ムラーノ PNZ51 サンシェード おすすめ4選

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通販でムラーノ用のサンシェードを探しても、PNZ51と単独で書かれた製品はまず出てこない。そこで自分の型式向けは無いと判断し、寸法だけで合わせる汎用品に流れてしまうのが、この車種で起きやすい選び間違いだ。ムラーノ向けのサンシェードは、販売元がZ51型を「TZ51/TNZ51/PNZ51型」と3型式まとめて適合表記するのが共通の書き方になっていて、この表記があればPNZ51は対象に含まれる。気をつけるべきなのは型式の枝分かれではなく、先代Z50型との取り違えのほうだ。

目次

PNZ51に使える4製品を役割で振り分ける

Z51型ムラーノに適合表記のあるサンシェードは、フロントガラス用(折り畳み式・巻き取り式・厚手の専用設計)と、後席まわりのメッシュカーテンに大きく分かれる。まず買うならフロントガラス用の1枚で、後席用はその後に足す追加装備だと考えていい。

製品 タイプ 覆う範囲 実売価格(確認時点)
WYYUE 車ロールサンシェード 巻き取り式 フロント 2,279円
NBVNBV フロント用サンシェード 折り畳み式 フロント 3,600円
NBVNBV フロントサンシェード 2層構造 折り畳み式・厚手 フロント 3,800円
確実車匠 マグネット式メッシュカーテン メッシュ・後列1枚 サイド・リア 3,699円

価格はいずれもAmazonでの確認時点の実売価格で、変動する前提で見てほしい。毎日出し入れする手間を最優先するなら巻き取り式、標準的な1枚めとして選ぶなら折り畳み式、駐車時間が長く直射面をしっかり覆いたいなら厚手の専用設計、後席の日差しを別に何とかしたいならメッシュカーテンという振り分けになる。

WYYUE 車ロールサンシェード ムラーノ Z51型(TZ51/TNZ51/PNZ51)08-15年 幅調整可能

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NBVNBV フロント用サンシェード ムラーノ Z51型(TZ51/TNZ51/PNZ51)08年-15年 折り畳み式

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下がるのは空気ではなくダッシュボードの温度

JAFが行った真夏の車内温度のユーザーテストでは、2012年8月22日と23日、外気温35℃のもとで正午から4時間、ミニバンを使って計測している。ムラーノでの測定ではないが、サンシェードが何に効く道具なのかを知る材料にはなる。

条件 車内最高 車内平均 ダッシュボード最高
無対策(白) 52℃ 47℃ 74℃
無対策(黒) 57℃ 51℃ 79℃
サンシェード装着 50℃ 45℃ 52℃
窓を3cm開ける 45℃ 42℃ 75℃
エアコン作動 27℃ 26℃ 61℃

白の無対策時と比べると、ダッシュボードの最高温度は22℃下がった一方、車内の空気温度の差は最高・平均とも2℃にとどまる。同テストを行った団体自身も、サンシェードや窓開けでは温度抑制の効果は低く車内温度の上昇を防ぐことはできないと結論づけていて、人やペットを車内に残す理由にはならない。

つまりサンシェードの値打ちは車内を冷やすことではなく、直射日光が当たる面を守ることにある。ダッシュボード・ハンドル・シート表皮の保護を目的に据えると、覆える範囲の広さ・固定の確実さ・出し入れの手間という3つの基準が自然に決まる。生産終了から年数が経ったZ51型ほど、この差が内装の色あせに積み上がっていく。

確認するのは車検証の型式欄1か所だけ

Z51型ムラーノは、TZ51(2.5L・前輪駆動)、TNZ51(2.5L・4WD)、PNZ51(3.5L・4WD)の3型式で構成される。PNZ51はV型6気筒のVQ35DE(総排気量3,498cc・最高出力260馬力)を積むフルタイム4WDで、変速機はCVT、乗車定員5名の5ドアだ。ただし駆動方式も排気量も窓の形には関係しないため、サンシェード選びで型式の枝分かれを気にする必要はない。

実際に注意が要るのは世代のほうだ。Z51型の取り扱い期間は2008年9月から2015年3月で、先代のZ50型は2004年9月から2008年9月まで。切り替わりの年に当たる2008年式は、年式だけでどちらか判別できない。車検証の「型式」欄がTZ51・TNZ51・PNZ51のいずれかならZ51型で、Z51型向けと書かれた製品がZ50型に合う保証はない。中古で手に入れた個体なら、注文前にこの1行だけ見ておけばいい。

選び分けの4つの見方

覆う範囲

フロントガラス用の1枚は、ダッシュボード・ハンドル・前席まわりの直射面をまとめて守れるので、最初の1枚として効果が分かりやすい。サイドガラス用やリアウィンドウ用は後席の日差しや車中泊時の目隠しに効く追加装備で、フロント用の代わりにはならない。

固定方式

サンバイザーで上端を挟み込む方式は保持が確実で、面積の大きいフロントガラスでもずり落ちにくい。吸盤式は安価だが夏場の高温でガラス面から外れることがある。マグネット式はガラス周囲の金属面に貼るもので着脱が速く、静電気で貼り付くタイプは跡が残りにくい代わりに保持力が弱い。

展開と収納

折り畳み式は畳んだときに薄くなるが、元の形に戻す畳み方に慣れが要る。巻き取り式は引き出して戻すだけなので、毎日使う人の手間が小さい。傘型は展開と収納が速い一方、車種専用形状ではなく寸法で合わせる製品が多い。

素材の性格

アルミ蒸着や多層構造の生地は光を通さない作りで、駐車中の直射面の保護に向く。メッシュ生地は光を落としつつ空気を通すので、窓を開けた状態での日差し対策や虫の侵入対策に使われる。遮光が目的か通気が目的かで、選ぶ側が変わる。

中古車カタログの型式別スペックによると、Z51型のボディ寸法は全長4,825〜4,845mm、全幅1,885〜1,895mm、全高1,700〜1,730mmで、PNZ51の350XV FOURは全長4,845mm×全幅1,885mm×全高1,730mm、ホイールベース2,825mm、車両重量1,840kg。国産SUVとしては大柄な部類で、フロントガラスの面積も相応にある。寸法だけで合わせる汎用品では端が余ったり隅まで届かなかったりしやすいので、車種名と型式で適合が書かれた製品のほうが扱いやすい。同じ日産のSUVでの考え方は

も参考になる。

4製品の販売元記載仕様を突き合わせる

以下は販売元の製品仕様表記に基づく整理で、遮光率やUVカット率といった効果に関する表記はいずれも販売元の自社表記だ。第三者機関が測った値ではないので、製品同士を比べる材料として読んでほしい。適合年式の書き方も製品ごとに幅があり、「08年-15年」「2008年-2015年」「2008年1月~2015年4月」が混在するが、いずれもZ51型の取り扱い期間全体を指している。

WYYUE 車ロールサンシェード(2,279円)

Z51型(TZ51/TNZ51/PNZ51型)の08-15年に適合すると表記されたロール式で、幅を調整できるとされている。4製品のなかでは最も安く、出し入れの手間が最小になるのがこのタイプ。使う頻度が高い人ほど向く。

NBVNBV フロント用サンシェード(3,600円)

Z51型(TZ51/TNZ51/PNZ51型)の08年-15年と互換性があると表記された折り畳み式で、UVカットをうたう。フロント1枚めとして標準的な選択で、畳み方さえ覚えれば薄く収まる。

NBVNBV フロントサンシェード 2層構造(3,800円)

Z51型(TZ51/TNZ51/PNZ51型)の2008年-2015年に適合する専用設計で、2層構造の厚手と表記されている。4製品で最も高いが、遮光側に振った作りで、屋外駐車の時間が長い使い方に合う。

NBVNBV フロントサンシェード ムラーノ Z51型(TZ51/TNZ51/PNZ51)2008年-2015年 専用設計2層構造

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確実車匠 マグネット式メッシュカーテン 後列1枚(3,699円)

ムラーノ Z51型の2008年1月~2015年4月に対応すると表記されたサイドガラス・リアウィンドウ用で、UVカット・遮光・断熱・防蚊をうたう。後列1枚のほかに前2枚・三角窓2枚の設定もある。フロント用と役割が違うので、置き換えではなく足し算で考えたい。

確実車匠 マグネット式メッシュカーテン ムラーノ Z51型 後列1枚 サイド・リアウィンドウ用

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走り出す前に外す道具として選ぶ

道路運送車両の保安基準第29条では、第3項が自動車の前面ガラス及び側面ガラス(告示で定める部分を除く)について運転者の視野を妨げないものであることを求め、第4項が整備命令標章・臨時検査合格標章・検査標章・保安基準適合標章・自賠責の保険標章や共済標章などを限定列挙したうえで、それ以外のものを装着・貼り付け・塗装・刻印してはならないと定めている。サンシェードはこの列挙に入っていない。

県警が出している交通安全情報でも、運転席等の窓ガラスをサンシェードやカーテン、タオルなどで覆った状態で運転する行為の取り締まりを行っているとして、視界が妨げられて右左折時に歩行者を巻き込むなど重大事故につながるおそれがあると注意を呼びかけている。サンシェードは駐車中に使い、走り出す前に必ず外す。後席まわりのメッシュ製品についても、条文で除外される窓の範囲までは確認できていないため、走行中に付けたまま使う前提では選ばないほうがいい。

取り付けと毎日の出し入れ

フロント用サンシェードの取り付けは4段階で済む。ルームミラーやドライブレコーダー本体に当たらない向きで広げ、ガラス面に当てて左右の端を合わせ、上端を左右のサンバイザーで挟んで押さえ、下端をダッシュボードに載せて隙間を詰める。外すときは逆順に、サンバイザーを戻してから引き抜く。

続けられるかどうかを決めるのは、実は収納のほうだ。折り畳み式は畳み方を一度覚えれば薄く収まり、巻き取り式は戻すだけで済む。外したあとの置き場を助手席足元か荷室と決めておくと、外し忘れも起きにくい。後席にマグネット式のメッシュカーテンを足す場合も同じで、駐車中に使って走る前に外す運用に揃えておく。車中泊で使うなら

も合わせて読んでおくと、必要な枚数の見当がつく。

よくある質問

TZ51やTNZ51と書かれた製品はPNZ51にも使えますか

ムラーノ向けサンシェードは、販売元が「TZ51/TNZ51/PNZ51型」と3型式まとめて適合表記するのが共通の書き方で、この表記があればPNZ51も対象に含まれる。PNZ51と単独で書かれた製品を探す必要はない。

サンシェードを付けておけば車内は涼しくなりますか

前掲の実測では、装着しても車内の空気温度の差は2℃程度にとどまった。下がるのはダッシュボードなど直射日光が当たる面の温度で、内装の保護が主な役目だと考えてほしい。

運転中に付けたままでも大丈夫ですか

保安基準の装着物の制限に触れるうえ、実際に取り締まりの対象にもなっている。商品説明に日常運転に対応する趣旨の表記があっても、走行中の使用を前提には選ばないこと。

純正やディーラーオプションのサンシェードは今も買えますか

Z51型は生産終了から年数が経っており、純正部品やディーラーオプションが現在も入手できるかは今回確認していない。必要なら販売店に在庫と設定の有無を問い合わせてほしい。今回比較した市販品は、いずれも確認時点では在庫があった。

汎用サイズの製品ではだめですか

使えないわけではないが、Z51型はフロントガラスの面積が大きく、寸法合わせだと端が余ったり隅に届かなかったりしやすい。車種名で適合表記された製品のほうが隙間ができにくい。同じ日産のコンパクトSUVでの選び方は

、後席まで含めて揃える場合の考え方は

が参考になる。

まとめ

PNZ51のサンシェード選びで押さえる点は2つに畳める。適合はZ51型の一括表記で選べばよく、確認は車検証で型式と初度登録年月を見るところから始める。効果のほうは、守るのは車内の空気ではなく直射日光が当たる面だと捉えておく。

そのうえで、出し入れの手軽さを取るならWYYUEの巻き取り式、標準的な1枚めならNBVNBVの折り畳み式、遮光の厚みを取るならNBVNBVの2層構造、後席の日差しを別に抑えたいなら確実車匠のメッシュカーテンという振り分けになる。どれを選んでも、走り出す前に外すところまでが使い方だ。型式ごとに適合が分かれる車種での選び方は

も見ておくといい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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