X4 G02 のラゲッジマットは、まず自分の車の登録の年で候補を絞り、そのあと素材と手入れの違いで決めるのが早い。X4 G02 用をうたう Lacaca・NBVNBV・MIDOON の3商品は、出品者が書く適合の年式の範囲がそれぞれ違い、2018年の車と2024年の車では選べる物が変わるからだ。汚れた物を積むことが多いなら、水洗いできると書かれた NBVNBV か MIDOON を先に見るとよい。
X4 G02 用ラゲッジマット3商品の早見表
3商品とも商品名に「X4 G02」と入っている。大きく違うのは、出品者が書く適合の年式・素材の説明・手入れの書き方だ。
| 商品 | 出品者が書く適合の年式 | 素材の説明 | 手入れの記載 |
|---|---|---|---|
| Lacaca | 「2018年9月〜現行」 | PUレザー素材・5層の複合素材 | 記載が無い |
| NBVNBV | 「18年〜23年」 | 皮革の表面・中の4層・滑り止めの底面 | 取り外して水洗い |
| MIDOON | 「2019 2020 2021 2022 2023 2024」 | PUレザー・無臭でリサイクル可能な素材 | 拭き取りか水洗い |
BMW ジャパンは2018年9月6日に2代目の X4 を発表し、同じ日から全国の正規ディーラーで販売を始めた。発表のときの顔ぶれは xDrive30i、xDrive30i M Sport、M40i の3つだ。
この日付に、販売ページの商品名と商品説明にある出品者の記載を照らすと、2018年に登録した車は Lacaca と NBVNBV の範囲に入り、MIDOON の範囲には書かれていない。2024年の車は MIDOON の範囲に入り、NBVNBV の範囲には書かれていない。Lacaca は終わりの年を書かず「現行」とだけ書いていて、いつの時点の「現行」かは書かれていない。2025年をはっきり挙げている商品は無い。さらに、商品の「年」が初度登録の年か年式(モデルイヤー)かは、どの商品も書いていない。
3商品の商品名と商品説明の箇条書きに書かれている車は、どれも BMW X4 G02 だけだ。X3 G01、先代の X4 F26、X4 M への適合は、3商品とも記載が無い。車検証での確かめ方は「買う前に確かめること」の節にまとめた。
X4 G02 の荷室とマットが役に立つ場面
英国の自動車メディア Auto Express の記事では、2代目の X4 の荷室は後席を起こした状態で525リットル、後席を倒すと最大1,430リットルで、後席は40:20:40の3つに分けて倒せる。これは英国仕様の数値で、BMW ジャパンの発表資料には荷室の容量の記載が無い。
同じ記事は、容量そのものは X3 に近いとしながら、テールゲートの形と傾斜の強いリヤウインドウのために、かさの大きい荷物は入らないことがあり、開口部が小さいので積み込みに手間がかかる、と書いている。開口部の小さい荷室は、荷物を床の上で押し込んだり引き出したりする場面が多い。ゴルフやキャンプの道具、ぬれた物、ペットを積むなら、床を覆うマットを敷いておく価値は大きい。
また、BMW の情報サイト BMWBLOG が BMW の広報の話として伝えたところでは、X4 の最後の1台は2025年11月に組み立てられた(2026年1月14日の記事)。同じ X4 G02 でも2018年の車から最後の年の車まであるので、マットの年式の記載と自分の車の年を照らすことが欠かせない。
荷室の収納用品の話は
にまとめている。
X4 G02 のラゲッジマットの選び方
見方は次の6つだ。1. 適合の年式の範囲に自分の車が入るか。2. 素材と層の説明(表面の素材・中の層・底面の滑り止め)。3. 立体(3D)の形で、こぼれた液体や砂が床へ回りにくいか。4. 手入れ(拭き取りだけか、取り外して水洗いできるか)。5. 荷物や本体がずれにくい作り(表面の凹凸・底面の滑り止め)。6. 色(内装に合わせたいとき)。
適合の年式は出品者の記載で見る
最初に見るのは年式の範囲だ。比べる3商品の適合は、どれも販売ページに出品者が書いた記載で、BMW の適合表や純正の用品ではない。合うかどうかの最終的な確かめは、自分の車の登録の年と出品者への問い合わせで行う。
素材の説明と立体の形
表面の素材・中の層・底面の滑り止めがどこまで書かれているかで、作りの見当がつく。3商品とも立体(3D)の形をうたう。ただし、縁の立ち上がりの高さ・マットの厚さ・寸法の数値は、3商品とも商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
手入れとずれにくさ・色
ぬれた傘や泥の付いた靴・アウトドアの道具・ペットなど、汚れた物を積むことが多い人は、立体の形に加えて、取り外して水洗いできると書かれた商品を選ぶと手入れが楽になる。汚れた物をあまり積まず、見た目を重視する人は、色や素材の説明で選んでもよい。
Lacaca の X4 G02 専用 3D ラゲッジマット
販売ページの商品説明では、適合車種を「BMW X4 G02、2018年9月〜現行」と書き、「事前にご確認してから車体の形状に合うパーツをご利用下さい」と、買う前に自分の車の形を確かめるよう求めている。終わりの年は書かれていない。
商品名には「PUレザー素材」「傷防止」「防水」「取り付け簡単」とある。商品説明では、5層の複合素材と耐摩耗性の革を使って引っかきの試験をしたとし、荷室を摩耗から守るとしている。車の元のサイズに合わせて角を処理し、車の元の機能には影響しない、とも書いている。底面の滑り止めの加工の中身は書かれていない。
発送される品の色は、ブラックにベージュのラインの物だ。ほかの色(ブラック・レッド・ベージュ・ブラウン・ダークブラウン、ラインはベージュ・レッド・ブラック)が要るときは、出品者に問い合わせるよう書いている。折り畳んで届くのでシワが入るが、3日で自然に消える、としている。
水洗いや拭き取りなどの手入れの方法は、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。説明には、不具合があれば連絡してほしいという出品者の案内がある。内装の色に合わせて選びたい人に向き、水洗いしたい人は注文の前に出品者に聞いておくとよい。
Lacaca BMW X4 G02 専用 3Dラゲッジマット(PUレザー素材)
NBVNBV の X4 G02 型用ラゲッジマット
NBVNBV(ブランドの表示)のラゲッジマットは、販売ページの商品名と商品説明で適合を「BMWX4 G02型 18年〜23年」と書いている。2024年以降の車については、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。車種ごとの荷室の形に合わせて設計し、床面に自然になじむと説明している。
商品説明では5層の複合素材を使い、表面は厚手で耐摩耗性に優れた皮革、中は高密度のスポンジ・不織布・XPE の充填材などの4層、底面は滑り止め加工としている。多層の作りで耐久性・クッション性・防音性があり、高温でも不快なにおいが出にくいという。
3D 立体構造で、縁の低い布のマットと違ってホコリや液体が下へ染み込むのを防ぎ、ホコリ・砂利・雨・雪などから荷室の床を守る、とも書いている。縁の高さの数値は書かれていない。表面の凹凸の模様で荷物の滑りを減らし、底面の滑り止め加工でブレーキや曲がるときもずれにくいとし、工具は要らず荷室に置くだけで使える。使い道には釣り・バーベキュー・キャンプ・ペットとの外出を挙げている。
汚れたら取り外して砂や泥を落とし、水洗いするだけできれいになる、としている。中の層まで書かれた物を選びたい人、汚れた物をよく積む人に向く。
NBVNBV ラゲッジマット BMWX4 G02型 18年〜23年 適合
MIDOON の X4 G02 用カスタムトランクマット
MIDOON(ブランドの表示)のカスタムトランクマットは、販売ページの商品名と商品説明で対応を「BMW X4 G02 2019 2020 2021 2022 2023 2024」と書き、専用の設計でカットせずに荷室の形に合う、としている。2018年と2025年の車については、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
商品名には「3Dラゲッジマット」「PUレザー」「防水」「滑り止め」「傷防止/汚れ防止/耐摩耗」「洗える」「簡単取付」とある。商品説明では、無臭・無毒・リサイクル可能な素材を使い、泥・砂・雨・雪・飲み物のこぼれから荷室を守る、としている。層の数は、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
届いたら広げて敷くだけで設置でき、水をはじく表面は汚れが付きにくく、サッと拭くだけか水洗いで清潔を保てる、という。折りたたんだ状態で届くので開けた直後にしわがあることがあり、日光の下に1〜2日広げておくと自然に元の形に戻る、としている。拭き取りと水洗いのどちらでも手入れしたい人に向く。
MIDOON カスタムトランクマット BMW X4 G02 2019〜2024 対応
3商品の違いを一覧で比べる
| 比べる所 | Lacaca | NBVNBV | MIDOON |
|---|---|---|---|
| 出品者が書く年式 | 2018年9月〜現行 | 18年〜23年 | 2019〜2024の各年 |
| 素材の説明 | PUレザー素材・耐摩耗性の革 | 厚手の皮革・スポンジ・不織布・XPE | PUレザー・無臭・リサイクル可能 |
| 層の数 | 5層 | 5層 | 記載が無い |
| 防水の書き方 | 商品名に「防水」 | 液体が下へ染み込むのを防ぐ立体構造 | 商品名に「防水」 |
| 手入れ | 記載が無い | 取り外して水洗い | 拭き取りか水洗い |
| 立体の形 | 商品名に「3D」 | 説明に「3D立体構造」 | 商品名に「3D」 |
縁の高さや厚さの数値に加え、後席の背もたれの裏まで覆う部分(後席を倒したときの床を覆う延長部)が付くかどうかは、Lacaca・NBVNBV・MIDOON のどれも商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。後席を倒して長い物を積む人は、この点を出品者に聞いておきたい。
選び分けは次のとおりだ。
- 2018年に登録した車:年式の範囲に入るのは Lacaca(2018年9月〜現行)と NBVNBV(18年〜23年)。MIDOON の範囲には書かれていない
- 2024年の車:範囲に入るのは MIDOON(2019〜2024)。NBVNBV の範囲には書かれておらず、Lacaca の「現行」はいつの時点か書かれていない
- 汚れた物をよく積む人:水洗いを書いている NBVNBV か MIDOON
- 内装の色に合わせたい人:ほかの色を問い合わせで受けている Lacaca
年の区切りは、どの商品も「年」が登録の年か年式かを書いていない前提で読む。
買う前に確かめること
車検証で初度登録の年月と型式を照らす
買う前に、車検証で自分の車の初度登録の年月と型式を確かめ、商品が書く適合の年式の範囲に入るかを照らす。商品の「年」が初度登録の年か年式かは、どの商品も書いていない。範囲の外や境目(2018年・2024年・2025年など)の車、または「年」の意味が分からないときは、注文の前に出品者に問い合わせて確かめる。
X3 G01 用と取り違えない
通販で X4 G02 のラゲッジマットを探すと、X3 G01 用と書かれたマットも一緒に並ぶ。商品名や説明に X4 G02 用と書かれていないマットを、X4 G02 に流用できると考えない。商品名に「X4」と「G02」の両方が入っているかを見る。
届いたら広げてから敷く
折り畳んで届くマットは、敷く前に広げて置き、折りじわが戻ってから荷室に敷くと、端が浮いたりずれたりしにくい。敷いたあとは、テールゲートの開け閉めや後席を倒す動きに引っかからないかを確かめる。
よくある質問
X3 G01 用のラゲッジマットは X4 G02 に使える?
X3 G01 用と書かれたマットを X4 G02 に流用できると考えないほうがよい。比べた3商品も、商品名と商品説明の箇条書きに書かれている車は X4 G02 だけで、X3 G01 への適合は記載が無い。商品名に「X4」と「G02」の両方が入っている物を選ぶ。
2024年や2025年に登録した X4 G02 にはどれを選べばよい?
2024年の車は MIDOON の「2019〜2024」の範囲に入り、NBVNBV の「18年〜23年」の範囲には書かれていない。Lacaca は「2018年9月〜現行」で、いつの時点の「現行」かは書かれていない。2025年をはっきり挙げている商品は無い。どの商品も「年」が登録の年か年式かを書いていないので、2024年と2025年の車は注文の前に出品者に確かめる。
水洗いできるのはどの商品?
水洗いを書いているのは、NBVNBV(取り外して砂や泥を落とし、水洗い)と MIDOON(サッと拭くだけか水洗い・商品名に「洗える」)だ。Lacaca は商品名に「防水」「傷防止」とあるが、手入れの方法は商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
届いたマットにシワが付いているときは?
商品説明では、Lacaca は3日で自然にシワが消える、MIDOON は日光の下に1〜2日広げておくと元の形に戻る、としている。どちらも広げて置き、シワが戻ってから敷けばよい。
先代の X4 F26 にも使える?
3商品とも、商品名と商品説明の箇条書きに先代の X4 F26 への適合の記載は無い。F26 の荷室の話は
を見てほしい。
まとめ
最初にやることは、車検証で型式と初度登録年月を確認することだ。そのうえで、出品者が書く年式の範囲で候補を絞り、素材と手入れで1つに決める。
- 2018年に登録した車は、Lacaca(2018年9月〜現行)か NBVNBV(18年〜23年)の範囲に入る
- 2024年の車は MIDOON(2019〜2024)の範囲に入る。Lacaca の「現行」はいつの時点か書かれておらず、2025年をはっきり挙げている商品は無い
- どの商品も「年」が登録の年か年式かを書いていないので、境目の年の車は注文の前に出品者に確かめる
- 汚れた物をよく積むなら、水洗いを書いている NBVNBV か MIDOON。手入れの記載が無い Lacaca は、色で選びたい人の候補
X4 G02 のほかの用品は、
と
にまとめている。
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