CX-60のワイパーの長さは、マツダ公式FAQの「CX-60_KH(2026年03月 グレード追加)」の表で、運転席側650mm・助手席側425mm・リア側305mmだ。この値はワイパーブレードラバー(ゴム)の長さで、2026年3月より前に発売された車については、マツダが別の一覧で確かめるよう案内している。フロントは社外のブレードがボディやアームに干渉して付かないとされる例もあるので、長さに加えて年式と取り付けの形まで見てから買う。
CX-60のワイパーの長さ(2026年3月グレード追加の車)
マツダ公式FAQ「【CX-60】ワイパーブレードラバーの長さを教えてください。」には、「CX-60_KH(2026年03月 グレード追加)」の車について次の長さが載っている。
| 位置 | ワイパーブレードラバーの長さ(CX-60_KH 2026年03月 グレード追加の車・マツダ公式FAQ) |
|---|---|
| 運転席側 | 650mm |
| 助手席側 | 425mm |
| リア側 | 305mm |
この長さはブレードに付くゴム(ワイパーブレードラバー)の長さで、ブレード本体の長さとして示された値ではない。 ブレードごと買うときに、この数字をそのままブレードの長さとして当てはめないようにしたい。
2026年3月より前に発売された車は、時期に合う表で確かめる
マツダ公式FAQは、長さの表を発売の時期で分けている。上の表は2026年3月のグレード追加の車の分で、それより前に発売された車については、別のFAQ「ワイパーブレードラバーの長さを教えてください(その他の車種)」の一覧で確かめるよう案内している。2022年9月の発売から2026年3月より前に発売されたCX-60は、上の表の値を当てはめず、そのマツダの一覧で長さを確かめる。
買う前の手順は次のとおり。
- 車検証で型式(KH3P・KH5P・KH3R3P・KH5S3P のどれか)を確かめる
- 自分の車の発売時期(グレード追加の時期)を確かめ、その時期に合うマツダの表の長さを見る
- 商品の長さと対象年式の記載を、その長さと見比べる
- 迷うときはマツダの販売店に車の情報を伝えて確かめる
部品メーカーの適合表も年式で区切られている。ガラコワイパーの適合検索のCX-60の結果は、年式「令4.9〜」、型式「KH3P,KH5P,KH3R3P,KH5S3P」が対象で、令和6年6月現在のデータとされ、長さ(mm)の欄は無い。長さはマツダの表で、付くかどうかは部品メーカーや商品の適合の記載で、と分けて確かめるのが早い。
替えゴムだけにするか、ブレードごと替えるか
CX-60の取扱説明書は、ブレードゴムの交換手順を載せたうえで「マツダ純正品のワイパーブレードに交換してください。」と案内し、純正品以外ではふき取り性能が低下するおそれがあるとしている。ブレードゴムは自分で交換できるが、ワイパーアームの交換はマツダ販売店に相談するよう案内している。
マツダのメンテナンスパーツの案内では、純正のワイパーブレードは車両デザインの検討と同時期に設計・開発し、車種ごとにガラスへの押さえ力を最適化しているという。良い払拭とは「薄く均一な水膜を形成すること」と考えているとしている。
替えゴムを選ぶ場合
純正のブレードをそのまま使うなら、ゴムだけを替える替えゴムを選び、取扱説明書の手順どおりにブレードゴムを入れ替える。ブレードの金属部分にサビや塗膜の傷みが出ていなければ、まずはこの方法で足りる。
ブレードごと替える場合
ブレードごと替えるなら、そのブレードが車のアームに付く形か、ボディやアームに干渉しないかを、商品の適合の記載で確かめる。 取扱説明書の案内どおりにするなら、選ぶのはマツダ純正品のワイパーブレードだ。
社外のワイパーは長さだけで選ばない
ガラコワイパーの適合検索(CX-60・年式「令4.9〜」・型式KH3P,KH5P,KH3R3P,KH5S3P・令和6年6月現在のデータ)では、フロントとリアで結果が分かれている。
| 位置 | ガラコワイパーのブレード | ガラコワイパーの替えゴム |
|---|---|---|
| フロント(運転席・助手席) | 適合なし(ボディもしくはワイパーアームに干渉するため) | 適合なし(適合品番が無いため) |
| リア | 替えゴムにて適合あり | パワー撥水「30又は90」、グラファイト超視界「G-90」 |
フロントで適合なしとされたブレードは、パワー撥水ブレード・パワー撥水 エアロスムース・グラファイト超視界ブレードと、雪用のパワー撥水雪用。替えゴムはパワー撥水・グラファイト超視界が対象だ。リアで「替えゴムにて適合あり」とされたのは、パワー撥水ブレードとグラファイト超視界ブレード。
フロントは、長さが合っていてもボディやアームとの干渉で付かないとされる例がある。 社外のブレードを選ぶときは、長さに加えて取り付けの形(フックの形・対応するアーム)と、商品ごとの対象の型式・年式の記載を確かめる。ほかのメーカーの商品が付くかどうかは、それぞれの適合の記載で見るしかない。
CX-60用と記載された替えゴムとブレード
ここで紹介する2つは、どちらも出品者がCX-60用と記載している商品だが、対象年式と取り付けの形がそれぞれ違う。価格は変動するので、リンク先のAmazonで確かめてほしい。
UNIVERSALBC 替えゴム(純正エアロワイパーブレード用・2本セット)
商品名と販売ページの商品説明では、日本製の5mm幅の替えゴムで、運転席側・助手席側の2本セット。グラファイトラバーを使っているとされる。
商品名の対象は「マツダ CX-60 R4.9~R7.1 KH3P.KH5P.KH3R3P.KH5S3P」の純正エアロワイパーブレード用で、商品説明には「純正エアロワイパーブレードに適合します。」「ワイパーブレードを社外品に交換されている場合は詳細をご確認ください。」とある(出品者の記載)。R7.1は2025年1月で、それより後の車は記載の範囲に入っていない。 また、この替えゴムは700mmのゴムが届き、いま使っているワイパーブレードに合わせて自分でカットする仕様とされている。
UNIVERSALBC CX-60用 純正エアロワイパーブレード用 替えゴム 運転席・助手席2本セット(日本製・5mm幅)
フラットワイパーブレード 650mm・425mm 2本セット
商品名と販売ページの商品説明では、運転席側650mm(26インチ)と助手席側425mm(17インチ)のフラットワイパーブレード2本セット。ブレードとゴムが一体になったフラット型で、ラバーにグラファイトコーティングをしているとされ、社外品と記載されている。
販売ページの商品説明では、適合車種を「マツダ用 CX-60 KH3P/KH5P/KH3R3P/KH5S3P R4.9~(2022.9~)」とし、取り付けは8mmのU字フック対応で工具不要としている(どれも出品者の記載)。このブレードの適合の根拠は出品者の記載で、フロントの社外ブレードは干渉で付かないとされる例もあるので、8mmのU字フックが自分の車のアームと合うかを確かめてから買う。
CX-60用 フラットワイパーブレード 650mm・425mm 2本セット(グラファイト加工・U字フック)
2つの選び分け
- 純正のエアロワイパーブレードを使い続け、車が商品名の範囲(R4.9~R7.1・KH3P.KH5P.KH3R3P.KH5S3P)に入るなら、UNIVERSALBCの替えゴム。700mmのゴムを自分でカットする手間はかかる
- ブレードごと替えたいなら、フラットワイパーブレード(出品者の記載の適合は「KH3P/KH5P/KH3R3P/KH5S3P R4.9~(2022.9~)」)。8mmのU字フックが自分の車のアームに合うかを先に確かめる
- 社外品の対象年式の書き方は商品ごとに違う(発売時からの記載のもの、2025年1月までと区切ったものなど)。自分の車の発売時期が商品の対象年式に入っているかを買う前に見比べる
ほかの候補もあわせて比べたいときは、こちらの記事も見てほしい。
CX-60のワイパーゴムの交換手順
CX-60の取扱説明書の手順をまとめる。フロントは、作業の前にワイパーをサービスポジションへ動かしておく。
作業の前の注意
- 電源ONでワイパーレバーがAUTOの位置のとき、レインセンサー付近に触れたりたたいたりするとワイパーが自動で作動することがある。洗車や整備のときはレバーをOFFにする
- ブレードの上や付近でガソリン・灯油・シンナーなどの溶剤を使わない
- ブレードゴムを必要以上に曲げない、ブレードの先端を持たない、立てたワイパーを勢いよく戻さない
- アームはゆっくりおろす。強く当たるとガラスが破損するおそれがある
フロントワイパー
- 電源をONにしてからOFFにし、30秒以内にワイパースイッチをMISTの位置まで2回押し上げて、ワイパーをサービスポジションに動かす
- ワイパーアームを立てる
- アームのタブを押しながら、ブレード部品をスライドさせて取りはずす
- 新しいブレードゴムを取り付け、ブレードホルダーに正しく取り付けられているかを確かめる
- アームをゆっくりフロントガラスにおろす
- ワイパーがおろされていることを確かめ、電源をONにしてワイパースイッチをMISTの位置まで2回押し上げ、ワイパーを初期位置に戻す
リアワイパー
- アームを立て、ロックがはずれるまでブレードを右に回して取りはずす
- ブレード部品をブレードゴムから取りはずし、新しいゴムに取り付ける。ブレード部品は再使用するので、曲げたり廃棄したりしない
- 取りはずしと逆の手順でブレードをアームに取り付け、アームをゆっくりリアガラスにおろす
交換の目安と劣化のサイン
マツダのメンテナンスパーツの案内では、ワイパーは外気温の変化・オゾン・酸性雨で劣化し、使っていなくても駐車条件によって劣化が進むとしている。交換の具体的な年数や回数の目安は示されていないので、時期で決めずに症状で判断する。
- 雨の日に視界が悪くなる
- ワイパーを動かしても水滴が残る
- 作動時に音がする
劣化はブレード側では金属部分の疲労・塗膜の破損・サビとして、リフィール(ゴム)側では形の変形と亀裂として出る。そのまま使い続けると、最悪の場合はウインドウガラスに傷がつくおそれがある。 ゴムの変形や亀裂だけなら替えゴム、金属部分のサビや塗膜の破損まで出ていればブレードごとの交換を考える。
冬に向けては、スノーブレードの扱いも押さえておく。マツダの案内では、スノーブレードはワイパー全体をゴムで覆う寒冷地専用品で、撥水処理されたフロントガラスには「必ず撥水ガラス対応のスノーブレードをご使用ください」としている。リアについては、ガラコワイパーの適合検索で雪用のパワー撥水雪用が「PS-22」とされ、同梱されているクリップBを使うよう注記がある。
よくある質問
リアワイパーの長さは?
マツダ公式FAQの「CX-60_KH(2026年03月 グレード追加)」の表では、リア側のワイパーブレードラバー(ゴム)の長さは305mmだ。ブレード本体の長さではない。2026年3月より前に発売された車は、マツダの別の一覧で確かめる。
2026年3月より前のCX-60も同じ長さ?
同じとは言い切れない。650mm・425mm・305mmは2026年3月のグレード追加の車の分で、2022年9月の発売から2026年3月より前に発売されたCX-60は、マツダのFAQ「ワイパーブレードラバーの長さを教えてください(その他の車種)」の一覧で長さを確かめる。
ガラコなど社外のワイパーは付く?
ガラコワイパーの適合検索(年式「令4.9〜」・KH3P,KH5P,KH3R3P,KH5S3P・令和6年6月現在のデータ)では、フロントは運転席・助手席とも、ガラコワイパーのブレード(パワー撥水ブレード・パワー撥水 エアロスムース・グラファイト超視界ブレード・雪用のパワー撥水雪用)が「ボディもしくはワイパーアームに干渉するため」、ガラコワイパーの替えゴム(パワー撥水・グラファイト超視界)が「適合品番が無いため」適合なしとされている。リアはガラコワイパーのブレード(パワー撥水ブレード・グラファイト超視界ブレード)が「替えゴムにて適合あり」で、替えゴムはパワー撥水「30又は90」、グラファイト超視界「G-90」とされている。ほかの社外品は、商品ごとの対象の型式・年式と取り付けの形で判断する。
ワイパーゴムは自分で交換できる?
できる。CX-60の取扱説明書では、ブレードゴムは自分で交換でき、ワイパーアームの交換はマツダ販売店に相談するよう案内している。手順は上の交換手順の節のとおり。
まとめ:買う前に見る5つの点
- マツダ公式FAQの「CX-60_KH(2026年03月 グレード追加)」の表では、ワイパーブレードラバーの長さは運転席側650mm・助手席側425mm・リア側305mm
- 2022年9月の発売から2026年3月より前に発売された車は、マツダの別の一覧(その他の車種)で長さを確かめる
- 型式(KH3P・KH5P・KH3R3P・KH5S3P)と発売時期を、商品の長さ・対象年式の記載と見比べる
- フロント用のガラコワイパーのブレード(パワー撥水ブレード・パワー撥水 エアロスムース・グラファイト超視界ブレード・雪用のパワー撥水雪用)は、ガラコワイパーの適合検索(令4.9〜・令和6年6月現在のデータ)で運転席・助手席とも「ボディもしくはワイパーアームに干渉するため」適合なしとされた。長さだけで選ばない
- 交換するときは、フロントはサービスポジションに動かしてから作業し、アームはゆっくりおろす
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