納車したてのワゴンRや、中古で乗り始めたワゴンRスティングレーで、純正キーの角にポケットの小銭で付いた擦り傷を見つけると、その日から気になり出します。キーケースは数百円から手に入りますが、ワゴンRは世代とグレードでキーの形とボタン数が変わり、形の合わないケースを選ぶとボタンが押せなかったり本体が浮いたりします。ここでは型式ごとのキーの見分け方と素材別の選び方を、在庫を確認できた5商品でまとめました。
ワゴンR キーケースの比較一覧
在庫を確認できた社外キーケースを、素材・参考価格・対応ボタン数・適合の目安で並べました。参考価格はAmazonの表示をもとにした目安で、時期により前後します。
| 商品 | 素材 | 参考価格 | 対応ボタン | 適合の目安 | 在庫 |
|---|---|---|---|---|---|
| OFFCURVE | TPU | 約809円 | 2ボタン | 新型ワゴンR・スティングレー/ハスラー等と共用 | あり |
| Unhoke | TPU | 約899円 | 2ボタン | ワゴンR・ハスラー・ソリオ等スズキ広範(白) | あり |
| FRACTAL CREATION | TPU | 約798円 | スマートキー対応 | ワゴンR・スペーシア等スズキ広範(黒) | あり |
| MALAKO | シリコン | 約599円 | 1ボタン | スズキ広範+日産・マツダ/1ボタン用 | あり |
| LETINGFAR | 樹脂 | 約1,289円 | 2ボタン | 新型ワゴンR・スティングレー専用(茶) | 残りわずか |
表の見方と選ぶ順番
選ぶ順番はシンプルで、最初に手元のスマートキーのボタン数を数え、次に素材と価格で候補を絞ります。TPUやシリコンは衝撃に強く水洗いもしやすい数百円台、車種専用をうたうタイプは形が合いやすいぶん価格がやや上がります。表の適合欄は各商品が挙げている対応車種の要約なので、購入前に自分の型式とボタン数が説明文に含まれているかを商品ページで見比べます。
ワゴンRの型式とスマートキーの形
ワゴンRは同じ名前でも、世代とグレードでキーの形が変わります。ここを外すとケースに本体が収まらないため、まず自分の型式とキーの種類を押さえます。型式は車検証の「型式」欄に「DAA-MH55S」のように記載されており、キー単体では世代を見分けにくいので、迷ったら車検証を先に見ると早いです。
現行(MH35S・MH55S・MH85S・MH95S)は2ボタンの角型スマートキー
2017年2月以降の現行ワゴンRは、MH35S・MH55Sで始まり、後にマイルドハイブリッドのMH85S・MH95Sが加わりました。プッシュスタート付きグレードのスマートキーは、施錠と解錠の2ボタンが並ぶ長方形の角型で、内部にエマージェンシーキー(機械式の鍵)を収める作りです。電池はCR2032のボタン電池を1個使います。この角型はハスラーやスペーシア、アルトなど同時期のスズキ車と共通の形で、Amazonで「新型ワゴンR対応」と並ぶケースの多くは、この2ボタン角型を前提にしています。現行に乗っているなら、2ボタン角型対応と書かれたケースが基本の候補です。
4〜5代目(MH23S・MH34S)はリモコンキーと共通スマートキー
4代目のMH23Sは2008年9月から2012年9月、5代目のMH34S・MH44Sは2012年9月から2017年までの型式です。この世代もグレードでキー挿し込み式とプッシュスタート式に分かれ、キーレスのリモコンは1ボタンや2ボタンが混在します。スマートキー自体は同時期のスズキ車と共通設計のものが多く、社外ケースも「スズキ汎用」として売られています。ただしボタン数と形は現行と完全に同じではないため、旧型に乗っている場合は商品画像と自分のキーを並べ、ボタンの位置と数を照合してから選びます。
型式とボタン数の見分け方
見分けの手順は2段階です。まず型式を車検証で確認し、現行のMH35S系か旧型のMH23S・MH34S系かを分けます。次にキーを手に取り、押しボタンの数を数えます。施錠と解錠が別々なら2ボタン、ひとつのボタンで操作するなら1ボタンです。ワゴンRはヒンジ式のドアで電動スライドドアを持たないため、ミニバンのようなスライドドア開閉の丸ボタンは付かず、キーは2ボタンか1ボタンのどちらかに収まります。プッシュスタートを使わないグレードはキーを差し込むタイプのリモコンになるので、その場合はリモコン一体型に対応したケースを選びます。
キーケースの素材ごとの違い
適合の次に効いてくるのが素材です。ワゴンR向けに多いのはTPU、シリコン、樹脂ハード・金属調の3系統で、価格も手触りも変わります。
TPU・シリコンは衝撃吸収とコスパ重視
TPUはやわらかい樹脂で、落としたときの衝撃を吸収しつつ数百円台で買えるのが持ち味です。透明タイプならキーのデザインを隠さず、ボタンの反応も損ないにくく作られています。シリコンはTPUよりさらに柔らかく、握ったときの滑り止めが効くので、手からすべり落としやすい人に向きます。今回そろえた在庫品も、OFFCURVEやUnhoke、FRACTAL CREATIONがTPU、MALAKOがシリコンで、いずれも汚れたら水洗いできる手軽さがあります。初めての1個はこの価格帯から試すと、形が合わなかったときも痛手が小さく済みます。
樹脂ハード・金属調は見た目とドレスアップ
透明TPU以外に、色付きの樹脂ハードケースやアルミ・カーボン柄の金属調カバーもあります。車種名を刻印したタイプや、内装色に合わせたブラウン・ブラックを選べるので、キーだけ浮かせたくない人に向きます。今回のLETINGFARは新型ワゴンR・スティングレー専用をうたうブラウンで、専用設計ぶん形が合いやすいのが利点です。ただし金属を含むカバーは、電波の通り道に金属が重なると反応が落ちる場合があるため、装着後に施錠・解錠の効きを一度試します。
失敗しない選び方のチェックポイント
素材を決めたら、仕上げに3点を照らし合わせます。ひとつ目は対応ボタン数、ふたつ目は型式(現行の角型か旧型か)、みっつ目はキーホルダーやリングの有無です。商品説明に自分の型式やボタン数が書かれているかを見て、書かれていなければ画像でキー形状を照合します。ここまで合えば、あとは色や質感の好みで決められます。
注目のワゴンR用キーケースを詳しく比較
在庫と適合が確認できたなかから、性格の違う2つを詳しく取り上げます。現行の2ボタン角型に合わせやすいTPUと、旧型やシンプルな鍵向けの最安シリコンの組み合わせです。
車種名入りで選びやすいOFFCURVEのTPUキーケース
OFFCURVEのTPUケースは、商品名に新型ワゴンR・スティングレーを明記し、ハスラーやジムニー、クロスビーとも共用できる2ボタン角型向けのタイプです。参考価格は約809円で、耐衝撃をうたうTPUに、電波を妨げにくい設計を組み合わせています。透明感のある本体でキーの純正デザインを活かしつつ、角の擦り傷を防げるので、現行ワゴンRの最初の1個として選びやすい価格と適合の広さがそろっています。カラー展開があるため、家族で色分けして持つ使い方もできます。対応車種が広いぶん、購入前に自分のキーが2ボタン角型かを画像で見比べておくと安心です。
OFFCURVE スズキ専用TPUキーケース(2ボタン・新型ワゴンR/スティングレー対応)
最安で旧型リモコンにも合わせやすいMALAKOのシリコンカバー
MALAKOのシリコンカバーは、今回そろえたなかで最安の約599円で、1ボタンのキーレスに合わせた形です。ワゴンRのほか、ハスラーやアルト、ジムニーなどのスズキ車に加え、日産・マツダのOEM車まで広く挙げています。シリコンらしい柔らかさで滑り止めが効き、鍵をよく落とす人や、旧型ワゴンRのシンプルなリモコンキーを保護したい人に向く選択肢です。1ボタン用のため、現行の2ボタン角型スマートキーには合わない点だけ、購入前にボタン数を数えて確かめます。価格が低いので、色違いで複数買って使い分ける人もいます。
MALAKO シリコンキーカバー(1ボタン・スズキ/日産車対応)
そのほかの候補(Unhoke・FRACTAL CREATION・LETINGFAR)
もう少し選択肢を広げたいときは、残る3つも候補になります。Unhokeは約899円のTPUで、ワゴンRやハスラー、ソリオなど幅広いスズキ車の2ボタンスマートキーに対応し、白の明るい見た目が特徴です。FRACTAL CREATIONは約798円のTPUで、ワゴンR・スペーシア・ジムニーなど対応車種が多く、黒でキー本体のデザインを引き締めます。LETINGFARは約1,289円で、新型ワゴンR・スティングレー専用をうたうブラウンの落ち着いた色みですが、在庫が残りわずかのため狙うなら早めの確認が向きます。いずれも複数のスズキ車で使い回せる設計が多いので、乗り継ぐ予定があるなら対応の広いものを選んでおくと後で無駄が出にくくなります。
取り付けと日常使いの注意点
適合が合っていても、届いてからの確認をひと手間挟むと失敗を減らせます。開封直後の数分でできることばかりです。
届いたらボタンと収まりを確認する
開封したら、まず本体がぴったり収まるか、施錠・解錠のボタンがどちらも押せるかを確かめます。TPUやシリコンは少し伸びるので多少の誤差は吸収しますが、樹脂ハードは形が合わないと浮きが出ます。ボタンの穴位置がずれる場合は、無理に押し込まず型式やボタン数の違いを疑います。内部のエマージェンシーキーを抜き差しする隙間や、キーホルダーを通すストラップ穴がケースでふさがれていないかも、あわせて見ておくと後で困りません。装着したまま施錠・解錠が問題なく動くところまで確認できれば、その日から安心して使えます。合わないときは無理に使い続けず、返品や交換の対応期限内に手を打つと余計な出費を避けられます。
電波の通りと電池交換のしやすさ
厚みのあるケースは電波を弱めることがまれにあり、反応が鈍く感じたら一度外して比べます。多くのTPU・シリコンカバーは電波を通す設計ですが、金属パーツが電波に重なるタイプは念のため確認します。現行スマートキーの電池はCR2032で、電池交換のときにケースを外す必要があるかも、選ぶ前に見ておくと後が楽です。電池が弱ると、メーター内に電池消耗の警告灯が点きます。反応が鈍いときはケースのせいと決めつけず、電池の残量もあわせて見ておくと原因の切り分けが早くなります。ケースの継ぎ目が電池ぶたと重ならないタイプなら、交換のたびに外さずに済みます。
よくある質問
ワゴンRスティングレーにも同じキーケースが使えますか
同じ型式なら本体形状は共通なので、現行のMH35S系であればワゴンRとスティングレーで同じ2ボタン角型キーケースが使えます。スティングレーだけ特別なキー形状になるわけではなく、グレードによるボタン数の違いだけを合わせれば問題ありません。
旧型(MH23S・MH34S)のワゴンRにも合いますか
商品によります。MH23SやMH34S世代は、キー挿し込み式とプッシュスタート式、1ボタンと2ボタンが混在するため、現行向けの角型ケースがそのまま合うとは限りません。商品説明に自分の型式が挙がっているか、なければキー画像とボタン数を照合してから選びます。
キーケースを付けるとスマートキーの反応は悪くなりますか
多くのTPU・シリコンケースは電波を通す前提で作られており、通常は反応に大きな影響は出ません。厚手のケースや金属装飾が重なると弱まることがあるため、気になるときは装着前後で反応する距離を比べます。
1ボタンと2ボタンで違いはありますか
ボタン数はキーの機能とケースの穴位置の違いです。2ボタンは施錠と解錠が別ボタン、1ボタンはひとつのボタンで操作する形です。ケースはこの穴位置で作り分けられているため、2ボタン用に1ボタンのキーを入れると穴が余り、逆だとボタンが押せません。手元のキーのボタン数に合ったものを選びます。
純正キーカバーと社外品はどちらがよいですか
純正アクセサリーは適合の安心感が持ち味で、社外品は価格とデザインの幅が持ち味です。数百円で試せるTPUやシリコンから選べる社外品は、型式とボタン数さえ合えば費用を抑えつつ好みで選べます。まずは低価格帯で使い勝手を試し、気に入ったら質感重視のタイプへ替える進め方も、無駄が出にくい方法です。
まとめ|型式とボタン数を確かめて選ぶ
ワゴンRのキーケース選びは、型式による形の違いとボタン数の2点を押さえれば大きく外しません。2017年2月以降の現行MH35S系は2ボタンの角型スマートキーが中心で、ハスラーやスペーシアなど同時期のスズキ車と共通の形です。旧型のMH23S・MH34S世代は1ボタンや2ボタン、キー挿し込み式が混在するため、商品画像とボタン数の照合がいっそう効きます。まずは車検証で型式を確認し、手元のキーのボタン数を数えたうえで、型式とボタン数の2点を合わせてから、コスパ重視ならTPUやシリコン、見た目重視なら車種専用の樹脂タイプという順で選ぶと、数百円から自分に合う1個にたどり着けます。
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