スペーシアギア ドアバイザー|型式別の純正品番と3選

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通販でスペーシア用のドアバイザーを見つけて、商品タイトルに並ぶ年式が自分の車と合わないからと候補から外す——スペーシアギアで一番起きやすい外し方がこれだ。適合を決めているのは車名でも年式でもなく型式で、スペーシアギアには先代のMK53Sと、2024年9月に切り替わった現行のMK54S・MK94Sがある。車検証の型式欄を見れば、買うものはその場で1つに絞れる。

目次

MK53SとMK54S・MK94Sで買うものが分かれる

型式 世代 純正ワイドバイザー品番 この記事で挙げる社外品
MK53S 先代(2018年12月設定) 99120-79R01(旧品番 99120-79R00) 2点
MK54S(ターボ) 現行(2024年9月〜) 99120-53U02(旧品番 99120-53U00・99120-53U01) 1点
MK94S(ノンターボ) 現行(2024年9月〜) 99120-53U02 1点

現行スペーシアギアは、ターボのHYBRID XZ TURBOが4AA-MK54S、ノンターボのHYBRID XZが5AA-MK94Sで、同じ車名の中に型式記号の違う2種類が並んでいる。現行型を「MK54S」だけで覚えていると、ノンターボに乗っている人が自分の車を判別できなくなる。先代はノンターボもターボもMK53Sで共通なので、こちらはエンジンの違いを気にしなくてよい。

スズキ純正用品を扱う販売店の商品情報によると、純正ワイドバイザーの品番は先代用が99120-79R01、現行用が99120-53U02。世代でまるごと別番号になっている。メーカーの適合設定として、世代をまたいだ流用は想定されていない。見た目が似ていても、ボディやドアサッシの形状が変わっている以上、取り付け位置や曲面が合わない可能性がある。先代用を現行型に、あるいはその逆に付けようとするのは避けてほしい。

「スペーシア用」と書かれた商品がギアに使える理由

同じ世代の中では、スペーシア・スペーシアカスタム・スペーシアギアが同一の品番で適合設定されている。先代なら3車種とも99120-79R01、現行なら3車種とも99120-53U02だ。ドアバイザーが付くドアまわりの形状がギア専用に変えられていないためで、読者側の実利としては「スペーシアギア専用」と書かれた製品を探す必要がないということになる。選択肢はその分広がる。

逆に、車名が一致していても型式が違えば適合しない。判断の順序は車名が先ではなく型式が先だ。

もうひとつ注意がいるのが、商品タイトルに併記された年式。出品者の商品説明では、スペーシア系全体の期間で年式が書かれていることがあり、スペーシアギアの設定が始まった時期とは開始月が一致しない。年式表記だけを見て範囲外と判断すると誤る。見るのは型式である。

選ぶときに見る4つの軸

型式が決まったら、あとはこの4点で候補を絞れば足りる。

枚数は1台分4枚が基本

ドアバイザーは前席側2枚・後席側2枚の4枚セットが1台分。純正ワイドバイザーも先代用・現行用とも4枚セットで設定されている。スペーシアギアは後席が左右ともスライドドアなので、後席側の2枚もスライドドアの窓枠に付く。前席だけの2枚組を選ぶと後席の窓は換気できないので、家族で乗るなら4枚セットを前提に考えたい。

材質はアクリルが主流

スズキ純正ワイドバイザーは先代用・現行用とも素材がアクリルで、色はスモークグレー。社外品にもアクリル(PMMA)を使ったものがあり、素材そのものは純正と同系統のものが選べる。ただし形状や仕上げまで同じというわけではない。

取付方式は金具の有無を見る

両面テープだけで固定するものと、両面テープに専用金具(ブラケット)を併用するものがある。ここで取り上げる社外品はいずれも、出品者の商品説明に金具が付属すると書かれている。付属するかどうかは商品説明で確認できるので、候補を並べたときに見ておく項目になる。

価格帯は純正と社外で倍ほど違う

純正ワイドバイザーは、スズキ純正用品を扱う販売店の表示価格で1台分4枚セットが2万円弱の水準にある(先代用が19,510円、現行用が19,609円という表示例)。社外品は7,980円から10,350円の範囲で、おおむね半額前後に収まる。いずれも販売店やAmazonの表示価格であって、メーカー希望小売価格ではなく、時期によって動く。

純正ワイドバイザーを選ぶ場合

純正はアクリルのスモークグレーで1台分4枚セット。先代MK53S用の99120-79R01にはスペーシアのロゴが入り、この品番はスペーシアベース(MK33Vの1型・2型)にも共通設定されている。現行のMK54S・MK94S用は99120-53U02で、こちらもスペーシア/スペーシアカスタム/スペーシアギアの3車種共通だ。

素材と色が明示されていて、適合が品番で追えるのが純正の強い点。一方で価格は上に書いたとおり社外品の倍ほどになる。予算を抑えたいなら社外品、品番で適合を確定させたいなら純正、という分け方でよい。

先代MK53Sに使えるドアバイザー2点

取説付きで価格を抑えたい人向け

出品者の商品説明では「両面テープ&専用金具取付」「日本語取説付」と記載があり、対応車種としてスペーシア・スペーシアカスタム・スペーシアギアのMK53Sが挙げられている。Amazon実売価格は確認時点で7,980円と、ここで比較した3点のうち最も低い。日本語の取扱説明書が付くと明記されているので、初めて自分で取り付けるならこちらから見るとよい。

スペーシア/カスタム/ギア MK53S 用 サイドバイザー(両面テープ&専用金具・日本語取説付)

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ブランド名で選びたい人向け

D.I Planningブランドのドアバイザー。出品者の商品説明では「専用金具付」「説明書同梱」と記載があり、対応車種にスペーシア(MK53S)・スペーシアギア・スペーシアカスタムが挙げられている。Amazon実売価格は確認時点で10,350円で、3点の中では最も高い。出どころのはっきりしたブランド品を選びたい場合の候補になる。

D.Iプランニング スペーシア MK53S/ギア/カスタム 用 ドアバイザー(専用金具付・説明書同梱)

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購入前にやることは1つだけ。車検証の「型式」欄を開いてMK53Sであることを確かめ、出品者が掲げている対応型式と突き合わせる。年式や車名の一致だけで判断しない。中古で買った個体や、世代の切り替わりに近い時期に登録された個体は年式からの推測が外れやすいので、迷ったら購入前に販売元へ問い合わせるのが確実だ。

現行MK54S・MK94Sに使えるドアバイザー

出品者の商品説明では「両面テープ&専用金具取付」「日本語取説付」と記載があり、対応車種としてスペーシア・スペーシアカスタム・スペーシアギアのMK54S/MK94Sが挙げられている。Amazon実売価格は確認時点で8,470円。ターボのMK54SとノンターボのMK94Sは、バイザーについては同じ対応表記でまとめられているので、現行型なら型式記号の違いで悩まなくてよい。

スペーシア/カスタム/ギア MK54S・MK94S 用 サイドバイザー(両面テープ&専用金具・日本語取説付)

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2024年9月以降に登録された個体はこちら側から選ぶ。先代用の製品は候補に入れない。

自分で取り付けるときの条件

ドアバイザーの固定に使う車両用の両面接着テープは、メーカーの技術資料で「透明サイドバイザーの接着」が用途として明記されている。サイドモールやバンパープロテクターの接着と並ぶ想定用途で、自動車メーカーが生産工程でも使っているものだ。両面テープ留めという方式そのものが簡易な代用手段というわけではない。ただし、条件を外すと結果が変わる。

貼る前に脱脂する

車両用両面接着テープのメーカー技術資料が最初に挙げている注意事項が脱脂だ。ボディ側の接着面に残ったワックスなどの油分や汚れを、脱脂溶剤で拭き取る。洗車してワックスをかけた直後の車は特に危ない。樹脂部品に貼る場合は、適切なプライマーを併用するよう案内されている。

気温15℃を下回るなら暖める

同じ技術資料では、気温が15℃以下になると接着しにくくなるため、作業場所を暖め、貼り付け面と部品そのものを暖房器具などで暖めてから作業するよう案内している。冬場の屋外でそのまま貼ると、あとで浮きや剥がれにつながりやすい。時期を選べるなら暖かい時間帯、選べないならガレージなど温度を確保できる場所で。

貼ったら圧着し、24時間は洗車しない

貼り付け後はテープの貼り付け面を十分に圧着する。技術資料には、貼り付け後のテープ表面に指先などが触れないようにという注意もある。位置決めをやり直すつもりで何度も貼り直すと接着面に手の油が付くので、位置合わせは貼る前に済ませる。そして接着後24時間以内の洗車は避ける。やむを得ない場合でも最低1時間以上は空けることとされている。取り付けた当日に洗車機へ入れるのは避け、雨予報の日も含めて一日置くつもりで予定を組みたい。

ここに書いた条件は車両用両面接着テープに共通する一般的な施工条件で、実際の作業は製品に同梱された説明書の指示が優先される。

車検で問題になるか

中古車情報メディアのグーネットの解説によると、ドアバイザー(サイドバイザー)はオプション品であり、車検時の保安基準に特段の規定はないという整理になっている。付けていること自体が車検で問題になる性質のものではない。

ただし規定がないから何でも許されるわけではない、として同じ解説は条件も挙げている。あまりに大きく視界やドアミラーを遮ってしまうもの、窓に触れてしまうもの、鋭角で歩行者を傷つけるような出っ張りのある形状のものは車検に通らない場合がある、というものだ。車種別に設計された製品を正しい位置に取り付けている限り、こうした状態にはなりにくい。むしろ日常の運用として、割れや浮きが出たまま乗り続けないことのほうが実際的な注意になる。

よくある質問

自分のスペーシアギアの型式はどこで確認できるか

車検証の「型式」欄を見る。MK53Sなら先代、MK54SまたはMK94Sなら現行だ。現行型は4AA-や5AA-といった記号が頭に付くが、見るのはMK54S・MK94Sの部分でよい。

「スペーシア用」「スペーシアカスタム用」と書かれた商品はギアに使えるか

同じ世代であれば使える。純正の適合設定でも3車種が同一品番になっている。判断はあくまで型式で行う。

純正ワイドバイザーと社外品はどう選び分けるか

品番で適合を確定させたい、素材と色が明示されたものがよいなら純正。費用を抑えたいなら社外品で、価格差はおおむね倍ほどある。取り付け作業そのものは、どちらを選んでも大きくは変わらない。

冬の寒い時期でも取り付けできるか

できるが、気温15℃を下回る環境ではそのまま貼らないこと。技術資料の案内どおり、作業場所と貼り付け面・部品を暖めてから作業する。

取り付けた後、いつから洗車してよいか

接着後24時間は空ける。やむを得ないときでも最低1時間以上は空ける。

まとめ:買う前に確認する5点

  • 車検証の「型式」欄を見る(MK53S/MK54S/MK94Sのどれか)
  • 出品者が掲げる対応型式と突き合わせる。年式表記と車名だけで決めない
  • 世代をまたいだ流用はしない。先代用と現行用は純正品番の時点で別物
  • 4枚セット(1台分)かどうかを確認する
  • 取り付け予定日の気温と、その後24時間の洗車予定を先に決めておく

型式が先、車名は後。この順番さえ守れば、スペーシアギアのドアバイザー選びで迷う場面はほとんどない。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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