F22 のスマートキーに付けるケースは、商品名に並ぶ型式の字ではなく、販売ページの商品説明にある適合車種の欄と、写真のキーの形を手元のキーと見比べて選ぶ。候補の 3 商品のうち、適合車種の欄に F22 の名があるのは ontto だけで、その欄の F22/F23 に挙がるのは 220i/228i/230i(M235i・M240i の名は無い)、年の範囲は 2016-2025 になっている。LETINGFAR と KUNIO は商品名に F22 が入っているが、適合車種の欄に挙がる 2シリーズは F45・F46 で、F22 の名は無い。キーの形を確かめたうえで、素材と着け外しの手間で選べばよい。
F22 のキーケースは適合欄とキーの形で選ぶ
商品名に BMW の型式がたくさん並んでいても、それだけで F22 に合うとは決められない。3 商品の商品説明を並べると、適合車種の欄の書き方がそれぞれ違う。
| 商品 | 素材 | 商品説明の適合車種の欄にある 2シリーズ |
|---|---|---|
| LETINGFAR | TPU | F45・F46(2014年~)。F22 の名は無い |
| KUNIO | 合金とウィービング(織物) | F45・F46(2014年~)。F22 の名は無い |
| ontto | TPU シリコン | F22/F23 220i/228i/230i(2016-2025) |
どの商品も、手元の F22 のキーと写真のキーの形を見比べてから選ぶのが前提になる。見比べ方は「選ぶ基準」の節に、商品ごとの注意書きは各商品の節に書いた。
F22 はどの車か、名前の近い車と見分ける
F22 と F23・F45・F46 の違い
F22 は BMW 2シリーズの 2ドアのクーペで、同じ世代の 2ドアのカブリオレは F23 という型式になる。生産は 2013〜2021 年で、ドイツのライプツィヒ工場でつくられ、2017年7月の改良でヘッドランプとテールランプの意匠やダッシュボードなどが変わった。先代は 1シリーズ クーペ(E82)にあたる。日本では 2014年2月26日に発売され、発売時のグレードは「220i クーペ Sport」「220i クーペ M Sport」「M235i クーペ」だった。
紛らわしいのが、キーケースの商品説明に出てくる「2シリーズ F45」「2シリーズ F46」だ。これは 2シリーズの名で売られたアクティブツアラー(F45・5ドアのハッチバック)とグランツアラー(F46)の型式で、前輪駆動の車台を使う。F22 とは別の車なので、適合欄の F45・F46 を F22 の記載と読み替えない。F22 のほかの装備の話は
にまとめている。
新型(G42)との見分け
後継の 2 代目の 2シリーズ クーペは型式 G42 で、日本では 2022年2月25日に発表され、同年3月1日に発売された。F22 はその前の初代にあたる。商品説明に年式が書かれているときは、新型向けの記載と取り違えないよう、自分の車の年式と並べて読む。新型の装備の話は
を見てほしい。
F22 のキーで、ケース選びに関わる仕組み
BMW の 2シリーズ クーペ用の取扱説明書(英語版)には、スマートキー(取扱説明書ではリモコン)の操作のうち、ケースの着け外しに関わるものが書かれている。車には内蔵のキー付きのスマートキーが 2 つ付く、とも書かれている。
内蔵キーの抜き方
取扱説明書(英語版)では、スマートキーの裏のボタンを押しながら、内蔵のキー(金属の鍵)を引き抜く。内蔵キーは運転席のドアの鍵と、助手席側のグローブボックスの鍵に使える。電波の妨げなどでスマートキーが効かないときは、この内蔵キーで運転席のドアを開け閉めする。
電池の替え方と型番
取扱説明書(英語版)では、スマートキーには交換できる電池が入っている。替えるときは内蔵キーを抜き、そのキーで留め具を押して電池のふたを外し、電池をプラス側を上にして入れてふたを閉める。使い終わった電池はリサイクルの窓口かサービス工場へ持っていく。
電池の型番は、ドイツの自動車解説サイトの案内では、F22・F23 の場合 CR2032(ボタン電池)とされている。同じ案内は、裏の下の端の小さな黒いボタンを押しながら内蔵キーを抜き、その穴からマイナスドライバーで裏のふたを外す手順を示している。
電池が弱ったときの始動
取扱説明書(英語版)では、外からの電波の妨げ、スマートキーの電池の消耗、近くの携帯機器、車内の充電器などで車がスマートキーを見つけられないときでも、エンジンをかけられる。表示(チェック・コントロールの知らせ)が出たら、スマートキーをステアリングコラムの印の所に当て、10秒以内に、ブレーキ(MT 車はクラッチ)を踏みながらスタート/ストップのボタンを押す。
内蔵キーを抜く、電池を替える、印に当てて始動する、といった場面でケースが邪魔にならないかが、選ぶときの分かれ目になる。
F22 のキーケースを選ぶ基準
キーの形
1つ目の基準は、キーの形が合うか。商品名に並ぶ車種名や型式だけで決めず、商品説明の適合車種の欄と写真のキーの形を、手元のキーと見比べる。LETINGFAR と KUNIO は商品名に「2シリーズ 218i 220i 225i 240i M235i F22 F23 F45 F46」と F22 が入っているのに、販売ページの商品説明の適合車種の欄に挙がる 2シリーズは「F45,F46 (2014年~)」で、F22 の名が無い。商品名と商品説明が食い違っているので、F22 に合うとも合わないとも言い切れない。写真のキーの形で確かめるしかない。
素材
LETINGFAR と ontto は TPU(ontto は TPU シリコンと記載)のケースで、KUNIO は合金とウィービング(織物)の組み合わせだ。軽さを取るなら TPU の 2 商品、シルバーの縁取りのある見た目を取るなら KUNIO、と考えると絞りやすい。
着け外し
F22 のキーは、内蔵キーを抜くときに裏のボタンを押し、電池を替えるときに裏のふたを外す(取扱説明書)。そのたびにケースを外すことになる場合があるので、着け外しのしやすさも比べたい。KUNIO はネジを使わないので着け外しが簡単と書いている。LETINGFAR と ontto については、着け外しのしやすさを確かめられていない。
3 商品の販売ページの商品説明には、電池が弱ったときにスマートキーをステアリングコラムの印の所に当てて始動する手順を、ケースを付けたままで行えるかの記載が無い。内蔵キーを抜くための裏のボタンを、ケースを付けたまま押せるかの記載も無い。
セット内容と信号の記載
3 商品とも、届くのはケース(カバー)とキーリング(キーホルダー)で、キー本体は付かない(販売ページの商品説明の記載)。また 3 商品とも、販売ページの商品説明で、ケースを付けてもキーの信号を遮らないと書いている。これは出品者の記載で、F22 での受信の具合を確かめた結果ではない。
LETINGFAR の TPU キーケース(シルバー)
販売ページの商品説明では、TPU 素材で軽さと耐久性があり、油・水・カビ・ほこりに強いとしている。キーから出る信号を遮断しない、とも書いている。気に入らなかったときは連絡すれば対応する、とアフターサービスについて書いている。
F22 に使うときは、商品名に F22 があるのに、商品説明の適合車種の欄の 2シリーズが F45・F46 であることに気をつける。さらに LETINGFAR は「同車種でも年式によりスマートキーの形状が異なる場合がございます」と書いているので、写真のキーの形を手元のキーと見比べてから選ぶ。
LETINGFAR BMW用 TPUスマートキーケース(シルバー)
KUNIO の合金とウィービングのキーケース(Aホワイト)
販売ページの商品説明では、合金とウィービング(織物)でできていて、ネジを使わないので着け外しが簡単で早いとしている。前後を包む二層の素材で落下などの衝撃を吸収するとし、縁取りには電解メッキのシルバーを使っている。キーを使うときに信号の妨げを受けない、とも書いている。商品名には 3ボタンとあるので、ボタンの数と並びも写真と手元のキーで見比べたい。不安なときは問い合わせるよう書いている。
LETINGFAR と同じく、商品名に F22 があるのに、商品説明の適合車種の欄の 2シリーズは F45・F46 だ。KUNIO は「年式により異なる場合があります」「画像のキーの形であれば適合です」と書いているので、画像のキーの形で確かめる。また、「2022 2023 BMW 2シリーズ /4シリーズ /iシリーズ /mシリーズ には適用できません」としている。日本では 2022年3月に新型の 2シリーズ クーペが発売されているので、F22 と新型を取り違えないようにする。
KUNIO BMW用 合金×ウィービング キーケース 3ボタン(Aホワイト)
ontto の TPU シリコンのキーカバー(赤)
販売ページの商品説明では、光沢感のある TPU シリコン素材で、摩擦に強く、割れにくく、軽いとしている。電波を遮らない中空の設計で、信号の邪魔をしない、とも書いている。商品の色が画像と少し違うことがあること、色や好みなど個人的な理由の返品は送料が自己負担であることを注意書きにしている。
ontto は、商品説明の適応車種に「2シリーズ(F22/F23) 220i/228i/230i」を挙げている。ただし、この欄の年の範囲は「2016-2025」で、日本で 2014年と 2015年に売られた F22 は、この年の範囲に入っていない。F22 の欄に M235i・M240i の名は無い。同じ欄には 3シリーズ(F30/G20)・4シリーズ(F32/F33/G22)・i シリーズ・トヨタの GR スープラなども並ぶ。ontto も「キー形状要確認」「購入する前に自分の車のタイプをご確認してください」と書いているので、写真のキーの形を手元のキーと見比べて選ぶ。
ontto BMW用 TPUシリコン スマートキーカバー(赤)
3 商品を同じ物差しで比べる
| 商品 | 素材 | 着け外し | 届く物 | 商品説明の注意書き |
|---|---|---|---|---|
| LETINGFAR | TPU | 確かめられていない | キーケース・キーホルダー | 年式でスマートキーの形が違う場合がある |
| KUNIO | 合金とウィービング | ネジなしで簡単と記載 | キーカバー・キーリング | 2022・2023年の2シリーズには適用できない |
| ontto | TPU シリコン | 確かめられていない | キーカバー・キーリング | 色が画像と少し違うことがある |
選び方を言い切ると次のとおりだ。
- 商品説明の適合車種の欄に F22 の名がある商品から選びたいなら ontto。ただし欄の F22/F23 に挙がるのは 220i/228i/230i で、M235i・M240i の名は無い。欄の年の範囲は 2016-2025 で、2014年・2015年の F22 はこの範囲に入っていない。
- 電池の交換などでケースを外す機会を気にするなら、ネジなしで着け外しが簡単と書いている KUNIO。合金とウィービングの見た目を選びたい人にも向く。KUNIO の適合欄の 2シリーズは F45・F46 で、F22 の名は無い。
- 油・水・ほこりに強いと書いている TPU のケースを選びたいなら LETINGFAR。LETINGFAR の適合欄の 2シリーズも F45・F46 で、F22 の名は無い。
どれを選んでも、写真のキーの形を手元のキーと見比べてから買う前提は変わらない。
よくある質問
F22 のキーに合うかはどう確かめる?
商品名の型式ではなく、商品説明の適合車種の欄と写真のキーの形を、手元のキーと見比べる。商品ごとの欄の書き方は最初の早見表のとおりだ。ほかの BMW のキーケースの選び方は
と
にもまとめている。
ケースを付けたままでエンジンはかかる?
3 商品とも商品説明で信号を遮らないと書いているが、出品者の記載で、F22 で確かめた結果ではない。電池が弱ったときにスマートキーを印に当てて始動する手順を、ケースを付けたまま行えるかは、3 商品とも記載が無い。表示が出て始動できないときはケースを外してから印に当てる、と決めておくと迷わない。
キーの電池は何を使う?
取扱説明書(英語版)は交換できる電池としていて、型番はドイツの自動車解説サイトの案内では CR2032(ボタン電池)だ。替えるときは内蔵キーを抜くので、ケースも外すことになる場合がある。
新型の 2シリーズ クーペにも使える?
KUNIO は商品説明で「2022 2023 BMW 2シリーズ」には適用できないとしている。新型(G42)は F22 とは別の世代なので、新型に乗っているなら、新型の商品説明の適合欄とキーの形で選び直す。
キー本体は付いてくる?
付かない。3 商品とも、届くのはケース(カバー)とキーリング(キーホルダー)で、キー本体は含まれない。取扱説明書(英語版)では、新しいスマートキーはサービス工場で手に入り、なくしたものはサービス工場で使えなくできる。スマートキーには整備に要る情報も記録される。
まとめ
まず素材と着け外しの手間で候補を 1 つに絞り、そのあと商品説明の適合車種の欄と写真のキーの形を手元の F22 のキーと見比べて、最後に確かめる。商品名に F22 とあっても、LETINGFAR と KUNIO の適合欄の 2シリーズは F45・F46 で、ontto の適合欄の F22/F23 は 220i/228i/230i(M235i・M240i の名は無い)で、年の範囲が 2016-2025 だ。F45・F46 はアクティブツアラーとグランツアラーの型式で、新型の 2シリーズ クーペは G42 なので、どちらも F22 と取り違えない。
F22 のほかの装備は
、同じ BMW のキーケースは
も参考になる。
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