S660におすすめのオイルフィルターは?品番が分からなくてもOK

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S660 オイルフィルター 品番不明でもOK

更新日:2026年2月

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目次

結論:S660におすすめのオイルフィルター3選

S660のオイルフィルター選びで迷っている方に、用途別のベストチョイスを先にお伝えします。

  1. コスパ最優先の方: ホンダ純正HAMP(H1540-RTA-003)800-1,200円
  2. 性能重視の方: PIAA ツインパワー(Z8-M)1,800-2,500円(マグネット・2連濾紙搭載)
  3. 純正志向の方: ホンダ純正(15400-RTA-003)1,000-1,500円

この3つを選んだ理由は、S660オーナーの実使用レビューで評価が高く、価格と性能のバランスが取れているためです。街乗りメインならHAMP、スポーツ走行が多い方はPIAA、ディーラー品質の安心感が欲しい方は純正を選べば間違いありません。

結論コスパ→HAMP H1540-RTA-003 / 性能→PIAA ツインパワー / 純正志向→15400-RTA-003
価格帯800〜4,000円(税込・製品により差あり)
適合JW5(H27.4-R4.3・全グレード共通)
取付難易度初級〜中級(65mmフィルターレンチ・30-60分)
交換頻度オイル交換2回に1回 または 1万kmごと

品番が分からなくても大丈夫です。この記事では、S660の年式・型式から適合するオイルフィルターを特定する方法と、純正・社外品の違いを具体的に比較しています。DIYで交換する方も、ショップに依頼する方も、最適な製品選びの判断材料が揃います。

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なぜS660のオイルフィルター選びで悩むのか

S660オーナーがオイルフィルター選びで迷う理由は、主に3つのパターンに分かれます。

1. 品番が多くてどれが適合か分からない

ホンダ純正だけでも「15400-RTA-003」「15400-RTA-004」「H1540-RTA-003(HAMP)」と複数の品番があり、どれを選べばいいか分かりにくい状況です。さらに、PIAA・HKS・MUGEN等の社外品も含めると選択肢が広がり、初めてのオイル交換では判断材料が不足します。

年式や型式によって微妙に適合品番が異なるケースもあり、「とりあえず安い互換品を買ったら装着できなかった」という失敗例も見られます。

2. 純正と社外品の違いが不明確

価格を見ると、純正は1,000-1,500円なのに対し、PIAA等の高性能品は2,000円以上します。この価格差が「性能の違いによるものか」「ブランド代なのか」が分からず、選択を難しくしています。

「社外品を使うとエンジンに悪影響があるのでは?」という不安を持つ方も多く、安全性と価格のバランスをどう取るべきか悩むケースが一般的です。

3. DIYできるか判断材料がない

オイルフィルター交換は「初級〜中級」のDIY作業とされていますが、「締付トルクを間違えたらどうなるか」「必要な工具は何か」「失敗したときのリスク」が明確でないと、DIYに踏み切れません。

ディーラーやショップに依頼すれば安心ですが、工賃を含めると2,000-3,000円のコスト増になるため、DIYとの費用対効果を比較したい方が多いのが実情です。

この記事では、上記3つの悩みを解決するために、適合品番の整理・純正vs社外の具体的比較・DIY手順の失敗回避ガイドを提供します。

S660のオイルフィルター基本情報

適合品番の整理

S660(JW5)に適合する主要なオイルフィルター品番は以下の3つです。

  • 15400-RTA-004: 新品番(H27.4-R4.3のJW5全般に対応)
  • 15400-RTA-003: 旧品番(004との互換性あり)
  • H1540-RTA-003: HAMPブランド(ホンダアフターマーケット純正互換品)

この3つは基本的に同じ仕様で、どれを選んでも性能面で問題ありません。004が最新の品番ですが、003も在庫があれば使用できます。HAMPは純正と同等の品質ながら価格が若干安いため、コスパ重視の方に人気です。

フィルター仕様

S660のオイルフィルターは以下の共通仕様を持っています。

  • ネジ径: M20×1.5
  • 対辺幅: 64mm(14角)
  • フィルター高さ: 85mm

この仕様を満たしていれば、社外品でも基本的に装着可能です。ただし、粗悪な互換品は寸法誤差やゴムパッキンの品質が低い場合があるため、信頼できるブランド(PIAA・HKS・MUGEN等)を選ぶことをおすすめします。

適合車両

S660のオイルフィルターは、以下の車両に共通で使用できます。

  • 型式: JW5
  • 年式: H27.4(2015年4月)〜R4.3(2022年3月)
  • エンジン: S07A(660ccターボ)
  • グレード: α / β / Modulo X(全グレード共通)

S660は2015年の発売から2022年の生産終了まで、エンジン型式に変更がないため、年式に関係なく同じフィルターが使用できます。グレード違いでも共通です。

S660の他のパーツ選びについては、S660カテゴリで詳しく解説しています。

交換頻度の根拠

ホンダ公式では「エンジンオイル交換2回に1回」のオイルフィルター交換を推奨しています。これは、フィルターのろ過能力が1万km程度で徐々に低下し始めるためです。

フィルターが目詰まりすると、バイパスバルブが開いて未ろ過のオイルがエンジンに循環してしまい、スラッジ(汚れ)や金属粉がエンジン内部を摩耗させるリスクが高まります。走行距離の目安としては「1万kmごと」が一般的です。

ただし、サーキット走行やスポーツ走行が多い場合は、エンジン負荷が高くスラッジが発生しやすいため、オイル交換のたびにフィルターも交換する方が安心です。

S660に最適なエンジンオイルについては、こちらの記事でご紹介しています

おすすめオイルフィルター比較表

S660に適合する代表的なオイルフィルター6製品を、価格・性能・用途で比較しました。

製品名 価格 ろ過精度 マグネット おすすめ用途
HAMP H1540-RTA-003 800-1,200円 標準(25μ) なし コスパ最優先・街乗りメイン
純正 15400-RTA-003 1,000-1,500円 標準(25μ) なし 純正志向・安心重視
PIAA ツインパワー 1,800-2,500円 高(2連濾紙) あり(1000ガウス) 性能重視・スポーツ走行
HKS 52009-AK005 2,000-3,000円 高(20μ) なし スポーツ走行・オイルクーラー装着車
MUGEN 15400-XL0-0000 3,000-4,000円 高(最適化設計) なし サーキット・無限ブランド志向
互換品10個セット 2,000-3,000円 標準 なし まとめ買い・コスト削減

ろ過精度の見方

  • 標準(25μ): JIS規格基準のろ過精度。純正・HAMPはこのレベル。
  • 高(20μ): HKSのようにJIS基準より細かい粒子まで捕捉できる高性能品。
  • 2連濾紙: PIAAのようにろ紙を2層にしてろ過面積を増やした設計。

マグネットの効果

PIAAのマグネットリング(1000ガウス)は、フィルター内部で鉄粉を磁力で吸着します。ターボエンジンのS660では、タービン軸受やピストンリング周辺で微細な金属粉が発生しやすいため、長期的なエンジン保護には有効です。ただし、通常の街乗りなら純正品でも十分な性能があります。

【詳細レビュー①】ホンダ純正HAMP H1540-RTA-003

製品概要

HAMPはホンダのアフターマーケット純正ブランドで、ディーラー品質の製品を一般販売向けに提供しています。H1540-RTA-003はS660だけでなく、フリード(GB5/GB6)等のホンダ車とも共通で使用できる汎用性の高い品番です。

純正部品と同じ製造ラインで作られているため、品質は純正15400-RTA-003と同等ですが、パッケージやブランド名が異なるだけで価格が200-400円程度安くなります。

価格・入手性

Amazonでは800-1,200円の価格帯で販売されており、純正15400-RTA-003(1,000-1,500円)よりもコストパフォーマンスに優れています。カー用品店やホンダディーラーでも取り扱いがあり、入手性は良好です。

まとめ買いセットを選べばさらに単価を下げられるため、複数回のオイル交換を見越して購入する方も多く見られます。

性能(ろ過能力・耐久性)

ろ過精度はJIS規格の25μ(マイクロメートル)基準を満たしており、通常の街乗りやワインディング走行には十分な性能があります。リリーフバルブも内蔵されているため、フィルター詰まり時でもエンジンへのオイル供給が途切れることはありません。

耐久性については、ホンダ推奨の「1万kmまたはオイル交換2回に1回」のサイクルで交換していれば、トラブルの報告はほとんどありません。ゴムパッキンの品質も安定しており、オイル漏れのリスクは低いと言えます。

実使用者の口コミ

みんカラ等のS660オーナーレビューでは、「コスパが良い」「純正と変わらない」「長期間使っても問題なし」という評価が多数を占めています。特に、DIYでオイル交換を定期的に行う方にとって、純正より安価で同等品質のHAMPは第一選択肢となっています。

一部のレビューでは「Amazonの互換品より安心感がある」「フリードと共通なので在庫が安定している」といった声もあり、信頼性の高さが評価されています。

こんな人におすすめ

  • 街乗りメインのS660オーナー
  • コスパを重視する方
  • 純正品質を求めつつ価格を抑えたい方
  • DIYで定期的にオイル交換する方

HAMPは「性能は純正と同じでいいけど、少しでも安く済ませたい」という方に最適な選択肢です。

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【詳細レビュー②】ホンダ純正 15400-RTA-003

HAMPとの違い(純正保証の有無)

ホンダ純正15400-RTA-003は、ディーラーで使用されているのと同じ正規品です。HAMPとの主な違いは「ホンダの純正保証が適用されるかどうか」という点にあります。

ディーラーでメンテナンスパックを契約している方や、保証期間中の車両で純正部品使用を推奨されている方にとっては、15400-RTA-003を選ぶ意味があります。性能面ではHAMPと差はありませんが、「純正品を使っている」という安心感が付加価値になります。

ディーラー品質の安心感

ディーラーで購入する場合、整備士が適合確認を行った上で提供されるため、品番間違いのリスクがゼロに近くなります。また、万が一不具合があった場合でも、ホンダの正規サポートが受けられる点が大きなメリットです。

一方、Amazonや通販で購入する場合は価格がディーラーより安くなりますが、自己責任での適合確認が必要になります。

価格差とメリット

15400-RTA-003の価格はAmazonで1,000-1,500円、ディーラーでは1,500-2,000円程度です。HAMPと比べると200-500円高くなりますが、この差額を「保証料」と考えるか「不要なコスト」と考えるかは、ユーザーの価値観次第です。

保証期間が残っている新車・認定中古車の場合、純正部品使用が保証継続の条件になっているケースもあるため、契約内容を確認した上で選択することをおすすめします。

こんな人におすすめ

  • ディーラーメンテナンスパック契約中の方
  • 保証期間内の車両に乗っている方
  • 純正品を使いたい安心感重視の方
  • 品番間違いのリスクを避けたい方

「多少高くても純正を使いたい」という方には、15400-RTA-003が最適です。

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【詳細レビュー③】PIAA ツインパワー オイルフィルター

2連濾紙の仕組み

PIAA ツインパワーの最大の特徴は「2連濾紙構造」です。一般的なオイルフィルターは1層のろ紙でオイルをろ過しますが、ツインパワーはろ紙を2層に重ねることで、ろ過面積を約1.5倍に拡大しています。

これにより、同じ流量でもフィルターの目詰まりが起きにくく、長期間にわたって高いろ過性能を維持できます。エンジン負荷が高いスポーツ走行やワインディング走行が多い方にとって、この特性は大きなメリットになります。

マグネットリング(1000ガウス)の効果

ツインパワーには、フィルター外周に100ミリテスラ(1000ガウス)の強力なマグネットリングが搭載されています。このマグネットは、エンジン内部で発生する微細な鉄粉を磁力で吸着し、ろ紙に到達する前に捕捉する役割を果たします。

S660のS07Aエンジンはターボ付きで、タービン軸受やピストンリング周辺から金属粉が発生しやすい構造です。マグネットがこれらの鉄粉を事前に除去することで、ろ紙の寿命が延び、エンジン摩耗のリスクも低減されます。

スポーツ走行での評価

みんカラやS660専門フォーラムでは、「サーキット走行後もオイルが綺麗」「高回転多用でもフィルター性能が落ちない」といった評価が見られます。特に、VTECゾーン(高回転域)を多用するスポーツ走行では、純正品よりもツインパワーの方がオイル清浄度を保ちやすいという実例が報告されています。

一方、通常の街乗りでは「純正と体感差はない」という声もあり、性能差を実感できるのは高負荷走行時に限られる可能性があります。

こんな人におすすめ

  • スポーツ走行やワインディングを楽しむ方
  • サーキット走行を定期的に行う方
  • 高性能フィルターで長期的なエンジン保護を重視する方
  • マグネット付きの効果を試してみたい方

価格は純正の約2倍ですが、「エンジンを大切に長く使いたい」という方には投資価値があります。

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【詳細レビュー④】HKS スーパーオイルフィルター

ろ紙面積15%増の意味

HKSスーパーオイルフィルター(品番:52009-AK005)は、従来品と比べてろ紙面積を約15%拡大した設計が特徴です。ろ紙面積が広いほど、同じ流量でも1枚あたりのろ紙にかかる負担が減り、目詰まりまでの時間が延びます。

これにより、オイル交換サイクルを延ばしたい方や、高負荷走行でスラッジが多く発生する環境でも、安定したろ過性能を維持できます。

JIS基準25μ→20μの効果

一般的なオイルフィルターのろ過精度はJIS規格で25μ(マイクロメートル)ですが、HKSは20μまで微細な粒子を捕捉できます。この5μの差は、エンジン内部の微小な金属粉やスラッジをより高精度で除去できることを意味します。

特に、ターボ車のS660では、タービン軸受から発生する10-30μサイズの金属粉が問題になりやすいため、20μのろ過精度は長期的なエンジン保護に有効です。

オイルクーラー装着車への対応

HKSスーパーオイルフィルターは、オイルクーラーを装着している車両にも対応したサイズ設定があります。オイルクーラー装着車では、オイル循環量が増えるためフィルターへの負荷も高まりますが、HKSはこの環境でも十分な流量とろ過性能を確保できる設計になっています。

S660でオイルクーラーをカスタム装着している方にとって、HKSは数少ない対応製品の一つです。

サーキット走行での信頼性

HKSはモータースポーツでの実績が豊富で、サーキット走行やタイムアタックを行うS660オーナーから高い評価を得ています。「全開走行後もオイル圧が安定している」「フィルター交換時にスラッジが少ない」といった声があり、過酷な条件下での信頼性が裏付けられています。

こんな人におすすめ

  • サーキット走行を頻繁に行う方
  • オイルクーラーを装着している方
  • 高精度ろ過でエンジンを保護したい方
  • HKSブランドを信頼している方

価格は2,000-3,000円と高めですが、性能に見合った投資と言えます。

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【詳細レビュー⑤】無限(MUGEN) オイルフィルター

スラッジ除去最適化設計

無限(MUGEN)のオイルフィルター(品番:15400-XL0-0000)は、エンジン内部で発生するスラッジ(異物)を可能な限り除去するために、ろ紙面積・ろ紙収納形状・流路設計を最適化しています。

一般的なフィルターは円筒形のろ紙を単純に配置していますが、無限はろ紙の折り目角度や配置を見直すことで、オイルが全てのろ紙表面を均等に通過するように設計されています。これにより、ろ紙の一部だけが早期に目詰まりすることを防ぎます。

圧力損失10%改善の実走メリット

無限フィルターは、純正品と比較して圧力損失を最大10%改善したと公表されています。圧力損失が少ないほど、オイルポンプの負担が減り、エンジン各部に安定した油圧でオイルが供給されます。

実走行では、「高回転域でのレスポンスが向上した」「油温上昇が抑えられた」といった体感報告があり、特にサーキット走行やタイムアタックを行う方から評価されています。

無限ブランドの信頼性

無限はホンダワークスチームとしてモータースポーツで長年の実績があり、S660専用パーツも多数リリースしています。オイルフィルターも、S660のエンジン特性を考慮した設計がなされているため、「純正以上の性能を求めるが、信頼性も妥協したくない」という方に支持されています。

価格に見合う価値があるか

無限オイルフィルターの価格は3,000-4,000円と、純正の約3倍です。この価格差を「性能差で正当化できるか」は、走行スタイルによって評価が分かれます。

サーキット走行やスポーツ走行を月1回以上行う方にとっては、エンジン保護の投資として価値がありますが、通常の街乗りメインでは「体感差が分かりにくい」という意見も見られます。

こんな人におすすめ

  • サーキット走行・タイムアタックを定期的に行う方
  • 無限ブランドのパーツで統一したい方
  • 圧力損失改善によるレスポンス向上を求める方
  • 純正以上の性能を追求する方

「最高性能のフィルターでエンジンを守りたい」という方には、無限が最適な選択肢です。

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純正vs社外品の違いを徹底比較

S660のオイルフィルターを選ぶ際、純正と社外品のどちらにするかは大きな判断ポイントです。ここでは、価格・性能・保証・リスクの4軸で具体的に比較します。

価格差の理由

純正品(15400-RTA-003)が1,000-1,500円なのに対し、PIAA・HKS・MUGENは1,800-4,000円と約2-3倍の価格差があります。この差は、以下の要因によって生まれます。

  • ろ紙品質: 社外品は高性能ろ紙(ろ過精度20μ、2連構造等)を使用
  • 追加機能: マグネットリング(PIAA)、圧力損失改善設計(MUGEN)
  • 開発コスト: モータースポーツでのテスト・最適化にかかる費用
  • ブランド価値: HKS・無限等の実績とブランド力

純正品は「必要十分な性能を低コストで提供する」思想で設計されているため、余分な機能を省いてコストを抑えています。

性能差の有無(ろ過能力・耐久性)

ろ過能力

  • 純正・HAMP: JIS規格25μ(標準)
  • HKS: 20μ(純正より5μ細かい粒子まで捕捉)
  • PIAA: 2連濾紙でろ過面積1.5倍+マグネット併用

実走行での体感差

街乗りメインでは、純正と社外の性能差を体感することは難しいです。ただし、サーキット走行やスポーツ走行後にオイルを抜いて比較すると、社外品(特にHKS・PIAA)の方が「オイルの透明度が高い」「スラッジ混入が少ない」という報告が見られます。

耐久性

純正・HAMPは1万kmまたはオイル交換2回に1回の交換サイクルを前提に設計されています。社外品も同じサイクルで交換すれば問題ありませんが、PIAAやHKSは「目詰まりまでの時間が長い」ため、オイル交換サイクルを延ばしたい方には有利です。

保証の違い

  • 純正(15400-RTA-003): ホンダの純正保証が適用される可能性あり(ディーラー購入時)
  • HAMP: 純正互換品のため、実質的に純正同等の信頼性だが正式保証はなし
  • PIAA・HKS: メーカー独自の1年保証等(製品による)
  • 無限: 無限ブランドの信頼性はあるが明示的な保証期間は製品による

ディーラーメンテナンスパック契約中の方や、保証期間内の新車に乗っている方は、純正品使用が保証継続の条件になっている場合があるため、契約内容を確認してください。

リスク比較(互換品の粗悪品リスク)

Amazonや楽天では「純正互換品10個セット2,000円」のような格安製品も販売されていますが、以下のリスクに注意が必要です。

  • 寸法誤差: ネジ径や対辺幅が微妙に異なり、装着時にトルク不足やオイル漏れが発生
  • ゴムパッキン不良: 硬化しやすい素材で、数か月後にオイル漏れが起きる
  • リリーフバルブなし: フィルター詰まり時にエンジンへのオイル供給が止まるリスク

レビューで「オイル漏れした」「装着できなかった」という報告がある製品は避けるべきです。HAMP・PIAA・HKS・無限のような信頼できるブランドなら、このリスクはほぼゼロです。

結論:どちらを選ぶべきか(用途別)

用途おすすめ理由
街乗りメイン純正 or HAMPコスパが良く、性能は十分
ワインディング週1回PIAA ツインパワーマグネット+2連濾紙で安心感UP
サーキット月1回以上HKS or MUGEN高精度ろ過+圧力損失改善
ディーラー保証重視純正 15400-RTA-003保証継続の条件をクリア
コスパ最優先HAMP H1540-RTA-003純正同等品質で最安

性能差は「走行スタイル」によって体感の有無が変わります。自分の使い方に合った選択をすることが重要です。

S660オイルフィルターの選び方ガイド

ここまでの比較を踏まえ、S660オイルフィルターを選ぶ際の具体的なフローチャートとチェックポイントを整理します。

用途別フローチャート

STEP 1: 走行スタイルを確認

  • 街乗りメイン(通勤・買い物中心) → STEP 2へ
  • スポーツ走行が多い(ワインディング・峠) → STEP 3へ
  • サーキット走行・タイムアタック → STEP 4へ

STEP 2: 街乗りメインの方

  • コスパ最優先 → HAMP H1540-RTA-003
  • 純正志向・保証重視 → 純正 15400-RTA-003

STEP 3: スポーツ走行が多い方

  • マグネット付き高性能品 → PIAA ツインパワー
  • 高精度ろ過重視 → HKS 52009-AK005

STEP 4: サーキット走行・タイムアタック

  • 圧力損失改善重視 → MUGEN 15400-XL0-0000
  • ろ過精度20μ重視 → HKS 52009-AK005

チェックポイント5項目

オイルフィルターを購入する前に、以下の5項目を確認してください。

#### 1. 適合品番の確認

S660(JW5)の適合品番は「15400-RTA-003」「15400-RTA-004」「H1540-RTA-003」です。社外品の場合、商品説明欄に「S660(JW5)対応」と明記されているか確認しましょう。

年式・グレードに関係なく、JW5ならすべて同じフィルターが使用できます。

#### 2. ろ過精度(25μ vs 20μ)

  • 25μ(JIS規格標準): 純正・HAMP・PIAA
  • 20μ(高精度): HKS

20μの方が微細な粒子まで捕捉できますが、街乗りでは体感差は少ないです。サーキット走行や高負荷走行が多い方は20μを選ぶメリットがあります。

#### 3. マグネット有無

マグネット付き(PIAAツインパワー)は、鉄粉を磁力で吸着する機能があります。ターボ車のS660では長期的なエンジン保護に有効ですが、通常の街乗りなら「あれば安心」程度の付加価値です。

#### 4. 価格と交換頻度のバランス

オイル交換2回に1回(約1万km)でフィルター交換する場合、年間走行距離1万kmなら年1回の交換です。純正1,200円とPIAA2,500円の差額は年間1,300円なので、「年1,300円の保険」と考えるか「不要なコスト」と考えるかは個人の価値観次第です。

#### 5. 入手性(Amazon・カー用品店)

  • Amazon: 純正・HAMP・PIAA・HKSは在庫安定
  • カー用品店(オートバックス・イエローハット): PIAA・HKSは店頭在庫あり
  • ディーラー: 純正15400-RTA-003は取り寄せ可能
  • 無限: 専門店・通販が主

緊急時にすぐ入手したい場合は、カー用品店で在庫確認できる製品(PIAA・HKS)が便利です。

避けるべき製品

以下のような製品は、トラブルリスクが高いため避けることをおすすめします。

#### 品番不明の激安品

「S660対応」とだけ書かれ、品番や仕様が明記されていない製品は、寸法誤差やゴムパッキン不良のリスクがあります。品番(15400-RTA-003等)が明記されている製品を選んでください。

#### レビューゼロの無名ブランド

Amazonで「レビュー0件」「出品者名が不明」の製品は、品質が保証されていません。最低でも10件以上のレビューがあり、星3.5以上の評価がある製品を選びましょう。

#### リリーフバルブなし製品

リリーフバルブは、フィルター詰まり時にオイル供給を維持するための安全機構です。「リリーフバルブ付き」と明記されている製品を選び、記載がない格安品は避けてください。

DIYでオイルフィルター交換する方法

S660のオイルフィルター交換は、基本的な工具と手順を守れば初心者でも可能なDIY作業です。ここでは、失敗を避けるための具体的な手順と注意点を解説します。

必要工具

  • 17mmソケット or レンチ(ドレンボルト用)
  • 65mmフィルターレンチ(オイルフィルター用・PIAA W65等)
  • オイル受け容器(4L以上推奨)
  • ジャッキ+ジャッキスタンド(後輪をリフトアップ)
  • トルクレンチ(40Nm・12Nmに設定可能なもの)
  • 軍手・ウエス(汚れ防止)
  • 新品エンジンオイル(2.6L・フィルター同時交換時)

PIAAのフィルターレンチ(W65)はホンダ車全般に対応しており、S660だけでなくフリード等でも使えるため、1つ持っておくと便利です。

DIY作業の基本については、ホンダ車メンテナンス記事一覧も参考にしてください。

作業手順(7ステップ)

#### STEP 1: 車両をジャッキアップ(後輪)

S660はMR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)レイアウトのため、エンジンは後輪側にあります。リアをジャッキアップし、ジャッキスタンドでしっかり支えてください。

安全のため、エンジン停止後30分以上経過してから作業を開始し、エンジンオイルが冷めていることを確認してください。

#### STEP 2: ドレンボルト緩め(17mm・40Nm)

オイルパンの下にオイル受け容器を置き、17mmレンチでドレンボルトを緩めます。ボルトが完全に外れる直前は手で支えながらゆっくり回し、オイルが勢いよく飛び出さないように注意してください。

古いオイルが完全に抜けるまで5-10分待ちます。

#### STEP 3: オイルフィルター取外し(65mmレンチ)

フィルターレンチで反時計回りに回してフィルターを取り外します。フィルター内に古いオイルが残っているため、取り外し時にオイルが垂れることがあります。ウエスで受けるか、オイル受け容器を下に置いてください。

フィルターが固着して外れない場合は、軽く叩いて振動を与えると外れやすくなります。

#### STEP 4: 新フィルターのゴムパッキンにオイル塗布

新品フィルターのゴムパッキン部分に、新しいエンジンオイルを薄く塗布します。これにより、取付時の密着性が向上し、オイル漏れのリスクが減ります。

#### STEP 5: 手締め→着座後3/4回転締め込み(12Nm)

新フィルターを手で時計回りに回し、ゴムパッキンが接合面に当たって圧縮され始めるまで締めます。着座を確認したら、そこから3/4回転(約270度)だけ締め込みます。

PIAAのフィルターには90度ずつの目印が付いているため、これを目安にすると正確です。トルクレンチで12Nmに設定して締めても良いですが、手締め+3/4回転の方法が一般的です。

注意: 締め過ぎるとゴムパッキンが破損してオイル漏れの原因になります。3/4回転を厳守してください。

#### STEP 6: オイル注入(2.6L)

ドレンボルトを17mmレンチで締め直します(締付トルク40Nm)。その後、エンジン上部のオイルフィラーキャップを外し、新品エンジンオイルを2.6L注入します。

注入後、レベルゲージで油量を確認し、上限(H)と下限(L)の間に収まっていることを確認してください。

#### STEP 7: アイドリング3分→静置3分→レベル確認

エンジンを始動し、アイドリング状態で3分間回します。この間、フィルター周辺やドレンボルトからオイル漏れがないか目視確認してください。

3分経過したらエンジンを停止し、さらに3分以上静置してオイルがオイルパンに戻るのを待ちます。その後、レベルゲージで再度油量を確認し、不足していれば少量ずつ追加してください。

失敗しやすいポイント

#### フィルターの締め過ぎ(3/4回転厳守)

「しっかり締めた方が安全」と考えて1回転以上締めると、ゴムパッキンが破損してオイル漏れが発生します。着座後は3/4回転で止めることを厳守してください。

#### ドレンボルトの締め不足/過締め

締付トルク40Nmを守らないと、締め不足でオイル漏れ、過締めでネジ山損傷のリスクがあります。トルクレンチを使用することを強く推奨します。

#### オイル注入量のミス

フィルター交換時は2.6L、オイルのみ交換時は2.4Lです。間違えて2.4Lしか入れないと、フィルター分のオイルが不足してエンジン焼き付きのリスクがあります。レベルゲージで確認してください。

安全のための注意

#### エンジン停止・冷却後の作業

エンジン停止直後はオイル温度が100度以上になっており、火傷のリスクがあります。30分以上冷却してから作業を開始してください。

#### 廃油の適切な処理方法

抜いた古いオイルは、自治体のルールに従って処理してください。オイル吸収パッド(カー用品店で販売)に染み込ませて可燃ゴミとして出すか、ガソリンスタンド・カー用品店の廃油回収サービスを利用します。

#### ジャッキスタンド使用

ジャッキだけで車体を支えた状態で作業するのは危険です。ジャッキアップ後は、車両がズレて落下しても安全なようにジャッキスタンドを使用してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. S660のオイルフィルターは毎回交換しなくてもいい?

ホンダ公式ではオイル交換2回に1回を推奨しています。理由は、フィルターのろ過能力が1万km程度で低下し始めるためです。

フィルターが目詰まりすると、バイパスバルブが開いて未ろ過のオイルがエンジンに循環してしまい、スラッジや金属粉がエンジン内部を摩耗させるリスクが高まります。

ただし、サーキット走行やスポーツ走行が多い場合は、エンジン負荷が高くスラッジが発生しやすいため、毎回交換する方が安心です。街乗りメインなら2回に1回のサイクルで問題ありません。

Q2. 品番15400-RTA-003と15400-RTA-004の違いは?

基本性能は同じで、004が新品番、003が旧品番です。どちらもS660(JW5)に適合し、互換性があります。

ホンダが品番を更新した理由は、製造ロットの管理や部品供給の都合によるもので、性能面での変更はありません。在庫があれば安い方を選んでも問題ありません。

Q3. マグネット付きフィルターの効果は本当にある?

PIAAのマグネットリング(1000ガウス)は、エンジン内部で発生する鉄粉を吸着する効果があります。ターボ車のS660では、タービン軸受やピストンリング周辺から微細な金属粉が発生しやすいため、長期的なエンジン保護に有効です。

ただし、通常の街乗りなら純正品のろ紙だけでも十分なろ過性能があります。マグネットの効果を実感できるのは、高負荷走行が多い方や、オイル交換サイクルを延ばしたい方に限られる可能性があります。

Q4. 純正互換品(格安品)は使っても大丈夫?

品番が明記され、リリーフバルブ付きの製品なら問題ありません。ただし、Amazonレビューで「オイル漏れ」「ゴムパッキン不良」「寸法誤差で装着できなかった」という報告がある製品は避けるべきです。

HAMP(ホンダ純正互換ブランド)なら、純正と同じ製造ラインで作られているため安心して使用できます。無名ブランドの激安品(10個セット2,000円等)は、品質リスクがあるため推奨しません。

Q5. オイルフィルターだけ社外品にするのはあり?

問題ありません。エンジンオイルは純正、フィルターはPIAAやHKS等の高性能品を選ぶ組み合わせも一般的です。

むしろ、フィルター性能を上げることでオイルの清浄度が保たれ、エンジンオイル自体の劣化も遅くなります。エンジンオイルとフィルターは独立した部品なので、それぞれ最適な製品を選ぶことができます。

Q6. フィルター交換時のオイル量は2.4Lと2.6Lどっち?

オイルのみ交換は2.4L、フィルター同時交換は2.6Lです。フィルター内に約0.2L分のオイルが入るため、フィルター交換時は多めに必要です。

オイル注入後は、レベルゲージで上限(H)と下限(L)の間に収まっているか確認してください。不足している場合は、0.1Lずつ追加して調整します。

Q7. DIY初心者でもオイルフィルター交換はできる?

可能です。ジャッキアップと基本工具の扱いに慣れていれば30-60分で完了します。ただし、締付トルク(ドレンボルト40Nm・フィルター着座後3/4回転)を守ることが重要です。

不安な方は、初回だけディーラーやカー用品店で見学させてもらい、手順を確認してから自分で挑戦すると安心です。また、トルクレンチは必須工具として用意することを推奨します。

Q8. S660のオイルフィルターはフリードと共通って本当?

一部共通です。HAMPのH1540-RTA-003は、フリード(GB5/GB6)とS660(JW5)で共用できます。

ただし、フリードでも年式・グレードによって異なる品番が使われている場合があるため、購入前に適合表で確認してください。ホンダ車は同じエンジン型式でもフィルター品番が異なるケースがあるため、車検証のエンジン型式(S07A等)で確認するのが安心です。

まとめ:S660のオイルフィルター選びで失敗しないために

S660のオイルフィルター選びで重要なのは、「自分の走行スタイルに合った製品を選ぶこと」です。街乗りメインならHAMPや純正で十分な性能があり、スポーツ走行が多い方はPIAAやHKSの高性能品を選ぶメリットがあります。

用途別のおすすめを再掲します。

  • コスパ最優先: HAMP H1540-RTA-003(800-1,200円)
  • 性能重視: PIAA ツインパワー(1,800-2,500円)
  • 純正志向: ホンダ純正 15400-RTA-003(1,000-1,500円)
  • サーキット走行: HKS 52009-AK005 or MUGEN 15400-XL0-0000

品番が分からなくても、S660(JW5)なら年式・グレードに関係なく同じフィルターが使用できます。適合品番は「15400-RTA-003」「15400-RTA-004」「H1540-RTA-003」の3つを覚えておけば安心です。

次のステップとして、Amazonで価格とレビューを確認し、在庫状況をチェックしてください。DIYに挑戦する方は、トルクレンチと65mmフィルターレンチを用意し、締付トルク(ドレンボルト40Nm・フィルター着座後3/4回転)を守って作業してください。

ショップに依頼する場合も、この記事の情報をもとに「どのフィルターを使ってほしいか」を伝えれば、工賃だけで済みます。

Amazonで価格とレビューを確認

在庫状況と最新の評価を先にチェックしましょう。

S660のエンジンオイル選びについては、こちらの記事で詳しく解説しています

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