フリードGB系コンソールボックス4選 適合型式で選ぶ

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フリードGB系の後付けコンソールボックスは、商品ページの適合型式欄に GB8 が並んでいても、同じ欄の末尾に4WD車は適合しないと注記されている製品が実在する。型式欄だけを見て発注すると、届いてから使えないと分かる。まず自分の型式と駆動方式を確定させ、そのうえで型式欄と注意書きの両方を読む。この順番で選べば外れない。

目次

型式別の適合早見表と比較する4製品

今回扱うのは CRAFT WORKS の2製品(ワイヤレス充電の有無で2種類)、WALKEY、ケイズプランニングの計4製品。

型式別の適合早見表

各製品が商品ページで示している適合表記を、型式ごとに並べると次のようになる。

型式 駆動方式 パワートレイン CRAFT WORKS WALKEY ケイズプランニング
GB5 2WD ガソリン 適合型式に記載 適合型式に記載 適合型式に記載
GB6 4WD ガソリン 適合型式に記載 適合型式に記載 型式欄に記載/4WD不可の注記あり
GB7 2WD ハイブリッド 適合型式に記載 適合型式に記載 適合型式に記載
GB8 4WD ハイブリッド 適合不可と明記 対応できないと明記 型式欄に記載/4WD不可の注記あり

選択肢が3製品そろうのは GB5 と GB7 の2型式で、GB6 は製品間で表記が割れ、GB8 はどの製品でも表記上確定しない。GB6・GB8 に乗っているなら、駆動方式を伝えて販売元に適合可否を確認してから買う。

機能で絞るなら

充電まわりの機能で選ぶなら、まずワイヤレス充電を使うかどうかを決める。使うなら CRAFT WORKS のワイヤレス充電ありか WALKEY、使わないなら CRAFT WORKS のワイヤレス充電なしが素直な選択になる。後席側にも充電ポートが要るなら CRAFT WORKS だ。

CRAFT WORKS フリードGB系 コンソールボックス(ワイヤレス充電あり)

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CRAFT WORKS フリードGB系 コンソールボックス(ワイヤレス充電なし)

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WALKEY フリードGB系 コンソールボックス(ワイヤレス充電あり)

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ケイズプランニング フリードGB系 センターコンソールボックス

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純正の前席収納はどこまでか

Honda の取扱説明書(フリード/フリード+)の収納装備の項で案内されている前席まわりの装備は、グローブボックス、運転席アッパーボックス、ドリンクホルダー3種(引き出して使うセンターコンソールドリンクホルダー、フロントパネルの運転席側・助手席側、ドアの運転席側・助手席側)、フロントシートのアームレストにあるコンビニフック、前に倒して使うユーティリティーフック。センターコンソールについての記載は引き出して使うドリンクホルダーだけで、ふた付きの収納ボックスの項目はこの案内に含まれていない。

純正のフロントシートアームレストは前に倒して使う形式で、取扱説明書にはシートベルト着用時にアームレストに引っかけないという警告がある。理由は、万一のときにシートベルトの機能が発揮できず重大な傷害を負うおそれがあるため。またグローブボックスとアッパーボックスには走行中は必ず閉めるという警告、各フックには約3kg以上の重いものや大きいものをかけないという注意が付く。

なお乗車定員は取扱説明書の車両仕様一覧でフリードが6名または7名、フリード+が5名。フリードの2列目はキャプテンシートとベンチシートの2種類があり、取扱説明書もそれぞれ別項目で扱っている。前席間に肘置きと収納がまとまっていないという不便は、この収納構成から来ている。

GB5・GB6・GB7・GB8の違いと自分の型式の調べ方

4つの型式の中身

マフラーメーカー柿本改の適合車種一覧では、2代目フリードの4型式が次のように整理されている。GB5 はガソリン(1.5L・L15B型)でCVT、駆動は2WD。GB6 は同じくガソリンの4WD。GB7 はハイブリッド(1.5L・LEB-H1型)で7速AT、駆動は2WD。GB8 は同じくハイブリッドの4WD。数字の小さい2つ(GB5・GB6)がガソリン、大きい2つ(GB7・GB8)がハイブリッドで、偶数側(GB6・GB8)が4WDという並びだ。

対象期間は2016年9月から2024年5月まで。2024年6月以降のフリードは別世代(GT系)にあたり、GB系向けの専用設計品はそのまま流用できない。今回の各製品の適合年式表記もこの期間と一致している。

車検証での確認手順

車検証(自動車検査証)の型式欄に、GB5・GB6・GB7・GB8 のいずれかが記載されている。型式の頭には識別用の記号が付くことがあり、ガソリン車ならDBA-GB5・6BA-GB5、ハイブリッド車ならDAA-GB7・6AA-GB7といった形になる。ハイフンより後ろが型式なので、そこを商品ページの適合型式欄と照合する。駆動方式が2WDか4WDかも同時に控えておく。注意書きの除外条件に当てはまるかどうかは、この2つがそろって初めて判断できる。

購入前に落ちやすい適合の論点

GB8は今回の4製品では確定しない

CRAFT WORKS の2製品は適合型式をGB5・GB6・GB7と記載し、注意書きにGB8には適合不可となりますと明記している。WALKEY も適合型式は同じ3型式で、GB8には対応できませんと明記している。ケイズプランニングだけは型式欄にGB8を含む4型式を並べているが、同じ欄の末尾に4WD車には適合しませんという注記があり、GB8は4WDにあたるため表記上は確定しない。GB8に乗っているなら販売元への問い合わせが確実だ。

4WDの扱いは製品間で食い違っている

CRAFT WORKS と WALKEY は適合型式にGB6を含め、駆動方式による除外注記を書いていない。一方ケイズプランニングは型式欄にGB6とGB8を含めながら4WD車には適合しませんと注記しており、同じ商品ページの中で表記が矛盾している状態になる。柿本改の適合車種一覧でGB6とGB8はどちらも4WDと確認できるので、この食い違いは読み違いではない。なお、4WD車に適合しないとされる技術的な理由は公表資料からは確認できていない。

特別仕様車とグレード欄の落とし穴

CRAFT WORKS の2製品は、注意書きに特別仕様車には適合不可となりますと記載している。フリードGB系には期間限定の特別仕様車が設定されていたため、該当する車両では確認が要る。同じ商品ページでは適合グレードとしてハイブリッドB・ハイブリッドG・ハイブリッドEX・ハイブリッド・クロスター・ハイブリッド・モデューロXとハイブリッド系のグレード名だけを列挙している一方、適合型式にはガソリンのGB5とGB6も入っており、グレード欄と型式欄が対応していない。グレード名の列挙だけで自車の適合可否を判断しない。

フリード+も対象に含まれる

CRAFT WORKS と WALKEY は、適合車種にフリード/FREEDに加えてフリードプラス/FREED+も記載している。フリード+は乗車定員5名の2列シート仕様で、前席まわりの構造を共有するため対象に入る。ただし取扱説明書ではフロント側のアクセサリーソケットの装備位置がフリード+として案内されているため、標準ボディのフリードでソケット位置が同じかどうかは取扱説明書の記載だけでは確定できない。電源を取る位置は自分の車で実物を見て決める。

選び方の4つの基準

基準1 適合型式

確認は3段階でいい。自分の型式がGB5・GB6・GB7・GB8のどれか、その型式が商品ページの適合型式欄に入っているか、注意書きに除外条件(GB8不可・4WD不可・特別仕様車不可)が書かれていないか。型式欄には入っているのに注意書きで除外されている製品が実在する以上、両方を読むまで適合を判断しない

基準2 電源まわりの機能

この分野の製品は、シガーソケットから電源を取ってUSBポートを増設する構成が標準的だ。見るのはポートの数と位置(前席だけか後席側にもあるか)、急速充電規格への対応、ワイヤレス充電の有無の3点。ワイヤレス充電は同じブランドで有無を選べる構成があるので、自分のスマホがQiに対応しているかで決める。ケーブルの抜き差しが不要になる代わりに、非対応機種では使えない。

基準3 サイズ

商品ページの寸法が外形なのか収納部の内寸なのかで意味がまったく違うため、比較するときは同じ種類の数値どうしを見る。外形が大きいほど前席間の占有面積が増え、乗り降りや2列目への移動に影響する。内寸は入るものを決めるので、車検証入れやティッシュ箱、A4サイズの書類など、入れたいものの寸法を先に測っておく。設置予定の場所も実車でメジャーを当てておくと判断が早い。

基準4 設置方式

今回の4製品はいずれも運転席と助手席の間に置いて使うタイプで、車体に穴を開けたり内装を外したりする作業は前提になっていない。CRAFT WORKS は現車採寸による専用設計をうたい、届いたその日に設置・使用できるとしている。ケイズプランニングは置くだけで増設できると記載している。設置後に見るのは、シートを前後にスライドさせたときの干渉、乗り降りの動線、運転操作の妨げにならないかの3点だ。

4製品の仕様比較

CRAFT WORKS(ワイヤレス充電あり/なし)

商品ページの記載によると、アームレストボックスの収納部は縦30cm・横17cm・高さ25.5cm。フリードGB系専用設計で現車採寸を行ったとされ、届いたその日に設置・使用できるとされている。ドリンクホルダーとスマホホルダーを備え、素材はPVCレザー。スイッチを押すと点灯するLEDライトを内蔵し、電源をONにすると差し込み口が常時点灯する。充電ポートは上面にType-AとType-Cを各1つ、後部座席側にType-Aを2つとType-Cを1つという配置で、今回の4製品のうち後席側への給電を明示しているのはこの製品だけだ。電源はシガーソケット(直流12V)から取り、ヒューズは5A、同時使用時の合計出力に上限が設けられている。

ワイヤレス充電の有無で2モデルに分かれるが、収納寸法と充電ポート構成は共通。後席に人を乗せる機会が多いなら、この2つのどちらかから選ぶことになる。

CRAFT WORKS フリードGB系 コンソールボックス(ワイヤレス充電あり)

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CRAFT WORKS フリードGB系 コンソールボックス(ワイヤレス充電なし)

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WALKEY(ワイヤレス充電あり)

商品ページの記載では本体サイズが50*32*16cm。これは外形寸法で、収納部の内寸ではない。ふた(リッド)がアームレストを兼ねる構造で、開ければ収納として使える。電源ソケット、QC3.0対応のUSBポート、Type-Cポート、シガーソケット、LEDスイッチがまとめて配置され、ドリンクホルダーとスマホホルダーも備える。夜間用のLEDライトと3色に変換できるLEDテープライトを内蔵する。ワイヤレス充電はQi規格に対応し最大10Wの出力で、対応機種としてiPhone 8以降、Pixel 3〜6、Xperia 1 II・XZ2・XZ3、AQUOS R3、Galaxy S8・S9・S10などが挙げられている。iPhone 7以前は非対応と明記されているので、古い端末を使っているなら事前に確認する。

WALKEY フリードGB系 コンソールボックス(ワイヤレス充電あり)

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ケイズプランニング

商品ページの記載では、運転席と助手席の間に置くだけでアームレスト付きの収納を増設できるとされている。上面は柔らかいアームレストで、運転疲れの軽減をうたう。収納部はA4用紙が縦に入る容量で、ブルーのLEDライトを備える。シガー電源に接続することでUSB電源を増設でき、急速充電に対応して最大4台の機器を同時に充電できると記載されている。適合表記はホンダ フリード GB系/型式 GB5 GB6 GB7 GB8/年式 H28.9-で、末尾に4WD車は適合しない旨の注記が付く。GB5かGB7の2WD車なら候補に入る。

ケイズプランニング フリードGB系 センターコンソールボックス

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設置と電源の取り方

Honda の取扱説明書のアクセサリーソケットの項では、消費電力180W(15A)以下のアクセサリーに直流12Vの電源を供給すると記載されている。コンソールボックスの充電機能はこの範囲内で使う。商品側にもヒューズ(5A)と同時使用時の合計出力の上限が設定されているので、複数の機器を同時に充電するときは商品ページの上限を超えないようにする。超えた場合はヒューズが働いて通電が遮断される。

設置の流れはこうだ。前席間の設置予定スペースにあるものを取り除き、寸法を測って製品の外形と照合する。本体を運転席と助手席の間に置いて位置を決める。電源ケーブルをアクセサリーソケットまで取り回す。このときペダル周辺やシートレールの可動部を通さず、足元に垂れないよう固定する。シートを最前端と最後端までスライドさせ、シートやシートベルトのバックルと干渉しないか確認する。運転席に座り、ハンドル・シフト・ペダルの操作の妨げになっていないか確認する。最後に、充電機能を使うならエンジンをかけた状態で通電を確認する。

取り付けたあとに気をつけること

WALKEY の商品説明には、走行時の振動などで蓋が閉まって挟まれる可能性があるのでコンソールボックスを開けたままにしないよう注意くださいという注意書きがある。ふたがアームレストを兼ねる構造の製品では、走行中にふたを開けたままにしない

電源については、取扱説明書にバッテリーあがりを防ぐためエンジンがかかっている状態で使用するよう明記されている。エンジンを止めたまま充電を続けるのは避ける。ソケットにシガレットライターを差し込まないこと、使わないときは異物の侵入を防ぐためカバーを閉めることも同じ項に書かれている。電装品に水やゴミ・ほこりが入ると故障や車両火災につながるおそれがあるとされている。

干渉の確認では、純正のフロントシートアームレストを前に倒したときに本体と当たらないか、シートを前後にスライドさせたときに動きが止まらないかを見る。GB系のパーキングブレーキは足踏み式で、取扱説明書の車両仕様一覧に踏みしろ 6〜8ノッチ{約294N(30kgf)の力}と記載されている。運転席と助手席の間に引き上げ式のレバーが立つ形式ではないので、前席間に置くタイプが駐車ブレーキの操作を妨げる心配は構造上ない。

よくある質問

GB8(ハイブリッドの4WD)に付けられる製品はある?

今回比較した4製品のなかには、GB8への適合が表記上確定しているものはない。CRAFT WORKS と WALKEY はGB8を明示的に除外しており、ケイズプランニングは型式欄にGB8を挙げながら4WD不可と注記している。GB8なら販売元に駆動方式を伝えて可否を確認するところから始める。

4WD車でも使える?商品ページの表記が食い違っているのはなぜ?

GB6については、CRAFT WORKS と WALKEY が適合型式に含める一方、ケイズプランニングは4WD不可と注記しており、製品間で判断が分かれている。どちらが正しいかを外から決められる材料はなく、4WD不可とされる技術的な理由も公表資料からは確認できていない。4WDなら型式欄だけで発注しない。

ワイヤレス充電付きと付いていないもの、どちらを選ぶ?

自分のスマホがQi対応かどうかで決める。WALKEY の商品ページではiPhone 7以前が非対応と明記されている。対応していればケーブルの抜き差しがなくなるが、非対応ならUSBポートを使うことになるので、CRAFT WORKS のワイヤレス充電なしモデルで足りる。

電源はどこから取る?停車中に使い続けても平気?

アクセサリーソケットから取る。取扱説明書には、バッテリーあがりを防ぐためエンジンがかかっている状態で使用するようにと書かれている。停車中に充電を続けるのはこの記載に反するので避ける。

2024年6月以降の新型フリードにも使える?

今回の製品の適合年式はいずれも2024年5月までで、GB系専用設計とされている。2024年6月以降のフリードは別世代にあたるため、これらの製品は対象外だ。

型式別のまとめ

GB5とGB7に乗っているなら、CRAFT WORKS の2モデル、WALKEY、ケイズプランニングの4製品すべてが候補になる。後席にも充電ポートが欲しいならCRAFT WORKS、Qi対応のスマホでLEDの色を変えたいならWALKEY、A4が縦に入る収納量を優先するならケイズプランニングという分かれ方だ。GB6は製品間で表記が割れ、GB8はどの製品でも確定しない。

選ぶときは、充電機能やサイズより先に適合型式を見る。候補を1つに絞ってから、その製品の適合型式欄と注意書きを自分の車検証の型式・駆動方式と突き合わせ、迷いが残るなら販売元に確認して発注する。この順番なら、届いてから付かないと分かる事態は避けられる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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