更新日:2026年4月
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この記事はRAV4 60系(2025年12月〜)向けの内容です。50系(MXAA50/AXAH50系)をお探しの場合も、荷室寸法がほぼ共通のため参考にしていただけます。
結論:RAV4 60系は車中泊に向いている(段差解消+専用マットで快適に眠れる)
新型RAV4 60系は、後席を前方に倒すと荷室の奥行きが約1,880mmまで拡大します。身長170cm台の方であれば足を伸ばして横になれるサイズです。ただし、後席を倒しただけでは段差が残るため、専用マットや段差解消グッズを組み合わせることが快適な車中泊のカギになります。
この記事では、RAV4 60系で車中泊するときの具体的なレイアウトパターンを1人・2人別に解説します。段差の解消方法からグッズ選びまで、実践的な内容にまとめました。車中泊を検討しているRAV4オーナーの方は、ぜひ参考にしてください。
RAV4 60系の荷室スペックと車中泊適性
まず、RAV4 60系の荷室サイズを正確に把握しておくことが大切です。数値を知っておくと、マットやベッドキットのサイズ選びで失敗しにくくなります。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 荷室奥行き(後席倒し時) | 約1,880mm | リアゲート〜前席背面まで |
| 荷室幅(最大) | 約1,355mm | ホイールハウス上部 |
| 荷室幅(最小) | 約1,000mm | ホイールハウス間 |
| 荷室高さ | 約845〜935mm | デッキボード位置で変動 |
| 荷室容量(通常時) | 約580L | 5名乗車状態 |
| デッキボード | 2段調整式 | 上段でフラット化、下段で深底 |
| ボディサイズ | 4,600×1,855×1,680mm | 全長×全幅×全高 |
奥行き1,880mmは、身長175cmの成人男性が足を伸ばして寝られるギリギリのラインです。身長180cm以上の方は、斜めに体を置くか、フロントシートを前方に最大限スライドさせると余裕が生まれます。
幅1,355mmは、シングルベッド(約970mm)より広く、セミダブルベッド(約1,200mm)に近い数値です。1人なら十分に寝返りが打て、2人でも工夫次第で並んで寝られます。
50系からのモデルチェンジでボディサイズはほぼ据え置きですが、荷室容量が約13L拡大しました。2段デッキボードの設計も継承されており、車中泊のしやすさは50系と同等以上です。
デッキボードはリバーシブル仕様で、裏面は樹脂素材になっています。水拭きに対応しているため、アウトドアで泥や砂が付着しても手入れが楽です。車中泊だけでなく、キャンプやスポーツの荷物を積むシーンでも重宝します。
RAV4のグレードによってアクセサリーコンセント(AC100V/1500W)がメーカーオプションで選べます。このコンセントがあれば、ポータブル電源を使わなくてもドライヤーや電気ケトルが使えるため、車中泊の自由度がさらに広がります。ただし、エンジン停止中はハイブリッドバッテリーからの給電となるため、使用時間には注意が必要です。
RAV4で車中泊するとき、ここが悩みどころ
実際に車中泊を試みたオーナーが直面しやすい問題点を整理します。事前に把握しておけば、対策グッズを無駄なく揃えられます。
後席を倒しても段差が残る問題
RAV4は後席を倒すとほぼフラットになりますが、完全な平面ではありません。デッキボードと後席背面の境目に数cmの段差が生じます。この段差を放置すると、背中や腰に負担がかかり、翌朝の体の痛みにつながります。
対策としては、デッキボードを上段にセットしたうえで、厚さ10cm以上の車中泊マットを敷くのが定番です。マットの厚みで段差を吸収でき、体感として寝心地が大きく改善します。薄手のマット(5cm以下)では段差を拾ってしまうため、厚さは妥協しないほうがよいです。
荷室幅が奥に向かって狭くなる
RAV4の荷室幅は最大1,355mmですが、ホイールハウス部分で約1,000mmまで狭くなります。2人で並んで寝る場合、肩が当たる可能性があります。
1人なら問題なく寝返りが打てます。2人の場合は、頭と足の向きを交互にする「互い違いレイアウト」で幅の干渉を避ける工夫が必要です。具体的な配置パターンは次のセクションで解説します。
なお、ホイールハウスの出っ張りは左右とも約15cm程度です。マットを敷くとこの部分が少し盛り上がりますが、体を中央寄りに配置すれば寝心地への影響は小さいです。
夏場の暑さ・冬場の寒さ対策
車内は外気温の影響を受けやすく、夏場はサウナ状態になることもあります。遮光用のシェードは車中泊の必須アイテムで、外からの視線を遮るプライバシー保護にも役立ちます。
日差し対策と目隠しを兼ねたアイテムとして、RAV4専用のシェードが各社から販売されています。詳しくはRAV4のサンシェードおすすめで車種専用品を比較しています。
冬場は車中泊用の寝袋(シュラフ)に加え、銀マットを窓に貼ると断熱性が上がります。ポータブル電源と電気毛布を組み合わせれば、エンジンを切った状態でも暖かく過ごせます。
夏場は窓を少し開けて換気する方法もありますが、虫の侵入が気になります。網戸タイプのウィンドウネットを併用すると、換気と虫除けを両立できます。RAV4専用のメッシュカーテンも販売されており、マグネット式でワンタッチ装着できるタイプが使いやすいです。
前席との隙間が気になる
後席を倒すと、前席シートバックとの間に隙間が生じます。この隙間にスマートフォンや小物が落ちるとストレスになりますし、マットがずれる原因にもなります。
クッションやブランケットを詰めて埋めるのが手軽な方法です。専用の隙間パッドも販売されており、価格は1,000〜3,000円程度で手に入ります。隙間パッドを使うと、就寝中にマットが前方にずれるのを防ぐ効果もあります。
また、隙間が大きい場合は、100円ショップで手に入るプールヌードル(棒状のスポンジ)を隙間に詰める方法もあります。軽くて加工しやすく、不要になったら気軽に処分できる点が便利です。
レイアウトパターン別ガイド(1人と2人で変わる配置の正解)
1人車中泊レイアウト(荷物スペース確保型)
1人で車中泊する場合、後席の片側だけを倒す方法が使いやすいです。助手席側の後席を倒して就寝スペースにし、運転席側はシートを立てたまま荷物置き場として活用します。
この配置なら、着替えや食料品をシート上にまとめて置けます。夜中にトイレへ行くときも、荷物をどかさずにドアを開けられる点が便利です。助手席側の幅は約600mmで、体を横向きにすれば十分なスペースがあります。
もう一つのパターンとして、後席を全倒しにして荷室全体を寝室にする方法もあります。この場合は荷物をフロントシート周辺に移動させる必要がありますが、広々としたスペースで寝返りを打ちやすくなります。ソロキャンプや長距離ドライブの仮眠に向いた配置です。
1人車中泊の場合、枕元にLEDランタンとスマートフォンを置けるスペースを確保しておくと便利です。運転席側のドリンクホルダーや小物トレイを活用すれば、別途テーブルを用意しなくても済みます。
2人車中泊レイアウト(全面フラット型)
2人で寝る場合は、後席を左右とも倒して荷室全体をフラットにします。奥行き1,880mm、最大幅1,355mmのスペースが確保できます。
荷物はフロントシートの足元と助手席に集約します。前席と後席の間にできる隙間には、クッションやブランケットを詰めて落下防止兼段差解消にすると無駄がありません。
寝る向きについて、2人とも頭をリアゲート側にすると足元が窮屈になりがちです。1人は頭をリアゲート側、もう1人はフロント側にすると、肩幅が干渉せず快適に過ごせます。オーナーの声では、この互い違い配置が「思ったより広く感じる」と評判です。
2人で車中泊する場合、荷物の量が1人のときより増えます。着替えや食料品はルーフボックスやルーフラックに載せておくと、車内スペースを最大限に使えます。フロントシート下の空間も活用して、靴やサンダルを収納すると足元がすっきりします。
段差解消の具体的な手順
装着してみると、手順自体はシンプルです。以下の流れで進めてください。
- デッキボードを上段位置にセットする(取扱説明書の「車中泊が必要なとき」のページを参照)
- 後席のヘッドレストを外し、背もたれを前方に倒す
- デッキボードと後席背面の境目に、タオルやブランケットを畳んで詰める
- 前席との隙間にもクッション類を詰めてフラットに近づける
- 車中泊マットを荷室全体に敷く(厚さ10cm以上を推奨)
- マットの上に寝袋やシーツを広げて完成
作業時間は約10分です。慣れると5分程度で準備できます。撤収もマットを畳んで後席を起こすだけなので、翌朝の出発もスムーズです。
ポイントは、手順3のタオル詰めを丁寧にやることです。ここが甘いとマットを敷いても段差を拾ってしまい、寝心地が悪くなります。バスタオルを2〜3枚重ねて畳み、段差部分にしっかり押し込んでください。
マット選びで迷っている方は、RAV4専用モデルを車中泊マットの比較記事で詳しく紹介しています。
車中泊を快適にするグッズの選び方
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- RAV4 50系・60系への適合が確認済み(メーカー適合表または実装報告あり)
- Amazonで購入可能かつ在庫が安定(Prime対応を優先)
- 税込6,000〜26,000円の価格帯(ベッドキットは別枠で紹介)
- 車中泊マットは厚さ10cm以上(段差解消に必要な最低ライン)
- シェードは車種専用設計(汎用品は隙間から光が漏れるため除外)
車中泊マットのおすすめ3選
車中泊の快適さを左右するのがマット選びです。RAV4の荷室形状に合わせた専用品なら、隅々までフィットして隙間ができません。ここでは、専用設計品と汎用品をそれぞれ紹介します。
セルタン 車中泊フラットマットレス RAV4専用
セルタンは国内ソファメーカーで、ウレタンの品質に定評があります。装着してみると、荷室の段差をしっかり吸収してくれるのが体感できます。折りたたみ式なので、使わないときはラゲッジの隅にコンパクトに収納できます。
日本製という安心感に加え、RAV4の荷室形状に合わせたカッティングが施されています。荷室の端までぴったりフィットするため、寝ている間にマットがずれるストレスがありません。ウレタンの反発力が適度で、長時間横になっても体が沈み込みすぎない点が特徴です。
Levolva スマート車中泊マットDX
Levolvaはカー用品専門ブランドで、車種ごとの専用設計にこだわっています。オーナーの声では、マットの硬さがちょうどよく、一晩寝ても腰が痛くならないという評価が多いです。
表面素材は汚れに強いPVCレザーを採用しており、飲み物をこぼしてもサッと拭き取れます。アウトドアで使う車中泊マットとしては、メンテナンスのしやすさも見落とせないポイントです。セルタンより約1,600円高いですが、耐久性と手入れのしやすさを重視するなら候補に入れて損はありません。
QYMY エアーマット(汎用タイプ)
汎用品のため荷室の端に隙間ができる場合がありますが、6,000円以下で購入できるコスパの良さが魅力です。電動ポンプが付属しており、膨らませる作業時間は約3分で済みます。
エアーマットは空気の量で硬さを調整できるのが利点です。硬めが好みなら空気を多めに、柔らかめが好みなら少なめに入れることで、自分好みの寝心地に仕上がります。初めて車中泊を試す方が、まず手軽にスタートするのに向いた価格帯です。
汎用品を選ぶ際のポイントは、マットの幅がRAV4の荷室幅(最小1,000mm)に収まるかどうかです。幅が大きすぎるとホイールハウス部分で折れ曲がり、寝心地が悪くなります。購入前に商品の展開サイズを確認しておくと失敗を防げます。
遮光シェードのおすすめ2選
車中泊ではプライバシー確保と遮光が欠かせません。RAV4専用のシェードなら、窓の形状にぴったり合うため光漏れが少なくなります。道の駅やSA/PAでの仮眠でも、外からの視線を気にせず休めます。
趣味職人 シームレスライト RAV4 50系専用
趣味職人は遮光シェード専門メーカーとして知名度が高く、フィッティング精度に定評があります。取り付けの際に注意したいのは、窓枠の溝にしっかりはめ込むことです。浮きがあると遮光性が落ちるため、端から順に押さえていくのがコツです。
全窓分がセットになっているため、別々に買い揃える手間がかかりません。収納ポーチも付属しており、使わないときはグローブボックスに入れておけます。夏場の駐車時にも日除けとして活躍するため、車中泊以外の場面でも出番があります。
Cartist RAV4 50系 フルセット
Cartistは5層構造で断熱性にも優れており、夏場の車内温度上昇を抑える働きがあります。吸盤式なので、窓に押し当てるだけで固定できます。趣味職人と比べて約3,500円安く、予算を抑えたい方に向いています。
ただし、吸盤式は経年劣化で吸着力が落ちることがあります。予備の吸盤を数個ストックしておくと安心です。遮光性能自体は十分で、真夏の日差しの下でも車内が暗くなることを実感できます。
2つの製品を比べると、フィッティング精度を重視するなら趣味職人、コストを抑えたいならCartistという選び分けになります。どちらも全窓セットのため、追加購入の必要がない点は共通しています。
隙間埋め・その他の便利グッズ
マットとシェード以外にも、車中泊の快適さを底上げするグッズがあります。必須ではありませんが、あると便利なアイテムをまとめました。
隙間パッド・段差解消クッション
前席と後席の間にできる隙間は、車中泊の快適さを下げる原因の一つです。専用の隙間パッドを使うと、マットのズレ防止にもなります。
ブランケットやバスタオルを丸めて詰めるだけでも代用できます。予算をかけずに始めたい方は、まず手持ちのタオル類で試してみてください。
ポータブル電源
スマートフォンの充電やLEDランタンの電源として、ポータブル電源があると安心です。冬場に電気毛布を使いたい場合は、容量500Wh以上のモデルを選ぶのが目安になります。RAV4にはUSB端子やアクセサリーコンセント(メーカーオプション)が装備されていますが、エンジン停止中は使えないため、ポータブル電源を別途用意しておくと安心です。
一酸化炭素チェッカー
就寝中にエンジンをかけたまま寝てしまうリスクに備え、一酸化炭素チェッカーの携帯を強く推奨します。価格は2,000〜4,000円程度で、命を守る装備として費用対効果が非常に高いアイテムです。電池式でコンパクトなため、グローブボックスに常備しておけます。
LEDランタン
車内照明は車中泊の雰囲気づくりにも関わります。RAV4のルームランプだけでは明るさが足りないため、調光機能付きのLEDランタンがあると便利です。就寝前の読書やスマートフォン操作に適した暖色モードがあるタイプを選ぶと、目への負担が軽減されます。充電式なら繰り返し使えてゴミも出ません。明るさは100〜300ルーメン程度あれば車内で十分です。
不向きなケースと購入前の注意点
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介したグッズがそのまま使えない可能性があります。
- RAV4 PHEV(プラグインハイブリッド)オーナーの方 — PHEVモデルはバッテリー搭載により荷室の床面形状が一部異なります。マットのフィット感に差が出る場合があるため、購入前にメーカーの適合表で型式を確認してください。
- 60系(2025年12月〜)の専用品を探している方 — 現時点では50系専用設計のマットやシェードが大半です。60系はボディサイズがほぼ同等のため流用できる可能性がありますが、メーカーの60系対応表記を待つのが確実です。
- エンジンをかけたまま就寝を考えている方 — 一酸化炭素中毒のリスクがあり、就寝中のアイドリングは命に関わります。冬場の暖房はポータブル電源と電気毛布の組み合わせで対応してください。
- 身長185cm以上の方 — 荷室奥行き1,880mmのため、足を完全に伸ばすと窮屈になります。斜め寝や、フロントシートを最前方にスライドさせるなどの工夫が必要です。
よくある質問
Q1. RAV4で大人2人が快適に車中泊できますか?
後席を倒すと奥行き約1,880mm、最大幅約1,355mmの空間が生まれます。身長170cm台までの方であれば2人で並んで寝られます。ただしホイールハウス付近は幅が約1,000mmに狭まるため、互い違いの向きで寝ると肩幅の干渉を避けられます。
Q2. デッキボードの上段・下段はどちらに設定すればよいですか?
車中泊では上段に設定してください。上段にすると後席を倒したときの段差が小さくなり、フラットに近い状態を作れます。下段は高さのある荷物を積むときに便利ですが、車中泊には向いていません。
Q3. 50系用のマットやシェードは60系にも使えますか?
60系はボディサイズが50系とほぼ同等(全長4,600mm、全幅1,855mm)です。荷室の基本寸法も大きく変わらないため、流用できる可能性は高いです。ただし細部の形状が異なる場合があるため、メーカーが60系対応を正式に表記してから購入する方が安心です。
Q4. 車中泊に必要な最低限のグッズは何ですか?
最低限揃えたいのは「車中泊マット」「遮光シェード」「寝袋(またはブランケット)」の3点です。この3つがあれば、春〜秋の車中泊は十分に対応できます。冬場はポータブル電源と電気毛布を追加すると快適さが大きく変わります。
Q5. RAV4での車中泊に適した駐車スポットはどこですか?
道の駅、高速道路のSA/PA、RVパークが代表的な車中泊スポットです。道の駅は無料で利用できますが、長期滞在や調理行為が禁止されている場所もあります。RVパークは有料(1泊1,000〜3,000円程度)ですが、電源や水道が使える施設が多く、車中泊初心者にも利用しやすい環境が整っています。事前にネット予約に対応している施設もあるため、繁忙期は早めの予約をおすすめします。
まとめ
RAV4 60系は荷室の広さとフラット化のしやすさから、SUVの中でも車中泊に適した車種です。段差解消用の専用マットと遮光シェードの2つを揃えるだけで、車中泊の快適さが大きく変わります。
1人なら片側倒しの荷物分離レイアウト、2人なら全面フラットの互い違いレイアウトが配置パターンの基本形です。まずは手持ちのブランケットで段差を埋める簡易的な方法から試し、必要に応じて専用マットやベッドキットへステップアップしていくのが無駄のない進め方です。
グッズの優先順位としては、まず車中泊マットを用意し、次に遮光シェード、その後にポータブル電源や寝袋を揃えていくと段階的に快適さが向上します。すべてを一度に購入する必要はないので、実際に車中泊を体験しながら不足しているものを追加していく方法が実用的です。
車中泊の準備を整えたら、RAV4のラゲッジスペースをさらに有効活用する方法もチェックしてみてください。

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