BMW6シリーズGT G32 バルブ型番|電球はH21Wだけ

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BMW6シリーズ グランツーリスモ G32でヘッドライトが暗く感じる、片側のバックランプが切れた——そんなときにまず知りたいのは、どの電球を買えば合うのかという一点です。先に答えを書くと、G32の外側の灯火はほとんどが交換できないLEDで、電球として買い替えられるのは後退灯(バックランプ)のH21Wが基本になります。位置ごとの光源と型番を早見表にまとめ、LEDが切れたときの現実的な対処までを順にまとめます。

目次

G32のバルブ・電球早見表

BMW6シリーズ グランツーリスモ G32の外装ランプは、下の表のように大半がLED一体式です。買い替えられる電球は後退灯だけと考えて差し支えありません。まず全体像をつかんでから、個別の位置を確かめます。

位置 純正の光源 電球の型番・交換可否
ロービーム(すれ違い灯) LED(アダプティブLED) 電球なし・ユニット交換
ハイビーム(走行用前照灯) LED 電球なし・ユニット交換
デイライト/ポジション LED 電球なし
フロントウインカー LED 電球なし
コーナリングライト LED 電球なし
フロントサイドマーカー LED 電球なし
テールランプ LED 電球なし
ブレーキランプ LED 電球なし
リアウインカー LED 電球なし
ナンバー灯 LED 電球なし
バックランプ(後退灯) 電球 H21W(BAY9s)

表の前提と使い方

この表はG32の外装ランプを対象にしています。電球として市販品に交換できるのは、後退灯のH21Wが基本です。グレードや前期・後期(LCI)で装備が変わる部分があるため、点灯しないランプが出たら、購入前に実車で光源の種類を確かめてください。室内灯(マップランプ等)は別系統で、車両ごとに口金が異なります。

G32の灯火がほとんどLEDである理由

G32は2017年に登場し、2018年には直列4気筒2.0Lターボ(B48型・258PS)を積む630i グランツーリスモが加わりました。この世代のBMWは前後の灯火をLEDでまとめており、電球を差し替える整備そのものが少なくなっています。

前側(ヘッドライト・ウインカー)はすべてLED

G32のヘッドライトは、ハンドル操作に合わせて配光が動くステアリング連動機能や、対向車を検知してハイ/ロービームを自動で切り替える機能を備えたアダプティブLEDヘッドライトです。ロービーム・ハイビームはもちろん、デイタイムランニングライト、フロントウインカー、コーナリングライト、サイドマーカーまでLEDでできています。つまり前側には、H7やHIDのように抜き差しできる電球は入っていません。切れた場合はLEDモジュールやライトユニットの単位で対応します。LEDは寿命が長く発熱も少ないため、ハロゲン球のように数年ごとに切れる前提の部品ではありません。日中に点くデイライトはポジション(車幅灯)を兼ね、夜間はロービームと一体で顔まわりの光を作ります。こうした一体設計だからこそ、一部分だけを電球で差し替える余地がなくなっています。

後側(テール・ナンバー灯)もLED

リア側も、テールランプ・ブレーキランプ・リアウインカーはLEDです。ナンバー灯(ライセンスプレート灯)も新車状態でLEDが入っています。BMW専門店の整備記録でも、この世代(G30型5シリーズ/G31型ツーリング)で外装ランプのうち電球が残っているのは後退灯だけとされており、姉妹車であるG32もこれに準じます。だからこそ、電球型番を気にするべき箇所は後退灯に絞られます。ハイマウントストップランプ(リアガラス上部の補助制動灯)もLEDで、球交換の対象ではありません。リアのウインカーやブレーキが一部だけ点かない場合は、テールランプユニット内のLED不良が疑われ、ユニットごとの点検になります。

唯一交換できる電球「バックランプ(H21W)」

G32で電球として買えて交換できる外装ランプは、後退灯(バックランプ)です。ここにはBMWのこの世代で共通して使われるH21W/BAY9s口金の白色シングル球が入ります。ギアをRに入れたときに点く白い灯りで、ハロゲン系の単線バルブです。後退時の視界と後方への合図を担うため、純正では白色の見やすい明るさに設定されています。ここを社外のLEDへ替えると白さと光量は上がりますが、電球そのものを別規格へ付け替えるのではなく、あくまでH21Wと同じ差し込み形状のLEDを選ぶ点は変わりません。

H21W(BAY9s)はどんなバルブか

H21Wは12V・21Wクラスの単線バルブで、口金がBAY9s(左右のピン位置が非対称で、片方向にしか差し込めない形状)です。同じ後退灯でもP21W(BA15s)やT16(W16W)を使う車種があるため、G32ではH21W(BAY9s)を選ぶことが合わせる基本になります。純正の白色電球のまま交換するなら、この規格の球をそのまま買えば合います。色味は純正相当の白色で、車検では後退灯の色が白と決められているため、青みの強い製品や色付きの球は避けます。明るさを求めてワット数の大きな球へ替えるとレンズやソケットの熱負荷が上がるので、後退灯は極端な高出力よりも純正同等クラスが無難です。

LEDに替えるときの球切れ警告とコーディング

後退灯をより白いLEDバルブへ替える改造もよく行われますが、車両はCAN通信で球の消費電力を監視しているため、消費電力の小さいLEDに替えると球切れ警告(点灯不良の表示)が出ることがあります。BMW専門店の案内でも、球切れキャンセルのコーディングは基本的に不要だが車両の個体差で必要になる場合があるとされています。警告が出たら、キャンセラー内蔵タイプのLEDを選ぶか、コーディングで対応します。

アダプティブLEDが切れたときの考え方

前側のヘッドライトが片側だけ暗い、あるいは一部が点かないときは、電球を買い替える発想から離れる必要があります。G32のヘッドライトはLEDの発光モジュールとレンズが一体化しており、ユーザーが球だけを抜いて交換する構造ではありません

交換はモジュール/ユニット単位になる

LEDヘッドライトは、内部のLED基板やドライバー(点灯制御)の不良、あるいはユニット内部の浸水などで不点灯になります。対応はLEDモジュール単位、もしくはヘッドライトユニット(Assy)ごとの交換になり、コーディングや初期化が伴うこともあります。まずディーラーやBMW専門店で、どの部位が原因かを診断してもらうのが近道です。費用は原因によって差が大きく、制御系だけで直る場合もあれば、ユニットAssy交換で高額になる場合もあります。片側だけの不具合でも、光軸や見た目を左右で揃えるために両側を点検してもらうと安心です。

社外バルブへの「載せ替え」はできない

純正がLEDのため、H7ハロゲンやHIDバルブを差し込んで明るくする載せ替えはできません。無理な加工は光軸不良や車検不適合につながります。明るさに不満がある場合でも、G32では球交換ではなくコーディングによる配光設定や、正規のユニット交換で対応するのが筋です。

交換前に自分の車両で確認すること

型番を確定させる前に、実車で二点を確かめておくと失敗が減ります。G32は生産期間が長く、装備の差があるためです。

前期・後期(LCI)とグレードで灯火が異なる

G32は途中でマイナーチェンジ(LCI)を受けており、テールランプの意匠などが変わっています。630iや640i xDriveといったグレードでも装備差があります。光源そのもの(LEDか電球か)はLED中心で共通しますが、点灯パターンやユニット形状は年式で違うため、部品を買うときは車台番号(VIN)で照合すると間違いがありません。BMWは同じ型式でも生産時期で部品番号を分けることがあり、通販の適合表だけを頼りにすると年式違いのユニットを選んでしまう場合があります。ディーラーや専門店にVINを伝えれば、その車両に対応する正しい部品番号を引き当ててもらえます。

バックランプの外し方と型番の見方

後退灯の球はリアゲート側の内張り(トリム)を外し、ソケットを反時計回りにひねって抜きます。抜いた電球のガラス面や口金の刻印に「H21W」と書かれていれば、その規格の球を買えば合います。刻印が読めないときは、口金の形(BAY9sは左右のピン位置が非対称)で見分けます。作業前にイグニッションをオフにし、素手でガラス面に触れないようにします。

よくある質問

G32のヘッドライトのバルブ型番は何ですか?

G32のヘッドライトはアダプティブLEDで、抜き差しできる電球(H7やHID)は使われていません。そのため「ヘッドライトのバルブ型番」という形の部品指定はなく、切れた場合はLEDモジュールやヘッドライトユニット単位での交換になります。

バックランプをLEDにすると警告灯は出ますか?

出る場合があります。車両が球の消費電力を監視しているため、消費電力の小さいLEDに替えると球切れ警告が表示されることがあります。キャンセラー内蔵のLEDバルブを選ぶか、コーディングで球切れ検知を調整すると解消します。専門店でも個体差で対応が変わるとされています。

フォグランプは電球で交換できますか?

G32はグレードや年式で前部補助灯の有無・仕様が異なり、装備される場合もLED化が進んでいるため、電球単体での交換対象になっていないことが中心です。点灯しないときは、灯火の種類をディーラーやBMW専門店で確認してから部品を選んでください。仮に前部へ補助灯が付く個体でも、G世代ではLED一体式が中心で、単体の電球を差し替える構造にはなっていない点は共通します。

ナンバー灯は電球ですか?

G32のナンバー灯(ライセンスプレート灯)は新車状態でLEDです。姉妹車のG30型5シリーズでも純正ナンバー灯はLEDユニットで、電球の差し替えではなくユニット単位の扱いになります。より白い光にしたい場合は、専用のLEDユニットへ交換する方法があります。その場合も電球の型番を探すのではなく、G32やG30世代に適合するナンバー灯ユニットを選ぶ形になります。

まとめ

BMW6シリーズ グランツーリスモ G32は、ヘッドライトからナンバー灯まで外装の灯火がLEDでまとめられた世代です。電球として買い替えられるのは後退灯のH21W(BAY9s)が基本で、そのほかの位置はLEDモジュールやユニット単位での対応になります。後退灯をLED化するときは球切れ警告とコーディングの要否を押さえ、前側のヘッドライトは球交換ではなく診断とユニット対応で考える——この線引きが分かっていれば、G32の灯火まわりで部品選びに迷うことは少なくなります。後退灯はH21W、それ以外はLEDでユニット対応という二本立てで覚えておくと、店頭でもネットでも部品を選び違えにくくなります。年式・グレードによる差は、購入前にVINで照合すると間違いがありません。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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