インプレッサGUのバルブ型番早見表|交換可は5か所だけ

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

夜のバック駐車で後ろが見えにくい、ウインカーの色味を前後でそろえたい——そう思ってカー用品店の棚に立つと、インプレッサGU系に該当する型番がなかなか見つかりません。2023年4月に登場した現行のGU系は灯火の大半が純正LEDで、バルブという形で単体購入できる箇所が5つしかないためです。バルブメーカーの適合表とスバル公式の装備情報を突き合わせ、その5か所の規格と、手を出せない箇所の見分け方を1枚の表に整理しました。

目次

GU系インプレッサの灯火バルブ規格一覧

バルブメーカー2社の適合表(fcl/LIGHT COLLECTION)は、GU系を「LED仕様車」として登録しています。適用範囲はfclが令和5年3月〜、LIGHT COLLECTIONが令和5年4月〜で、いずれも2023年4月発売の現行型を指します。両表の内容は一致しており、突き合わせた結果が次のとおりです。

灯火の位置 バルブ規格 交換
ヘッドライト ロービーム 純正LED一体 不可
ヘッドライト ハイビーム 純正LED一体 不可
フロントフォグランプ 純正LED一体(装着車のみ) 不可
ポジションランプ(車幅灯) T10
フロントウインカー T20 ピンチ部違い
サイドウインカー 設定なし(ドアミラー一体) 不可
リアウインカー T20 ピンチ部違い
テール&ストップランプ 純正LED一体 不可
ハイマウントストップランプ 純正LED一体 不可
バックランプ T16
ナンバー灯(ライセンスランプ) T10
ルームランプ 適合表に規格の設定なし 現車確認

単体のバルブとして買えるのは、ポジション・フロントウインカー・リアウインカー・バックランプ・ナンバー灯の5か所だけです。しかも使う規格はT10・T16・T20ピンチ部違いの3種類しかありません。この3つを控えておけば、GU系で手を入れられる灯火はすべて足ります。

交換できる3つの規格(T10・T16・T20ピンチ部違い)

3つの規格は名前が似ていますが、互いに互換性はありません。ソケットに挿さらない、あるいは挿さっても点かないという結果になるため、購入前に「どの位置に何を買うのか」を分けて考えます。

T10|ポジションランプとナンバー灯

T10はガラス管の直径がおよそ10mmのウェッジ球です。GU系ではポジションランプ(車幅灯)とナンバー灯の2か所に入っています。どちらも保安基準で白色と定められている灯火なので、青みの強い製品や色温度を上げすぎた製品を選ぶと、白色と判定されないことがあります。

明るさの数値だけで選ぶと、ポジションが眩しくなりすぎて純正LEDヘッドライトとの一体感を損ないます。白色系でそろえておくと、ヘッドライトと並んだときに色が浮きません。ナンバー灯は光がプレートに反射して見えるため、拡散型のほうがムラなく照らせます。

T16|バックランプ

バックランプはGU系で唯一のT16です。T16はT20と口金の見た目が近く、通販の写真だけでは判別しづらいのですが、ガラス管も口金も細いT16のソケットに、T20のバルブは物理的に入りません。まとめ買いのときに数量だけ合わせて規格を取り違えると、そのまま返品になります。

純正でT16のバルブが入っているということは、この位置だけはLED一体式ではなくフィラメント球という意味です。GU系のリアまわりで体感差が出やすいのはここで、電球色の光を白色に替えると夜間の後方視認性が変わります。後退灯は保安基準で白色と定められているため、電球色や青白い製品は選択肢から外します。点灯時間が短く放熱条件の厳しい場所なので、極端に高出力な製品より放熱設計の素直なものが長持ちします。

T20 ピンチ部違い|フロント/リアウインカー

前後のウインカーはどちらもT20の「ピンチ部違い」です。ピンチ部とは口金の根元にある突起のことで、標準のT20とは突起の位置がずれています。標準のT20を買うとソケットに収まらないため、商品名に「ピンチ部違い」の表記があるものを選びます

ウインカーはシングル球(1系統)で、ブレーキランプのようなダブル球(2系統)とは別物です。GU系はテール・ストップが純正LEDなので、そもそもダブル球を買う場面がありません。色は保安基準で橙色(アンバー)と決まっており、点灯したときに橙色に見えることが条件になります。バルブ自体が白色でアンバーレンズを組み合わせる製品でも、点灯色が橙色であれば要件を満たします。

純正LEDで交換できない箇所とその理由

GU系は全車がLEDヘッドランプを備え、後方の灯火もLED化されています。適合表で「LED」または「設定なし」と書かれている箇所は、灯体の内部に基板が組み込まれていて、バルブを引き抜くという構造そのものがありません。

ヘッドライトとフォグランプ

ヘッドライトはロー・ハイともLEDです。スバル公式のグレード一覧では、ベースのSTがLEDハイ&ロービームランプ、ST Smart Edition以上のガソリン車とST-G以上のe-BOXER車が、フルLEDハイ&ロービームランプにステアリング連動ヘッドランプとコーナリングランプを組み合わせた構成になっています。明るさに不満があってもバルブ交換という手段はなく、対応はユニットごとの交換に限られます。HIDバルブに替える、ハロゲンからLEDへ替えるといった従来型のカスタムは、GU系では成立しません。

フロントフォグランプも純正LEDです。こちらはグレードによって装着そのものがないため、バルブを探す前に自分の車に付いているかどうかを見るところから始まります。

テール・ストップ・ハイマウント

テール&ストップランプとハイマウントストップランプは、適合表でどちらもLEDと記載されています。リアまわりでバルブとして残っているのはバックランプ(T16)とリアウインカー(T20ピンチ部違い)の2か所だけで、テールレンズを外してもストップランプ用のソケットは出てきません

サイドウインカーも独立した灯体ではなくドアミラーに組み込まれており、適合表では設定なしの扱いです。ミラー一体式のウインカーは灯体ごとの部品交換になるため、バルブ規格を探しても行き当たりません。GU系のリアは「バックランプとウインカーの2か所だけが自分で触れる」と覚えておくと、無駄な分解を避けられます。

対象になる型式とグレードの違い

GU系は2023年4月発売で、型式は4つに分かれます。ただし灯火のバルブ規格はどの型式でも共通です。実際の分かれ目になるのは型式ではなくグレードのほうで、特にフォグランプの有無が変わります。

ガソリン車:3BA-GU6/3BA-GU7

排気量1995ccのガソリンエンジン車で、3BA-GU6が前輪駆動、3BA-GU7がフルタイム4WDです。変速機はいずれもCVT。グレードはST、ST Smart Edition、ST Black Selection、ST Style Edition、ST STI Performance Edition、ST STI Performance Edition PLUSが用意されています。

e-BOXER車:5AA-GUD/5AA-GUE

同じ1995ccにモーターを組み合わせたe-BOXER車が、5AA-GUD(前輪駆動)と5AA-GUE(フルタイム4WD)です。グレードはST-G、ST-H、ST-H Style Edition、ST-H STI Performance Edition、ST-H STI Performance Edition PLUS。車検証の型式欄がGU6・GU7・GUD・GUEのどれであっても、T10・T16・T20ピンチ部違いという組み合わせは変わりません。型式よりもグレード名を控えて店頭に向かうほうが話が早く進みます。

グレードでフォグランプの有無が変わる

スバル公式のグレード一覧によると、LEDフロントフォグランプが標準装備になるのはST Smart Edition以上のガソリン車と、ST-G以上のe-BOXER車です。ST-H以上ではブラック塗装の加飾が付いた仕様になります。ベースのSTにはフロントフォグランプの設定がないため、バルブが見つからないのではなく灯体そのものが付いていないというケースがあり得ます。フロントバンパーの開口部を覗いてレンズの有無を見れば、その場で判別できます。

車検で問われる灯火の色と点滅回数

社外バルブに替えるとき、明るさより先に見られるのが色と点滅の条件です。保安基準の規定は灯火ごとに決まっていて、GU系で交換できる5か所はすべてこの規定の対象になります。

灯火ごとに決められた色

自動車点検整備推進協議会がまとめた灯火類の保安基準では、方向指示器は橙色、番号灯は白色、後退灯は白色、車幅灯は白色と定められています。GU系で交換できる5か所に当てはめると、ウインカー2系統が橙色、ポジション・バックランプ・ナンバー灯の3か所が白色という色分けになります。

色温度に明確な上限値が定められているわけではなく、見た目が白色かどうかで判断されます。青みが強すぎて白色に見えない製品は指摘の対象になり得るため、極端な色を狙わないほうが検査で困りません。

ウインカーをLED化したときのハイフラ

方向指示器は、点滅回数が毎分60回以上120回以下と定められています。純正の電球からLEDに替えると消費電力が下がり、車両側が球切れと判断して点滅を速める、いわゆるハイフラッシャー(ハイフラ)が起こります。この状態は毎分120回を超えることがあり、そのままでは保安基準を満たしません

対策は、抵抗を組み込んだキャンセラー内蔵タイプのLEDバルブを選ぶか、ハイフラ防止抵抗を別途追加するかの二択です。前後を両方替えるなら左右2か所ずつ、合計4個が対象になる点も見落としやすいところです。片側だけ替えて様子を見る、という進め方だと点滅が不揃いになります。

買う前に現車で確かめたいこと

適合表には、年式・型式・タイプが一致していても特別仕様車などの条件で内容が異なる場合がある、という注記が付いています。触れる箇所が5つしかないぶん、買い直しの手間は避けたいところです。

ソケットの向きとピンチ部

T20ピンチ部違いと標準T20の差は、口金の突起位置だけです。純正バルブを引き抜いて突起の位置を目で見れば、その場で判別できます。通販サイトの商品名に「ピンチ部違い」または「ピンチ部違い対応」の記載があるかどうかが、そのまま適合の可否になります。両対応をうたう製品もあるので、表記を読み飛ばさないようにします。

ルームランプは適合表に規格の設定がない

バルブメーカー2社の適合表は、GU系のルームランプ(フロント・ミドル・リア)を「設定なし」として規格を載せていません。室内灯を替えるときは口金規格から選ぶのではなく、車種専用設計のセット品を選ぶか、現車でバルブを抜いて実物を確認する流れになります。適合表に載っていない箇所を推測で買うと、サイズ違いで返品という結果になりがちです。

特別仕様車と年次改良は現車が正

GU系は発売後にグレードの追加や年次改良が入っています。灯火のバルブ規格は共通ですが、フォグランプの装着有無のように装備側が動く部分はあります。適合表とグレード表で当たりを付けたうえで、最終的には現車のバルブを1本抜いて確認するのが、いちばん間違いのない手順です。

よくある質問

インプレッサGUのヘッドライトはバルブ交換できますか

できません。GU系はロービーム・ハイビームともLEDユニットで、バルブメーカーの適合表にもLEDまたは設定なしと記載され、対応製品が存在しません。明るさを変えたい場合はユニット単位の交換になります。

バックランプのT16にT20のバルブは付きますか

付きません。T16とT20は口金の幅が異なり、T16のソケットにT20は物理的に入りません。GU系ではバックランプがT16、ウインカーがT20ピンチ部違いと規格が分かれているため、まとめて買うときは位置と規格の対応を確認します。

ウインカーをLEDに替えるとハイフラになりますか

多くの場合なります。LEDは電球より消費電力が小さく、車両が球切れと判断して点滅を速めるためです。保安基準では毎分60回以上120回以下と決められているので、抵抗内蔵タイプを選ぶか、ハイフラ防止抵抗を追加して対応します。

ポジションランプとナンバー灯は同じT10でそろえられますか

規格はどちらもT10で、色も白色指定という点で共通です。ただしポジションは前方から、ナンバー灯はプレートへの反射で見えるため、同じ製品でそろえると片方が明るすぎたり暗すぎたりすることがあります。まとめて替えるなら、点灯後に前後の見え方を確認してから決めます。

まとめ:GU系は3規格・5か所で足りる

インプレッサGU系(3BA-GU6/3BA-GU7/5AA-GUD/5AA-GUE)は灯火の大半が純正LEDで、バルブとして交換できるのはポジション(T10)、フロントウインカー(T20ピンチ部違い)、リアウインカー(T20ピンチ部違い)、バックランプ(T16)、ナンバー灯(T10)の5か所です。必要な規格はT10・T16・T20ピンチ部違いの3種類だけなので、この3つを控えて買い物に行けば、棚の前で悩む時間はほとんどなくなります。

ヘッドライト、フォグランプ、テール&ストップ、ハイマウントストップはLED一体で、バルブが存在しません。フォグはグレードによって装着自体がないため、ベースのSTに乗っているなら灯体の有無から確認します。交換するときは色(ウインカーは橙色、残る3か所は白色)と、ウインカーの点滅回数(毎分60〜120回)という保安基準の条件を外さないことが、車検で困らない近道になります。

関連するおすすめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次