ランディ MZRA90C サンシェード|型式で選ぶ

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通販で「ランディ」と入れてもサンシェードの候補がほとんど出てこないのは、探し方が悪いからではない。型式 MZRA90C を明示した前面ガラス用として取得できたのは実質1設計で、それが2つのブランド名で並んでいる状態にある。だから選ぶ作業は商品を横に並べる比較ではなく、車検証で型式を確かめ、車内を測って寸法を突き合わせる手順に置き換わる。

目次

型式を明示した前面ガラス用は2ブランドで中身が同じ

項目 趣味職人 atmys
対応型式の表記 ZWR90C・ZWR95C・MZRA95C・MZRA90C 同じ4型式
固定方式 サンバイザーの磁石ベルト 同じ
収納 形状記憶フレームの巻き取り 同じ
寸法の記載 商品説明に記載なし 縦約64cm・横約115cm
商品コードの表記 14s-g025-fu 14s-g025-fu

販売元の商品説明を並べると、この2つはブランド名の部分を除いてタイトルの文言が一致し、説明文も商品コードの表記も同じだった。読み取れるのは同一設計の製品が2つのブランド名で流通していると見えるところまでで、製造元が同じだと明かした資料は確認できていない。実務上の意味は単純で、どちらを買っても中身は変わらないと見てよく、そのときどきの価格と在庫の見え方で決めればいい。ブランド名で悩む時間は要らない。

趣味職人 マグネット式サンシェード 新型ランディ R90C型 MZRA90C 対応 フロントガラス用 巻き取り収納

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atmys マグネット式サンシェード 新型ランディ R90C型 MZRA90C 対応 フロントガラス用 寸法表示あり

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MZRA90C はガソリンの2WD。まず車検証で確かめる

スズキが配布しているランディの価格表には型式が4つ並ぶ。6BA-MZRA90C がガソリンの2WD、6BA-MZRA95C がガソリンの4WD、6AA-ZWR90C がハイブリッドの2WD、6AA-ZWR95C がハイブリッドのE-Four。頭の 6BA- や 6AA- は排出ガス規制などの区分を示す記号なので、商品の適合を見るときはハイフンより後ろだけを突き合わせればいい

自分の車がどれかは車検証の「型式」欄を見る。サンシェードは4型式まとめて対応と書かれることが多いので、この4つのどれであっても見る商品は同じになる。なお現在のスズキ公式の車種ページに載っているグレードはハイブリッドのHYBRID Gだけで、ガソリンのGは載っていない。MZRA90C に乗っているなら、2022年8月以降に売られたガソリン車のオーナーということになる。

ベース車はノア。ただし型式の表記が違う

スズキが2022年7月28日に出した新型ランディの発表資料には、トヨタ自動車からOEM供給を受けるモデルだと明記されている。車体そのものはトヨタ製で、スズキが自社ブランドで売っている。ボディーサイズは全長4,695mm・全幅1,730mmと書かれている。

問題はここから先だ。ランディの型式は4つとも末尾がCで、ベース車側は同じ90系でも表記が異なる。そのため「ノア/ヴォクシー 90系専用」とだけ書かれた商品には、ランディの型式が一つも載っていないことが多い。車体がトヨタ製であることは、前面ガラスの割り付けや内装の張り出しが同一だという証明にはならない。だから言えるのは、候補として探す価値はある、というところまで。最終判断は商品側の適合表記にランディか MZRA90C 等の型式が載っているかどうかで行う。

「R90C型」は正式な型式ではない

商品タイトルにある「新型 ランディ R90C型」の R90C は、メーカーが使う型式ではなく社外品側がこの世代をまとめて呼ぶための呼称。だから R90C型 という表記だけでは、自分の車が対象に入っている根拠にならない。

信頼できる出品は、その後ろに対応型式を並べている。趣味職人の商品タイトルは「ZWR90C ZWR95C MZRA95C MZRA90C」と4つを併記していて、ここに自分の型式が含まれているかどうかが見るべき点になる。世代呼称ではなく型式の併記があるかを確認する、と決めておけば商品ページの読み方で迷わない。

前面ガラス用の中身を3点で見る

固定はサンバイザーの磁石ベルト

販売元の商品説明によると、固定方法は運転席側と助手席側のサンバイザーに磁石ベルトを装着し、そこへ本体をネオジム磁石で吸着させる方式。傘式のように柄や骨がダッシュボードや内装に当たらないとしている。ガラスに何も付けない方式なので、吸盤が夏場に外れて落ちる心配もない。ドライブレコーダーにも対応しているとされている。

収納は巻き取り

形状記憶フレームを芯にして巻き取るだけで、使うときはフレームが自動で復元するので広げる手間がないという説明。重さは72g、収納時は使用時の約2%まで小さくなるとして「日本一小さく軽い」を記録認定で取得したと書かれている。生地は30D極細糸の高密度遮光生地で、紫外線と日差しを99%遮断するという表示もある。これらはいずれも販売元が商品ページに書いている自己申告の値で、第三者が検証した数字ではない

寸法表示は片方にしかない

寸法として「縦:約64cm / 横:約115cm」と書かれているのは atmys 側の商品説明で、趣味職人側の説明欄に寸法の記載はない。タイトルと商品コードの表記が一致しているので同じ設計と読めるが、寸法表示の有無まで揃っているわけではない。採寸した値と突き合わせるときは、この前提込みで atmys 側の表示を材料にする。

買う前に測る。3か所で足りる

販売元は商品説明に、車種によってはシェードの幅が短くて隙間が生じる場合や、逆に幅が長く内装に干渉して本体がマグネットから外れやすくなる場合がある、と書いている。そのうえでサイズに関する返送・交換は受けられないこと、購入前にメジャーで車内の幅を測ることを条件として明記している。丁寧な人がやる追加作業ではなく、販売元が求めている手順だと考えたほうがいい。

そもそもこの車は前面ガラスの縦横寸法が公式資料に載っていない。発表資料にあるのは全長と全幅までで、ガラスの大きさは公表されていない。公式値と商品の寸法表示を突き合わせる確認のしかたはこの車では成立せず、自分の車を測るしかない。

測る場所は3か所。1つめは横幅で、左右のサンバイザーを下ろした状態にして、その外側どうしの間隔を測る。シェードを広げたときに端が収まる幅がこれにあたる。2つめは縦で、ルームミラーの脇あたりでガラス上端からダッシュボードに接するところまで。3つめはルームミラーと前方カメラの取り付け部が張り出している範囲の幅と高さで、シェードが避ける必要がある部分になる。巻き尺を使い、ガラスの曲面に沿わせず直線距離で取る。値が出たら、横も縦も商品の寸法表示と同じか少し小さいものを選ぶ。大きいほうへ外れると内装に当たって磁石が外れやすくなる。

フロントガラス上部のカメラ取り付け部

スズキ公式の安全装備の説明では、ランディのプリクラッシュセーフティはミリ波レーダーと単眼カメラで検出する構成だと書かれている。カメラの物理的な位置はベース車の取扱書側に記述がある。ノアの取扱書には前方カメラがフロントウインドウガラス内側に取り付けられていると書かれ、同じ項でカメラ前部の図示された範囲にステッカーを貼らないこと、ガラスにフィルムを貼らないことが注意されている。

ここで制限されているのは貼り付けるものであって、駐車中に当てて走行前に外すサンシェードは対象ではない。ただしガラス内側の上端中央にはカメラの取り付け部が張り出しているので、その張り出しを避けて収まる形状と寸法かどうかは見ておく。取扱書は範囲を図で示しているが、図中の数値と縦横の対応までは確認できていないため、何cmという形では扱わない。採寸の3つめをここに使う。

どのくらい効くのか

JAF が2012年8月22日・23日に外気温35度の駐車場で行った真夏の車内温度テストでは、ミニバン5台を正午から4時間置いて条件ごとに測っている。対策なしの黒い車が車内最高57℃・車内平均51℃・ダッシュボード最高79℃だったのに対し、サンシェードを装着した条件は車内最高50℃・車内平均45℃・ダッシュボード最高52℃だった。

大きく変わるのはダッシュボードの表面温度で、車内の平均温度は51℃から45℃にとどまる。JAF 自身も、サンシェードや窓開けでは車内温度の上昇を防げないと結論づけている。2012年のミニバン5台での実測なので、ランディで同じ数値が出るとは限らない。乗り込んだ瞬間のハンドルとダッシュボードの熱さが和らぐ道具、という理解で使うのが実態に近い。

前面1枚で足りるか、全窓セットが要るか

覆う範囲は3段階で考えると整理しやすい。前面ガラス1枚なら駐車中のダッシュボードとハンドルの熱さを抑える用途に足り、着脱も一瞬で済む。前席サイドまで広げると、日射が斜めから入る時間帯に効く。全窓を覆うフルセットは、仮眠や車中泊で外からの視線を切りたい場合の選択肢になる。

ランディの型式と2022年8月〜という年式を明示して1台分10枚のフルセットを出している商品も存在する。ただし取得した時点では注文から発送まで日数がかかる状態だったため、商品としての案内はしない。毎日の暑さ対策と年に数回の車中泊は求めるものが違うので、両方やりたいなら前面用とフルセットを別に持つほうが結局使いやすい。セカンドシートのロングスライドで後席の空間を作れる車なので、仮眠時に後席側面まで覆いたくなる場面はあるが、その場合も運転席まわりの視界を塞いだまま車を動かさない。

走り出す前に必ず外す

道路運送車両の保安基準第29条は、前面ガラスと側面ガラスについて運転者の視野を妨げないものであることを求め、続く項で窓ガラスに装着してよいものを整備命令標章・検査標章・自賠責の保険標章などに限って列挙している。サンシェードはこの列挙に入っていないので、前面ガラスと運転席まわりの側面ガラスに付けたまま走ることはできない。裏を返せば、駐停車中に使うこと自体を禁じる条文ではない。

磁石ベルト式は最初の1回だけ準備がいる。左右のサンバイザーに付属の磁石ベルトを巻いて固定しておけば、以降は駐車のたびにバイザーを下ろして両端を当てるだけで留まる。外すときは端を引き離してフレームを芯に巻き取る。エンジンを切ってから付ける、かける前に外す、と順番を固定してしまえば付けっぱなしにならない。置き場所は運転席から手が届くところにする。

よくある質問

ノアやヴォクシー用と書かれたサンシェードをランディに使ってよいのか

そのまま使えるとも、絶対に付かないとも言えない。確認できているのはランディの型式が4つとも末尾Cであることと、車体がトヨタからのOEM供給であることまでで、ガラスの割り付けを直接比べた資料はない。候補として見る価値はあるが、商品側の適合表記にランディか型式そのものが載っているかで判断する。

サンシェードを付けたまま走ってもいいのか

前面ガラスと運転席まわりの側面ガラスは、保安基準で装着してよいものが限定されている。走り出す前に外す。

サンシェードを付ければ車内に子どもやペットを残しても大丈夫か

残さない。JAF の実測でも、サンシェードを付けた条件の車内平均は45℃で、対策なしの51℃から6℃下がったにとどまる。実施者自身が温度上昇は防げないと結論づけている。

フロントガラス上部のカメラに当たらないか

前方カメラの取り付け部はガラス内側の上端中央に張り出している。サンシェードは貼り付けるものではないので取扱書の禁止事項には当たらないが、その張り出しを避けて収まるかは採寸で見ておく。

MZRA90C と MZRA95C・ZWR90C・ZWR95C で選び分ける必要はあるのか

前面ガラス用については必要ない。型式を明示している商品は4型式をまとめて対応と書いており、駆動方式やパワートレインの違いはガラスまわりの形に関わらない。

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まとめ

MZRA90C でのサンシェード選びは3つの順番で決まる。1つめ、商品の適合表記に自分の型式が載っているかを見る。世代呼称のR90C型だけ、あるいはノア・ヴォクシーだけの表記では根拠にならない。2つめ、車内の横幅と縦を測って商品の寸法表示と突き合わせる。返品が想定されていない以上、ここを飛ばすと戻せない。3つめ、覆う範囲を用途で決める。毎日の駐車中の暑さ対策なら前面1枚、車中泊で視線を切りたいなら全窓セットで、この2つは同じ商品では兼ねられない。

自分の型式が分からなければ、車検証の型式欄と初度登録年月を確認するところから始める。そのうえで前面ガラス用を買うなら、趣味職人と atmys のどちらでも中身は同じと見てよく、選ぶ基準はブランドではなく価格と在庫の見え方になる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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