BMW4シリーズ クーペ G22 サンシェード 専用品2つの違い

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夏の屋外の駐車場に BMW 4シリーズ クーペ(G22)を止めて戻ると、最初に手が触れるハンドルとダッシュボードが熱くなっている。フロントガラス用のサンシェードで抑えたいのはこの熱さで、Amazon で対応車種に G22 と書かれた専用品には GAFAT と BSTW の2つがある。どちらも折りたためる車種専用品で、選び分けは対応車種の書き方と、保証や数値の表示があるかどうかで決まる。

目次

G22 クーペに選ぶのは GAFAT か BSTW

商品 対応車種の記載 保証の期間 向く人
GAFAT 4シリーズ G22 だけ 記載なし G22 だけを挙げた記載と、素材の説明で選びたい人
BSTW 4シリーズ G22 と 3シリーズ G20 1年間の品質保証 保証や取り付け・収納の案内まで書かれた方を選びたい人

販売ページの商品説明(出品者の記載)では、どちらも金属のフレームで折りたためるフロントガラス用のサンシェードで、収納袋が付く。寸法(縦・横のサイズ)はどちらも商品名と商品説明の箇条書きに書かれていないので、適合の欄に自分の車の年式が含まれるかで判断する。

迷うなら BSTW から見るとよい。届いてから合わなかったときの連絡の方法と、保証の期間まで書かれているからだ。G22 だけに絞った記載を重く見るなら GAFAT を選ぶ。

GAFAT 4シリーズ G22 専用 フロントガラス用サンシェード(折りたたみ・収納袋付き)

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BSTW 4シリーズ G22/3シリーズ G20 専用 フロントガラス サンシェード(収納袋付き)

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この記事が対象にする車: 4シリーズ クーペ G22

4シリーズ クーペの G22 は、BMW の日本法人が 2020年10月16日に全国の正規ディーラーで販売を始めると発表した車で、納車は同年11月以降の予定とされた。このとき発表されたのは BMW 420i と BMW 420i M Sport の右ハンドル仕様だ。2024年6月27日には、2020年に登場した第2世代の一部改良モデルが発表され、新しいデザインの LED ヘッドライト(ヘッドライト内の光機部のブラックアウト)が主な変更に挙げられた。納車は2024年6月からの予定とされている。

ここで比べる2商品は、販売ページの商品説明で対応車種を「4シリーズ G22」としていて(BSTW は 3シリーズ G20 も併記)、4シリーズのグランクーペやカブリオレには触れていない。グランクーペやカブリオレに乗っている人はこの2商品を選ばず、自分の車の名前が適合の欄にある商品を探してほしい。グランクーペは当サイトでも別の車として記事を分けている(

)。

もう1つ注意がある。販売ページの商品説明では2商品とも対応年式を「2020年モデル~現行」と書いているが、2024年6月の一部改良の後の車に合うことは、メーカーの資料では確かめていない。根拠は出品者の記載だけなので、改良後の車に乗っている人は購入前に販売ページの適合の欄を見て、分からなければ出品者に問い合わせる。

サンシェードで変わるのはダッシュボードの熱さ

JAF の真夏の試験の数字

JAF のユーザーテスト(真夏の車内温度)では、2012年8月22日・23日、気温35度の日に、駐車条件の異なるミニバン5台で車内とダッシュボードの最高温度を測っている。

条件 車内の最高温度 ダッシュボードの最高温度
対策なし(黒) 57℃ 79℃
対策なし(白) 52℃ 74℃
サンシェード装着 50℃ 52℃
窓開け(3cm) 45℃ 75℃
エアコン作動 27℃ 61℃

車内の空気はあまり下がらない

サンシェードを付けた車は、ダッシュボードの最高温度が対策なしより大きく低い。一方で車内の最高温度は 50℃ で、対策なし(白)の 52℃ とあまり変わらない。JAF はこの結果について、サンシェードや窓開けの対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇は防げないとまとめている。

JAF のクルマ何でも質問箱でも、8月の晴天・外気温35℃で昼の12時から16時まで測った結果として、フロントガラスの全面をサンシェードで覆った車は、直射日光を遮る効果は高いものの、15時の時点で約50℃に達したとしている。窓を閉め切った黒色のミニバンは15時ごろに55℃を超えた。

サンシェードの役目は、直射日光が当たるダッシュボードやハンドルの熱さを抑えることで、車内の空気を冷やす道具ではない。試験はミニバンで、G22 で同じ数字になるとは限らないが、この役目の違いは G22 でも同じと考えてよい。

紫外線はフロントガラスがもともと防いでいる

紫外線については、JAF のユーザーテスト(車内の紫外線・2018年4月4日)で、フロントガラスの紫外線の強さの数値はオープンカー以外すべて1桁以下だった。JAF は、約30年前にフィルムを挟んだ合わせガラスが義務化され、そのフィルムに紫外線をカットする機能もあるためと説明している。

G22 用サンシェードの選び方

適合の記載で見るところ

車種専用のサンシェードは形が決まっているので、販売ページの対応車種の欄に「4シリーズ G22」とあるか、年式の範囲が自分の車に当てはまるかを見る。2024年6月の一部改良の後の車なら、その年式まで含むと書かれているかも確かめる。車種の記載が無い汎用品を選ぶなら、フロントガラスの大きさを自分で測ってから選ぶ。

フロントガラスを隙間なく覆えるか

上の試験のとおり、サンシェードが抑えるのは日の当たる面の熱さだ。だからフロントガラスを隙間なく覆える形かどうかを、ほかの何より重く見る。車種専用品を選ぶ理由もここにある。

紫外線カット率は決め手にしない

フロントガラスはもともと紫外線をよく通さない。フロントガラス用で比べるなら、紫外線カット率の数字の大小より、形の合い方と出し入れのしやすさを先に見る。

出し入れのしやすさ

サンシェードは止めるたびに広げて、走る前に外す物だ。折りたためるか、収納袋が付くか、吸盤や工具が要るかを見る。

保証と問い合わせの案内

車種専用品は、届いてから合わなかったときの対応が大事になる。保証の期間と、不適合のときの連絡の方法が書かれているかを見る。

数値の宣伝文句の読み方

販売ページの遮光率・遮熱率・温度の下がり幅などは出品者の記載で、測った条件が書かれていなければ、ほかの商品や JAF の試験の数字と同じ物差しでは比べられない。数値は参考にとどめ、形の合い方・取り付け方・保証で選ぶ。

GAFAT の G22 専用サンシェード

販売ページの商品説明では、適用車種を「BMW・4シリーズ G22 2代目 2020年モデル~現行」としていて、商品名でも 4シリーズ G22 の専用品でフロントガラス用とうたっている。対応車種として挙げているのは 4シリーズ G22 だけだ。

素材は多層の複合断熱素材で、いちばん外側のナノチタン銀反射層で太陽光を反射し、内側に光を通さない(「0透光性」と記載)複合断熱吸光生地を組み込んだと説明している。実際の車両のデータを基に設計し、フロントガラスを 1:1 で覆うとしている。

外枠はメモリ金属フレームで、何度折りたたんでも変形しにくく、引っ張れば簡単に開くという。取り付けはフロントガラスにぴったり合わせるだけで、商品名には「折り畳み」「収納袋付」とある。

保証の期間は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない。商品に損傷があったり使用中に問題があったりしたら問い合わせるよう案内している。遮光率や紫外線カット率などの百分率の数値も無い(商品名に「UVカット」「遮光」「断熱」の語はある)。届いてからの対応の約束を重く見る人は、この点を BSTW と比べて決める。

GAFAT 4シリーズ G22 専用 フロントガラス用サンシェード(折りたたみ・収納袋付き)

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BSTW の G22/G20 専用サンシェード

対応車種の記載

販売ページの商品説明では、対応車種を「BMW 4シリーズ G22 2代目 2020年モデル~現行」と「BMW 3シリーズ 7代目 G20 2019+」としていて、商品名も「4シリーズ G22/3シリーズ G20専用」とうたっている。G22 と G20 に同じ形が合うというのは出品者の記載で、メーカーの資料では確かめていない。G20 用として売られているほかの商品まで G22 に合うとは限らない。

構造と数値の表示

構造は紫外線・可視光線・赤外線に対応した5層構造で、表面はカーボン調のシリコンコーティング、内側は強化ブラックコーティング。表面で紫外線と可視光線を反射し、内側の層で赤外線を吸収・反射すると説明している。素材は RoHS・VOC の基準をクリアした物としていて、商品名には「2026改良」とある。

数値は「紫外線カット率99.99%、遮熱率85%、車内温度上昇を最大60%抑制、体感温度最大10℃ダウン」と書き、別の箇条では「遮光率99.99%・UVカット率99.00%」と書いている。紫外線カット率が箇条によって 99.99% と 99.00% で食い違い、どの条件で測ったかも書かれていない。どれも出品者の記載として読む。

取り付け・収納・保証

フレームは記憶金属フレームで、繰り返し使っても形を保つとしている。取り付けは吸盤や工具が要らない3ステップで、取り外しも簡単という。専用の収納ポーチが付き、使い終わったら折りたたんでドアポケットやシートバックポケットに入れられる。

保証は1年間の品質保証が付く。到着時に破損や取り付けの不適合があったときは、取り付けた状態の写真を添えてメールで連絡すれば、24時間以内に対応を案内するとしている。

BSTW 4シリーズ G22/3シリーズ G20 専用 フロントガラス サンシェード(収納袋付き)

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2つを並べて比べる

項目 GAFAT BSTW
対応車種の記載 4シリーズ G22 だけ 4シリーズ G22 と 3シリーズ G20
構造の説明 多層の複合断熱素材(外側に反射層・内側に吸光生地) 5層構造(表面で反射・内側の層で赤外線を吸収・反射)
数値の表示 百分率の数値なし あり(紫外線カット率は 99.99% と 99.00% で食い違い・測った条件の記載なし)
取り付け方 フロントガラスに合わせるだけ 吸盤・工具なしの3ステップ
収納 折りたたみ・収納袋付き 折りたたみ・収納ポーチ付き
保証 期間の記載なし(問題があれば問い合わせの案内) 1年間の品質保証・不適合のときの連絡の方法あり
寸法 記載なし 記載なし

表はどちらも販売ページの商品説明(出品者の記載)から並べた。

G22 だけに絞った記載と、反射層・吸光生地の素材の説明で選ぶなら GAFAT。保証の期間、吸盤・工具の要らない取り付け、収納の場所の案内まで書かれた方を選ぶなら BSTW だ。冷え方の差を比べる根拠になる数字は、どちらの販売ページにも無いので、そこで選び分けようとしなくてよい。

使い方と注意

止めている間だけ使い、走る前に外す

フロントガラス用のサンシェードは駐車中の日よけとして使い、走り出す前に必ず外して、前の窓をふさがない状態にしてから発進する。JAF の解説では、フロントガラスと運転席・助手席の窓ガラスには、検査標章や点検検査済みステッカーなどの指定された物以外(可視光線透過率が70%以上になる物は除く)を貼り付けることは禁止されている、としている。外したら折りたたんで収納袋に入れておく。

ルームミラーのまわりは押さない

取り付けるときは、サンシェードを広げてフロントガラスの内側に当て、ルームミラーとその付け根のまわりを無理に押したりこすったりしない。サンバイザーを下ろして上の縁を押さえると、ずれにくくなることがある。商品に取り付け方の説明が付いていれば、その手順に従う。

子どもやペットを車内に残さない

前の JAF の試験の結論のとおり、サンシェードを付けても車内の温度が上がるのは防げない。短い時間でも、子どもやペットを車内に残さない。

よくある質問

4シリーズ グランクーペやカブリオレにも使える?

この2商品の適合の記載は 4シリーズ G22 で、グランクーペやカブリオレには触れていない。その車の名前が適合の欄にある商品を選ぶ。

2024年の一部改良の後の G22 にも合う?

2商品とも「2020年モデル~現行」と書いているが、根拠は出品者の記載だけだ。購入前に適合の欄を見て、分からなければ出品者に問い合わせる。

サンシェードを付けたまま走ってもいい?

付けたまま走らない。前の窓をふさいだまま発進せず、必ず外してから走り出す。

紫外線カット率の数字が高い方を選べばいい?

フロントガラスはもともと紫外線をよく通さないので、数字の大小で選ぶ意味は小さい。形の合い方と出し入れのしやすさを先に見る。

サンシェードがあれば車内で子どもを待たせても平気?

平気ではない。サンシェードは車内の温度が上がるのを防げないので、短い時間でも車内に残さない。

まとめ

まず実車を見て、自分の車がクーペなのか、グランクーペやカブリオレなのかを確かめる。年式の目安は書類(車検証)の初度登録年月で確かめ、2024年6月の一部改良の後の車なら、販売ページの適合の欄に自分の年式が入るかを見てから選ぶ。

選び分けは、G22 だけの記載と素材の説明で選ぶなら GAFAT、保証の期間や G20 との共用の記載、数値の表示まで見て選ぶなら BSTW。どちらも駐車中だけ使い、走る前に外す。

GAFAT 4シリーズ G22 専用 フロントガラス用サンシェード(折りたたみ・収納袋付き)

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BSTW 4シリーズ G22/3シリーズ G20 専用 フロントガラス サンシェード(収納袋付き)

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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