更新日:2026年8月
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3つの工夫でルーミーの荷室は劇的に使いやすくなる
ルーミーの荷室は通常時で205L、日常の買い物には十分なサイズです。それでも旅行やまとめ買いのように荷物が増える場面では、袋が倒れたり奥に埋もれたりして扱いにくくなります。ルーミーには純正の収納装備が充実しており、市販グッズを組み合わせれば体感の使い勝手が大きく変わります。この記事ではルーミーの荷室を最大限に活かす5つの収納アイデアを紹介します。
ルーミーの荷室サイズと純正収納装備
荷室の収納を考えるうえで、まずは正確なサイズ感を把握しておくことがカギになります。
| 項目 | 通常時 | シート格納時 |
|---|---|---|
| 荷室容量 | 205L | 958L(約4.7倍) |
| 荷室長(奥行) | 500〜740mm | 1,540mm |
| 荷室幅 | 最大1,300mm | 最大1,300mm |
| 荷室高 | 985mm(デッキボード標準時) | 1,110mm(デッキボード上面〜天井) |
| 床面地上高 | 608mm(デッキボード標準時) | — |
荷室長が500〜740mmと幅を持つのは、リアシートが6:4の分割可倒式で前後にスライドするためです。同じ車体を供給するダイハツは、トールの公式サイトでこの後席を最大240mm前後に動かせると案内しています。後席を最後端まで下げれば500mm、いちばん前まで出せば740mmで、トヨタ公式サイトのよくあるご質問が示すこの2つの差もちょうど240mmです。片側だけ倒して長尺物を積みつつ、反対側に乗員を座らせるといった柔軟なアレンジも可能です。
荷室幅の1,300mmはラゲージサイドトリムのえぐり部で測った最大値で、いちばん狭い部分の数値はトヨタからは公表されていません。荷室高も、デッキボードを標準の位置に置いた985mmが普段使いの数値になります。デッキボードを跳ね上げれば1,080mmまで広がりますが、こちらは応急用タイヤ(スペアタイヤ)が付かない仕様に限った値で、応急用タイヤ装着車では跳ね上げた状態での使用が想定されていません。背の高い荷物を積めるかどうかは985mmを基準に判断してください。床面の地上高は、デッキボードを標準の位置に置いた状態で608mm、デッキボードを外した床面では527mmです。このうち608mmは、同じ車体を供給するダイハツがトールの公式サイトで多機能デッキボードから地上までの高さとして公表している値です。527mmのほうはトヨタの公表資料には見当たらず、自動車情報サイトCARPRIMEが掲載している値です。
ルーミーの荷室まわりには、以下の純正装備があります(グレードやオプションによって装備の有無が変わるものを含みます)。
- 多機能デッキボード(防汚シートは取扱説明書ではグレード・オプションにより装備の有無がある装備として案内されています。同じ車体の姉妹車タンクの主要装備一覧では、スペアタイヤを選択した場合に防汚シートが非装着になり、床下のデッキボックスは小型になると注記されています)
- デッキアンダースペース(デッキボードで上下に仕切られた下段。トヨタ公式サイトのよくあるご質問での呼称で、アンダーラゲッジと呼ばれることもあります)
- 買い物フック(取扱説明書ではフロント・シートバックテーブル・ラゲージルームの各所に案内されています。フロントは3kg以上、シートバックテーブルとラゲージルームは1kg以上のものを吊り下げないよう注意書きがあります)
- デッキボックス(取扱説明書では停止表示板などを収納できるスペースとして案内されています。2022年9月〜2024年11月の版では、これはタイヤパンク応急修理セット装着車についての案内で、応急用タイヤ装着車は停止表示板をデッキボード下に収納すると書き分けられています)
- ラゲッジ照明(取扱説明書の室内灯一覧ではラゲージルームランプとデッキサイドランプ。デッキサイドランプ右側はグレード・オプションにより装備の有無あり)
これらを活かしきれていないケースが多いので、次のセクションで具体的な活用法を見ていきます。足元の印象を変えたい場合はルーミーのフロアマットおすすめも参考にしてみてください。
シーン別・荷室収納アイデア5選
アイデア1:ラゲッジネットで買い物袋の横倒れを防ぐ
スーパーの帰り道、荷室で買い物袋が倒れて中身が散乱した経験はないでしょうか。ルーミーの荷室側面にあるフックを活用し、メッシュ型のラゲッジネットを張るだけで袋の横倒れをほぼ防げます。
取り付けは引っ掛けるだけで済みます。ネットを外せば元の広い荷室に戻るため、普段使いとまとめ買いの切り替えもスムーズにできます。価格は商品によって幅があるので、購入前に商品ページで確認してください。
アイデア2:折りたたみ収納ボックスで荷室を仕切る
荷室を「常備品ゾーン」と「買い物ゾーン」に分けると、使い勝手が一段階上がります。幅30cm前後の折りたたみボックスなら、2つ横に並べても合計60cm前後です。バックドア開口部のいちばん広い部分は1,077mm(約108cm)なので、2つ並べたまま出し入れしても無理のないサイズ感です。
片方には三角表示板・ブースターケーブル・ウエットティッシュといった常備品を入れておき、もう片方は買い物用にフリーにしておくのが使いやすい配置です。不要なときはボックスを折りたたんで薄くしておけば、荷室の隅に立てて置けるので場所を取りません。
アイデア3:デッキボード下(デッキアンダースペース)を「隠し収納」として活用する
デッキボードを開けた下のデッキアンダースペースは、見落とされがちなスペースです。トヨタの公表資料には深さが見当たりませんが、自動車情報サイトのカーブロは2023年2月の記事で、80mm程度の深さで防水性のある樹脂パーツに覆われていると紹介しています。先に挙げた床面地上高608mmと527mmの差も約80mmで、出所の異なる数値どうしがほぼ一致します。
ここをレジャーシート・ビニール袋・ウエットティッシュの定位置にすると、荷室本体のスペースを一切使わずに小物をまとめられます。デッキボード裏面に防汚シートがある車なら、汚れ物と清潔物を分けて管理できます。
アイデア4:シートバックポケットを追加して小物を分散する
ルーミーのシートバック側の収納は、取扱説明書では後席から使うシートバックテーブル(グレード・オプションにより装備の有無あり)として案内されています。純正装備の有無は現車で確認したうえで、後席に座る家族やお子さんの小物が散らかりがちな場合は、汎用のシートバックポケットを追加するとかなり整理しやすくなります。
タブレット・ペットボトル・お菓子・ティッシュなど、つい荷室に放り込みがちな小物の居場所が決まるだけで車内全体がスッキリします。取り付けはヘッドレストの支柱に引っ掛けるだけなので、工具は不要です。荷室の暗さが気になるならルーミーのLEDルームランプへの交換も検討してみてください。
アイデア5:ダイブイン格納+防汚シート(装着車)でアウトドア仕様にする
大きな荷物を積みたいときは、リアシートのダイブイン機能を使って958Lまで拡大できます。取扱説明書が案内している手順は次のとおりです(お使いの車の正確な手順は取扱説明書に従ってください)。
- 車を停止させ、しっかりとパーキングブレーキをかける
- フロントシートをいちばん前までスライドする
- リアシートをいちばんうしろまでスライドする
- リアシートのヘッドレストをいちばん下まで下げる
- リアシートの背もたれを前に倒して固定する
- シートロック解除ストラップを引いてロックを解除する
- 車外からシートバンド2か所を両手で持ち、リアシートを持ち上げて格納する(取扱説明書は、ラゲージルーム側から操作しないよう警告しています)
防汚シート装着車は、このあとデッキボードを車両前側に反転し、裏面の防汚シートを車両前側にめくります。
この状態なら自転車やキャンプ道具も余裕で積み込めます。防汚シート装着車なら、シートが汚れをガードしてくれるので、泥付きのアウトドアギアでも気兼ねなく載せられます。
荷室収納でやりがちな失敗と対処法
失敗1:サイズ未確認でボックスを購入してしまう
バックドア開口部のいちばん広い部分は1,077mm、通常時の奥行は後席のスライド位置によって500〜740mmです。この数値を確認せずに「大きめのボックスなら整理しやすいだろう」と購入すると、入らなかったり荷室を圧迫したりします。ボックスの外寸を事前にチェックしておくと失敗を防げます。
失敗2:重い荷物を上段に積んで走行中に崩れる
カーブや急ブレーキで荷崩れする原因の多くは、重い物を上に積んでいることです。重量物はデッキアンダースペースか荷室の床面に置き、軽い物を上に重ねるのが基本です。ラゲッジネットを併用すると安定感がさらに増します。
失敗3:防汚シートがある車で展開を忘れてシートが汚れる
アウトドアで使ったあとに「シートに泥がついてしまった」と気づくことがあります。防汚シート装着車なら、ダイブイン格納をしたあとにデッキボードを車両前側に反転し、裏面の防汚シートを車両前側にめくる手順を習慣にしておくと、クリーニング費用を節約できます。
Q1. ルーミーの荷室にベビーカーは入る?
B型ベビーカー(コンパクトタイプ)は折りたたんで縦置きすれば通常状態の荷室に収まります。A型ベビーカー(大型タイプ)はデッキボードを跳ね上げると高さ方向のスペースを確保できます。取扱説明書の手順は、デッキボードを上げてボード側のフックをバンドから取り出し、後席ヘッドレストを上げてそのステーにフックをかけて固定したうえで、アジャスターでひもの長さを調整する、という流れです。ただしデッキボードの跳ね上げは応急用タイヤ(スペアタイヤ)が付かない仕様を前提とした使い方で、応急用タイヤ装着車では想定されていません。装着車の場合はデッキボードを標準の位置に置いたまま、荷室高985mmに収まるかどうかで判断してください。
Q2. 5人乗車のまま荷物を積むコツは?
通常205Lの荷室でも、薄型の折りたたみボックスとラゲッジネットで仕切れば旅行カバン2個程度は確保できます。それでも足りない場合はリアシート足元のスペースにソフトバッグを置くなど、車内全体を活用するのが現実的です。
Q3. 収納グッズは何からそろえればよい?
ラゲッジネット・折りたたみボックス2個・シートバックポケットの3点をそろえるのが基本形です。価格は商品によって差が大きいので、購入前に各商品ページで確認してください。いずれも工具不要で取り付けられるため、追加の工賃はかかりません。
収納グッズをまとめて探したい場合は、Amazonで「ルーミー 荷室 収納」と検索すると専用設計品から汎用品まで一覧できます。
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