されている。販売店のポスターには「運転前のフロアマットのズレに関する確認」とも書かれていたという。
F13にマットを敷く手順
- 今敷いているマットを外し、床の上の物を取り除く。新しいマットを今のマットの上に重ねて敷かない。
- 運転席側から、マットの形を床の形に合わせて置き、固定フックや留め具があればそれで固定する。助手席・後席も同じように合わせる。
- 停車中にアクセルペダルとブレーキペダルを踏み込み、マットに引っかからないこと・戻りが妨げられないことを確かめる。
- 走り出す前にも、マットがずれずに固定されているかを確かめる。
手順3でマットがペダルに干渉するときは、そのまま使わずに出品者へ問い合わせる。
よくある質問
グランクーペ用のマットはF13に使える?
グランクーペは4ドアの別のボディなので、グランクーペ用と書かれたマットはF13用とは書かれていない別の車向けの品として扱い、F13に合うとは考えない。「6シリーズ クーペ F13」と型式まで書かれた品を選ぶ。BMWのほかの車種のフロアマット選びは次の記事にまとめている。
左ハンドル車でも使える?
Lacacaの3Dフロアマットは、3つの販売ページとも対応するハンドル位置(右ハンドル・左ハンドル)の記載が無いので、どちらに合うかは言えない。注文前に出品者へ自分の車のハンドル位置を伝えて確かめる。
今のマットの上に重ねて敷いてもいい?
重ねない。国土交通省の注意喚起でも重ね敷きは行わないとされている。今のマットを外してから敷く。
素材は本革?PUレザー?
Lacacaの3Dフロアマットは、商品名ではPUレザー、商品説明の箇条書きでは本革と書かれていて、記載が食い違っている(3つの販売ページとも同じ)。どちらとも決められないので、素材にこだわるなら注文前に出品者へ確かめる。
まとめ
まずLacacaの3Dフロアマット(商品名にF13 4人乗り専用、商品説明に全グレード対応とある。どれも出品者の記載)の3つの販売ページから、色や中身を見て1つに絞る。そのうえで、そのページの出品者にセットの枚数・ハンドル位置・固定の方式・素材を確かめてから注文する。
敷くときは今のマットを外して重ねずに敷き、ペダルに干渉しないことと、マットが固定されていることを運転前に確かめる。
Lacaca BMW 6シリーズ クーペ F13 4人乗り専用 3Dフロアマット(販売ページ1)
6シリーズのほかのボディの用品は次の記事でも扱っている。
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