【アウトランダーPHEV】LED交換の手順と交換箇所|バルブ規格一覧【GN0W対応】

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更新日:2026年4月

対象車種アウトランダーPHEV(GG2W / GN0W)
GG2W前期 交換可能D4S(ロービーム)・HB3(ハイビーム)・H11(フォグ)・T10(ポジション)
GN0W 交換可能T10(ルームランプ)・T16(バック)・T20(ウィンカー)
作業時間目安1箇所あたり10〜30分(DIY)

アウトランダーPHEVのヘッドライトやフォグランプをLED化したいと考えるオーナーは多い。しかし世代によってバルブ型式が異なるため、適合を間違えると取り付けできない。この記事では世代別の適合表と各箇所のLED交換手順を解説する。

アウトランダーPHEVのバルブ適合表【世代別】

アウトランダーPHEVは大きく2世代に分かれる。GG2W型(2012年12月〜2021年11月)とGN0W型(2021年12月〜)で、バルブ規格が大幅に変わった。

GG2W型(2012年〜2021年)の適合表

GG2W型は前期がHID仕様、後期がLED仕様となる。前期型の各バルブ型式は以下のとおり。

箇所バルブ型式定格
ロービームD4S(HID)42V 35W
ハイビームHB3(9005)12V 65W
フォグランプH1112V 55W
ポジションランプT1012V 5W
フロントウィンカーS25ピン角12V 21W
リアウィンカーS25ピン角12V 21W
バックランプT2012V 21W
ライセンスランプT1012V 5W
ルームランプ(前・中・後)T10×3112V 8W

GG2W後期型(2015年7月〜)はヘッドライト・フォグ・ポジションがLED一体型に変更されており、バルブ単体の交換はできない。

GN0W型(2021年12月〜)の適合表

GN0W型はヘッドライト・フォグ・ポジションがすべてLED一体型となった。交換可能なバルブは以下に限られる。

箇所バルブ型式備考
ロービームLED一体型交換不可
ハイビームLED一体型交換不可
フォグランプLED一体型ユニット交換で対応可
バックランプT1612V 16W
リアウィンカーT20ピンチ部違い12V 21W
ルームランプ(前・中・後)T1012V 5W

ルームランプのLED化はアウトランダーPHEV LEDルームランプの記事で詳しく解説している。

ヘッドライト(ロービーム)のLED化手順【GG2W前期】

GG2W前期型はHID(D4S)仕様のため、D4S互換LEDバルブへの交換が可能だ。純正HIDバーナーを取り外してLEDバルブをそのまま装着する「ポン付け」方式が主流となっている。

必要な工具

作業に必要な工具は以下の3点だ。

  • 10mmソケットレンチ(バッテリーターミナル取り外し用)
  • 養生テープ(ボディ保護用)
  • ウエス(レンズ・バルブ保護用)

交換手順

手順1: バッテリーのマイナス端子を外す

HIDは高電圧回路を使用するため、作業前にバッテリーのマイナス端子を外す。感電防止の重要な工程だ。

手順2: ヘッドライト裏のカバーを外す

ボンネットを開け、ヘッドライト裏側の防水カバーを反時計回りに回して取り外す。GG2Wは作業スペースが比較的広く、手が入りやすい構造になっている。

手順3: 純正HIDバーナーを取り外す

バーナー固定用のロックリングを反時計回りに回してロックを解除する。コネクターを引き抜き、バーナーをまっすぐ手前に引き出す。ガラス管には素手で触れないよう注意が必要だ。

手順4: LEDバルブを取り付ける

D4S互換LEDバルブを灯体に差し込み、ロックリングを時計回りに回して固定する。配線レスタイプなら追加の配線作業は不要だ。防水カバーとの干渉がないか確認する。

手順5: 点灯確認と光軸調整

バッテリーを接続して点灯を確認する。左右で色味や明るさに差がないかチェックする。LED化後は光軸がずれることがあるため、壁面照射テストまたはテスター調整を推奨する。

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製品名価格(税込)特徴
HID屋 D4S LED 20200cd10,680円国内メーカー、高カンデラで車検対応実績が豊富
SUPAREE D4S LED 18000lm8,680円配線レス設計、キャンセラー内蔵で取り付けが容易
Briteye D4S LED 6500K4,980円二重赤銅基盤で放熱に優れ、コスト面でも有利

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ハイビームのLED交換手順【HB3】

HB3バルブはハロゲン仕様のため、LED化の効果が大きい箇所だ。消費電力は65Wから約30Wに半減し、明るさは約3〜5倍に向上する。

交換手順

手順1: ボンネットを開け、ハイビーム裏の防水カバーを外す。

手順2: コネクターを引き抜き、バルブを反時計回りに約30度回してロックを解除する。

手順3: LEDバルブを差し込み、時計回りに回してロックする。HB3はツメの位置が決まっているため、向きを合わせて挿入する。

手順4: コネクターを接続し、防水カバーを戻す。ファン付きバルブの場合はカバーとの干渉を確認する。

おすすめHB3 LEDバルブ

製品名価格(税込)特徴
Briteye HB3 LED 6500K2,780円ファンレス設計でコンパクト、防水カバーに干渉しにくい
SUPAREE HB3 LED 14000lm3,460円ハロゲンより小型の一体型設計、ファンレスで静音
Marsauto HB3 LED 28000LM3,580円ハロゲンサイズで高光量、ファンレス・IP68防水

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Briteye HB3 LED 6500K SUPAREE HB3 LED 14000lm Marsauto HB3 LED 28000LM

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フォグランプのLED交換手順

GG2W前期型【H11バルブ交換】

GG2W前期型のフォグランプはH11ハロゲンバルブを使用している。バンパー下部からアクセスする。

手順1: ハンドルを左右いずれかに切り、フェンダー内側の作業スペースを確保する。

手順2: フォグランプ裏のコネクターを引き抜く。

手順3: バルブを反時計回りに回してロックを解除し、引き出す。

手順4: LEDバルブを差し込み、時計回りに回して固定する。コネクターを接続して作業完了となる。

おすすめH11 LEDバルブ

製品名価格(税込)特徴
AUXITO H11 LED 6500K2,380円IP68防水対応、一体型で取り付けが容易
SUPAREE H11 LED 6000K2,980円高輝度20W仕様、無極性設計で向きを気にせず装着可能

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AUXITO H11 LED 6500K SUPAREE H11 LED 6000K

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GN0W型【フォグユニット交換】

GN0W型の純正フォグランプはLEDユニット一体型のため、バルブだけの交換はできない。社外フォグユニットに丸ごと交換する方式が一般的だ。

製品名価格(税込)特徴
VELENO L1B フォグユニット13,800円上下光軸調整機能付き、美麗な配光パターン

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VELENO L1B フォグユニット

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ユニット交換の手順は、フォグベゼルを引き抜き、タッピングビス3本を外して純正ユニットを取り外す。社外ユニットを同じ位置にビス固定し、カプラーを接続すれば完了する。

ポジション・ナンバー灯のLED交換【T10】

T10バルブの交換は全箇所の中で最も手軽な作業となる。ボンネットを開けてソケットを引き抜き、バルブを差し替えるだけで完了する。工具は不要で、作業時間は片側1分程度だ。

おすすめT10 LEDバルブ

製品名価格(税込)用途
AUXITO T10 LED 240LM 2個990円ポジション・ナンバー灯兼用
ベルタワークス T10 ステルス500円ナンバー灯専用、コンパクト設計

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AUXITO T10 LED 240LM 2個 ベルタワークス T10 ステルス

1. ヘッドライトの色温度は白色のみの商品をAmazonで確認

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ルームランプ(T10×31)のLED化は専用記事で詳しく解説している。

LED交換時の選定基準

LEDバルブは製品によって品質差が大きい。購入前に以下の4項目を確認することで失敗を防げる。

チェック項目推奨基準理由
色温度6000〜6500K車検基準の白色範囲に収まる
ルーメン値ヘッド: 10000lm以上純正HIDと同等以上の明るさを確保
冷却方式ファン付きまたは放熱フィン熱ダレによる光量低下を防止
防水等級IP65以上雨天走行でも浸水リスクを回避

バルブ型式の選び方で迷った場合はLEDバルブ型式ガイドで基本知識を確認できる。

LED交換の注意点【車検・保安基準】

LED交換には利点が多いが、保安基準を無視すると車検不合格になる。以下の5点を確認してから作業に入ろう。

1. ヘッドライトの色温度は白色のみ

保安基準ではヘッドライトの色は「白色」と定められている。色温度3000〜6500K程度が白色に該当する。青白すぎる8000K以上のバルブは車検で不合格となるケースが多い。

2. 光軸調整は交換後に実施する

バルブ交換後は光軸がずれるリスクがある。とくにHIDからLEDへの変更時は発光点の位置が異なるため、調整が不可欠だ。壁から3m離れた位置でカットラインの高さと左右のズレを確認する方法が手軽である。

3. ウィンカーLED化にはハイフラ対策が不可欠

ウィンカーをLEDに交換すると消費電力が下がり、球切れと誤認識される。その結果、高速点滅(ハイフラッシュ)が発生する。ハイフラ防止抵抗が内蔵されたLEDバルブを選ぶか、別途抵抗器を取り付ける対策が求められる。

4. フォグランプの色は白または黄色

フォグランプの保安基準は白色または淡黄色と規定されている。ただし左右で色が異なると車検不合格になるため、左右同色のバルブを使う点に注意が要る。

5. 防水カバーの再装着を忘れない

バルブ交換後に防水カバーを正しく戻さないと、ヘッドライト内部に水滴が侵入する。曇りや結露の原因になるだけでなく、電装系のトラブルにもつながる。ファン付きLEDバルブで防水カバーが閉まらない場合は、延長カバーの使用またはファンレスタイプへの変更を検討してほしい。

目次

よくある質問

Q1. GN0W型のヘッドライトはLED交換できる?

A. GN0W型(2021年12月〜)のヘッドライトはLEDユニット一体型のため、バルブ単体での交換はできない。交換可能な箇所はルームランプ(T10)・バックランプ(T16)・リアウィンカー(T20)に限られる。

Q2. HIDからLED化すると車検に影響はある?

A. 車検対応を明記した6500K以下のD4S互換LEDバルブであれば、光軸調整を行った上で車検に通る可能性が高い。ただし検査場や検査員の判断に依存するため、光量と配光パターンが純正に近い製品を選ぶことが重要だ。

Q3. LED交換にかかる費用の目安は?

A. 部品代はバルブ1セットあたり約3,000〜11,000円が相場となる。DIYなら工賃はゼロだ。業者に依頼すると1箇所あたり3,000〜5,000円の工賃が別途発生する。

アウトランダーPHEVのカスタム全般についてはインテリアカスタムの記事も参考にしてほしい。ドライブレコーダーとの同時施工を検討中ならドラレコ取り付けの記事を確認してみよう。

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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