ヤリスクロス スピーカーおすすめ 交換できる位置

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

ヤリスクロスのスピーカー交換は、機種選びより先に「どの位置に付けるか」で答えが決まる。ケンウッドが公表している車種別の取付適合表では、フロントドアはカスタムフィットの全機種が取付不可とされ、実際に選べるのはリアドアと純正ツイーター位置の2箇所だ。この2箇所なら、17cmの機種を付属ブラケットの加工だけで付けられる。まずは自分の車がどの区分に当たるかを確かめ、そのうえで機種を絞っていく。

目次

取付位置ごとの可否早見表

ケンウッドが公表している車種別の取付適合表(2020年8月〜2024年1月の区分)から、位置ごとの結論をまとめる。

取付位置 判定 該当する機種 必要になるもの
フロントドア ×(取付不可) 掲載9機種すべて
リアドア KFC-RS175S / KFC-RS175 付属ブラケットを指定位置でカット
リアドア ◎(別売品併用時) XS175S / XS165S / RS165S / RS165 別売インナーブラケット SKX-102S
純正ツイーター位置 KFC-ST1005 付属のツイーター用ブラケット

リアドアの2機種は、スピーカー本体だけ買えば追加部品なしで取り付けられる。 ここが費用の分かれ目になる。16cm側を選ぶと別売ブラケット代が上乗せになるので、総額で比べたい人は17cmから見たほうが早い。

なお同じ適合表は年式で2枚に分かれるが、スピーカーの可否は2枚とも同じ内容だった。年式で変わるのはオーディオ本体側の話だけだ。

自分のヤリスクロスがどの区分に当たるか

適合表がヤリスクロスとして対象にしている型式は、5BA-MXPB10・5BA-MXPB15・6AA-MXPJ10・6AA-MXPJ15 の4つ。表そのものは「R2/8〜R6/1」と「R6/1〜R8/3」の2枚に分かれている。車検証の型式欄と初度登録年月を見れば、自分がどちらの表を見ればいいか分かる。

もう一つ、表を読む前に確認しておくことがある。適合表のカスタムフィット欄には「純正スピーカー装着車に限る」という前提が書かれている。◎も×も、その位置に純正スピーカーが入っている車を想定した判定だ。もともとスピーカーが無い位置に新しく付ける場合、表の判定はそのまま当てはまらない。リアドアの内張りを外す前に、その位置にスピーカーがあるかを実車で見ておく。

選ぶ順番は固定しておくとぶれない。①車検証で型式と初度登録年月を確認する ②取り付けたい位置に純正スピーカーがあるか実車で見る ③適合表でその位置の可否とブラケットの要否を調べる ④配線をどうつなぐか決める ⑤そこまで決めてから在庫と価格で機種を選ぶ。商品を先に決めてから適合を調べる順番にすると、買ったあとで付かないと分かることになる。

フロントドアが「推奨しません」とされている理由

ヤリスクロスで一番引っかかるのがここだ。適合表のフロントドア欄は、XS175S・XS165S・RS175S・RS175・RS165S・RS165・RS125・RS105・E1057J のすべてが×になっている。別売インナーブラケットを併用する行も、掲載されている6機種が全部×のまま変わらない。ブラケットを足せば解決する、という話ではない。

理由は備考に書かれている。「車両の取扱説明書にフロントドアパネル・フロントドアトリム・フロントドアスピーカー等周辺の修理・取り外し・改造に関する警告があるためフロントドアスピーカーの付け替えは推奨しません」——この文言は2020年8月〜の表にも2024年1月〜の表にも同じように載っている。

元をたどるとトヨタの取扱書(SRSエアバッグの項)に行き着く。改造・処分に関する警告として修理・取りはずし・改造をしてはいけない部位が並んでおり、そこにフロントドアパネル、フロントドアトリム、フロントドアスピーカーが含まれている。警告の理由は、SRSエアバッグが正常に作動しなくなったり誤ってふくらむなどして、重大な傷害におよぶか最悪の場合死亡につながるおそれがある、というものだ。つまりフロントドアの内側に手を入れる作業は、オーディオの話ではなく安全装備の話として扱われている。

施工している店や個人が実際にいるかどうかは、ここでは判断できない。この記事で扱えるのは公表資料が何と言っているかまでで、安全性の可否を保証することはできない。どうしてもフロント側を替えたいなら、トヨタの販売店か施工実績のある取付店に、車両側の警告事項を含めて相談してほしい。

リアドアなら17cmが素直に付く

追加部品なしで付く2機種

リアドアで◎が付くのは、17cmのカスタムフィット KFC-RS175S と KFC-RS175。条件は、取付説明書を見てトヨタ/日産(1)/スズキ(1)の位置でカットした付属ブラケットを使うことだ。この2機種の備考には「スピーカーのみのご購入で取付できます。音質アップを図るインナーブラケットを追加することも可能です」とある。追加部品を買わずに済むのはこの2機種だけで、予算を抑えたいならここが起点になる。

別売ブラケットが要る機種

XS175S・XS165S・RS165S・RS165 は、そのままでは×。別売インナーブラケット SKX-102S を併用すると◎になる。SKX-102S を使う行では RS175S と RS175 も◎で、この2機種はブラケットあり・なしのどちらでも成立する。16cmを選びたい場合は選択肢に入るが、本体価格に別売ブラケット代が乗ることは先に織り込んでおく。

位置が決まっていない機種

RS125・RS105・E1057J・ST1005 はリアドア欄が「−」で、リアドア用としての設定がない。逆に ST1005 は純正ツイーター位置だけが◎で、他は「−」か対象外。口径が合うから付く、という判断は表の上では成立しない。 機種ごとに使える位置が決められている、と考えたほうが読み違えが少ない。

純正ツイーター位置というもう一つの手

フロントの音を触りたいなら、残る選択肢はフロントピラーの純正ツイーター位置だ。ここで◎が付いているのは KFC-ST1005 だけで、条件は付属のツイーター用ブラケットを使うこと。

配線の指示も具体的に書かれている。純正ツイーターからコネクターを外し、既存の配線はそのまま残したうえで、上2本・下2本同士を接続する、という手順だ。純正配線を切らずに済ませたいなら、型式対応の変換ハーネスを挟む手もある。

ツイーター変換ハーネス(MXPB10/MXPB15/MXPJ10/MXPJ15・2/6スピーカー付き車)

Amazonで見る

ただし備考には「純正ツィーター無し車は未確認です」と書かれている。ピラーにツイーターが入っていない車については適合が確認されていないので、まず自分の車に付いているかを確かめるところから始める。

配線を切るか、変換ハーネスを挟むか

適合表の備考は、スピーカーの配線について「配線は図-1を参照して加工または接続キャップで接続します」と指示している。純正コネクターへそのまま挿し替えられる配線コネクターは、この車種のスピーカー用としては適合表に設定されていない。メーカーが示す手順どおりに進めるなら、配線の加工か接続キャップでの結線が前提になる。

純正配線を切りたくない人向けに、ヤリスクロス用の変換ハーネスが市販されている。ただし対応型式が商品ごとに分かれていて、MXPB10/MXPB15/MXPJ10 用と MXPJ15 用は別の商品だ。車種名だけ見て買うと外す。

スピーカー変換ハーネス 2本セット(MXPB10/MXPB15/MXPJ10 用)

Amazonで見る

内張りを外す作業やピラー周りの取り回しは、

で扱っている手順とかなり重なる。どこまで自分でやるか決める材料になるはずだ。

根拠が違う2つの選び方

ヤリスクロスのスピーカー選びは、拠りどころにする資料で2つのルートに分かれる。

ひとつは適合表ルート。メーカーの車種別取付適合表に載っているカスタムフィット機種を、表が指示するブラケットと配線方法で付ける。可否も手順も公表資料で追えるので、どこまでが確認済みなのかがはっきりする。代わりに、付けられる位置はリアドアと純正ツイーター位置に限られる。

もうひとつは専用設計品ルート。商品ページで「ヤリスクロス含む」と適合をうたっている、変換ケーブル付属の17cmスピーカーを使う。ファクトリーダイレクトの専用設計品で、対象はヤリスの10系・210系(2020年2月以降)とされ、そこにヤリスクロスが含まれると書かれている。取り付けは楽になりやすいが、適合の根拠は販売ページの表記であり、メーカーの公表適合表とは根拠の性質が違う。トヨタが認めたものでもなければ、適合表に載っているわけでもない。

どちらが正しいという話ではない。自分がどちらの根拠に乗るかを決めてから商品を見る、という順番だけ守っておけばいい。

いま買える候補

比較の軸は6つ立てておくと総額を読み違えない。適合表で位置の可否が確認できるか、別売ブラケットが要るか、配線を加工するのか変換ハーネスで残せるのか、口径は17cmか16cmか、本体価格、そして在庫。価格だけで並べるとブラケット代と配線の手間が抜け落ちる。

スピーカー本体

専用設計品ルートを選ぶなら、変換ケーブル付属の17cm(6.5インチ)が2種類ある。同軸コアキシャルと明記された品番と、コアキシャル表記のない品番だ。

ファクトリーダイレクト 専用設計スピーカー 同軸コアキシャル 17cm(変換ケーブル付属)

Amazonで見る

ファクトリーダイレクト 専用設計スピーカー 17cm(変換ケーブル付属)

Amazonで見る

確認時点のAmazon実売価格は、コアキシャル表記のある側が17,200円、無い側が15,000円。価格も在庫も変わるので、買う時点で見直してほしい。適合表ルートで KFC-RS175S などを選ぶ場合は、付属ブラケットのカットが前提になる分だけ作業の手間が増える。

配線まわり

上で触れた変換ハーネスは、スピーカー用が1,980円、ツイーター用が1,740円(いずれも確認時点)。スピーカー用とツイーター用は別物で、対象型式も違う。 どちらも2020年8月以降が対象年式と表記されているが、商品名や説明に自分の型式が書かれているかは買う前に必ず見ておく。

工賃も含めた全体の予算感は

にまとめてある。

ヘッドユニット側は年式で扱いが変わる

スピーカーだけでなく、オーディオ本体側にも制約がある。2020年8月〜2024年1月のヤリスクロスは、市販の1DIN/2DIN機の取付欄がすべて「−」、キットレスは「×」。備考に「全車ディスプレイオーディオで取付キットがないために取付不可です」とある。この年式帯では、ヘッドユニットごと市販品に載せ替える選択肢が適合表の上に存在しない。

2024年1月以降は事情が変わる。「ディスプレイオーディオ付車は取付キットがないために取付不可です。ディスプレイオーディオレス車でナビレディパッケージ付は取付可能です」と書かれており、同じ年式帯でも仕様で分かれる。取付可能な場合、D1/D2および2Dの取付キットは UA-Y53D、200mmエスカッション付属オーディオモデルは UA-Y53D または UA-Y58D。200mmパネルAVナビゲーションシステムはキットレスで、ナビのモデルによって KNA-200WT か KNA-25WT のどちらかが必要になる。配線コネクターは取付キットに同梱される。

ナビ側まで含めて考えたい人は

も見ておくといい。

リアドアに付けるまでの流れ

  1. 適合表で機種を決める。リアドアなら KFC-RS175S / KFC-RS175 が追加部品なしで済む
  2. 付属ブラケットを取付説明書の指定位置でカットする。16cm系を選んだ場合は別売インナーブラケット SKX-102S を用意する
  3. 内張りを外して純正スピーカーを取り外す
  4. 配線を、加工・接続キャップ・変換ハーネスのいずれかの方法でつなぐ
  5. 仮組みのまま左右とも音が出るか、位相が逆になっていないかを確認してから内張りを戻す

詰まりやすいのは2と4だ。 カット位置を間違えたブラケットは戻せないし、結線をやり直すには内張りをもう一度外すことになる。5の仮組み確認を省かないのは、そのためでもある。内装を外す作業そのものが初めてなら、

あたりで感覚をつかんでから臨むほうが安全側だ。

よくある質問

フロントドアのスピーカーはどうしても交換できないのか

ケンウッドの適合表では全機種が×で、備考も「推奨しません」と明記している。その根拠はトヨタの取扱書がフロントドアパネル・フロントドアトリム・フロントドアスピーカーの修理・取りはずし・改造を警告していることにある。この記事で言えるのは公表資料の内容までで、可否の保証はできない。判断に迷うならトヨタの販売店か施工実績のある取付店に、車両側の警告を伝えたうえで相談してほしい。

リアドアだけ替えても意味はあるのか

適合表で◎が付いている位置がリアドアと純正ツイーター位置である以上、公表資料に沿って進めるならそこが実行できる範囲になる。リアドアの17cm2機種は追加部品なしで成立するので、まずここから手を付ける形になりやすい。フロント側の音を触りたい場合は、ピラーのツイーター位置が残された選択肢だ。

純正スピーカーが付いていない位置に新しく付けられるのか

適合表のカスタムフィット欄は「純正スピーカー装着車に限る」と前置きされている。表の◎はその位置に純正スピーカーがある車についての判定なので、無い車に新設する場合の可否は表からは読み取れない。純正ツイーター位置についても「純正ツィーター無し車は未確認です」と書かれている。

配線は切らないと駄目なのか

適合表の指示は「配線は図-1を参照して加工または接続キャップで接続します」で、そのまま挿し替えられる配線コネクターの設定はない。純正配線を残したいなら、型式に合った変換ハーネスを使う方法がある。

自分の型式はどこで確認するのか

車検証の型式欄を見る。MXPB10・MXPB15・MXPJ10・MXPJ15 のどれかが書かれているはずだ。変換ハーネスを買うときは、その型式が商品側の適合表記に含まれているかを突き合わせる。ヤリスクロス全体で1種類、ではない点に注意したい。走行中の異音が気になっている場合は

も参考になる。

まとめ:買う前に確認する5点

  • 車検証で型式(MXPB10/MXPB15/MXPJ10/MXPJ15)と初度登録年月を控えたか
  • 取り付けたい位置に純正スピーカーが入っているか実車で見たか
  • フロントドアは適合表で全機種×、取扱書にも警告があると理解したか
  • リアドアは追加部品なしの17cm2機種か、別売 SKX-102S を足す16cm系か決めたか
  • 配線を加工するのか、型式の合う変換ハーネスを使うのか決めたか

ここまで埋まれば、あとは在庫と価格を見て機種を選ぶだけだ。他の部位のカスタムと合わせて計画したいなら、

から優先順位を組み立てるといい。

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次