BMWZ4 E89 ナビおすすめ|在庫ありCIC対応2選

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

BMWZ4 E89に乗っていると、純正ナビの画面がスマートフォンの地図アプリに比べて小さく古びて見える場面が増えてくる。オープン2シーターというボディの特性上、選べる社外品の幅は他のBMW車種より狭く、価格や在庫の状況もそのつど変わるため、今どの製品が現実的な選択肢になるかを把握しておく必要がある。ここでは実際に流通している4製品を価格・在庫・取り付け方法の観点から比較し、購入前に確認しておきたいポイントもあわせて見ていく。

目次

BMWZ4 E89のナビゲーションはCIC一本、世代分岐で悩む必要がない

BMWZ4 E89は2009年5月に日本で発売され、2016年8月に生産を終えるまでフルモデルチェンジをしていない世代であり、搭載する車載システムも一貫してCIC(Car Information Computer)である。他のBMW車種で起きているCCCとCICの混在や、CICとNBTの混在のような世代分岐が無いため、自車がどちらの世代かを見分ける作業は基本的に発生しない。

iDriveがCCC→CIC→NBTと世代を重ねる中でE89は一貫してCICを搭載

BMWの車載情報システムはMASK・CCC・CIC・NBTの順に世代を重ねてきた。CICが導入された時期はおおむね2008年から2009年にかけてで、E89は世代の切り替わり直後にあたる2009年5月に発売されている。このため国内向けE89には旧世代のCCCを搭載した個体が無く、2013年のマイナーチェンジもヘッドライトのLED化や標準装備の追加が中心で、車載システムの世代自体は変わっていない。より新しいNBTへの移行は2012年以降の他車種で進んだが、2016年8月に生産を終えたE89にはこの移行が及んでいない。

グレード展開の推移と生産時期の目安

E89は2009年5月にsDrive35i(699万円〜)とsDrive23i(485万円〜)の2グレードで発売され、同年10月には廉価グレードのStyle Essence(485万円)が加わった。2010年5月には3.0L直列6気筒ツインターボで340psを発生するsDrive35is(815万円〜)が追加されている。2011年10月にはsDrive23iが廃止され、2.0L直列4気筒ターボのsDrive20i(499万円〜)に置き換わった。グレード名とおおよその年式を突き合わせると、自車が発売から何年目に生産された個体かの見当をつけやすくなる。

エンジン仕様からも生産時期を絞り込める

sDrive23iは直列6気筒NAのN52型で排気量2496cc、最高出力204ps/6300rpm、最大トルク25.5kgm/2750-3000rpmを6速ATと組み合わせ、2009年5月から2011年10月まで販売された。後継のsDrive20iはN20B20型の直列4気筒ターボで排気量1997cc、ツインスクロールターボと直噴、ダブルVANOS、バルブトロニックを組み合わせ、最高出力184ps/5000rpm、最大トルク27.5kgm(270Nm)/1250-4500rpmを発生する。上級グレードのsDrive35isは3.0L直列6気筒ツインターボで340ps、最大トルク450Nm(オーバーブースト時500Nm)というスペックになる。エンジン型式やグレード名は車検証や取扱説明書で確認できるため、社外品の対応表記と突き合わせる材料になる。

選択肢の早見表|画面追加・TVキャンセラー・ナビ本体の載せ替え

BMWZ4 E89のナビ環境を今より整える方法は、大きく3つの方向に分けられる。

早見表:目的別の3つの対策

目的 対策 製品例 価格帯目安 在庫状況
配線に触れずCarPlay/Android Autoの画面を足したい ポータブルモニターの追加 10.26インチポータブルモニター(NKXXYL) 2万円台後半 在庫あり
純正CICの画面のまま動画視聴も使いたい TVキャンセラー/ナビキャンセラーの装着 CT-BM3(CarDealerTools) 1万円台前半 在庫あり
画面ごとAndroidヘッドユニットへ載せ替えたい 2DIN Androidナビへの載せ替え IPPEI製Androidナビ2機種 8万円台〜9万円台 長納期(11〜12日)

在庫のある2案はいずれも純正のCICユニットや配線本体に大きく手を加えずに導入できる一方、載せ替えを選ぶ場合は確認した時点で発送までに11〜12日の日数がかかる表示だった。今すぐ画面を増やしたい場合と、純正ナビ自体を入れ替えたい場合とでは選ぶ製品が変わるため、次の項目からそれぞれの内容を個別に見ていく。

配線に手を加えずに画面を追加できるポータブルモニター

純正のCICユニットやハンドル位置を変えずに画面だけを増やしたい場合、ダッシュボード上に置くポータブルモニターが選択肢になる。

対応車種と接続方式

NKXXYLの10.26インチポータブルモニターは、Z4/Z4M(E85/E86/E89/G29)のほか、E52や20i・30i・M40iといったグレード表記もあわせて対応車種として挙げているモニター一体型の製品で、Apple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応する。iPhoneやAndroidスマートフォンを接続して地図アプリやメッセージアプリの画面をモニターに映す仕組みで、純正のCICユニット本体を分解したり交換したりする作業を伴わない。確認した時点の価格は27,522円、在庫は残り11点の表示だった。

10.26インチポータブルモニターをAmazonで見る

Amazonで見る

純正メーターまわりとの位置関係

取り付け方法はダッシュボード上へのスタンド固定や吸盤式が中心で、電源(シガーソケットやUSB)を確保すれば動作する製品が一般的になる。E89はコンパクトな2シーターロードスターで、ダッシュボード上の設置スペースやステアリングとの位置関係は大型セダン・SUV系の車種より限られるため、購入前に本体サイズと固定方法が自車のダッシュボード形状に収まるかどうかを確認しておくとよい。純正のCICナビはそのまま残るため、地図表示は使い慣れた純正画面、CarPlayやAndroid Autoは追加したモニターという役割分担になる。

純正CICの画面はそのままに、動画再生を可能にするTVキャンセラー

画面を増やすのではなく、純正CICユニットの機能を拡張したい場合はTVキャンセラー(ナビキャンセラー)が選択肢になる。

CT-BM3の対応車種と仕組み

CarDealerToolsのCT-BM3は、1シリーズ(E82/E87/E88)、3シリーズ(E90/E91/E92/E93)、5シリーズ(E60/E61)、6シリーズ(E63/E64)、X1(E84)、X5(E70)、X6(E71/E72)、そしてZ4(E89)まで、CIC iDriveシステムを搭載した複数車種を対応車種として挙げている製品になる。車速信号に割り込むことで、走行中でも純正ナビの操作やテレビ視聴の制限を解除する仕組みで、本体を分解せずに配線へ割り込ませる取り付け方法が中心になる。確認した時点の価格は14,000円、在庫は残り2点の表示だった。

CT-BM3 TVキャンセラーをAmazonで見る

Amazonで見る

取り付け方法と走行中の映像表示についての注意

取り付けは配線への割り込みを伴うため、車両の配線図に沿った作業ができる施工店への依頼が現実的になる。走行中の映像表示は、運転者の前方への注意配分に影響する可能性がある要素になる。使用する場面や状況は運転者自身が判断し、走行中はドライバー席から映像を注視しない運用が前提になる。同乗者向けの映像視聴として位置づけ、運転者はナビ・メーター表示を優先する使い方が想定される。

純正ナビ自体をAndroidヘッドユニットへ載せ替える選択肢

画面をポータブルモニターで足すのでも、CICの機能をキャンセラーで拡張するのでもなく、ナビ本体をAndroidヘッドユニットへ載せ替える方法も選択肢としてある。

IPPEI製2機種の仕様と価格の違い

IPPEIブランドのAndroidナビは、Android13を搭載した2DINタイプの製品として2機種確認できた。1つは右ハンドル・CIC対応・8GB+128GBストレージの構成で価格は94,000円、もう1つは左ハンドル・CIC対応・4GB+64GBストレージの構成で価格は81,000円になる。注文画面ではハンドル位置とストレージ容量の両方を選ぶ設定になっており、ハンドル位置と手持ちの車両の仕様を合わせて選ぶ必要がある製品になる。

現在は長納期、急ぎの場合は他の2案を検討する

2機種とも確認した時点の在庫表示は「通常11〜12日以内に発送します」となっており、即納ではない。画面を大きくしてナビ本体ごと入れ替えたい場合の選択肢にはなるが、今すぐ画面を増やしたい、または動画視聴だけを解決したいという目的であれば、在庫のあるポータブルモニターかTVキャンセラーのほうが到着までの日数は短くなる。

同じ「CIC対応」でも製品によって中身が違う理由

CIC対応をうたう社外品でも、画面を足す製品と、純正ナビの機能を拡張する製品と、ナビ本体を置き換える製品とでは、車両に対して行う作業の中身がまったく異なる。

画面を足すか、映像入力を増やすか、本体を置き換えるかの3方向

ポータブルモニターは純正CICに手を加えず、独立した画面を追加する製品になる。TVキャンセラーは純正CICの配線に割り込み、走行中の制限を解除する製品になる。Androidヘッドユニットは純正CICユニットそのものを取り外し、別の本体に置き換える製品になる。3つとも対応車種欄に「Z4」や「E89」といった表記が並ぶが、車両に対して行う作業の範囲は大きく異なるため、対応表記の車種名だけで製品の性格まで同じだと考えないほうがよい。

商品ページの対応車種欄を車種名だけで判断しない

CT-BM3のように1シリーズからX6まで幅広い車種を対応車種として挙げる製品は、複数車種で共通するCICという車載システムの世代に対して設計されている。逆にIPPEIのAndroidナビのように、ハンドル位置やストレージ容量を注文時に選ぶ製品は、車種名が一致していても組み合わせを誤ると取り付けや動作に支障が出る可能性がある。対応車種欄の車種名だけでなく、注文画面で選ぶ項目や商品説明の細部まで見比べる対応が必要になる。

自車の年式・グレードを確認する3つの方法

E89はCICで統一されているため世代の見分けは不要だが、グレードやハンドル位置は個体ごとに異なるため、購入前に自車の情報を確認しておく必要がある。

車検証の初度登録年月を確認する

車検証に記載された初度登録年月を確認すると、sDrive23i/sDrive35i発売(2009年5月〜)、sDrive35is追加(2010年5月〜)、sDrive20iへの切り替わり(2011年10月〜)、マイナーチェンジ(2013年〜)のどの時期に生産された個体かおおよその見当がつく。

グレード名とエンジン型式から絞り込む

車検証や取扱説明書に記載されたグレード名(sDrive23i/sDrive20i/sDrive35is等)やエンジン型式(N52/N20B20等)からも、上記のグレード展開と照らし合わせて生産時期を絞り込める。

販売店やディーラーへ型式と車台番号を伝えて確認する

年式やグレードの見当がついた後も、実際の取り付け可否には個体差が影響する場合があるため、購入前に販売店やBMWディーラーへ型式(E89)と車台番号を伝えて対応可否を確認しておくと、注文後の想定違いを避けやすくなる。

購入前に確認したい3つのポイント

製品を選ぶ段階になったら、次の3点を注文前に確認しておきたい。

取付方法と保証範囲を確認する

ポータブルモニターは吸盤やスタンドでの固定が中心だが、TVキャンセラーやAndroidヘッドユニットは車両側の配線に手を加える作業を伴う。取り付けを自分で行うか施工店に依頼するかによって保証の対象範囲が変わる場合があるため、購入前に施工方法と保証条件を確認しておく。

ハンドル位置と本体スペックの組み合わせを確認する

IPPEIのAndroidナビのように、注文画面でハンドル位置とストレージ容量を選ぶ製品は、車両のハンドル位置と選択内容が一致しているかを注文前に見直しておく。

在庫状況は変動するため注文直前に再確認する

在庫数や納期の表示は日々変わるため、この記事で確認した「残り11点」「残り2点」「11〜12日」といった数字は、注文する時点の商品ページで改めて確認しておく対応になる。

よくある質問

BMWZ4 E89で社外ナビへの載せ替えはできるか

できる。今回確認した範囲では、CIC対応をうたうAndroidヘッドユニットが2機種流通しており、購入時にハンドル位置とストレージ容量を選ぶ仕組みになっている。ただし確認した時点では両機種とも発送までに11〜12日かかる表示だったため、急ぎの場合はポータブルモニターやTVキャンセラーもあわせて検討する対応になる。

ポータブルモニターと純正ナビを併用すると見た目はどうなるか

純正のCICナビはダッシュボード中央に残したまま、ポータブルモニターをその近くに追加で設置する形になる。画面が2つ並ぶ配置になるため、設置位置や角度が取り付け時の運転視界を妨げないかどうかを確認しておく必要がある。

TVキャンセラーの取り付けは配線の知識が必要か

CT-BM3は車速信号への割り込みを伴う製品のため、車両の配線図を理解した作業が前提になる。自分で取り付けるよりも、BMWの配線に対応できる施工店へ依頼する対応が現実的になる。

長納期の商品はどのくらい待てば入荷するか

確認した時点でIPPEI製Androidナビ2機種は「通常11〜12日以内に発送します」という表示だった。この日数はあくまで確認した時点の目安であり、注文する時期によって変わる可能性があるため、注文前に商品ページの最新表示を見ておく対応になる。

まとめ

BMWZ4 E89は2009年5月の発売から2016年8月の生産終了まで、車載システムがCICのまま変わらなかった世代になる。世代の見分けに悩む必要が無い分、選ぶポイントは「画面を足すか」「CICの機能を拡張するか」「ナビ本体を置き換えるか」という目的の違いに絞られる。今すぐ導入したい場合は在庫のあるポータブルモニターかTVキャンセラー、画面ごと入れ替えたい場合は長納期のAndroidヘッドユニットという整理になる。いずれを選ぶ場合も、購入前にハンドル位置やグレード、在庫状況を商品ページで見直しておきたい。

関連するおすすめ記事

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次