BMWi3 I01 のエアコンフィルターは、商品説明に純正品番が載っている活性炭入りの2枚組を選び、自分の車の型式と初度登録の年月で適合の条件を照らして決めればよい。この記事で並べる MAHLE C4008 と Logifact IC0196CS-3 は、どちらも商品説明に純正品番 64119321875 と 64319297750 を挙げた活性炭入りの2枚組だ。ただし MAHLE は型式 DLA-1Z06・ZAA-1Z00 に「初度登録 平成28年10月から 後期型のみ」の条件を付け、Logifact は i3 I01 を「参考適用車種」として挙げているので、買う前の照合は省けない。
MAHLE と Logifact の2商品の早見表
選ぶときに見る項目で2商品を並べた。純正品番・寸法・適合の書き方は、どちらも販売ページの商品説明(出品者の記載)から写している。
| 項目 | MAHLE C4008 | Logifact IC0196CS-3 |
|---|---|---|
| 商品説明の純正品番(抜粋) | 64119321875・64319297750 ほか | 64-11-9-321-875・64-31-9-297-750 ほか |
| 活性炭 | 活性炭脱臭タイプ | 活性炭を織り込んだカーボンフィルター |
| 枚数 | 2個入り | 2個ワンセット |
| 寸法(商品説明) | 縦234mm・横115mm・高さ31mm | 232×116×32mm |
| i3 の適合の書き方 | 型式 3LA-8P06・ZAA-8P00 と、アトリエ・スイート・ロッジの型式 DLA-1Z06・ZAA-1Z00(後者は初度登録 平成28年10月から 後期型のみ) | 「参考適用車種」に BMW i3 I01(年式は「2013/09?」と記載) |
| 交換の説明書 | 外箱の裏面に写真で図解 | 商品名と商品説明の箇条書きに記載は無い |
フィルターメーカーの MANN-FILTER の公式カタログも、i3(I01)用(製造年2013年8月以降)に活性炭入りで2枚入りの CUK 23 005-2 を載せている。活性炭入りの2枚組という形はこの2商品と同じだ。どちらを選ぶにしても、決め手は商品説明の純正品番と適合の条件が自分の車に当てはまるかどうかで、照らし方は後の「買う前の照合」の節にまとめた。
i3(I01)のエアコンフィルターの品番と規格
BMW 部品の専門店が扱う純正品番
BMW 部品の専門店 BimmerWorld の製品ページでは、i3(I01)用のエアコンフィルター(マイクロフィルター)のセットを BMW の純正品番 64119321876 として扱い、適合に2014年以降の I01 の i3 60Ah・i3 60Ah レンジエクステンダー・i3 94Ah・i3 94Ah レンジエクステンダーを挙げている。同店は、BMW などの欧州の自動車メーカーに部品を納める会社の製造品だと説明している。
この 64119321876 は Logifact の商品説明の純正品番には挙がっているが、MAHLE の商品説明の純正品番の一覧には見当たらない。2商品が共通して挙げるのは 64119321875 の方だ。2つの品番の違いはこの記事の材料では確かめていないので、今付いているフィルターの品番を見て、その品番が載っている商品説明を選ぶのが確かだ。
MANN-FILTER の適合と寸法
フィルターメーカーの MANN-FILTER の公式カタログでは、活性炭入りのエアコンフィルター CUK 23 005-2 の適合に i3(I01)と i3 レンジエクステンダー(I01)を挙げ、製造年をどちらも2013年8月以降としている。同じフィルターの主な適合として、2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー/グランクーペ(F44・F45・F46)と X1(F48)も並ぶ。
同じカタログでは、i3(I01)用の CUK 23 005-2 の寸法は長さ232mm・幅116mm・高さ32mmで、1つの製品に2枚が入る。Logifact の商品説明の寸法はこれと同じ数字だが、同じ製品かどうかは分からない(Logifact の節で触れる)。
i3(I01)用を選ぶ4つの物差し
純正品番が商品説明に載っているか
一番の物差しは、純正品番やフィルターメーカーの品番が商品説明に載っているかどうかだ。車種名だけで選ぶより、品番で照らせる商品の方が手元の部品と突き合わせやすい。並べた2商品は、どちらも商品説明に純正品番 64119321875 と 64319297750 を挙げている(Logifact は 64-11-9-321-875、64-31-9-297-750 のように区切りを入れて書く)。
活性炭入りかどうか
においを抑えたいなら活性炭入りを選ぶ。MANN-FILTER は自社のエアコンフィルターを、上から FreciousPlus(FP)・活性炭入りの CUK・CU の3段階(PREMIUM・ADVANCED・BASIC)に分けており、i3(I01)用として公式カタログに載る CUK 23 005-2 は活性炭入りの段階に当たる。
MANN-FILTER はこの CUK 23 005-2 について、花粉・ディーゼルのすす・タイヤの摩耗粉のような粒子をほぼ100%防ぎ、オゾン・窒素酸化物・二酸化硫黄のような有害なガスと嫌なにおいも抑える、と説明している。これは MANN-FILTER の製品の説明で、ほかの会社の商品の性能を示すものではない。並べた2商品は、どちらも商品説明で活性炭入りとしている(MAHLE は「活性炭脱臭タイプ」、Logifact は「活性炭を織り込んだカーボンフィルター」)。
寸法と枚数
寸法の数字は2商品で少し違う(数字は早見表のとおり)。どちらも出品者の記載で、この数mmの違いが取り付けに響くかどうかは、記載からは分からない。枚数はどちらも2個(2枚)1組だ。
適合の書き方の条件
商品名のうたい方も違う。MAHLE の商品名は「純正フィルターメーカー製」とうたい、Logifact の商品名は「汎用カーエアコンフィルター BMW MINI用」とうたう。前者は商品名のうたい文句として読み、品番での照合を省く理由にはしない。適合も、MAHLE は型式に初度登録の条件を付けて書き、Logifact は「参考適用車種」として書いている。中身は次の2つの節で示す。
MAHLE(マーレ)C4008 の商品説明と注意
適合の書き方と初度登録の条件
MAHLE C4008 の販売ページの商品説明は、適合に i3(I01)の型式 3LA-8P06・ZAA-8P00 と、i3(I01)アトリエ・スイート・ロッジの型式 DLA-1Z06・ZAA-1Z00 を挙げている。後者の DLA-1Z06・ZAA-1Z00 には「初度登録 平成28年10月から 後期型のみ」と条件が付く。この記載には、平成28年9月までに初度登録した型式 DLA-1Z06・ZAA-1Z00 の i3 は含まれていない。そうした初期の i3 では、今付いているフィルターの品番で照らすか、販売元に問い合わせてから選ぶ。
仕様と付いている説明
- サイズ:縦234mm・横115mm・高さ31mm
- 枚数:2個入り
- 純正品番:64116823725・64116823726・64116835405・64116835406・64119321875・64316835405・64316835406・64319297750・64319390445・6823725
- i3(I01)のほかに適合に挙がる車種:1シリーズ(F40)・2シリーズ(F40・F45・F46)・X1(F46・F48)・X2(F39)
同じ商品説明では、活性炭脱臭タイプで、タバコ・ペット・排ガスのにおいを消臭・脱臭し、チリ・ホコリ・花粉・PM2.5の微粒子を除去するとしている。除去の割合の数字は書かれていない。写真で図解した交換作業の説明書が外箱の裏面に載っているので、自分で替えたい人は手順を確かめる手がかりにできる。商品説明は、適合は車検証に記載の型式などを確かめてから買うよう注意している。
MAHLE(マーレ)エアコンフィルター C4008 活性炭 2個入り(i3 I01 の適合記載あり)
Logifact IC0196CS-3 の商品説明と注意
Logifact の汎用カーエアコンフィルター IC0196CS-3 は、販売ページの商品説明で製品サイズを232×116×32mmとし、2個ワンセットで売られている。
- 純正品番:BMW の 64-11-9-321-875・64-11-9-321-876・64-31-9-297-750・64-31-9-297-749
- 他社品番:MANN の CU23005-2・CUK23005-2
- 活性炭:1平方メートルあたり300gの活性炭を織り込んだカーボンフィルターで、エアコンの脱臭とちり・ほこりを除くのに効果的だとしている
この寸法は、MANN-FILTER の公式カタログにある i3(I01)用 CUK 23 005-2 の寸法(長さ232mm・幅116mm・高さ32mm)と同じ数字で、商品説明は CUK23005-2 を他社品番にも挙げている。ただし分かっているのは数字と記載が重なることまでで、同じ製品かどうかは分からない。
適合は「参考適用車種」として BMW i3 I01 と MINI F54・F55・F56・F57・F60 を挙げる。i3 の年式は「2013/09?」と書かれ、どの年式まで合うかは書かれていない。商品名も「汎用」とうたうので、今付いているフィルターの品番や、商品説明に挙がっている純正品番と照らしてから選ぶ。
Logifact 汎用カーエアコンフィルター IC0196CS-3 2枚組(BMW i3 I01・MINI用)
MAHLE と Logifact の違いと選び分け
2商品の違いを並べると、寸法の数字が数mm違うこと(取り付けに響くかは記載からは分からない)、商品名が「純正フィルターメーカー製」と「汎用」でうたい方が違うこと、適合を MAHLE は型式と初度登録の条件で書き、Logifact は「参考適用車種」で書くこと、MAHLE には外箱の裏に交換の説明書が載り、Logifact の商品名と商品説明の箇条書きにはその記載が無いことだ。
選び分けは次のように考える。
- 車検証の型式が 3LA-8P06・ZAA-8P00 の i3(I01)か、DLA-1Z06・ZAA-1Z00 で「初度登録 平成28年10月から 後期型のみ」に当てはまる i3(I01)なら、MAHLE C4008 を先に検討する。型式で適合が書かれていて照らしやすく、自分で替えるときに外箱の裏の説明書も使える。
- 平成28年9月までに初度登録した DLA-1Z06・ZAA-1Z00 の i3 は、MAHLE の記載に含まれていない。今付いているフィルターの品番を見て、その品番が載っている商品を選ぶ。Logifact の商品説明は BMW の純正品番4つと MANN の品番2つを挙げているので照らせる品番は多いが、i3 I01 は「参考適用車種」で、年式は「2013/09?」としか書かれていない。
交換の時期の目安
替える時期の目安は、出典によって違う。
| 出典 | 目安 |
|---|---|
| MANN-FILTER(車種を問わない同社の目安) | 1年ごとか15,000kmごと |
| BimmerWorld(i3 I01 用のマイクロフィルターの案内) | 1年ごとか15,000マイルごと |
| Logifact IC0196CS-3 の商品説明 | おおむね半年ごと |
BMW が i3(I01)に定める交換の時期は、この記事の材料では確かめていない。点検記録簿や整備の明細で前回の交換の時期を見たうえで、においや風の弱まりが気になるときは早めに替える、という決め方がよい。中古で買った車で記録がたどれないなら、一度替えて自分で記録を始めるのも手だ。
買う前の照合と、交換を頼むときの考え方
買う前に、次の3つを控えて照らす。
- 今付いているフィルターに書かれた品番
- 車検証の型式
- 車検証の初度登録の年月
控えた品番や型式を、商品説明に挙がっている純正品番や適合の型式と照らす。品番が商品説明に見当たらないときや、初度登録の条件に当てはまるか分からないときは、販売元かディーラーに車台番号を伝えて確かめてから買う。
i3(I01)のエアコンフィルターの取り付けの場所と手順は、この記事の材料では確かめていない。自分で替えるときは、商品に付く説明書(MAHLE は外箱の裏)や車の整備の資料で手順を確かめる。作業が不安なら、点検のついでに整備工場やディーラーに部品を持ち込んで頼む方法もあり、その場合は部品代のほかに工賃がかかる。持ち込むなら、ほかの消耗品の点検も一緒に頼むと手間が減る。
よくある質問
交換の時期はいつ?
出典によって、1年ごとからおおむね半年ごとまで目安が分かれる(詳しくは「交換の時期の目安」の節)。BMW が i3(I01)に定める時期は今回の材料では確かめていないので、前回の交換の記録を見て、においや風の弱まりが気になれば早めに替える。
活性炭入りを選ぶ理由は?
においを抑えたいからだ。MANN-FILTER は自社の活性炭入りの CUK 23 005-2 について、粒子に加えて有害なガスと嫌なにおいも抑えると説明している。ただしこれは MANN-FILTER の製品の説明で、並べた2商品の性能ではない。2商品は商品説明で活性炭入りとしている。
2枚組はどう使う?
並べた2商品はどちらも2個(2枚)1組で売られ、MANN-FILTER も i3(I01)用の CUK 23 005-2 を1つの製品に2枚入りとしている。車のどこに何枚入るかはこの記事の材料では確かめていないので、2枚の付け方は商品に付く説明書や車の整備の資料で確かめる。
初期の i3 にも合う?
MAHLE C4008 の商品説明は、型式 DLA-1Z06・ZAA-1Z00 に「初度登録 平成28年10月から 後期型のみ」と条件を付けており、平成28年9月までに初度登録した DLA-1Z06・ZAA-1Z00 の i3 は記載に含まれていない。Logifact IC0196CS-3 は i3 I01 を「参考適用車種」とし、年式を「2013/09?」と書く。初期の i3 では、今付いているフィルターの品番で照らすか、販売元に問い合わせてから選ぶ。
自分で替えられる?
i3(I01)での交換の手順は、この記事の材料では確かめていない。自分で替えるなら商品の説明書(MAHLE は外箱の裏)や整備の資料で手順を確かめ、不安なら整備工場やディーラーに持ち込みで頼む。その場合は工賃もかかる。
まとめ:品番で照らして活性炭入りの2枚組を選ぶ
まず車検証で型式と初度登録年月を確認し、今付いているフィルターの品番も控える。そのうえで、商品説明に純正品番が載っている活性炭入りの2枚組を選ぶ。
MAHLE C4008 は型式 DLA-1Z06・ZAA-1Z00 に「初度登録 平成28年10月から 後期型のみ」の条件を付け、Logifact IC0196CS-3 は i3 I01 を「参考適用車種」としている。どちらを選ぶ場合も、その条件に自分の i3 が当てはまるかを照らしてから買う。
i3(I01)のほかの整備や装備の記事も、同じように手元の資料と照らしながら読んでほしい。
この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

コメント