eKワゴン B33W サンシェードおすすめ4選 カバー範囲別

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夏の駐車場に戻ってきて、ハンドルに手を置けない。4代目 eKワゴン(B33W/B36W)でサンシェードを探し始める理由は、たいていここにある。ただし買うものは、通勤で毎日停めるだけなのか、後席側まで塞いで仮眠や車中泊までするのかで変わる。市販品はフロントガラス用の1枚もの、1台分のセット、後席側専用の3通りに分かれていて、決めることはこの範囲の選択にほぼ集約される。

目次

用途で決まるカバー範囲の3択

先に全体像を置く。三菱自動車の公式装備表でガラスの種別が挙げられているのはフロントウインドシールド、フロントドア、リヤドア・リヤウインドウで、市販のサンシェードもおおむねこの範囲の組み合わせで売られている。

使い方 選ぶタイプ 覆う範囲
毎日の駐車でダッシュボードとハンドルの熱さを止めたい フロントガラス用の1枚もの フロントガラス
日射しを全方位で止めたい、休憩で車内を暗くしたい 1台分のセット 全窓(6枚構成の製品がある)
車中泊で外からの視線を切りたい 後席側の専用セット リヤドア・リヤウインドウ側

用途が1つに決まっているなら、対応する範囲だけを買えばいい。 全部入りが上位互換というわけではなく、枚数が増えれば置き場所と着脱の手間もそのぶん増える。

紫外線はもう車側で対策されている

三菱自動車の公式装備表によると、4代目 eKワゴンはフロントウインドシールドが全車99%UVカットガラス。フロントドアはグレードGがIRカット/99%UVカットガラス、グレードMがUVカットガラス。リヤドアとリヤウインドウは全車UVカット機能付プライバシーガラスとなっている。

つまり紫外線は最初から車側で処理されている。この車でサンシェードを買い足して手に入るのは、日射熱でダッシュボードやハンドルが焼けるのを止めることと、外からの目隠しの2つだ。 紫外線対策のために付けるという説明は、B33W にはあまり当てはまらない。なお、ガラス各面が日射熱をどれだけ遮るかはメーカーが公表していないため、純正ガラスとサンシェードのどちらが何度分効くという比べ方はできない。

下がるのはダッシュボードの温度で、車内全体ではない

効果の程度は数字で見たほうが早い。JAF が公開している真夏の車内温度のユーザーテストでは、気温35度・晴れ、正午から4時間の駐車という条件で、対策なし(黒)の車はダッシュボード最高温度79℃、車内平均温度51℃。サンシェードを装着した車はダッシュボード最高温度52℃、車内平均温度45℃だった。

ダッシュボードは27℃下がるのに、車内平均は6℃しか下がらない。 下がり方の桁が違う。サンシェードは車内を涼しくする道具ではなく、直射が当たる面を触れないほど熱くさせない道具だと考えたほうが実情に近い。JAF もサンシェードや窓開けでは温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度になるとコメントしている。子どもやペットを車内に残さないという前提は、シェードを付けても変わらない。

なお、このテストの車両はミニバン5台で、軽自動車で測ったものではない。eKワゴンで同じ数字が出るという話ではなく、下がり方の傾向を読むための材料として扱ってほしい。

4代目 B33W/B36W かどうかを先に確定させる

三菱自動車のニュースリリースによれば、4代目 eKワゴンの発売は2019年3月28日。公式諸元表では型式が2WDで5BA-B33W、4WDで5BA-B36W、グレードは M と G の2種類、乗車定員4名となっている。

紛らわしいのが姉妹関係にある eKクロスで、公式諸元表では型式が5AA-B34W・4AA-B35W・5AA-B37W・4AA-B38W と別になっている。ボディサイズと室内寸法は同じ値だが、窓の形が同じでシェードを共用できることを示す公式資料は確認できていない。商品名の「B33/36W型」という併記はeKワゴンを指す書き方で、B33W と B36W の両方に対応するという意味だ。

先代(B11W)向けに作られた製品は窓の形が違う。買う前に、商品名か商品説明に B33W・B36W・B33/36W型・H31.3〜のいずれかが入っているかを見ればいい。

比べる基準は4つに絞れる

以降の製品はこの4点で読んでいく。

カバー範囲

前述の3択がそのまま比較軸になる。1枚ものか、1台分のセットか、後席側専用か。ここを決めずに商品を眺めても選べない。

固定方式

バイザーで挟む・差し込む方式はフロントガラス用の1枚ものに多く、ガラス面に何も貼らないぶん着脱が速い。吸盤式は折りたたみ式や傘型に多い。車種専用にカットした生地と吸盤を組み合わせた方式は後席側のセットに多く、窓の形に合わせて裁断されているぶん隙間が出にくい。速さを取るなら挟む方式、隙間の少なさを取るなら専用カットという関係になる。

生地が光を通すか

商品名に「メッシュ」と明記されていれば編み目があり、視界と通気が残る。完全に暗くしたい用途の生地とは別物として扱う。

数値では比べない

商品ページの遮光率・UVカット率・断熱率のパーセンテージは出品者やメーカーの自己公表で、測定条件が書かれていないことが多い。条件のそろっていない数値どうしを大小で比べても判断材料にならない。専用品か汎用品か、何枚セットでどの窓を覆うか、生地が光を通すか——商品名と商品説明だけで確認できるのはこの3点だ。

もうひとつ、収納場所は買う前に決めておく。1枚ものは折り畳んで収納袋に入る作りが多いが、1台分のセットは枚数のぶんかさばる。eKワゴンは軽自動車で荷室に余裕があるわけではないので、常時積むのか車中泊のときだけ積むのかを先に決めておくと選択がぶれない。

軽ハイトワゴン全般での選び方は、他車の比較も参考になる。

まず1枚ならフロントガラス用

毎日の駐車で実際に困るのはダッシュボードとハンドルの熱さなので、1枚だけ入れるならフロントガラス用になる。ALEBANA のカーシェードは商品名の時点で4代目・B33W・B36W・フロントと明示されていて、対象がフロントガラス1枚であることが読み取れる。型式の確認を商品名だけで済ませられるのは、買う側の手間としては大きい。 生地の遮光率などの数値は商品名からは確認できないが、前述のとおりそこは比較軸に置かない。

ALEBANA ekワゴン 4代目 B33W/B36W フロント用 サンシェード(カーシェード)

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1台分をまとめて塞ぐなら2通り

全窓を覆う方向には、性格の違う選択肢が2つある。

光と通気を残す6枚セット

商品名に「ekワゴン B33W/B36W H31.3~用設計 サンシェード 1台分 6枚セット コンパクト収納」とあり、生地はブラックメッシュ仕様、社外品であることも明記されている。H31.3は平成31年3月=2019年3月で、4代目の発売時期と一致する。メッシュである以上、編み目から光は入る。 日射しを全方位で止める用途には向くが、完全に暗くしたい用途とは別物として選ぶ。

ekワゴン B33W/B36W H31.3〜用設計 サンシェード 1台分6枚セット(ブラックメッシュ仕様・社外品)

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カーテンの代わりに使う専用カット

atmys のクラフトシェードは商品名で B33W型・B36W型専用とうたわれ、カーテンの代替として車中泊向けに売られている。品番の中央にある「d010」は同じ出品者が出す eKワゴン B33/36W 向けの他シリーズにも共通していて、車種を表す部分だと分かる。専用カットなので窓の形に沿い、吸盤で留める使い方になる。

atmys クラフトシェード 新型 eKワゴン B33W型/B36W型 専用 車中泊用カーテンシェード

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車中泊で後席側を確実に隠す

atmys/趣味職人のプライバシーサンシェードは、同じ eKワゴン B33W/B36W 向けにフロント専用・リア専用・フルセットが別々の商品として並んでいる。品番末尾の fu/re/sa で対象窓が分かれる構成で、ここで扱う 01s-d010-re はリア専用にあたる。後席側だけを買い足す買い方が、この銘柄では最初から用意されている。

atmys プライバシーサンシェード 新型 eKワゴン B33W/B36W型 リア専用セット

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日射し対策なら日の当たる面を優先すれば足りるが、視線を切るのが目的なら話が変わる。塞ぎ残した窓が1枚でもあればそこから中が見えるし、夜に室内灯を点ければなおさら目立つ。目隠し目的では枚数をそろえて塞ぎ残しを作らない。

横になれるかどうかは別の問題だ。公式諸元では室内長2,065mm・室内幅1,340mm・室内高1,270mm、乗車定員4名。軽ハイトワゴンとしては背が高い部類だが、シートアレンジと体格次第で、寸法だけでは決まらない。より広い車内を求めるなら、同じ三菱の背高軽との比較も見ておきたい。

走り出す前に外す

国土交通省が不正改造の具体例として示している内容では、前面ガラスと側面ガラス(運転者席より後方の部分を除く)について、装飾板を装着すると運転者の死角が増えて危険だとされ、装飾板を装着した状態での可視光線透過率が70%未満のものは不可とされている。着色フィルムについても、運転席・助手席の窓ガラスに貼った状態で可視光線透過率70%未満は不可だ。光を通さないサンシェードをフロントガラスや前席の側面ガラスに付けたまま走ることはできない。 なお、この70%の要件がかかるのは前面ガラスと運転者席より前方の側面ガラスで、運転者席より後方の窓は対象外とされている。

着け外しの手順も決まっている。駐車してエンジンを切り、ガラス内側の砂ぼこりや水滴を拭き取る。砂を挟んだまま押し当てると擦り傷になる。1枚ものは上端をサンバイザーで挟むか、下端をダッシュボードとガラスの隙間へ差し込んで押さえる。吸盤式なら吸盤面とガラス面の両方を乾いた布で拭いてから押し付ける。後席側の専用カット品は窓枠の形に合わせて位置を決めてから吸盤を留める。そして走り出す前に必ず外して畳む。

よくある質問

サンシェードを付ければ車内は涼しくなりますか

JAF のテストで下がったのは主にダッシュボードの表面温度で、車内平均温度の差は6℃にとどまる。涼しくする道具というより、直射が当たる面を熱くさせない道具として考えたほうがいい。JAF も温度抑制効果は低いとコメントしており、子どもやペットを車内に残してよい理由にはならない。

走行中に付けたままにしてもいいですか

フロントガラスと前席の側面ガラスは外す。国土交通省の資料では、装飾板を装着した状態での可視光線透過率70%未満は不可とされている。運転者席より後方の窓はこの要件の対象外だが、後方視界を塞ぐ状態で走るのは現実的ではない。

eKクロスやeKクロス EVにも同じものが使えますか

型式が別なので、そのまま使えるとは言えない。公式諸元表では eKクロスが B34W・B35W・B37W・B38W で、eKワゴンの B33W・B36W とは分かれている。窓の形が同一だと示す公式資料は確認できていないため、商品ページの適合表記に従ってほしい。

先代のeKワゴン用と書かれた製品は流用できますか

先代(B11W)向けの製品は窓の形が違うため、4代目には向かない。商品名の「新型」だけを頼りにせず、B33W・B36W・B33/36W型・H31.3〜のいずれかが入っているかを確認する。

遮光率99%と書いてある製品を選べば間違いないですか

その数値は出品者やメーカーの自己公表で、測定条件が示されていないことが多い。条件のそろわない数値の大小に判断を預けず、専用品か汎用品か、何枚セットでどの窓を覆うか、生地が光を通すかで選んだほうが外れにくい。

まとめ

型式に迷いがあるなら、車検証で型式と初度登録年月を確認するところから始めてほしい。5BA-B33W か5BA-B36W と書かれていれば、この記事の製品が対象になる。

そのうえで選び方は3行で済む。毎日の駐車でダッシュボードとハンドルの熱さを止めたいならフロントガラス用の1枚もの。日射しを全方位で止めたいなら1台分のセット。車中泊で外からの視線を切りたいなら後席側の専用セット。

迷ったらフロント用1枚から始めるのが無駄が出にくい。 後席側はリヤドアとリヤウインドウにUVカット機能付プライバシーガラスが入っているぶん、日常使いでの優先度は下がる。ただしプライバシーガラスは中が見えにくくなるだけで、夜に室内灯を点ければ外から見える。仮眠や車中泊を実際にするようになってから後席側を足せばいい。そして、どのタイプを選んでも走り出す前に外す。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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