更新日:2026年4月
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この記事はフリードGB系(GB5/GB6/GB7/GB8)向けの内容です。旧型フリード(GP3/GB3/GB4系)をお探しの場合はこちらをご覧ください。
結論:フリードGB系のドラレコ取り付けは3ステップで完了
フリードGB5/GB6/GB7/GB8のドラレコ取り付けは、電源取り出し・フロント配線・リア配線の3段で完結します。経験者なら約60分、初級者でも120〜180分で作業できます。工賃15,000〜20,000円(税込)を節約できるのがDIYの最大メリットです。
本記事は、フリードGB系(2016年9月〜2024年5月生産分)に前後2カメラドラレコを取り付ける方法をまとめたガイドです。電源取り出しの3方式、配線ルートの寸法、蛇腹ゴムの通し方まで、数値を交えて整理します。実測値は参考情報として記載しています。サイドエアバッグ装着車の配線注意点も最後に整理します。
フリードGB5/GB6/GB7/GB8の適合早見表
ドラレコ取り付け方法は、4型式すべてで共通です。ハイブリッド車もガソリン車も、オプションカプラーの位置とリア配線ルートは変わりません。
下表は2026年4月時点でホンダ公式サイトおよび整備資料で確認できる型式情報です。
| 型式 | 駆動 | 生産期間 | 主なグレード | 取り付け方式 |
|---|---|---|---|---|
| GB5 | 2WD ガソリン | H28.9〜R6.5 | G Honda SENSING等 | 共通 |
| GB6 | 4WD ガソリン | H28.9〜R6.5 | G Honda SENSING等 | 共通 |
| GB7 | 2WD ハイブリッド | H28.9〜R6.5 | HYBRID系 | 共通 |
| GB8 | 4WD ハイブリッド | H28.9〜R6.5 | HYBRID系 | 共通 |
適合表どおり、4型式の室内構造はほぼ同一です。フロントガラス形状も変わりません。Aピラー内張りのクリップ数とリアゲートの蛇腹ゴム配置も共通です。
注意点は1つだけあります。サイドカーテンエアバッグがオプション装着されている車両では、Aピラー内に配線を通す難易度が上がる点です。該当車両では、配線を足元ルートに変更する手順が推奨されています。
必要な工具と準備するパーツ
取り付け前に工具とパーツをそろえます。DIYで必要な基本工具は8点です。どれも車用品店やネット通販で入手できます。
- パネルはがし(樹脂製、厚み2mm程度)
- 配線ガイド(全長1m以上)
- 結束バンド(100mm×20本程度)
- 10mmソケットレンチ
- 検電テスター(ヒューズ電源選択時)
- シリコンスプレー(蛇腹ゴム通し用)
- バスボンド(防水処理用)
- パーツクリーナー(潤滑代替)
続いて電源取り出し方式を選びます。フリードGB系の電源取り出しは主に3方式があります。それぞれ難易度と作業時間が異なります。
本記事のおすすめ選定基準(電源取り出し方式の選び方)
本記事では以下の基準で電源取り出し方式を整理しています。
- 作業時間15分以内で完了するものを「お手軽」と分類
- 車両配線を切断しない方式のみ推奨
- ACC電源と常時電源の双方を1コネクタで取得可能か
- 取り外し時に原状復帰できるかどうか
下表は3方式の比較です。DIY難易度別に並べています。
| 方式 | 作業時間 | 難易度 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| オプションカプラー | 約10分 | 初級 | 純正配線を傷めない/着脱容易 | 別途購入2,000〜3,000円 |
| ヒューズ電源 | 約15分 | 中級 | 低コスト/常時・ACC双方取得可 | ヒューズ容量計算が必要 |
| オーディオ裏24ピン | 約30分 | 中級 | 電源が安定/アース確保容易 | オーディオパネル脱着が必要 |
推奨はオプションカプラーです。運転席キックパネル奥のヒューズボックス上部に緑色の未使用コネクタがあります。ここにカプラーを差し込むだけで、ACC・常時・アースの3電源を同時に取得できます。
ヒューズ電源を選ぶ場合は15番・29番(常時10A)、36番(FAソケット20A ACC)、37番(ACC 7.5A)が取り出し候補です。
取り付け手順(前後2カメラ編)
ここから実作業に入ります。4ステップで前後カメラを装着できます。各ステップの所要時間は下表のとおりです。
| ステップ | 作業内容 | 所要時間 | 使用工具 |
|---|---|---|---|
| 1 | 電源取り出し | 10〜15分 | パネルはがし、カプラー |
| 2 | フロントカメラ配線 | 20〜30分 | パネルはがし、結束バンド |
| 3 | リアカメラ配線 | 25〜40分 | 配線ガイド、シリコンスプレー |
| 4 | 動作確認と仕上げ | 5〜10分 | 結束バンド |
ステップ1:電源取り出し
運転席足元のキックパネルを外します。上方向に引き抜くとクリップ2箇所で固定されているのが分かります。内側へ強く引くとクリップが破損しやすいです。
ヒューズボックス上部に緑色の未使用カプラーがあります。ここに電源取り出しオプションカプラーを差し込みます。ACC・常時・アースの3線をまとめて分岐できます。
ステップ2:フロントカメラ配線
フロントガラス上部、バックミラー裏側にカメラ本体を貼り付けます。保安基準でフロントガラス上部20%以内と定められています。視界を妨げない位置に固定してください。
配線は天井内張りとフロントガラスの隙間に押し込みます。Aピラー内張りを外して、配線を内側へ通します。Aピラーは上方向に引き抜くのが正解です。内側へ引くとクリップが折れます。
助手席側の足元まで配線を引き回し、カプラーへ接続します。ここまでで約30分です。フリードGB系はナビ取り付け作業と同じAピラー脱着手順を使います。
ステップ3:リアカメラ配線
天井内張り内に沿ってリアゲートまで配線を通します。リアゲート上部には蛇腹ゴム(ハーネスグロメット)があります。ここに配線を通す工程が最難関です。
蛇腹ゴム内にはすでに純正配線が通っています。新しい配線を追加するとき、シリコンスプレーまたはパーツクリーナーで滑走させます。油類は樹脂を劣化させるため使用しません。
配線ガイドを使い、バックドア側から室内側へ通すと作業性が上がります。通した後は、バスボンドで蛇腹ハトメの防水処理を行います。経年での水漏れを防ぐ重要工程です。
ステップ4:動作確認
エンジンを始動してカメラ映像を確認します。前後カメラとも録画開始が正常なら作業完了です。配線を結束バンドで固定し、内張りを元に戻します。
前後2カメラ製品の詳細比較はフリードGB系のドラレコおすすめ記事で整理しています。
よくある失敗と対処法
DIY取り付けで発生しやすいトラブルは主に3つです。事前に対処法を把握しておくと作業が止まりません。
1つ目は蛇腹ゴムの破損です。硬い工具で無理に通すと、ゴムに穴が開き雨漏りの原因になります。対処はバスボンドでの補修です。破損が大きい場合はホンダ部販で蛇腹ゴム単体を発注できます。
2つ目はサイドエアバッグ装着車の配線干渉です。Aピラー内にエアバッグ展開部があるため、配線を無理に挟み込むとエアバッグ動作に影響します。足元ルート経由で助手席側へ迂回させる手順が推奨です。
3つ目は前方視界違反です。フロントガラスへの取り付け位置は保安基準第39条で定められています。上部20%以内、または下部より150mm以内が適合範囲です。範囲外は車検で不合格になります。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、DIY取り付けではなく業者依頼を検討してください。
- サイドカーテンエアバッグ装着車のオーナー — Aピラー内張り脱着でエアバッグ配線に干渉するリスクがあります。専門知識のあるディーラーまたはカー用品店での作業が安全です。
- 工具を持っていない初級者 — パネルはがしや配線ガイドは単品で2,000〜3,000円します。取り付け1回だけなら、工賃込みで業者依頼した方が総額で安くなります。
- 駐車監視機能を有効にしたい方 — 常時電源から取る必要があり、バッテリー上がりリスクが生じます。電圧監視機能付きの配線キットが別途必要です。バッテリー交換の目安もあわせて確認してください。
- 車検直前のオーナー — 取り付け位置ミスで不合格になった場合、再検査費用が発生します。車検適合の可否は最終的に検査官の判断による点も注意が必要です。
DIY取り付けとショップ依頼の費用比較
取り付け方法別のコスト比較を下表にまとめました。以下の金額はすべて税込です。製品代は前後2カメラの中価格帯(20,000円前後)を想定しています。
| 依頼先 | 取り付け工賃 | 作業時間 | 総額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| DIY | 0円 | 60〜180分 | 20,000円前後 | 工具代2,000〜3,000円別途 |
| カー用品店(前後) | 15,000〜20,000円 | 60〜90分 | 35,000〜40,000円 | 持ち込み可、店舗差あり |
| カー用品店(フロントのみ) | 5,000〜8,000円 | 30〜45分 | 25,000〜28,000円 | リア配線なし |
| 出張業者 | 約19,980円 | 60〜90分 | 約40,000円 | 自宅駐車場で作業可 |
| ディーラー | 20,000〜30,000円 | 120分前後 | 40,000〜50,000円 | 純正品推奨、保証あり |
数値上は DIY が15,000〜20,000円のコスト差で優位です。ただし工具一式を持たない場合、実質差額は12,000円前後まで縮まります。作業1回だけで考えるなら業者依頼が合理的な選択肢になります。
複数回のDIYを計画する方、または自分のペースで作業したい方にはDIYが向いています。実測値として工具は他車種のカスタムにも流用できるため、フリードカスタムの全体計画と合わせて検討すると投資効率が上がります。
よくある質問(FAQ)
Q1. GB5とGB7で取り付け方法は違いますか?
4型式(GB5/GB6/GB7/GB8)すべて共通方式です。ガソリン車とハイブリッド車で室内構造が変わらないためです。オプションカプラーの位置もAピラーのクリップ数も同一です。
Q2. 常時電源とACC電源はどちらを選ぶべきですか?
走行中録画のみならACC電源で十分です。駐車監視機能を使う場合は常時電源が必要です。ただし常時電源は長時間で車両バッテリーを消費します。電圧監視機能付き配線キットで11.6V以下に下がったら自動遮断する設定が安全です。
Q3. サイドエアバッグ車でも取り付けられますか?
取り付け自体は可能です。ただしAピラー内にエアバッグ展開部があるため、配線経路を足元ルートへ変更する必要があります。DIYで不安な場合は、エアバッグ配線に慣れたカー用品店への依頼を優先してください。
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